「もう仕事をばっくれたい!」と思う一方で、
疑問
- 仕事をばっくれたいけど、その後はどうなるのか?
- 訴えられるリスクはあるのか?
- 転職活動で不利にならないのか?
と悩んでいませんか?
私の友人は仕事をばっくれた経験があり、その後背負うリスクが重いと後悔しています。
やはり、仕事をばっくれてしまうと周りにも迷惑がかかり、その後の社会人生活で不利になる場面が多いです。できれば、ばっくれずに正規の方法で仕事を辞めた方が良いかもしれません。
そこで今回は仕事をばっくれた経験がある友人へのインタビューを元に、会社を無断欠勤し続けるリスクや仕事をばっくれても損害賠償を請求される可能性が低い理由、仕事をばっくれてしまった場合の対処法、円満退職するためのコツを紹介します。
目次
仕事をばっくれたい!会社を無断欠勤し続ける6つのリスク
仕事をばっくれてしまった場合は親や上司など自分の周りにも迷惑がかかったり、今後の社会人生活で不利になる可能性があったりと大きなデメリットがあるんです。
無断欠勤をして、2週間以内ならまだ正規の方法で退職できる可能性もあります。そのため、ここで紹介するリスクを背負いたくない場合はきちんと会社に連絡した方が良いかもしれませんね…。
仕事をばっくれたい!会社を無断欠勤し続ける6つのリスク
- 会社から何度も連絡が来るor上司が自宅に来る
- 緊急連絡先である親へ連絡がいく
- 懲戒解雇になる可能性がある
- 給料が減額される
- 転職で不利になりやすい
- 離職票を発行してもらえない
会社から何度も連絡が来るor上司が自宅に来る
会社を無断欠勤し続ける1つ目のリスクは、会社から何度も連絡が来るor上司が自宅に来ることです。
会社から安否確認も兼ねて連絡が来る場合がほとんどですね。定期的に連絡が来る場合もあり、より連絡をしにくくなったと感じる人もいるかもしれません。
また、会社に家が近いor社員寮に住んでいる場合は上司が自宅まで来ることも多いです。居留守を使うをさらに大きなストレスになる可能性もありますね。
緊急連絡先である親へ連絡がいく
会社を無断欠勤し続ける2つ目のリスクは、緊急連絡先である親へ連絡がいくことです。
会社としては事故や事件に巻き込まれた可能性も想定して緊急連絡先である親に連絡します。そして会社から親に連絡が入れば、親からあなたにも連絡がいくかもしれません。
- 親に仕事をばっくれたことがバレるのが嫌で電話を無視してしまうと、親が心配して捜索願いを出すなど大事になる可能性もあります。
周りに多大な心配をかけてしまうので、ばっくれるリスクは大きいですね。
懲戒解雇になる可能性がある
会社を無断欠勤し続ける3つ目のリスクは、懲戒解雇になる可能性があることです。法律上、無断欠勤が2週間続くと会社側は懲戒解雇処分を下せます。
ここがポイント
懲戒解雇とは、企業が従業員に対して下す処分で最も重いもの。従業員が会社の秩序を乱す行為を行ったり、犯罪を起こしたりした場合に下される。
会社に過失がある場合は本人の責任ではないため、懲戒解雇はできません。しかし、仕事をばっくれた場合は正当な理由がないので、2週間で懲戒解雇になる可能性は十分にありますね。
- 懲戒解雇処分を受けた場合は退職金や解雇予定手当がもらえなかったり、経歴書類に懲戒免職されたことが残ったりするリスクがあります。
懲戒解雇になることが仕事をばっくれるリスクの中で一番重いです。懲戒解雇を避ける方法は後述しているので、チェックしてみてくださいね。
給料が減額される
基本的には出勤していた分の給料は支払われます。なぜなら、法律上、会社には給料を支払う義務があるため。しかし、無断欠勤した分の給料は減額される可能性が高いです。
- 無断欠席した分は自動的に有給扱いにはならない
- 手渡しで給料を受け取る会社の場合は出社しないと受け取れない
- ブラック企業の場合は給料が振り込まれない場合もある
上記のように給料をもらうだけでも大きな心労を抱える事になるかもしれません。
また、懲戒解雇になると退職金がもらえない企業も多く、自己都合退職より金銭的に損をする可能性がありますね。
転職で不利になりやすい
会社を無断欠勤し続ける5つ目のリスクは、転職で不利になりやすいことです。
懲戒解雇された場合は経歴書類に記載されるので、転職先の企業も「自社でもばっくれてしまうのでは…?」と採用を避けらえる可能性があります。
懲戒解雇を経歴を誤魔化そうとしても、離職票や退職証明書にその旨が記されています。
離職票を発行してもらえない
会社を無断欠勤し続ける6つ目のリスクは、懲戒解雇されている場合は離職票を発行してもらえない可能性があることです。
ここがポイント
離職票は失業保険を受給する上で必要な書類のこと。
そのため、仕事をばっくれてしまうと、退職後の手続きにも悪い影響を及ぼすかもしれません。
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仕事をばっくれても損害賠償を請求される可能性は低い
仕事をばっくれても損害賠償を請求される可能性は低いですね。
- 裁判を起こすのに時間も費用もかかる:損害賠償を請求しても割に合わないため。
- 会社の損害と退職の因果関係が証明しにくい:仕事が回らないなど理由では会社側の問題が指摘される可能性が高いため。
ただですね。あなたが故意にクライアント先で事故を起こして、先方が会社を訴えた場合は会社の損害と退職の因果関係が証明しやすいです。
そのため、損害の金額や根拠を証明できる場合は損害賠償をされる可能性もありますね。
仕事をばっくれてしまった場合の3つの対処法
もしも、あなたが仕事をばっくれてしまっても2週間以内ならリスクを背負わずに退職する方向にシフトできるかもしれません。
いち早く上司に連絡したり、上司と話すのが無理そうなら内容証明郵便で退職届を送ったりと懲戒解雇を避けられる方法は存在します。
円満退職は無理かもしれませんが、最低限転職活動が不利になることを防げるため、今後の社会人生活に響くことはほとんどありません。
そこでここでは、仕事をばっくれてしまった場合の対処法を3つ紹介します。
仕事をばっくれてしまった場合の3つの対処法
- 早く上司に連絡して謝罪する
- 内容証明郵便で退職届を送る
- 懲戒解雇になる前に自己都合退職する
早く上司に連絡して謝罪する
仕事をばっくれてしまった場合の1つ目の対処法は、早く上司に連絡して謝罪することです。
会社の人は事故など万が一の事態もあるので、基本的に心配してくれています。
素直に「ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした」と伝えれば、必要以上に責められる可能性は低いです。
ばっくれた理由を聞かれた際は「精神的に追い込まれてしまった」などやむを得ない内容を説明してみてください。
内容証明郵便で退職届を送る
仕事をばっくれてしまった場合の2つ目の対処法は、内容証明郵便で退職届を送ることです。ハラスメントを受けていて出社するのが難しい場合でも、実行しやすい方法なのでおすすめかもしれません。
ここがポイント
内容証明郵便とは、差出人と宛先、日付など文書の内容を郵便局が署名してくれるサービスのこと。退職届を提出したことの証明になる。
無断欠席が続き、出社できない場合は内容証明郵便を使用してみてください。
懲戒解雇になる前に自己都合退職する
仕事をばっくれてしまった場合の3つ目の対処法は、懲戒解雇になる前に自己都合退職することです。
自己都合退職の場合は経歴に傷がつきません。そのため、少しだけなら会社に戻れる場合は自己都合退職の手順を踏みましょう。
- 上司と相談して退職日を決める:引き止められないように相談ベースではなく、退職する意思をきちんと伝える。直属の上司から過度な引き止めにあった場合はさらに上の上司に相談する。
- 辞める1ヶ月前には退職届を提出する:1ヶ月前に提出する理由は引き継ぎや退職手続きに時間がかかるため。
- 引き継ぎ作業を行う:引き継ぎのスケジュールを決めて後任者と業務内容を共有したり、担当交換の挨拶回りを行ったりする。
- 有給休暇を消化する:最終出社日から退職日までの間や最終出社日の間に有給を消化する。
- 会社からの貸与品はすべて返す:制服・社章・社員証・名刺・健康保険証など返却する。返し忘れた物がある場合は郵送する。
法律上では退職届を提出してから2週間で退職することも可能です。就業規則に「退職は〇ヶ月前に申し出ること」と明記されていても、民法の方が効力が強いのですぐに退職できます。
- しかし、これはハラスメント被害を受けている場合など非常事態の手段です。そのため、基本的には使うのは避けた方が良いです。
また、退職後は各種手続きを忘れずに行いましょう。住民税の支払い・失業給付金の申請・年金の切り替え・国民健康保険の切り替えが必要ですね。
仕事をばっくれるのはNG!円満退職するための3つのコツ
ここまでて仕事をばっくれることはリスクしかないことが分かりました。正規の方法以外でも退職する方法はあるので、試してみることをおすすめします。
ただですね。転職後の社会人生活を考えると前職の企業や人と関わる可能性は十分にあり、円満退職しておいた方が徳なのは確かです。
そこでここでは、仕事をばっくれる前なら試せる円満退職するためのコツを3つ紹介します。
仕事をばっくれるのはNG!円満退職するための3つのコツ
- 可能なら退職する前に転職先を決めておく
- 転職エージェントを利用する
- 部署異動を願い出る
可能なら退職する前に転職先を決めておく
円満退職するためのコツは、可能なら退職する前に転職先を決めておくことです。なぜなら、次の職場が決まっていれば経済的にも精神的に困窮しにくいため。
退職後の転職活動では、数ヶ月間収入がない状態が続きます。貯金がなくなってくると、「早く転職しないと生活できない」といった焦りにつながり、冷静な判断がつかなくなるかもしれません。
その結果、前職より待遇の悪い企業へ転職してしまう可能性があります。一方、在職中の転職活動なら経済的にも困窮する心配はありません。
また、次の職場が決まった状態なら現職の会社から引き止められにくいです。そのため、可能なら退職する前に転職先を決めておくのをおすすめします。
転職エージェントを利用する
転職先を決めておくと引き止められにくくなり、スムーズに退職の手続きが進みます。そこで転職エージェントを利用して、転職先を探しましょう。
なぜなら、転職のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを無料で受けられるため。
キャリアアドバイザーは面談から自分に合った求人紹介をしてくれたり、面接の日程調整などのサポート業務を全般に行ってくれたりします。
つまり、現職の仕事がかなり忙しい場合でも転職活動を効率的に進められるかもしれません。
また、面接対策では面接の度にフィードバックがもらえるため、改善点と良かった点が明確化されます。改善点だけを直していけば、内定へ確実に近づいていけるんです。
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- 求人紹介
- 面接対策
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- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
- 推薦状の記入
選考の前にはキャリアアドバイザーから企業の採用担当者へ推薦状を送ってくれます。「短期離職の経験があるが、職種への適性あり」など不利な経歴をリカバリーしてくれる可能性が高いです。
そのため、転職エージェントを利用しましょう。
既卒サービス「ハタラクティブ」
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- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
部署異動を願い出る
実は転職や退職だけが現状を打開する方法ではありません。業務がキツかったり、部署内の居心地が悪かったりする場合は休職や部署異動を願い出てみましょう。
環境が変わることで悩みが解決する可能性があります。例えば、営業の仕事が肌に合わない場合でも事務の仕事ならきちんとこなせる適性があるかもしれません。
また、他の部署に異動すれば、上司も変わります。相性が悪い上司から逃げられて、仕事がしやすくなり、不満解消につながる場合もありますね。
部署異動の方法は以下の通りです。
- 社内公募を確認する
- 上司に直接相談する
- 定期的に異動希望を出す
- 部署異動は確実に通るわけではありません。他の部署で1から育成するのがコストがかかるため。
もしも、部署移動ができなかった場合は転職エージェントで転職先を探して、環境を変えることをおすすめします。
まとめ:仕事をばっくれたいと思っても自己都合退職の選択した方が良い!
今回は会社を無断欠勤し続けるリスクや仕事をばっくれても損害賠償を請求される可能性が低い理由、仕事をばっくれてしまった場合の対処法、円満退職するためのコツを紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 無断欠勤を続けると懲戒解雇になる可能性がある
- 仕事をばっくれても2週間以内なら懲戒解雇を避けられる方法がある
- 転職エージェントを利用して次の職場を決めておくとスムーズに退職しやすい
無断欠勤を長期間続けてしまうと、懲戒解雇になる可能性が高まります。
懲戒解雇は経歴に残るので転職活動で不利になったり、退職後の生活を金銭的に支える失業保険を受給するために必要な離職票を発行してもらえなかったりと大きなデメリットになるかもしれません。
ただですね。仕事をばっくれても2週間以内なら懲戒解雇では自己都合退職で辞められる場合もあります。いち早く上司に連絡したり、上司と話すのが無理そうなら内容証明郵便で退職届を送ったりしてみましょう。
次の職場を決めておくとスムーズに退職しやすい傾向があります。そのため、転職エージェントを利用してみてください。
良い求人はすぐになくなってしまうので、今すぐにでも退職したいなら早めに行動へ移すことが重要です。転職を検討している場合は、今回紹介した転職エージェントに無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
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監修者プロフィール
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