第二新卒から大手企業への転職は結構イケる!内定獲得のためのコツ

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「第二新卒から大手企業へ転職したい!」と思う一方で、

疑問

  • 第二新卒から大手企業への転職は可能なのか?
  • 大手企業へ転職を成功させるコツを知りたい
  • 第二新卒はどんなサービスを使うのが効果的?

と悩んでいませんか?

「石の上にも3年」と言うし、もう少し経験を積んでから転職なんてことを考えていると、大手企業への転職のチャンスを逃してしまうかもしれません。

私の友人も第二新卒で転職する際に「中小企業から大企業へ転職できるのか?」と不安を感じていました。

でも心配ありません。スキルや実績がなくても、転職活動の工夫次第で大手企業へ転職できる可能性は十分にあります。

今回は第二新卒から大手企業への転職を成功させた友人へのインタビューをもとに、第二新卒の定義や第二新卒が転職で有利になる理由や不利になる理由、業界別の第二新卒を採用している大手企業の例、第二新卒が転職活動の前にやっておくべきチェックリスト、第二新卒が大手企業へ転職するメリット・デメリット、ミスマッチを起こさないための注意点、転職のコツを紹介します。

第二新卒の定義

第二新卒の転職活動の具体的な内容に入る前に、まずは第二新卒の定義について理解しておきましょう。

第二新卒枠とは

学校卒業後、一度就職したが数年以内に離職し、転職または転職を志す若年の方々(25歳前後)

引用 :https://mynavi-job20s.jp/guide/guide02.html

学校を卒業してから1度も職に就いていない人は「既卒」となり、1度でも職に就いている人は退職前でも退職後でも「第二新卒」となります。一般的には卒業から3年以内までの人を指す場合が多くなっています。

フジワラ

年々増加傾向にあり、第二新卒の採用ニーズは年々増加傾向にあります。

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第二新卒から大手企業へ転職できる可能性は高い!

転職エージェントを使って大手に入社する第二新卒が増えており、大手への転職成功率も高くなっています。

なぜなら、企業の人材不足があり、第二新卒を積極的に採用せざるを得ないため。

データ引用:中途採用サポネット

事実、マイナビ転職の調査によると、従業員300人以上の大企業の67.9%が人材不足を感じていると回答しています。

企業規模に比例して、人材不足に悩んでいる傾向があり、大企業は人材を積極採用しないと業務が回らなくなってしまいます。

データ参照: 厚生労働省 新規学校卒業者の在職期間別離職状況

また、厚生労働省によると、毎年30%前後の大卒者が3年以内に短期離職しています。

新卒で採用しても3年後には退職してしまうので、企業側は失った人員を「第二新卒枠」で埋めようとする状況になっています。

そのため、大手企業に転職するなら、第二新卒枠がおすすめです。

第二新卒が転職する際に有利になる3つの理由

前述した通り、新卒3年目以内の離職率は高く、大手企業も例に漏れません。その分、失った若手人材の穴を埋めるべく、第二新卒を求めている企業は多いです。

そこでここでは、第二新卒が転職する際に有利になる理由を具体的に解説します。

第二新卒が転職する際に有利になる3つの理由

  • 前職の勤続年数が少ないので新しい会社の文化に馴染みやすい
  • 社会人の基礎スキルが身についている
  • 少子高齢化の影響により若手人材を確保したい

前職の勤続年数が少ないため、新しい会社の文化に馴染みやすい

第二新卒が転職する際の有利になる理由は、前職の勤続年数が少なく、新しい会社の文化に馴染みやすいため

第二新卒はスキルや実績がない分、前職の影響を受けておらず、素直で柔軟に適応してくれると考えられています。

例えば、前職で10年近く経験を積んでいると、自社の業務のやり方を教えても、前職で染み付いた方法で業務を進めてしまう人もいます。

また、前の会社を深く知っているため、新しい会社の文化に馴染むことができない場合もあります。

第二新卒は前職でも経験が少ないため、業務を素直に吸収し、比べる対象がないので、文化に適応しやすいです。

社会人の基礎スキルが身についている

第二新卒が転職する際の有利になる理由は、基礎スキルが身についているため。

第二新卒は前職での経験を活かすことができる社会経験として、ビジネスマナーや書類作成など基礎スキルはすでに取得しています。当たり前のことは当たり前にできるため、新卒社員のように一から研修する必要がありません。

そのため、第二新卒は教育コストを抑えることができるので、お得です。

少子高齢化の影響により若手人材を確保したい

第二新卒が転職する際の有利になる理由は、少子高齢化の影響により若手人材を確保したいため。

若手社員が離職したままにしておくと、社内の年齢バランスが崩れてしまう可能性があります。企業が継続的に業績を上げていくには戦力となる若手人材が必要不可欠です。

例えば、即戦力の40代の中途社員を雇った場合は貢献できても10年程度ですが、第二新卒の場合は長期的に定着してくれれば、30年程度は貢献してくれるかもしれません。そのため、企業は第二新卒を求めています。

第二新卒が転職する際に不利になる点

第二新卒枠は最近できた新しい採用枠です。

40〜50代の人事社員からすると、「仕事へのやる気がない」「根性がない」などネガティブな印象を持たれる可能性もあり、不利になるかもしれません。

具体的には以下のような理由があります。

第二新卒が転職する際の不利になる点

  • 短期離職者であること
  • 知識が浅く、ポテンシャルに期待するしかない

短期離職者であること

第二新卒が転職する際に不利になる理由は、短期離職者であるため。

企業側からすると、「またすぐに会社を辞めてしまわないかな?」と懸念点があり、採用には慎重になります。

大手企業ではたくさんの教育コストを投入しています。前職のように3年程度で退職されると、会社としては赤字の状態で社員を手放すことになります。

会社に損失しか与えない社員を採用するメリットはないので、短期離職=すぐ辞めるというイメージは不利になってしまいます。

知識が浅く、ポテンシャルに期待するしかない

第二新卒が転職する際に不利になる理由は、知識が浅く、ポテンシャルに期待するしかないため。

中途採用の場合は、スキルや実績で判断して、即戦力社員を入社させるものです。しかし、第二新卒はスキルがないので、ポテンシャルに期待して採用を決定します。

そのため、採用を決定する明確なものさしがないため、社風にマッチしていることや学歴などで判断されることが多いです。

業界別の第二新卒を採用している大手企業の例

ここでは、第二新卒を採用している大手企業を業界別に紹介します。自分が志望している業界や興味がある業界があれば、チェックしてみてくださいね。

業界別の第二新卒を採用している大手企業の例

  • マスコミ・広告業界
  • インフラ業界
  • メーカー業界
  • コンサルティング業界
  • 金融業界
  • IT・Web業界
  • エンジニア職
  • 無形サービス業界
  • 店舗サービス業界
  • 総合商社

マスコミ・広告業界

マスコミ業界・広告業界の大手企業は高年収+離職率の低さから人気があります。

ここに注意!

    ただ、マスコミ業界、特にTV局は採用形式が古いのがネックですね。採用ページに自分の情報を登録後はひたすら企業からの連絡を待つしかありません。


大手企業の例

  1. NHK
  2. 日本テレビ
  3. 日本テレビ

インフラ業界

インフラ業界は業界・職種経験者であり、高い専門性が求められる場合が多いですね。求人が出にくいので、見つけた際はすぐに応募するのをおすすめします。

大手企業の例

  1. JR東日本
  2. NTT西日本
  3. JR東海

メーカー業界

メーカー業界は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた企業が多い印象でしたが、自宅需要の高いゲームメーカーや製薬会社などは業績が向上しており、第二新卒を積極的に募集していますね。

大手企業の例

  1. TOYOTA
  2. HONDA
  3. SHARP
  4. 任天堂
  5. バンダイナムコホールディングス
  6. 武田薬品工業
  7. 中外製薬
  8. アステラス製薬

コンサルティング業界

コンサルティング業界では、未経験者の第二新卒を積極的に採用しています。ただ、コンサルタントはアドバイザーといった特殊な役割を担うため、前職の経験が生きない場合がほとんどです。

そのため、新卒1年目と同様に、一から学ぶ姿勢で転職活動に臨みましょう。

大手企業の例

  1. ベインアンドカンパニー
  2. アクセンチュ
  3. ATカーニー
  4. CDI
  5. マッキンゼー

金融業界

金融業界では総合職採用として第二新卒を募集しています。

ここがポイント

金融業界の総合職とは、銀行業務の調査・分析・企画・調整に関する事務などを行う職種のこと。全国転勤やジョブローテーションがある場合が多い。



ここに注意!

    基本的には4年制大学を卒業した第二新卒が採用対象です。


高卒の第二新卒を採用しているかどうかは直接企業に問い合わせたり、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談したりしましょう。

大手企業の例

  1. 野村信託銀行
  2. 三井住友銀行
  3. 日本銀行
  4. SMBC日興証券

IT・Web業界

IT業界は人手不足により、第二新卒の求人が多いのが現状です。特にプログラマーやシステムエンジニアなどエンジニア職は未経験から採用している企業もありますね。

大手企業の例

  1. yahoo!
  2. サイボウズ
  3. cookpad
  4. 日本オラクル
  5. ミクシィ
  6. 富士通
  7. NTTデータ
  8. ZOZO
  9. リクルート

エンジニア職

以下はエンジニアとして市場価値が高められる企業です。第二新卒専用のリクルートページも設置されていますね。

大手企業の例

  1. 日本IBM
  2. 野村総研
  3. 富士通
  4. 伊藤忠テクノソリューションズ
  5. メルカリ

無形サービス業界

無形サービス業界は新卒からも人気の業界ですね。それ故に新卒社員、既存の社員が優秀な場合が多く、中途採用に求めるレベルが高い傾向があります。


大手企業の例

  1. リクルートホールディングス
  2. サイバーエージェント

店舗サービス業界

店舗サービス業界は未経験者採用が多く、学歴を問わず3年程度の就業経験があれば面接に進める可能性があります。現場の接客スタッフからスタートになる場合が多いですね。

大手企業の例

  1. ファーストリテイリング
  2. スターバックス
  3. ロクシタン
  4. 星野リゾート

総合商社

総合商社は高年収+事業規模の大きな仕事ができることから第二新卒に人気の職種ですね。職種や対応地域によっては、入社後に専門性を身につけるポテンシャル採用を行っている企業もあります。

ここに注意!

    それでも応募条件が厳しい場合が多く、専門商社で経験を積んでから総合商社へキャリアアップした方が良いかもしれません。


総合商社の応募条件の例

  1. 特定分野の4年制大学を卒業している
  2. 職種や業界での就労経験が2〜3年ある


大手企業の例

  1. 伊藤忠商事
  2. 三菱商事
  3. 三井物産
  4. 住友商事
  5. 丸紅

第二新卒が転職活動の前にやっておくべきチェックリスト

第二新卒が大手企業に転職をするためには、やみくも転職活動をすれば良いわけではありません。

転職活動を始めてから後悔しないように、以下のチャックリストをクリアしておくことをおすすめします。

第二新卒が転職活動の前にやっておくべきチェックリスト

  • 現職で実績を上げておく
  • ベストな転職時期を知り、逆算して行動する
  • 退職理由を明確にしておく

前職で実績を上げておく

第二新卒が転職活動の前にやっておくべきことは、現職で実績を上げておくことです。なぜなら、第二新卒枠が有利だとしても、実績のない状態の転職は厳しいため。

大企業への転職に成功した私の知り合いは、入社直後から転職を視野に入れていたので、入社1年目から営業職として新人MVP賞を受賞し、転職のアピール材料にしていました。

ライバルは実績がない場合が多いので、小さいものでもいいので実績があると、第二新卒の転職は有利になります。

できれば、実績はチームや部署ではなく、自分個人で実績をアピールできると良いですね。

ベストな転職時期を知り、逆算して行動する

第二新卒が転職活動の前にやっておくべきことは、ベストな転職時期を知り、逆算して行動することです。なぜなら、第二新卒の需要が高まる時期の方が転職成功率が高まるため

入社時期は人事予算の使い切り、新卒と同じ時期に研修ができる4月or人事異動がある10月が良いです。

基本的に転職にかかる期間は3ヶ月と言われているので、入社時期から逆算して行動してみてください。

10月入社を目指すなら、求人広告が増える時期である7〜9月の転職活動がおすすめ。

新卒入社と同じ時期の4月入社を目指すなら、12〜3月の間に転職活動をするのがベストです。

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2020.01.07

退職理由を明確にしておく

第二新卒が転職活動の前にやっておくべきことは、退職理由を明確にしておくことです。

なぜなら、面接の際に必ず聞かれる質問のため。ポイントは、以下の通りです。

退職理由のポイント

  1. 退職理由を人のせいにしない
  2. 失敗を認める
  3. これからの仕事のビジョンを伝える

「会社のノルマが厳しく、労働環境も悪いので退職した」ではなく、「会社のノルマは今の自分の能力では達成が難しく、社員同士で競い合う環境ではなく、協力し合う環境を求めて退職した」という理由の方が印象も良くなります。

素直に間違いを認めて、失敗を糧にする姿勢を見せ、今後はどう会社に貢献したいのかを伝えれば、退職理由にも納得感が出ます。

 第二新卒が大手企業へ転職する4つのメリット

もちろん、企業選びで大切なことはネームバリューや待遇だけではありません。ただ、大手企業に勤めているだけで恩恵を得られることが多いのは事実です。

そこでここでは、第二新卒が大手企業へ転職するメリットを4つ解説します。

第二新卒が大手企業へ転職する4つのメリット

  • 待遇が良い
  • 業務の規模が大きい
  • 社会的信用が高い
  • 今後の転職活動で有利になる

待遇が良い

第二新卒が大手企業へ転職する1つ目のメリットは、待遇が良いことです。大手企業の好待遇の例は以下の通りです。

待遇の例

  1. 給与面:中小企業やベンチャー企業と比べて、給与水準が高い。必ず1回は昇給がある。賞与も約4ヶ月分はある場合が多い。
  2. 年間休日:120日以上ある企業が多い。一般的には120日を超えると休日が多い企業とされる。
  3. 福利厚生:きちんと退職金制度があったり、住宅手当により家賃を支払う額が少なかったりする。特別休暇や保養所の設置など休日系の福利厚生も充実している。


大手企業では財政基盤が整っています。そのため、利益を社員に還元しやすく、待遇が良くなる傾向があるんです。

業務の規模が大きい

第二新卒が大手企業へ転職する2つ目のメリットは、業務の規模が大きいことです。

大手企業では、1つのプロジェクト単位で何百億のお金が動くことも多いです。キャリアを積む環境として申し分ありません。将来的には下請け企業では身につかないマネジメント能力などのスキルを得られる可能性があります。

社会的信用が高い

第二新卒が大手企業へ転職する3つ目のメリットは、社会的信用が高いことです。実際、大手企業に勤めているだけでも、住宅・自動車ローンが通りやすくなりますね。

また、大手企業の名前そのものにブランド力があるため、営業や商談が有利に進む場合が多いです。そのため、社会的信用の高さは大手企業へ転職する大きなメリットかもしれません。

今後の転職活動で有利になる

第二新卒が大手企業へ転職する4つ目のメリットは、今後の転職活動で有利になることです。

キヨちゃん

大手企業での勤務経験があると転職の市場価値が高くなり、転職で有利になりやすいですね。

具体的には書類選考の段階で採用担当者の目に留まりやすく、面接に進める可能性が高い傾向があります。

第二新卒が大手企業へ転職する4つのデメリット

大手企業に勤めることは必ずしもメリットだけではありません。実際、大手企業の働き方が合わない人もいます。入社後にミスマッチを起こさないためにも、ここで第二新卒が大手企業へ転職するデメリットを把握しておきましょう。

第二新卒が大手企業へ転職する4つのデメリット

  • 業務の裁量が狭い場合がある
  • 年功序列型で成果に対して昇給額が見合わない場合がある
  • 意思決定のスピード感に欠ける
  • 転勤や異動を避けられない可能性が高い

業務の裁量が狭い場合がある

第二新卒が大手企業へ転職する1つ目のデメリットは、業務の裁量が狭い場合があることです。

担当する業務の幅が狭かったり、平社員には決裁権がなかったりと歯車的な仕事だと感じる人もいますね。ベンチャー企業では、20代のうちからプロジェクトリーダーを任されている人もいるため、経験に大きな差が生まれるかもしれません。

年功序列型で成果に対して昇給額が見合わない場合がある

第二新卒が大手企業へ転職する2つ目のデメリットは、年功序列型で成果に対して昇給額が見合わない場合があることです。

ベンチャー企業など実力主義の企業とは違い、大手企業では年功序列型の企業が多いです。例えば、自分より営業成績が悪い先輩の方が給与が高いこともありますね。

成果に見合った報酬を得たい場合は、大手企業より実力主義の企業に転職しましょう。

意思決定のスピード感に欠ける

第二新卒が大手企業へ転職する3つ目のデメリットは、意思決定のスピード感に欠けることです。

大手企業では係長・課長・部長など多くの階層の人を介して、意見を求める必要があります。時間がかかる場合は意思決定の前段階の社内調整で半年以上かかる可能性があります。

ユウキ君

金融業界などハンコ文化が根付いている業界では、社内の人から承認のハンコをもらう作業が必要になるかもしれません。

転勤や異動を避けられない可能性が高い

第二新卒が大手企業へ転職する4つ目のデメリットは、転勤や異動を避けられない可能性が高いことですね。

大手企業では全国や海外に支社を持っている場合が多いです。ジョブローテーション制度を取り入れている企業が多く、転勤や異動を避けられないかもしれません。

フジワラ

転勤や異動の辞令にはよっぽどの理由がない限りは従わなければならないため、「地元で働きたい」「営業職でスキルを磨いていきたい」などの場合にはデメリットになりますね。

どうしても、転勤を避けたい場合はエリア限定職での募集をチェックしてみましょう。

第二新卒から大手企業への転職するためのコツ

第二新卒が大手企業に転職するためには、アピールする材料を間違えないことが重要です。

新卒や中途採用の社員にはない強みを押し出して、大手企業への内定を勝ち取りましょう。

ここでは、以下の第二新卒から大手企業への転職するためのコツを紹介します。

第二新卒から大手企業への転職するためのコツ

  • 長期的に定着できることをアピールする
  • ポテンシャルをアピールする
  • 複数社並行して選考に臨む
  • 就職人気ランキングにはない企業を狙う
  • 転職エージェントを利用する

長期的に定着できることをアピールする

第二新卒から大手企業への転職するためのコツは、長期的に定着できることをアピールすることです。

なぜなら、「前職のようにすぐに辞めてしまうのではないか?」というイメージが付いているため。なので、短期離職者というネガティブイメージを払拭する必要があります。

ただ、「長く勤められます!」と言っても、説得力に欠けてしまいます。そこで面接官が納得させるような回答をするために以下の質問を自分にしてみてください。

自分への質問内容

  1. 就活生時代と仕事観がどんな風に変わったか?
  2. その業種と企業に長く勤められる確信の真意は?
  3. 今後のビジョンと企業の関連性はあるか?

この質問を深掘りすれば、長期定着できることをアピールになります。

ポテンシャルをアピールする

第二新卒から大手企業への転職するためのコツは、ポテンシャルをアピールすることです。なぜなら、第二新卒は即戦力ではなく、ポテンシャルが重視されることが多いため。

過去の仕事から自分の伸ばせる部分を探してアピールしたり、大企業より中小企業の方が裁量が大きいので、大手の社員より実務経験を積んでいることをアピールすることがおすすめです。

面接官に成果を上げられることがイメージしてもられば、内定に近づくことができます。

複数社並行して選考に臨む

第二新卒から大手企業への転職するためのコツは、複数社並行して選考に臨むことです。なぜなら、大手企業は倍率が高く、人気なため、一社だけでは転職が成功する確率は低いため。

もしも、不採用になった場合、一からやり直すのは効率が悪く、ベストな転職時期を逃してしまいます。

第二新卒が1社内定するために必要な応募企業数は、平均して30社と言われています。

フジワラ

第二新卒で大手に転職した私の知り合いは、計40社以上にエントリーしていたそうです…

大手企業の内定獲得のためには、面接練習も兼ねて、ある程度多くの企業にエントリーする必要があります。

エントリーする企業は滑り止めとして適当に決めるのでなく、大変ですが、働きたい会社と思える会社に絞って応募してくださいね。

就職人気ランキングにはない企業を狙う

第二新卒から大手企業への転職するためのコツは、就職人気ランキングにはない企業を狙うことです。なぜなら、人気企業は応募者が殺到するので、転職が失敗するリスクがあるため。

地名度が低い企業でも大手企業はたくさんあります。例えば、BtoB企業は法人を相手にしているので、消費者には馴染がありません。

しかし、独自の技術や業界シェア率の高い商材がある企業であれば、安定して収益を挙げることができます。

そのため、知名度で企業を選ぶのではなく、企業の将来性も加味して選ぶことがおすすめです。

キヨちゃん

上場を目指しているベンチャー企業なんかは将来的に大きくなる可能性があるのでオススメですね。

転職エージェントを利用する

第二新卒から大手企業への転職するためのコツは、転職エージェントを利用することです。

なぜなら、一人で就活するよりも、就活のプロのキャリアドバイザーのサポートがあった方が内定を獲得しやすいです。

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 【状況別】第二新卒から大手企業へ転職するためのコツ

先程の内容で基本的な第二新卒から大手企業へ転職するためのコツは掴めたかもしれません。第二新卒から大手企業へ転職する際は、前職の企業から得たことや特徴を加味してアピールする必要があります。前職の企業の種類によってもアピールポイントは異なるので、ここでチェックしてみてください。

【状況別】第二新卒から大手企業へ転職するためのコツ

  • 中小企業から転職する場合
  • 大手企業から転職する場合
  • ベンチャー企業から転職する場合

中小企業から転職する場合

中小企業から大手企業は転職する場合は、中小企業からの転職であることを卑下したり、大手企業をやたらに褒めたりしないようにしましょう。なぜなら、採用担当者にはネガティブな印象に映ったり、媚を売る姿勢はバレやすかったりするため。

ポイントは前職の中小企業で培ったスキルや知見をアピールすること。中小企業は大手企業のように分業制ではないため、幅広い業務に対応できる能力が身についている場合が多いです。

キヨちゃん

さまざまな場面に対応できるスキルやマルチタスク能力をアピールしてみてくださいね。

大手企業から転職する場合

大手企業から大手企業へ転職する場合は、「なぜ大手企業から転職を希望しているのか?」と採用担当者から質問される可能性が高いです。

その際は待遇やネームバリューに触れるのではなく、前職では叶えられない目標などを語りましょう。前職の仕事のやり方を引きずるようなことはせず、新しい環境でもすぐに溶け込めることをアピールしてみてください。

ベンチャー企業から転職する場合

ベンチャー企業から大手企業へ転職する第二新卒の場合は、大手企業の中でもメガベンチャーに絞って転職活動を行うのをおすすめします。

ここがポイント

メガベンチャーとは、新しい技術やビジネスモデルを生み出して大企業に成長したベンチャー企業のこと。



業務内容や職種が類似していると、前職で身につけたスキルや知識が活かせるかもしれません。

ミスマッチを起こさないための注意点

大手企業に転職できたとしても、自分のやりたいことや理想の働き方とかけ離れていたなんてこともあります。

ミスマッチを起こさないためには、自分の気質と受ける企業の特徴を知ることが大切です

ここでは、以下のミスマッチを起こさないための注意点を紹介します。

ミスマッチを起こさないための注意点

  • 自分が大手企業に向いているかを知っておく
  • 自己分析を徹底的に行う
  • 多くの会社を見て検討し、念入りに企業研究を行う

自分が大手企業に向いているかを知っておく

ミスマッチを起こさないための注意点は、自分が大手企業に向いているかを知っておくです。

なぜなら、年功序列や経験できる業務の幅が狭い大手企業の働き方に合わない人もいるため。一般的に以下のような人は企業には向いていると言われます。

大手企業に向いている人

  1. 高学歴な人
  2. 社会的地位を気にする人
  3. 出世することが第一で、上司とのコミュニケーションが得意な人
  4. 団体行動が得意で協調性がある人
  5. 指示通りに素直に行動できる人

自己分析を徹底的に行う

ミスマッチを起こさないための注意点は、自己分析を徹底的に行うことです。なぜなら、就活生時代と仕事観がどんな風に変わることはよくあるため。

就活生の時に自己分析をやっていたとしても、もう一度行なってみてください。自己分析の内容は以下の通りです。

自己分析の内容

  1. 新卒の時と自分の仕事観・人生観がどう変わったか?
  2. 何がきかっけで変わったか?
  3. 過去の体験で同じようなものはあったか?
  4. どのように働けば、幸せになれるのか?

自己分析によって、なぜ大手企業思考に変わったのかが分かり、アピールすべき点も見つかりやすくなります。

ユウキ君

自己分析で得た情報を元に、理想を実現できる企業を探すだけです。

多くの会社を見て検討し、念入りに企業研究を行う

ミスマッチを起こさないための注意点は、多くの会社を見て検討し、念入りに企業研究を行うことです。なぜなら、一つの企業だけに集中しすぎると、客観的な視点を失ってしまうため。

第二新卒の転職はチャンスですがミスマッチを起こして、短期離職を繰り返せば、キャリアに傷がついてしまいます。

多くの企業と比較検討することで、本命企業のメリット・デメリットは分かるようになります。

例えば、本命のA社は固定残業代で、滑り止めのB社は近い業務内容で残業代は全額出る場合、A社には残業代がほとんど出ない可能性があるというデメリットを知ることができます

ミスマッチでキャリアに傷をつけないためにも、企業選びには慎重な姿勢が重要になります。

第二新卒が大手企業の転職を目指す際のQ&A

第二新卒が大手企業の転職を目指す際のQ&Aをまとめました。気になるところがあれば、チェックしてみてくださいね。

大手企業を狙うのにおすすめの職種は?

大手企業を狙うのにおすすめの職種は以下の通りです。

大手企業を狙うのにおすすめの職種

  1. 営業職:専門的な資格が必要なく、基礎的な社会人のスキルがあれば働ける。コミュニケーション能力やヒアリング能力が必要になるが、入社後に身につけられる。
  2. エンジニア職:慢性的な人手不足に陥っている。未経験でも一定の知識やスキルがあれば担当できる業務がある。仕事をしながらスキルアップや資格取得を目指すのがベター。
  3. 事務職:中途採用を募集されるのは欠員補充や部署の再編成があった場合のみ。英語力が必要になる貿易事務や医療事務など特定のスキルを求めれる事務職がおすすめ。
  4. 経験職種:前職のスキルや知識を活かせるため、転職活動が有利になったり、転職後に年収アップしやすくなったりする。


基本的には専門的なスキルが必要がなく、ポテンシャルで採用してもらえる職種がおすすめです。

キヨちゃん

大手企業では教育体制が整っている場合が多いため、入社後に専門性を磨くことができますね。

おすすめの転職活動の開始時期は?

前述した通り、転職活動の開始時期は7〜9月or12〜3月がおすすめです。なぜなら、求人が増える時期であるため。

第二新卒の求人が多い時期とその理由

  1. 7月〜9月の時期(10月入社):異動や転勤で欠員が出やすいため。求職者側も夏のボーナスを受け取って退職する場合が多く、企業側も第二新卒を獲得しやすい。
  2. 12月〜3月の時期(4月入社):1年以内に辞めた新卒の補充や定年退職を迎える社員がいるので欠員が出やすいため。新卒者とまとめて研修ができるなど企業側にも教育コストを削減できるメリットがある。


上記のように退職者が増える時期は求人も増えるので転職活動を始める時期としては最適です。大手企業も例に漏れず、求人は増えるため、転職活動を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ:第二新卒は大手企業に転職するチャンス!

この記事では第二新卒の定義や第二新卒が転職で有利になる理由や不利になる理由、業界別の第二新卒を採用している大手企業の例、第二新卒が転職活動の前にやっておくべきチェックリスト、第二新卒が大手企業へ転職するメリット・デメリット、ミスマッチを起こさないための注意点、転職のコツを紹介してきました。

では、記事の内容をまとめます。

記事の内容まとめ

  • 大手企業は人材不足の傾向があり、第二新卒にもチャンスがある
  • 長期的に定着できることをアピールし、ネガティブイメージを払拭する
  • 転職エージェントを利用する


新卒3年目以内の若手社員の離職率が高いため、大手企業も第二新卒枠の採用に積極的です。ただ、同じ短期離職者なので、長期的に定着できることをアピールして、ネガティブイメージを払拭しましょう。

良い求人はすぐに無くなってしまいます。大手企業への転職を検討している場合は、今回紹介した転職エージェントに無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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