この記事はこんな人向け
- 新卒カードの価値を知りたい
- 新卒カードっていつまで有効?
- 新卒カードを無駄にしてしまった…
新卒カードの価値は高く、様々な企業に入社できるチャンスがあります。しかし、なぜ新卒が有利になるのか、理由が分からない人もいますよね。
私の友人も新卒就活時代は、新卒カードを価値の高さを実感できていませんでした。
実際、新卒カードを逃すと就職は不利になります。ただですね。就活の方法次第で内定獲得できるので、現時点で内定を獲得できていない人は新卒のうちに就職するのがおすすめです。
そこで今回は、新卒就活で優良企業へ就職した友人へのインタビュー方式で、新卒カードの概要や価値、既卒での就活が不利な理由、就活を成功させるためのポイント、新卒カードでミスマッチを起こした場合の対処法を紹介します。
目次
新卒カードとは就活市場で新卒が有利であることを示す言葉
ここがポイント
新卒カードとは、就活での新卒の優位性を示す就活スラングのこと。
新卒カードの価値が高い理由は、多くの日系企業が新卒一括採用を行っているので、新卒なら仕事の経験やスキルを問われずに入社できるチャンスがあるため。
一方、中途採用では会社での実績や転職先で貢献できるスキルなど、評価の基準がシビアになります。
- 新卒というだけでも就活では有利に働くので、新卒カードは絶対に捨ててはいけません。
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新卒カードは新卒の時期のみ有効
新卒カードの価値はかなり高いです。逆に新卒就活を逃すと、就活の難易度はかなり上がります。
既卒になって困らないためにも、今のうちに新卒カードの価値を理解しておきましょう。
新卒カードを活用するメリット3選
- 仕事の経験やスキルを問われない
- 新卒採用しか行っていない企業もある
- 就活の情報収集がしやすい
仕事の経験やスキルを問われない
新卒カードを活用すべき理由は、仕事の経験やスキルを問われないため。中途採用になると、即戦力の社員が求められるので、実績が重視されます。
しかし、新卒の場合は社会人経験がないので、ポテンシャル重視の採用になります。社風との相性や業務内容に向いているかを採用担当者が判断します。
そのため、中途採用より就活の難易度は高くありません。
新卒採用しか行っていない企業もある
新卒カードを活用すべき理由は、新卒採用しか行っていない企業や中途採用より新卒採用に力を入れている企業も多いため。
- 消費者に近い
- 実力主義の傾向が強い
- スキル・資格によって収入が固定化される仕事
- 大企業
- 年功序列の傾向が強い
- 減点方式でミスが許されない仕事
例えば、金融系やインフラ関係の正社員ですね。金融系の場合はメガバンクは新卒主義の傾向が強く、異業種からの転職するなら、地銀やネット銀行しか選択肢がありません。
特にガスや電力会社などインフラ関係の仕事は新卒でしか就けない仕事なので、希望する場合は新卒カードを逃さない方が良いですね。
就活の情報収集がしやすい
新卒カードを活用すべき理由は同時期に就活をスタートするので、就活サイトや友人から情報を得ることもできるため。
例えば、企業説明会が開催されたり、友人と受ける企業の情報を共有したり、多くの就活生と情報交換しながら就職活動をすることもできます。
そのため、積極的に動くことで自然と情報が集まっていくんです。
新卒カードを利用しないと起こるデメリット3選
新卒カードの価値が高いことが分かりました。ここでは新卒カードを見送って、既卒になってから就職活動を行う場合のデメリットを紹介します。
ここがポイント 既卒とは、大学・短大・専門学校・高校などの卒業後に正社員として勤務したことのない者」を差す。(引用:マイナビジョブ20’s 既卒とは)
新卒のうちに就活すべき理由がより分かる内容なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新卒カードを利用しないと起こるデメリット3選
- 新卒就活をしなかった理由を聞かれる
- 既卒生を募集している企業が少ない
- 新卒と一緒に面接を受けると不利になりやすい
新卒就活をしなかった理由を聞かれる
既卒で就活すると不利になる理由は、新卒就活をしなかった理由を聞かれるため。
新卒カードを利用しないと「新卒で就活しなかった」または「できなかった」理由を聞かれます。
企業側の質問の意図として「就活に失敗した」「資格取得の勉強をしていた」など理由によって、自社の社風に合うかを見極めています。
そのため、きちんとした理由を説明する必要があります。
- 就活に失敗した:業界を絞って就活をして失敗したので、仕事の視野を広げてみた。
- 家庭の事情で就活できなかった:介護が終わり、就職活動に専念できるようになった。
- 資格取得に失敗した:努力不足で資格取得を諦めたことを反省している。勉強した知識を企業で活かしたい。
新卒枠で就活できなかった理由を払拭できないと、志望動機を述べる前に内定獲得できる可能性がガクッと下がってしまいます。
既卒生を募集している企業が少ない
新卒の場合は応募可能や業界・職種の幅が広く、求人数もかなり多いです。一方、既卒生の場合は受けられる企業が限られています。なぜなら、既卒生は中途採用枠での応募になるため。
新卒の場合は社会人経験がないので、ポテンシャル採用が主流で採用のハードルは高くありません。しかし、中途採用枠は実績とスキルが評価されます。
社会人経験のない既卒生が内定を獲得できる可能性が高い求人は、必然的に「未経験者歓迎求人」「既卒向け求人」になります。
選べる選択肢が限られてしまうので、新卒カードを無駄にしないように注意してくださいね。
新卒と一緒に面接を受けると不利になりやすい
実は既卒生でも新卒枠で選考を受けることが可能です。
事実、厚生労働省は卒業3年以内既卒者を新卒枠で応募できます。また、企業側にも既卒生を採用した場合、奨励金を支給するメリットがあるんです。
(参照:厚生労働省 青少年雇用機会確保指針)
しかし、既卒生は新卒枠で就活するより中途採用枠で就活することをおすすめします。なぜなら、企業側は既卒生に対して「就職できなかった理由はこの人自体に問題があるかも?」と不安を抱きやすいため。
もしも、入社して短期離職されれば、採用コストが無駄になり、企業的には赤字になってしまいます。
- 問題がある可能性の高い既卒生より経歴がまっさらな新卒生を選んだ方がリスクを軽減できるます。そのため、新卒と比較されると不利になりやすいです。
新卒カードで就活を成功させるための6つのポイント
新卒カードの効果は約1年間なので、焦りを感じている人もいますよね。しかし、現在も新卒就活を続けている人や就活自体をしていない人でも遅くはありません。
ただ、長期間、内定でない場合は就活の方法自体に問題がある場合が多いんです。そこで、ここでは新卒カードで就活を成功させるための6つのポイントを紹介します。
新卒カードで就活を成功させるための6つのポイント
- 自己分析で強み・弱みをハッキリさせる
- 業界・職種・企業規模に固執せず、幅広く受けてみる
- 待遇面をきちんとチェックする
- 面接の質問にはPREP法で答える
- 志望動機で同業他社と差別化した理由を伝える
- 就職エージェントを利用する
自己分析で強み・弱みをハッキリさせる
新卒カードで就活を成功させるためのポイントは、自己分析で強み・弱みをハッキリさせることです。なぜなら、仕事の適性が分かったり、自己PRで事実に基づいた内容を伝えられたりするため。
まずは自己分析ツールで自己分析で強みを知り、強みを発揮したエピソードで自己PRを作成してみましょう。
業界・職種・企業規模に固執せず、幅広く受けてみる
新卒カードで就活を成功させるためポイントは、業界・職種・企業規模に固執せず、幅広く受けてみることです。なぜなら、自分に向いている仕事ややりたい仕事を見つけるには、たくさんの企業を知る必要があるため。
同じ業界ばかり受けたり、大手企業ばかりに固執したりしていると、天職が見つかる可能性を捨ててしまうかもしれません。大手企業ばかり受けている人はベンチャーや中小企業を受けてみるのもアリです。
「地位や名誉をゲットして周りから認めたい」「周りが大手企業に入社しているので負けられない」など、本来の就活の目的を見失ってしまうこともありますよね。
就活のゴールは入社ではありません。会社の規模や知名度に固執していると、入社後に業務内容のギャップで短期離職してしまうことも多いです。そのため、入社後のビジョンをイメージして、就活に臨みましょう。
- 入社後にどんな仕事がしたいか
- キャリアアップしていけるか
- 年間250日以上働ける環境か
- 社風とマッチ具体はどうか
待遇面をきちんとチェックする
新卒カードで就活を成功させるためポイントは、待遇面をきちんとチェックすることです。なぜなら、入社後に待遇面の不満を抱える人が多いため。しかし、大半は待遇の確認不足が原因なんです。
内定を承諾する前に確認しておくべき項目は以下の通りです。
- 離職率の高さ:離職率が高い会社には若手が定着しない理由がある。
- 固定残業代か否か:残業代が基本給に含まれている。
- 福利厚生の充実度合い:住宅手当や交通費が出ればその分の生活費が浮く。
- 会社の業績:業績によって、賞与の額は変動する。
- 賞与:中小企業では賞与自体がない会社もある。
- 年間休日:平均は120日前後。
- 完全週休二日制or週休二日制:前者は毎週2日の休日、後者は2日の休日が保証される週は月1回。
入社してから困らないように、会社の就業規則を見せてもらったり、口コミサイトで確認したりするのをおすすめします。
面接の質問にはPREP法で答える
新卒カードで就活を成功させるためポイントは、面接の質問にはPREP法で答えることです。なぜなら、話すのが苦手な人でも論理的な回答ができるため。
PREP法では、Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)の順番で話します。この順番で話すことで、話の意図が明確に伝わりやすくなるんです。
PREP法を使用した例文は、以下の通りです。
Point(結論):私の強みは相手のニーズを汲み取って伝える力です。
Reason(理由):知識+アウトプットする力が重要だと感じる経験があったためです。
Example(具体例):広告会社のインターンを受けた際に、企業へ広告案をプレゼンをする機会がありました。しかし、中間報告の結果は深い内容の商品知識があったのにも関わらず、惨敗。最終プレゼンでは相手の琴線に触れる内容を調べて、発表することを心がけました。結果的に評価をいただき、実際に広告を採用していただきました。
Point(結論):相手のニーズを汲み取って伝える力を活かして、御社に貢献したいと考えています。
誰でも意識すればできるので、PREP法で話すことを練習してみてくださいね。
志望動機で同業他社と差別化した理由を伝える
新卒カードで就活を成功させるためポイントは、志望動機で同業他社と差別化した理由を伝えることです。なぜなら、応募先企業に入社したい具体的な根拠が必要だから。
ありきたりな内容では他の就活生に埋もれてしまいます。インターンやOB訪問では実際に働く社員を見たり、先輩社員の話を聞いたりすることで企業の知識が身につくのでおすすめです。
企業のHPや口コミサイトを見て、同業他社に負けない商材の強みや企業が求めている人物像を把握しておくと、志望動機の作成に大いに役立ちますよ。
就職エージェントを利用する
新卒カードで就活を成功させるためには、就職エージェントを利用してみてください。なぜなら、就活のプロであるキャリアドバイザーから支援を受けられるため。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
就活の面接は慣れが重要です。しかし、何度面接を受けても悪い点が改善できなければ、不採用を繰り返すことになります。
しかし、就職エージェントなら面接対策+フォードバックにより、良い点と悪い点が分かるので次回の面接に活かすことができます。そのため、面接成功率は上がっていくんです!
既卒サービス「ハタラクティブ」
私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」
私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」
マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
新卒カードでミスマッチを起こした場合はどうする?
第二新卒として転職活動をすることをおすすめします。なぜなら、第二新卒も実績やスキルより、ポテンシャルを評価してもらえる傾向が強いため。
第二新卒とは、学校を卒業後1〜3年で、転職または就職を志す25歳前後の若者のこと。
(参照:マイナビジョブ20’s 第二新卒とは?)
- 社会人としての基礎的なスキル
- 新卒と近い年齢
- 前職のやり方に固執しない柔軟性
新卒の場合はビジネスマナーやPCスキルなど研修で教える必要があります。しかし、第二新卒なら基礎的なスキルが身に付いており、研修費用など教育コストがかかりません。
企業の継続的な繁栄のためには若い人材を雇用して、業績を上げていく必要があります。一方で新卒採用が上手くいかなかった企業や新卒が数年で辞めてしまった企業も少なくありません。
事実、厚生労働省の調査によると、新卒入社した会社を大卒3年目までに退職した割合は約3割にのぼります。(参照:厚生労働省 新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況)
企業側も若手の人材不足なので、第二新卒の需要が高いんです。
前職の職歴が長いと前職の風土が染み付いてしまい、なかなか新しい会社に馴染めない人や前職の業務のやり方に固執してしまう人もいます。その点、第二新卒は前職の経験が乏しいため、教育しやすいんです。
第二新卒なら異業種へのキャリアチェンジや同業他社への転職も可能なので、転職を検討してみましょう。
新卒カードの価値は高い!新卒期間のうちに内定を獲得しよう!
今回は新卒カードの概要や価値、既卒での就活が不利な理由、就活を成功させるためのポイント、新卒カードでミスマッチを起こした場合の対処法を紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 新卒採用ならポテンシャル採用されやすい
- 既卒になると、就活の難易度はかなり上がる
- 就職エージェントを利用する
新卒カードの需要は高く、新卒を逃すと完全に実績やスキルなしで就職できるチャンスはほぼありません。そのため、新卒就活の期間内に納得いく就職先を見つけましょう。
就活の方法次第で内定獲得率は変わるので、まずは行動を起こしてみることをおすすめします。就職活動に不安がある人は、今回紹介した就職エージェントに無料相談してみてはいかがでしょうか。
- 「ハタラクティブ」:【内定率86%】既卒フリーターの内定実績No1!
- 「第二新卒エージェントneo」:【就職/転職満足度No.1!】過去の就職成功者は15,000人以上!
- 「マイナビジョブ20’sアドバンス」:就職/転職満足度No.1!既卒・フリーターなら活用必須!
監修者プロフィール
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