面接で「既卒になった理由」を聞かれた時の効果的な回答法

既卒になった理由

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既卒の面接をしていると、とても高い確率で聞かれる質問があります。それは「なぜ既卒で就職活動をしているのですか?」という質問です。

既卒で面接をしていると、70〜80%ほどの確率で聞かれる質問です。また、この質問にどう答えるかで内定するかしないかが決まる非常に重要な質問でもあります。

そこで、空白期間あり、職歴なし、27歳という条件で既卒内定をとった私が、面接官に受ける「既卒になった理由」の答え方をご紹介します。

ユウキ君

この質問、面接に行くたびに聞かれるので正直困ってます。何て答えるのがベストなのでしょうか。

フジワラ

これはあらかじめ自分なりの答えを用意しておくのが正解です。私が実体験からたどり着いた回答を紹介します。

なぜ「既卒になった理由」が高確率で聞かれるのか?

まず、そもそも「なぜ既卒になった理由が頻繁に聞かれるのか?」を考え、面接官の意図を理解しましょう。

既卒で就活をしているならば「新卒の時に就活をしていたが、内定をもらえなかった」か「何らかの理由で就活をやらなかった」のどちらかの理由が考えられます。このことに面接官は不安を抱くのです。

面接官が既卒に抱いている懸念とは?

面接官は「新卒の時に就活をしていたが、内定をもらえなかった」人については、「他社に内定をもらえないということは問題がある人物なのでは?」という懸念を抱きます。

「何らかの理由で就活をやらなかった」人については「物事の優先順位をつけられない、働く意欲が低いのでは?」という懸念を抱きます。

上手に答えて懸念を払拭する

どちらの懸念も、採用にあたり非常に大きな懸念となりますから、面接官としては「なぜ既卒になったのですか?」と理由を質問して、その懸念を払拭しておきたいのですね。

この懸念を上手く払拭できなければ、既卒としての内定は遠のいてしまいます。逆に、上手く答えられれば、既卒のハンデをゼロにし、一気に内定に近づくことが可能です。

以下では、納得のいく回答をするコツを詳しくご紹介します。

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既卒になった理由が「就職活動に失敗してしまった」場合の回答法

まず、パターンとして多いのが「就職活動で内定をもらえず、既卒になった」場合でしょう。上手く答えないと、「他社で内定をもらえなかった駄目な人」というイメージを引きずって面接をすることになり、とても厳しいです。上手く切り抜けるために以下のことを意識しましょう。

言い訳は絶対にNG

「なぜ既卒になったのですか?に対して、絶対にやってはいけないNGがあります。それは「言い訳をすること」です。たとえば、「○○という業界にどうしても譲れないこだわりがあって…」とこだわりを語る方がいます。

しかし、これでは「では、なぜそのこだわりを捨ててしまったのですか?」と聞かれ、返答に窮してしまうでしょう。言い訳をすると、相手の「突っ込み」を引き出してしまい、面接がネガティブチェックモードになってしまい、上手くいかなくなります。

素直に間違いを認めること

下手に嘘をついて取り繕おうとすると、ボロが出て、突っ込まれ、面接で失敗してしまいます。

大事なのは「素直に自分の間違いを認めること」です。自分から間違いを認め「ここが至らなかったです」と言われれば、面接官もそれ以上突っ込むことはできません。また、間違いを素直に認められる人間には、人は好感を持つものです。

だから、「新卒の時は、こういう方針で就職活動をした結果、失敗した。今は反省して、〜という方針で就職活動をしている」と回答しましょう。これで反省を示しつつ、総合的には+の印象で回答を締めくくれます。

既卒になった理由を聞かれた時の回答例

上記のポイントを押さえて回答すると、以下のように「就職活動に失敗して、既卒になった理由」を上手に説明することができます。

回答例

新卒時には、コンサルティング業界だけに絞って就職活動を行っていましたが、残念ながら内定をいただくことはできず、既卒として就職活動を続けています。

自身の反省点としては、コンサルティング業界だけに絞りすぎて、視野が狭くなりすぎていたことがあると思います。

既卒になった現在は、法人営業職という職種を軸に、業界にこだわらず就職活動に取り組んでおります。コンサルタントを目指した動機は、企業の問題解決をサポートする仕事がしたいという思いでしたが、法人相手の営業職でも商材を通して、企業の課題解決を支援できると考えたからです。

このように答えれば、面接官も納得してくれるでしょう。就職活動への反省を示しつつ、今、自分がどんな方針で就職活動に取り組んでいるのかを語ってください。

既卒になった理由が「新卒の時に就職活動をしなかった」場合の回答法

海外留学やボランティア活動などで忙しく、在学中に就職活動ができずに既卒になってしまった方もいるでしょう。このパターンは、面接官に「物事の優先順位がつけられない人なのでは?」「働く意欲が低いのでは?」という懸念を持たれるリスクがあります。

上手く回答して払拭しましょう。以下のポイントを意識してください。

「優先順位を間違った」点を認める

このタイプの学生は「ただ、留学でも多くのものを学べましたし、決して無駄な時間を過ごしたとは思っていません」等と、言い訳をしてしまう可能性があります。

このように下手に言い訳をすると「既卒になると不利になると考えなかったの?考えが甘くない?」等と突っ込まれてしまいます。

攻略のポイントは、さきほどと同じく「間違いを認めること」です。自分から反省を示している人間を、それ以上突っ込める人はあまりいません。

だから、「優先順位を間違った。就職活動をしっかりやるべきだった」という反省と「今はどういう方針で就職活動をしているか」の二点を伝え、「優先順位を考えられる」「働く意欲もある」と面接官にアピールしましょう。

既卒になった理由を聞かれた時の回答例

これらのポイントを押さえると、以下のように「既卒になった理由」をしっかり説明できるようになります。

回答例

在学中は、海外でのボランティア活動に熱心に取り組みすぎていたせいで、就職活動に専念することができず、卒業をしてしまったため、現在、既卒として就職活動をしております。

海外ボランティアの活動は自分にとって意義深いものでしたが、就職活動とのバランスを考えた上で取り組む方法もあったのにも関わらず、自分のやりたいことばかりを優先してしまっていた面があると反省しております。

現在では、ボランティア活動の中で身につけた行動力を武器にできる、新規開拓の法人営業職を中心に就職活動をしております

このように反省を示しつつ、自分の現在の就職活動へのスタンスを語り、仕事への意欲を伝えましょう。

厳しい質問だからこそ、自信満々に答えよう

模擬面接を受けたウズキャリ既卒のコンサルタントに指摘されたのが、「既卒になった理由を聞かれ、就職活動に失敗した原因について話している時に、明らかに声が暗くなっている。自信がない印象を与えてしまう」ということでした。

自分のネガティブな面を聞かれると、どうしても声が暗くなってしまうものです。しかし、ここで声が暗くなってしまっては、せっかく良い回答をしても、マイナスの印象しか残りません。

だから、「既卒になった理由などのネガティブな質問だからこそ、明るい口調でハキハキと答えるようにしてください。

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フジワラ

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