ハローワークは、厚生労働省が運営する就業安定期間です。当然、新卒の学生・既卒の学生にも門戸が開かれており、大量の求人を見つけることができます。
求人数においては、他を圧倒するサービスです。たとえば、「東京・大卒・既卒可」で検索しても、4607件もの求人が見つかります。もちろん、利用は無料ですから、既卒の就活生が気軽に使えるサービスの一つですよね。
ただ、ハローワークにはメリット・デメリットがあり、使い方を間違えると、就活に失敗してしまう可能性があります。そこで、既卒で就活をし内定をとった私が、既卒がハローワークを最大限活用するための5つのコツをご紹介します。

目次
ハローワークを使うときは、ブラック企業に注意をする

ハローワークは非常に多くの求人が見つけられるサービスです。上手く使えば、希望の求人を見つけられる可能性は高いでしょう。しかし、その一方で「求人にブラック企業が紛れ込んでいる」という大きなデメリットがあります。
厚生労働省:ブラック企業とは
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
引用 :https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/qa/roudousya/zenpan/q4.html
ブラック企業の見分け方
厚生労働省が説明しているようなブラック企業に引っかからないために、以下の点に注意してください。ハローワークで求人に応募する前に以下の点に注目してください。
- 裁量労働制・みなし残業制に注意(残業代が支給されない可能性あり)
- 年収の幅に差がありすぎる時は注意(成果報酬で、成果をあげられないと薄給の可能性あり)
- 「頑張り次第で高給」など、給与テーブルを明示しない
- 内定時に説明される雇用条件がハローワークに掲示されている条件より悪い
- 「転職会議」「Openwork」などで企業の評判を検索して、違法労働の実態がないかをチェック
これらの点に注意して、求人をスクリーニングしてください。ただ漠然と受けるだけだと、ブラック企業に絡め取られてしまうリスクがあります。

既卒/フリーターの就活に強い!無料登録しておくべき神サイト
既卒で就職活動を頑張りたいけれど、「どんな就職サイト/サービスを使って就活すればいいの…?」と、悩んでいませんか?
そこで、私が既卒として就活した時に利用した、「既卒歓迎」のホワイト企業の求人を紹介してくれる就職サイトをご紹介します。無料なので登録しておいて損はないと思います!
職種で絞り込んで検索をしよう
ユウキ君
ハローワークってとにかくたくさんの求人情報が出てきて、探すのが大変っていうイメージがあるんですが…
フジワラ
そのとおりで、ハローワークにはたくさんの求人情報があります。その点についての注意事項をお話するので事前に覚えておきましょう。
職種を決めないと、目当ての求人が見つけられない
既に述べたように、ハローワークで検索すると膨大な数の求人がヒットします。東京都だけでも、4000件以上です。これをいちいち一つずつチェックしていては、それだけで就活が終わりかねません。
効率よく求人を見つけるには、「希望職種」を決めておきましょう。たとえば「ルート営業(新規開拓ではなく、付き合いのある顧客を回る営業)」や「営業事務」のように、具体的な職種を条件にいれて検索するのです。

職種を決めると、求人を絞り込める
たとえば、「東京・学生・既卒可」の条件だと4000件以上ヒットしてしまいますが、「東京・学生・既卒可・ルート営業」の条件にすると、100件近くまで絞り込めます。あとは、詳細な条件で10社〜20社程度に絞り込めるでしょう。
ハローワークを利用するときは、希望職種を決めてから利用しましょう。
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新卒応援ハローワークを利用しよう

就活生を全面サポートするハローワーク
ハローワークを使うなら、「新卒応援ハローワーク」の利用をオススメします。新卒応援ハローワークとは、名前の通り、学生の就業支援を専門にしたハローワークです。もちろん、既卒も使えます。
新卒応援ハローワークでは、自己分析の手助けや、履歴書の添削、面接のアドバイス、業種ごとの説明会など、様々な役立つイベントを開催しています。
もちろん、無料で利用できるので、非常に便利です。ぜひ、利用してみましょう。
新卒応援ハローワークでは既卒の仲間が見つかる
新卒応援ハローワークを利用するもう1つのメリットに「既卒の就活仲間が見つかる」ことがあげられます。新卒は一斉スタートですから仲間がいますが、既卒就活は孤独な戦いです。一人だと不安になったり、どうすればいいかわからず途方にくれることもあります。
ですが、新卒応援ハローワークに来ている既卒の就活仲間をつくれば、不安を共有できますし、既卒就活の情報も共有できます。精神的にも非常に楽になるので、非常にオススメです。
既卒3年以内ならハローワークはサブウェポン
前述したように、ハローワークは求人の掲載が無料であるため、零細企業の求人も多く、上場企業などの人気の高いと思われる求人を探しだすのは中々骨が折れます。正直、既卒がメインの武器として使うのは心許ないです。
ハローワークだから悪いというわけではありませんが、どうせなら楽に「既卒歓迎」の求人を見つけられるといいですよね。
ハローワークは相談員の質にばらつきがある

キヨちゃん
ハローワークの相談員さんって、的確なアドバイスをくれる人と、そうじゃない人がいる気がします…
既卒の就職事情に疎いキャリアアドバイザーも存在する
また、ハローワークを利用するときは、「相談員の質にばらつきがある」「相談員は頼りにしてもいいが、鵜呑みにはしすぎない」ことを頭に刻んでおきましょう。
ハローワークを利用する人の中で、新卒は少数派ですし、その中でも既卒はさらに少数派です。そのため、既卒の就職事情に疎い相談員・キャリアアドバイザーが少なくありません。
希望を考慮してくれない相談員は少なくない
僕も何人かの相談員にあたったのですが、親身にアドバイスしてくれる人もいる一方で、「既卒で文系なんだから選り好みはするな。とにかく営業を受けていけ」などと、私の希望も考慮せずに一方的なアドバイスをする方も少なくありませんでした。
もちろん、良い相談員の方もいらっしゃいます。ただ、いまいちな人がいるのも事実です。他の就職サイトや就職エージェントサービスも利用しつつ、ハローワークの相談員だけを絶対視しないようにしましょう。
フジワラ
個人的にハローワークの相談員よりは、転職エージェントのカウンセラーがおすすめ。大企業がハローワークに求人を出すケースは少ないからです。色々な人に相談をすると、それだけ色々なアドバイスや提案をもえるのでおすすめです。
既卒サービス「ハタラクティブ」

私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」

私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」

マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
まとめ
このようにハローワークには「求人数が圧倒的に多い」「就職指導を気軽に受けられる」「既卒の就活仲間が見つけられる」というメリットがありますが、一方で「質の悪い求人が少なくない」「求人が多すぎて絞り込むのが難しい」「相談員の質にばらつきがある」などのデメリットもあります。
メリット・デメリットも理解して、正しくハローワークを使いましょう。既卒3年以内ならサブウェポンとして。3年以上なら、就職エージェントに登録して既卒歓迎の求人を紹介してもらいつつ、持ち玉確保のためにハローワークで求人にあたると良いでしょう。
ハローワーク以外の求人の見つけ方については、以下の記事で詳しく解説しています。
- 「ハタラクティブ」:【内定率86%】既卒フリーターの内定実績No1!
- 「第二新卒エージェントneo」:【就職/転職満足度No.1!】過去の就職成功者は15,000人以上!
- 「マイナビジョブ20’sアドバンス」:就職/転職満足度No.1!既卒・フリーターなら活用必須!
監修者プロフィール
既卒の就活に強い!既卒向けの就職サイトBEST5
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フジワラ
私は既卒のころ、ほぼ毎日のようにハローワークに通っていました。その時に私が学んだ職探しのノウハウを余すことなくお届けします。