疑問を解決!既卒はインターンシップに参加するべきか?

既卒で就職活動をしていると「新卒に比べて武器がないから、インターンでもして業務経験をつもうかな」と思うことがありますよね。あるいは、「インターン経由で正社員になりたい」と考えて、既卒向けのインターンシップを探しているかもしれません。

インターンは正社員に近い業務を経験できるので、業界研究にもなりますし、自己PRの材料作りにも使えます。時間があるなら、ぜひ参加したいところ。

しかし、既卒は「空白期間=正社員として就業していない時間」が長くなるほど、就活が厳しくなる傾向があるので、決断にはどうしても慎重になりますよね。

フジワラ

実際に既卒で就活してみた私が、既卒はインターンに参加するべきかどうかを解説いたします。

正社員になりたい既卒は、インターンよりも就職活動を頑張るべき

まず「正社員を目指せるインターン」に長期参加して、正社員を目指すのは、あまり得策ではありません。

「正社員を目指せるインターン」と言えば聞こえはいいが…

なぜか?時間がかかりすぎるからです。インターンに参加しても必ず正社員になれる保証はありません。正社員になれなかった場合、インターンに参加した分だけ空白期間が長くなり、その後の選考で不利になってしまいます。

「正社員を目指せるインターン」の多くは、正社員としてのトライアルも兼ねているため、拘束時間が長い傾向にあります。拘束時間が長いインターンに参加していると、他の企業の選考に臨めなくなり、持ち玉の少ない、ハイリスクの就活をすることになってしまうのです。

より多くの企業を受けるべき

当たり前ですが、より多くの企業の選考にチャレンジした方が内定を得る確率は上がります。実際、マイナビの調査によれば、2015年度に内定をとった新卒学生は55社にエントリーをしています。一方で、内定をとれなかった学生は、24社にしかエントリーしていません。

つまり「行動量」こそが内定と無い内定を分けているのです。インターンに時間を使いすぎて、受ける企業が少なくなると、それだけ内定が出にくくなってしまいます。

「正社員を目指すインターン」に参加すると、就活に避ける時間が減り、内定が出にくくなってしまいます。それでは意味がありません。インターンはあくまでサブ。就活をメインに行動しましょう。

既卒のインターンについて

  • 社会人のスキル・経験を積みたいならインターンはあり
  • でも、基本的には就活に専念した方が◎

既卒/フリーターの就活に強い!無料登録しておくべき神サイト

既卒で就職活動を頑張りたいけれど、「どんな就職サイト/サービスを使って就活すればいいの…?」と、悩んでいませんか?

そこで、私が既卒として就活した時に利用した、「既卒歓迎」のホワイト企業の求人を紹介してくれる就職サイトをご紹介します。無料なので登録しておいて損はないと思います!

既卒でインターンに参加するメリット・デメリット

既卒でインターンに参加するのはやめたほうがいいとお伝えしましたが、もちろんインターンへの参加にはメリットもあります。と同時にこれまで説明しただけではないデメリットも存在しています。

ここからは、既卒でインターンに参加するメリットとデメリットをそれぞれ提示して詳しく説明していきます。本当にインターンに参加するべきか、メリットとデメリットのどちらもを把握し天秤にかけたうえで決めてくださいね。

メリット①さまざまな業界・職種を知れる

短期のインターンに複数参加することで、多くの業界や職種に触れることができます。そうすることで、「これは興味がある」「これは自分には難しそう」など、興味関心の範囲が広がったり自分の適性を確かめることができます

就活で企業を選ぶ際に視野を広げることができます。また自分の適性を知れるので、自己分析にも役立ちますね。インターンに参加することで、より自分に合った企業を見つけることにつながるのです。

メリット②採用率が上がることも

先ほどもお話しした通り、「正社員につながるインターン」は拘束時間も長く、就活を進めるうえではハイリスクともいえます。しかしインターンで実績を上げられたり、社員からの評価が高ければその分その企業での採用率がグッと高くなるのもまた事実です

特にその企業の志望度が高いのならばインターンにチャレンジしても良いのではないでしょうか。ただしその場合は相当の覚悟をもってインターンに臨むようにしましょう。

デメリット①空白期間が長くなる

選考において、企業に就職をしていないいわゆる「空白期間」は必ず注目される部分です。なおかつ、この空白期間が長いほど就職は不利になりがち。インターンに参加するということはその分就職までの期間が引き延ばされ、空白期間が長くなってしまいます

ただし、空白期間は「目的を持って何かをしていた」ことが伝われば選考ではそれほどマイナスに響くことはありません。きちんと自分の意志でインターンに参加し、どのようなことに取り組んだかを話せるのであればこの点はそれほど気にしなくても良いでしょう。

デメリット②企業に都合よく扱われる恐れがある

まれにですが、インターン生を都合よく扱う企業も存在します。こういった企業は、インターン生を正社員として就職させるつもりはほぼないといってもいいでしょう

単純な労働力にされる

インターンは実務に携わるものですが、企業によってはアルバイト同様に単純作業しかさせてもらえないところがあります。インターンで経験を積み、実績を挙げればその分正社員への道が近づきますが、単純作業の連続では実績を挙げる機会すらありません。

こういった企業は、正社員就職を前提としインターン生の適性や働きぶりを見ているのではなく、自分たちの仕事の負担を減らすための存在としてインターン生を捉えているといえるでしょう。このような企業で働いていても正社員就職ができる望みは薄いです。

自社への補助金目的でインターンをおこなっている

地域や自治体によっては、インターン生を受け入れる企業に対し補助金を交付しているところがあります。つまりこの補助金をもらいたいがために名ばかりの「インターン」を開催し、中身が充実していない企業もあるのです

中身が充実していなければ、必然的に実績を挙げることは難しいですよね。つまりこういった企業もインターンから正社員就職を目指すことは難しいといえます。

「ネタ作り」のためには、インターンは効果的

今説明したメリットに加え、「自己PRのネタづくり」にインターンに参加するのは、非常に良いといえます。実際の業務を経験できるインターンは、良い自己PRの素材の宝庫だからです。「担当していたサイトの売上をxx%伸ばしました」といえば、かなり魅力的な自己PRになるでしょう。

また、インターンを経験していれば、「卒業後何をしていましたか?(空白期間について教えて下さい)」などの質問にも上手く切り返せるようになります。「就活に失敗したのは仕事への意識が足りないためと感じ、肌で仕事を学ぶためインターンに参加した」と言えば、面接官も納得するでしょう。

このように、インターンだけにフルコミットせずに、週3〜4日程度参加するのなら、インターンに参加するのは良い時間の過ごし方といえるでしょう。ただし、あくまで「就活最優先」にすることを忘れずに。インターンに熱中するあまり、企業へのエントリーがおろそかになってはいけません。

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既卒生が就職するには工夫が必要!僕が既卒で就活してわかった真実

2020.02.19

すぐ使える!既卒が参加できるインターンを紹介しているサイト

キヨちゃん

インターンシップが良いのは分かったけど、具体的にどこでインターンを募集している企業を探せば良いんですか?

フジワラ

大丈夫!ネット上にそうした情報サイトがたくさんあるので、少しだけ紹介しますね!

既卒がインターンを探すなら以下のサイトが便利です。インターンシップは、リクナビやマイナビでも紹介していますが、これらの新卒向けインターンは、「会社説明・業務説明」の趣向が強く、自己PRの材料にはなりません。

自己PRの材料をつくるには、社員と同じような業務を体験できる「実践型インターン」がオススメです。以下では、オススメの実践インターンをご紹介します。

キャリアバイト

給与がもらえるインターンを中心に紹介しているサイトです。アルバイト感覚で働きながら、ベンチャー企業の新規事業立ち上げの手伝いなど、自己PRのネタに使える経験が手に入ります。

求人の掲載数も多く、希望のインターンが見つかりやすいので、非常にオススメです。

【詳細はこちら】
キャリアバイト 公式ページ

JEEK

営業から技術系まで幅広いインターンを紹介しているサイト。インターン説明会やキャリアアドバイザーへの電話相談も可能なので、初めてでも安心して参加できるインターンシップです。

【詳細はこちら】
JEEK 公式ページ

アット・インターンシップ

コンサルティングのインターンや海外インターンなど、ハイレベルでやりがいのあるインターンを紹介しているサイトです。難点としては、案件数が少ないことです。希望があっても、多くの就活生が集中するため、やや参加しにくいところがあります。

経験値を積みたいなら既卒でのインターン参加も有り

キヨちゃん

インターンシップって学生だけじゃなくて既卒生向けのものもけっこうあるんですね!

「既卒歓迎」のインターンシップが数多くあり、給与ももらえるキャリアバイトから優先的にインターンシップを探すと良いでしょう。

あくまで就職活動を頑張りつつ、インターンシップにもチャレンジしてみるのは、自己PRのネタ作りにも、空白期間の説明にも使える、非常に効果的な就活対策です。

ただし就活は早く始める方が圧倒的に有利

インターンをすることで、社会人としての経験を積むことができて、スキルアップは可能です。しかし、就活においては1日でも早く就職活動そのものを始める方が有利です。

ここが注意ポイント

  • インターンの経験が活かせるとは限らない
  • そもそも年齢を重ねるほど不利になる

上記の観点から、既卒はインターンで時間を費やすよりも、いち早く就職活動を始める方がおすすめ。すぐに始めるのが不安な人は、まずは既卒向けの就職サービスに無料登録だけしておきましょう

既卒サービス「ハタラクティブ」

ハタラクティブ
ハタラクティブ

私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。

私が使ったハタラクティブのおすすめポイント

  1. 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
  2. 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
  3. 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート

求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。

ハタラクティブの無料登録はこちら

既卒サービス「第二新卒エージェントneo」

第二新卒エージェントneo

私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。

私が使った第二新卒エージェントneoのおすすめポイント

  1. 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
  2. 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
  3. サービスの満足度が高く過去実績も確か

過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。

第二新卒エージェントneoの詳細を見てみる

既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」

マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。

マイナビジョブ20’sアドバンスの特徴

  1. 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
  2. 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
  3. 最短2週間で内定をもらうことが可能

本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。

登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。

実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。

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※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります

この記事で紹介したサービス

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監修者プロフィール

フジワラ
運営者:フジワラ
27歳の元既卒生。 大学在学中から続けていた塾講師のアルバイト経験のみだったが、一念発起して就職活動に取り組み、既卒の立場で2社から内定を獲得。実体験を元にした確かな情報提供を心がけていきます。

既卒の就活に強い!既卒向けの就職サイトBEST5

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