「既卒になると、ほとんどの企業が相手にしてくれなくなる」「既卒になると、正社員になることができなくなり、人生終了」と一部で言われています。このような話を聞くと、「一生、正社員になれないのか」と心配になりますよね。
しかし、大事なのは噂でどう言われているかではなく、実際にはどうなのか、ですよね。
さて、実際には、どうなのでしょうか?27歳、職歴なし、空白期間あり、という厳しい条件で既卒就活をした私が、就活したからこそわかる既卒就活の実態をご紹介します。
目次
そもそも「既卒」とはどういう意味か?

既卒とは、就職市場で生まれた言葉ですので、実は明確な定義はありません。しかし、一般的には「学校(大学、専門学校など)を卒業してから3年以内の、一度も正社員就職したことがない人(社会人経験がない人)」を指すことが多いです。
似たような言葉に「第二新卒」がありますが、こちらは「大学卒業後に正社員就職したが、3年以内に離職した人」を意味するため、就業経験がある/ないで大きな違いがあります。
既卒として就活を始める前に、まずは自分がどういった立ち位置なのか、知っておきましょう。
ここがポイント!
既卒:学校を卒業してから正社員で働いた経験がない人
第二新卒:学校を卒業して正社員になったが3年以内に離職した人
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既卒で就職できないってホント?既卒の就職率から見えてくること
さて、まず既卒の就職率はどのくらいなのでしょうか?既卒の就職率がわかれば、「既卒は就職できるのか、できないのか」ハッキリしますよね。マイナビの調査結果を見てみましょう。
既卒の就職率は45%
以下は、マイナビが行った「2018年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」の調査結果です。新卒の学生の内定率は、83.4%となっています。一方で、既卒の学生は内定率が45%となっています。

既卒の内定率は、新卒の約半分ということが分かります。新卒で就活をするか、既卒で就活をするかで、内定率は大きく変わるようです。このデータだけみると、既卒の就活が厳しいと言われる所以がよく分かります。
フジワラ
確かに新卒の就職内定率と比べると、低いと感じるかもしれません。しかし、それでも45%の内定率が出ているという方に着目しましょう。
既卒の就職は厳しい闘いだが、就職できないわけではない
確かに、新卒者に比べれば低い数字ではありますが、未経験、職歴なしの若者でも、45%は正社員になっているわけですから、「既卒になったら就職できない」「既卒になったら人生終了」とは、到底言えない結果だといえるでしょう。
また、2012年の既卒者の内定率は23%でしたが、2018年の既卒者の内定率をみると大幅に改善していますよね。新卒の就職状況も改善してきていますから、この改善傾向は、今後も続くと思います。
就職を希望する人の3人に1人以上は内定できているので、「就職ができない」は大げさだと思います。

キヨちゃん
数年前に比べるとだいぶ改善されてるんですね。既卒生を受け入れてくれる会社の数が増えてるって、既卒の私としても何だか嬉しいです。
既卒で就職できない人が多い一番の原因とは?
とはいえ、30%ですから決して高い数字ではありませんよね。この数字だけ見ると「やっぱり既卒の就活は厳しいのか」と思うかもしれません。ただ、あまり心配する必要はありません。というのも、既卒の内定率が低いのは「そもそも就活を頑張っていない」人の数字が混じっているからです。
60%の既卒者は、就職活動をあまり頑張っていない

これは先程のマイナビ調査で、既卒者に対して、在学中と卒業後で就職活動の行動量がどのように変わったのか?を聞いたアンケートの調査結果です。
在学中に比べて、行動量が「かなり増えた」「やや増えた」は全体の40%に過ぎません。60%は「変わらない」「やや減った」「かなり減った」なのです。
同調査によれば、内定者に比べて、無い内定で卒業してしまった既卒の学生は、在学中の就活の行動量が半分程度だとわかっています。たとえば、内定者のエントリー数は55社、エントリーシート提出が20社なのに対して、無い内定で卒業してしまった既卒のエントリー数は24社、エントリーシート提出は11社でした。
行動量の少なさが一番の原因

つまり、「在学中にも内定者の半分程度しか行動していない人が、既卒で条件が厳しくなっているのにも関わらず、在学中とくらべて行動量が変わっていない、あるいは減っている」わけですね。
これが60%もいるわけです。厳しい言い方ですが、就職率が低くなっても仕方ないといえるでしょう。
ユウキ君
「まだいいや」と思っていつまでも行動に移さないのはダメという事ですね…
このように、既卒の就職率が低い一因に「既卒には、就活をそもそも頑張っていない人が多い」ことが挙げられます。だから、単純に内定率30%という数字だけで「既卒の就活は厳しい」と悲観的になってはいけません。
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大丈夫。27歳既卒・職歴なしの僕でも就職できた
このように既卒の低い就職率は「そもそもあまり頑張っていない」人たちの数字が含まれています。だから、あまり悲観的になる必要はありません。
フジワラ
27歳で塾講師のアルバイトしか経験がなかった僕でも大丈夫でした。その体験談を少しだけお話しますね。
27歳、職歴なし、既卒、ニート期間ありでも2社内定できた
実際、たとえ既卒でも適切な方法で努力すれば、正社員の内定を決められます。実際、私は27歳、職歴なしで塾講師のアルバイト経験のみ、既卒、卒業後にニート期間あり、という厳しい条件で就活をしましたが、2社から内定を獲得できました。
「どうせブラック企業でしょ?」と思うかもしれません。しかし、もちろん、正社員の求人です。内定先はどちらもきちんとした会社で30で年収600万を目指せ、2ヶ月の研修期間があり、残業代も出るところです。
こんな条件の悪い僕でも内定できたのですから、「既卒は就職できない」なんて嘘っぱちです。とはいえ、何もしなければ既卒の就職が厳しいのも事実。では、既卒で内定を決めるには、どうすればよいのでしょうか?
既卒の就職を成功させる3つのポイント

1.既卒歓迎の求人を受けていく
リクナビ・マイナビの既卒可求人は「既卒も応募しても良い」だけで、基本的には新卒向けです。応募しても、新卒と比べられてしまうため不利になります。また、ハローワークの求人も、社会人経験者がライバルになることが多いため、あまり上手くいきません。(条件の良くない企業も多い)
正社員の内定を決めるためには、リクナビ・マイナビだけを使うのではなく、他の就活サイトも使って「既卒歓迎」の求人を受けていかなければなりません。
既卒歓迎の求人を見つけるには、既卒向けの就活サイトを利用しましょう。
既卒の就活サイトには様々なものがありますが、中でも「既卒歓迎」の優良企業の求人を多数紹介してくれる就職サイト「ウズキャリ既卒」がオススメです。既卒からでも優良企業への正社員としての内定を有利に目指せます。
既卒サービス「ハタラクティブ」

私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「For A-career」

おすすめなのが「For A-career」の転職エージェントです。とにかくサポートが充実しており、求人紹介、面接対策や内定後のキャリアプランを含めて、2人3脚であなたの就職・転職を徹底サポートしてくれます。
- 入社後の定着率97%(入社後のミスマッチをなくすため、休日・残業といった聞きづらい部分もすべて伝えてくれます)
- 1対1のサポート体制
- 内定率が他の転職エージェントの4倍!
事務職・広報・営業など、自分の希望を叶える仕事・職種を紹介してくれるため定着率は97%を誇ります!事務職で働きたい方や1日で内定の実績もあり、早く内定がほしい方にもおすすめです
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」

マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
2.既卒の面接でよく聞かれる「ネガティブ質問」に備えよう
- なぜ既卒になってしまったのか?
- 卒業後の空白期間には何をしていたのか?
- 就職活動をしなかったのか、それとも失敗したのか?
既卒になると上記のようないわゆる「ネガティブ質問」というものを面接時に高い確率で聞かれます。これらの質問に上手く答えなければ、内定は遠のきます。上手く切り返せるように、自分なりに回答を整理しておきましょう。
以下の記事では、回答例つきでこれらの頻出質問の答え方を解説しています。
3.とにかく行動量を増やす
上で述べたように、受けている会社の数は内定率と大きな相関関係があります。受ける会社が多ければ多いほど、内定するチャンスが増え、正社員として働ける可能性があがるのです。
確かに、既卒可の求人を探すのは大変ではありますが、各種ナビサイトや上記のサービスを駆使して、最低40社にはエントリーし、20社以上にはエントリーシート・履歴書を提出するくらいの行動はしたほうが良いでしょう。
キヨちゃん
既卒の就活は何より「早く動き出すこと」と「積極的に活動すること」が大切ですね!
既卒の就活は厳しいばかりじゃない!就活サイトをうまく活かしてとにかく動こう

適切な努力さえすれば、既卒でも内定をとるのは難しくありません。「既卒だから無理」と諦めずに積極的に就活をしていきましょう。27歳の僕でも内定できたのですから、あなたに内定できないわけがありません。
そもそも就活の仕方が分からない、不安だという既卒の方は、私が実際に使った無料の就活支援サイトである「ウズキャリ既卒」を使ってみることをオススメします。
キヨちゃん
転職エージェントは「自分に自信がない人」でも大丈夫。私もそうでしたが、まず1度カウンセリング(無料)を受けてみると、新しい発見があるかもしれません。
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