疑問
- 就活浪人にはどんなリスクがあるのか?
- 就活浪人と就活留年の違いは?
- 就活浪人を成功させる方法を教えてほしい
と悩んでいませんか?
実際、私の友人も就活浪人を検討していた時は内定をもらった企業へ行くかor再度第一志望を受けるかで迷っていました。
ただですね。就活浪人のリスクを把握して、就活を有利に進めるコツをきちんと実践すれば、納得のいく内定先に入社するのは難しくありません。
そこで今回は就活浪人から優良企業の内定を獲得した友人へのインタビューを元に、就活浪人の概要や就活留年との違い、就活浪人を選ぶリスク、就活浪人が内定を獲得するためのポイントを紹介します。
目次
就活浪人とは就職せずに卒業してから再度就活に挑戦する人のこと
ここがポイント
就活浪人とは、就職せずに卒業してから再度就活に挑戦する人のこと。
就活浪人をする理由は前年度に内定を獲得できなかったり、志望業界・企業へもう一度挑戦したいなど様々ですね。
就活浪人する人の割合は6.7%
文部科学省の調査によると、就活浪人する人の割合は6.7%でした。
- 大学院などへの進学者:約11%
- 正規雇用:約76%
- 非正規雇用:約3%
- 一時的な仕事に就いた者:1.4%
- 就職も進学もしていない者(就活浪人):6.7%
(参照:文部科学省 令和元年度学校基本調査(確定値)の公表について)
就職も進学もしていない者にはニートなども含まれるため、大卒の中でも就活浪人を選ぶ人は少数派に当たりますね。
就活浪人と就活留年の違いは新卒扱いされるかどうか
ここがポイント
就活留年とは、卒業せずに留年して大学に籍を置きながら就活をする人のこと。
就活浪人と就活留年の違いは「卒業しているorしていないか」です。卒業は就活に大きく影響を及ぼします。
一般的に就活浪人は「既卒生」として扱われるのに対して、就活留年は留年することで就職活動を仕切り直し、「新卒生」として活動できるんです。
新卒生の方が応募できる企業が多く、就活留年の方が有利になりやすいのが現状ですね。
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就活浪人を選ぶ5つのリスク
就活浪人を選ぶメリットは存在します。なぜなら、前年度の就職活動の反省を活かせるため。
1年目の就活では出遅れてしまった人も2年目の就活ではスタートダッシュを決められるかもしれません。
- やりたいことが明確になる:就活浪人は自己分析に時間がかけられたり、面接を受ける回数が多かったりする。興味のある業界・職種が見つかる可能性が高い。
- 経験値がある:就活のスケジュールを知っている+面接慣れしているなど新卒生よりリードしている。参加しておくべきイベントも分かっており、効率的に活動できる。
- 事前準備ができている:スーツや鞄を揃えている+ビジネスマナーが身についている状態で就活をスタートできる。大学の同期から就活の情報やアドバイスをもらえる。
ただですね。就活浪人をする際にはリスクが伴うので、メリットと天秤にかけて決めた方が良いですね。そこでここでは、就活浪人を選ぶリスクを5つ紹介します。
就活浪人を選ぶ5つのリスク
- 新卒時に落とされた企業へ就職するのは難しい
- 就活浪人の期間が長引くほど不利になっていく
- 新卒枠で応募できない企業も多い
- 就活している同級生が少ない
- 就活浪人時代のエピソードを作成するのが難しい
新卒時に落とされた企業へ就職するのは難しい
就活浪人を選ぶ1つ目のリスクは、新卒時に落とされた企業へ就職するのが難しいことです。なぜなら、前年度の最終面接で人柄や将来性を評価されて合否を判定しているため。
「自社の業務への適性がない」「社風との相性が良くない」など理由は様々ですが、1年程度では根本的な相性や適性を覆すのは難しいですね。
そのため、新卒時に落とされた企業へ就職するのは厳しいんです。
むしろ、エントリーシートや1次選考で落ちている場合の方がチャンスがあるかもしれませんね…。
就活浪人の期間が長引くほど不利になっていく
就活浪人を選ぶ2つ目のリスクは、就活浪人の期間が長引くほど不利になっていくことです。なぜなら、履歴書の空白期間が伸びてしまうため。
事実、厚生労働省の調査によると、空白期間が6ヶ月未満の人で正社員になれた人の割合は64.0%に対して、1年以上の人は52.2%でした。
(参照:厚生労働省 若年者雇用を取り巻く現状)
就活浪人の期間が長引くほど内定を獲得できる可能性は下がってしまうんです。そのため、短期集中で就職活動に臨んだ方が内定を獲得できるかもしれません。
新卒枠で応募できない企業も多い
就活浪人を選ぶ3つ目のリスクは、新卒枠で応募できない企業も多いことです。
厚生労働省は学校卒業後3年以内であれば、新卒枠へ応募できるようにすることを定めています。
加えて、卒業後3年以内の既卒者を採用した企業には奨励金を設ける指針を発表しました。
(参照:厚生労働省 「青少年雇用機会確保指針」のご案内)
ただですね。実際、企業は就職浪人を既卒として扱う場合が多いんです。なぜなら、企業が求めているのは経歴がまっさらな新卒生であり、就職浪人ではないため。
- 採用担当者の中には就職浪人に対して、新卒就活時に内定をもらえなかったのは「この人自身に問題があるのでは…?」とネガティブなイメージを持っている人もいます。
そのため、新卒枠で応募できない企業も多いかもしれません。
中途採用枠での応募した場合、実績とスキルがある社会人と席を奪い合う必要があり、内定獲得の難易度は上がりますね。新卒に比べて、求人数が少ないのも厳しい要因です。
就活している同級生が少ない
就活浪人を選ぶ4つ目のリスクは、就活している同級生が少ないことです。なぜなら、就活の情報を共有できないため。
例えば、新卒生は同級生が同じ企業を受けた際にどんな質問をされたのかを知れたり、先輩から仕入れた情報を教えてもらったりできます。
加えて、精神的にも同じ境遇の人がいると安心しやすいので心強いんです。一方、就活浪人時は一人で就活する時間が多くなるので、精神的に追い込まれやすくなるかもしれません。
学校のキャリアセンターも使用できないので、相談できる相手は限られてきますね。
就活浪人時代のエピソードを作成するのが難しい
就活浪人を選ぶ5つ目のリスクは、就活浪人時代のエピソードを作成するのが難しいことです。
面接では「就活浪人時時代に何をしていたか?」という質問される場面があります。
そこでアピールポイントがないと「無駄な期間を過ごしていた」とマイナスな評価につながるかもしれません。
エピソードを作成するなら長期のインターンがおすすめです。ただですね。新卒就活生が使用するサービスしかインターンシップに応募できない企業もあります。
- メールや電話でインターンへの参加を直接申し込む必要があり、新卒より手間がかかるかもしれません。
そのため、就活浪人時代のエピソードを作成するのは難しいんです。
就活浪人が内定を獲得するための6つのポイント
就活浪人を選ぶことはリスクが伴います。ただですね。将来的に実現したい目標や働きたい企業・業界があるなら、就活浪人に挑戦する選択肢もアリですね。
そこでここでは就活浪人が内定を獲得するためのポイントを6つ紹介します。
就活浪人が内定を獲得するための6つのポイント
- 既卒特化型就職エージェントを利用する
- 既卒枠で応募する
- 頻出質問にはあらかじめ回答を用意しておく
- 就職浪人中に得たスキルや経験をアピールする
- 新卒就活時より活動量は落とさない
- 第一志望の業界・職種へ就職して第二新卒でキャリアアップを狙う
既卒特化型就職エージェントを利用する
就活浪人が内定を獲得するには、既卒特化型就職エージェントを利用しましょう。なぜなら、既卒就活のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを無料で受けられるため。
既卒特化型就職エージェントでは既卒枠の求人を多数保有しています。掲載企業も既卒生を欲しているため、経験やスキルの無さで落とされる心配はありません。
加えて、面接対策では毎回フィードバックがもらえるので改善点が分かり、確実に内定へ近づいていけるんです。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
- 推薦状の記入
キャリアアドバイザーは推薦状により、企業へ求職者をプッシュしてくれます。
アドバイザーと企業の採用担当者は密接な関係を築いている場合が多く「〇〇さんの推薦なら面接だけでもしてみるか!」と選考突破率がグッと上がるんです。
そのため、既卒特化型就職エージェントを利用するのをおすすめします。
既卒サービス「ハタラクティブ」
私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」
私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」
マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
既卒枠で応募する
就活浪人が内定を獲得するには、既卒枠で応募しましょう。
前述した通り、就活浪人は卒業後3年以内であれば、新卒枠で応募できます。ただですね。同じレベルの新卒生と比較した場合は、新卒生の方が有利になる可能性が高いんです。
そこで既卒枠で応募するのをおすすめします。理由は中途採用枠の中には「実績やスキル」より「人柄やポテンシャル」を重視して採用している企業も多いため。
売り手市場だった背景もあり、新卒の採用人数を満たせなかった企業もあります。企業が継続的に業績を伸ばしていくには若手人材が必要不可欠です。
そのため、企業によっては新卒同様の若さがある既卒生を求めているんです。
既卒を募集している企業は研修制度が整っている企業が多いので、1からきちんと仕事を教えてもらうことができますよ!
頻出質問にはあらかじめ回答を用意しておく
就活浪人が内定を獲得するには、頻出質問にはあらかじめ回答を用意しておきましょう。回答のポイントは就職浪人を選んだことをポジティブに受け止めてもらえるように答えることです。
- なぜ新卒で就職先が決まらなかったのか?:就職浪人した理由をきちんと述べる必要がある。
- 就職浪人期間中に何をしていたのか?:1年間で得た経験やスキルをアピールする。
例えば、就職先が決まらなかった原因を「企業の面接との相性が合わなかった」など他責にしている人は「入社後にも言い訳をする人かもしれない…」と敬遠されてしまうかもしれません。
そこで面接官が納得するような理由を伝えること+「失敗を反省→次に生かす姿勢」をアピールできれば、内定獲得に近づけますよ!
就職浪人中に得たスキルや経験をアピールする
就活浪人が内定を獲得するには、就職浪人中に得たスキルや経験をアピールしましょう。
- 志望業界・企業のインターンシップを経験する:実際の業務で出した成果は大きなアピールになる。具体的な数字を用いて、説明できると尚よし。
- 業務で役立つ資格やスキルを取得する:特に取得難易度の高い資格やプログラミングなど実務で役立つスキルの場合は有利になりやすい。昇進試験に活用されることが多いTOEICもおすすめ。
特に資格やスキルの取得は「時間を有効活用できる」「目標達成能力が高い」など採用担当者に好印象を与えやすいのでおすすめですね。
新卒就活時より活動量は落とさない
就活浪人が内定を獲得するには、新卒就活時より活動量は落とさないようにしましょう。なぜなら、活動量は内定率と比例しやすいため。
事実、マイナビが行った既卒者の就職活動に関する調査によると、活動量が増えた既卒生の内定率は36.2%、活動量が減った既卒生より10%以上も高いことがわかっています。
(参照:新卒採用サポネット 2020年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査)
既卒は応募できる求人自体が少なく、活動量が落ちてしまうかもしれません。そのため、既卒生は受ける業界や職種の視野を広げて見るのをおすすめします。
第一志望の業界・職種へ就職して第二新卒でキャリアアップを狙う
ここがポイント
第二新卒とは、学校卒業後1〜3年で、転職を志す25歳前後の社会人のこと。既卒との違いは正社員の就業経験の有無。
(参照:マイナビジョブ20’s 第二新卒とは?)
就活浪人が内定を獲得するには、第一志望の業界・職種へ就職して第二新卒でキャリアアップを狙いましょう。
なぜなら、第二新卒は転職の市場価値が高いため。
- 社会人としての基礎的なスキルが身についている:研修を省いてすぐに実務へ移れるので、教育コストが削減できる。
- 柔軟性がある:即戦力社員は前職のやり方に固執してしまう傾向がある。一方、第二新卒は前職の社歴の短さから素直に従ってくれやすい。
- 新卒同様の若さがある:スキル+ポテンシャルも加味して採用している。
既卒枠で大手企業から内定を獲得するより可能性は高いかもしれません。そのため、まずは希望業界・職種で経験を積み、第二新卒の転職でキャリアアップを目指すのが現実的ですね。
就活浪人は公務員試験で不利になる?
民間企業ほどではありませんが、不利になりますね…。ほとんどの公務員試験の受験資格は30歳までとされています。
ただですね。22歳学生と社会人経験のない20代後半の既卒生の場合は今後貢献できる期間やポテンシャルを加味して、22歳学生を選ぶ場合が多いんです。
そのため、公務員でも民間企業への就活でも浪人期間が長引くと不利になってしまいますね。
まとめ:就活浪人をするなら活動量を落としてはいけない!就職エージェントでサポートを受けよう!
今回は就活浪人の概要や就活留年との違い、就活浪人を選ぶリスク、就活浪人が内定を獲得するためのポイントを紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 就活浪人のリスクを把握しておく
- 新卒就活時より活動量は落とさない
- 既卒特化型就職エージェントを利用する
就活浪人は新卒カードを失ってしまう大きなリスクがあります。
金銭的な余裕がある場合は就活留年を選んだり、第一志望の業界・職種へ就職→第二新卒でキャリアアップを狙ったりするなど就活浪人をする前に視野を広く持って考えましょう。
活動量は内定獲得率に比例します。既卒は応募できる求人自体が少なく、活動量が落ちてしまうかもしれません。
そこで既卒特化型就職エージェントに求人を紹介してもらいましょう。就活浪人の期間が伸びると、就職成功率も下がっていきます。
そこで既卒就活中or就職浪人を検討している方は既卒特化型就職エージェントへ無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
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