この記事はこんな人向け
現在はアルバイトで生計を立てているフリーター。このまま自由なフリーターか安定の正社員になるか迷いますよね。このまま、歳を重ねていくと、就職の難易度はどんどん上がってしまいます。
しかし、心配ありません。20代のフリーターなら就活のポイントを抑えるだけで内定を獲得することは可能です。私もアラサーまで塾講師アルバイトの経験しかありませんでしたが、2社から内定を得ることができました。
今回は実際の体験談をベースに、フリーターから正社員になれる年齢といつから就職すべきかを解説していきます。
目次
フリーターが正社員になれる年齢制限は20代まで!
フリーターが就職すべき年齢は、遅くとも20代までです。なぜなら、若ければ若いほど企業側としては採用しやすく、市場価値が高いため。

フリーターの割合は15歳〜19歳の割合は減少傾向、25歳〜34歳のフリーター層は2009年以降増加傾向にあるとされています。
例えば、20代なら即戦力ではなくても、数年間かけて育成しようという企業も多いは多く、ポテンシャルでの採用をされるため、正社員になりやすいです。
裏を返せば、20代の需要がある時期にできなった層は、30代からのフリーターの脱却は難しいということです。職種や企業の選択肢が豊富な20代の時期こそ行動を起こすしかありません。
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30代フリーターになると就職の難易度が上がる理由

スキル・正社員経験なしのフリーターの就活において、30歳は大きな基準になります。
30歳を超えると、20代と求められるニーズが異なるため、未経験者を企業は求めなくなってしまうんです。
手遅れにならないために、ここでは以下の30代フリーターになると就職の難易度が上がる理由を解説します。
30代フリーターになると就職の難易度が上がる理由
- 年齢が上がるにつれて、実績やスキルが求められるから
- 面接で疲弊してしまい、フリーターに逆戻りしやすいから
年齢が上がるにつれて、実績やスキルが求められるから
30代フリーターになると就職の難易度が上がる理由は、年齢が上がるにつれて、実績やスキルが求められるため。
30代は新卒で正社員として入社していれば、中堅ポジションであり、正社員の経験が豊富であることが求められます。
例えば、専門性の高いスキル、部下を統率するマネジメントスキルなどが身についた社員を企業側も採用しようと考えます。
20代の場合は、新卒で入社した社員も高いスキルのある人は少数派なため、中途採用のフリーターでも育成に力を入れれば、同じように戦力になれる可能性があります。
企業側も採用コストを考えると、伸び代のある20代ならまだしも、30代の未経験者を雇う余裕はありません。そのため、30代になると、未経験を歓迎する求人や選べる職種はかなり減り、就職の難易度は上がってしまいます。
面接で疲弊してしまい、フリーターに逆戻りしやすいから
30代フリーターになると就職の難易度が上がる理由は、面接で疲弊してしまい、フリーターに逆戻りしやすいため。
就職活動は基本的に孤独との戦いになるので、不採用が続くと、メンタルが折れそうになることがあります。
30代で職歴なしの場合、新卒や第二新卒、転職者に比べて、立場も不利になるので内定を獲得しにくいのが現状です。
30代でアルバイト経験しかないと、「能力が低いかもしれない」「何かしらの問題があるのではないか」と勘ぐられてしまい、書類で落とされる可能性が高いです。
また、運よく面接まで進んだ場合でも、以下などの厳しい質問をされるので、辛い就活を乗り越えることができないことがあります。
などの厳しい質問をされるので、辛い就活を乗り越えることができないことがあります。
フリーターを続けることで起こる弊害
フリーターから正社員になるために就職活動を始めると、稀に世間からの洗礼を浴びることもあります。
しかし、企業側も一緒に働いていけるかどうかを判断するために、止むを得ず、厳しい質問をしていることが多いです。
面接から逃げて、自由で楽なイメージのフリーターを続けることも選択肢の一つかもしれません。しかし、フリーターを続けることには、デメリットがあることを頭に入れていくことをおすすめします。
フリーターを続けることで起こる弊害
定期的な昇給がない・賞与が出ない
フリーターを続けることで起こる弊害の1つ目は、定期的な昇給がない・賞与が出ないことです。なぜなら、昇給や賞与がないと、大きな金額がまとまって入ることがなく、貯金が難しいため。
アルバイトの雇用形態は、勤務時間分の収入が支払われるため、収入は安定しません。昇給するとしても、時給が10〜100円アップなど微々たる場合が多いです。
一方、正社員は固定報酬制のため、月末に安定した給与を得ることができます。また、多くの企業が年功序列型で、勤続年数が上がるごとに昇給があっていくため、生活の質も高くなっていきます。
賞与は夏と冬に2回もらえる場合が多く、夏と冬を合算すると、月給3ヶ月分に相当すると言われています。賞与の分を貯金や、家族サービスで旅行に行くなど贅沢をすることができることも魅力の一つです。
フリーターでもダブルワークをすれば、正社員並みに稼ぐことで不可能ではありません。しかし、かなりの激務になるため、自由な時間の多いフリーターの働き方のメリットが失われてしまい、本末転倒になってしまいます。
キヨちゃん
20代は正社員もフリーターの平均年収に大差はありませんが、30代は昇進する正社員も多く、年収はフリーターの倍以上になります。
もらえる年金が少なく、老後にかなりの蓄えが必要
フリーターを続けることで起こる弊害の2つ目は、もらえる年金額が少なく、老後にかなりの蓄えが必要なことです。なぜなら、正社員とフリーターでは加入している年金制度が異なるため。
フリーターの場合、毎月国民年金を全額支払ったとしても、受給額は月5万円程度です。正社員の場合、会社が半分負担してくれる厚生年金に加入しており、受給額は15万円程度となっています。
60代の無職単身世帯の実支出の平均は151,307円のため、国民年金しか受給できないフリーターは足りない分を補わなければなりません。
参考:(総務省「家計調査報告(家計収支編)平成31年(2019年))
老後を25年とすると、必要な貯金額は4000万円以上です。貯金で足りない分は、生活のために70代80代でも働き続けないとなりません。
社会的な信用が低い
フリーターを続けることで起こる弊害の3つ目は、社会的な信用が低いことです。
なぜなら、日本では正社員=安定の価値観が強く、さらにフリーターの収入の安定性もないため。
例えば、景気の悪さから会社の経営が傾いた場合、真っ先に解雇の対象になるのは正社員ではなく、アルバイトや契約社員などの非正規雇用の人たちです。
アルバイトの仕事はマニュアルによって、誰かが抜けても仕事がまわせるように仕組み化されています。そのため、非正規用の仕事は替えが効くため、すぐに解雇できるのです。
ユウキ君
定期的な支払いが必要になる場合、明日収入が0になる可能性がある人は信用しづらいですよね。
結婚の場合も同様で、今後の結婚式や子育て費用を考えると、経済的な面がネックになり、相手の両親から結婚を反対される場合もあります。
フリーター期間が長いと就職成功率は下がる
フリーターを続けることで起こる弊害の4つ目は、フリーター期間が長いと就職成功率は下がることです。

事実、厚生労働省の調査によると、フリーター期間が3年以上の人が正社員になれた割合は、5割を切ってしまっています。
フリーター期間の長い30代が応募できる求人は、身体的にも精神的にもきつく、離職率の高いブラック企業など人手がどうしても足りない企業などが混ざっています。
20代のうちに就活しないと、良い待遇の会社に就職するは難しくなってしまいます。
歳を重ねる度にアルバイトの選択肢がなくなっていく
フリーターを続けることで起こる弊害の5つ目は、歳を重ねる度にアルバイトの選択肢がなくなっていくことです。なぜなら、体力の低下や物覚えが悪くなっていくため。
例えば、時給の良い夜勤や肉体労働は体を鍛えていないと、歳を重ねる度に応募しても採用されなくなっていきます。
今のバイトも若い人を採用したいと考えていれば、続けられなくなる可能性もあります。今まではストレスがあれば、場を転々とできるのがアルバイトの強みでした。しかし、採用してくれるバイト先が減れば、不満があっても我慢して働かなければなりません。
フリーターが就職活動を成功させるポイント

フリーターは自由な時間があり、若いうちはメリットもありますが、歳を重ねるにつれて、デメリットは増加します。
結論、正社員になった方が将来的には不安のない生活を送ることができます。ここでは以下のフリーターが就職活動を成功させるポイントを紹介していきます。
フリーターが就職活動を成功させるポイント
未経験者応募可能な求人に絞って応募する
フリーターが就職活動を成功させるポイントの1つ目は、未経験者応募可能な求人に絞って応募することです。
なぜなら、フリーターには正社員経験者が応募してくる競争率の高い企業に就職するのは難しいため。
未経験者を採用している企業は、人手が不足しているブラック企業というイメージが強いかもしれません。
しかし、実際は未経験者を育成して、戦力にするために救育体制が整っている企業が多数存在します。特にニートの就職支援に特化したエージェントでは、独自の調査をクリアした企業のみを求人紹介しているので、ブラック企業は完全に排除されています。
フジワラ
それでも心配な人は、「カイシャの評判」や「Open Work」などの口コミサイトで評判を調べてみてくださいね。
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アルバイトの経験を応募書類でアピールする
フリーターが就職活動を成功させるポイントの2つ目は、アルバイトの経験を応募書類でアピールすることです。なぜなら、アルバイトも立派な職務経歴のため。
フリーターで正社員雇用の経験がない人はアルバイト経験を軽視していますが、仕事に対する取り組む姿勢をアピールができます。
具体的には業務内容、成功体験を通して、得たスキルや知識をまとめてみてください。職務経歴書は、自分の経歴をアピールできる書類のため、書き方次第で採用に大きく近づくことができるんです。
人気企業に転職成功した職務経歴書を参考にしよう
人気企業に転職成功した人は、どのような職務経歴書を作成したのでしょうか。
転職成功者の回答から、考え方、アピールポイントを学んでみましょう。
「職務経歴書完全攻略まとめ」では、なかなか見ることのできない職務経歴書を数多く掲載しています!
ビジネスマナーを学んでおく
フリーターが就職活動を成功させるポイントの3つ目は、ビジネスマナーを学んでおくことです。
なぜなら、常識さえ抑えておけば、マナーで減点されることはなく、面接で話す内容に集中できるため。
具体的には、以下のビジネスマナーを見つけておくことをおすすめします。
言葉遣い
言葉遣いはもちろん敬語を使うようにしてください。
語尾はですます調で揃えて、主語は僕や私など様々なものを使わずに、私に統一することをおすすめします。
言葉遣いがしっかりしているだけでも、印象は良くなるので、普段から丁寧な言葉遣いに慣れておきましょう。
入退室の仕方
入室の流れは、ドアをノック→「どうぞ」と面接官の声が聴こえたら、ドアを開く→入室後、ドア方向を向いて閉める。→面接官の方向に向き、「よろしくお願いします」と言い、一礼。→「どうぞ、おかけになってください」と勧められた席に座る。→「失礼します」と言い、着席。
退出の流れは、「ありがとうございました」とお礼を言い、一礼。→ドアの前で「失礼いたします」と言い、退出。
エレベーターまでのお見送りしてくれる場合は、エレベーターに乗り、「本日はありがとうございました。失礼いたします。」と言い、ドアが閉まるまで礼して、頭を下げておくてください。
面接中の立ち振る舞い
面接中の立ち振る舞いは、相手の目を見て話してみてください。
視線がブレていると、落ち着きのない印象がついてしまうことや集中力の無さを疑われてしまいます。
改善法としては、相手のこめかみあたりを見ておくことがおすすめです。面接官が複数人いる場合は、1人だけを見るのではなく、会話中にまんべんなく全員と視線を合わせるようにしましょう。
面接官が納得できるような空白期間の説明をできるようにする

フリーターが就職活動を成功させるポイントの4つ目は、面接官が納得できるような空白期間の説明をできるようにすることです。なぜなら、フリーターに対して、まだ企業は良い印象を持っていないことが多いため。
納得感のある回答をするためには、「挫折→成長」の流れで話すことがおすすめです。
「自分の至らなさから、空白期間が空いてしまったが、その期間のおかげで成長できた」と空白期間を肯定的な内容として話すことで、説得力は出やすくなります。
転職エージェントに無料相談してみる

フリーターが就職活動を成功させるポイントの5つ目は、転職エージェントに無料相談してみることです。
なぜなら、転職エージェントのキャリアドバイザーは就活のプロなので、的確なアドバイスをもらうことができるため。
また、一人で就活するよりもサポートがあった方が内定を獲得しやすいです。転職エージェントでは主に以下のサポートを受けることができます。
担当のキャリアアドバイザーに就活について分からないことは何でも質問することができ、自分の希望条件にあった求人を紹介してくれます。
また、「体育会系」「優しめの人が多い」など企業の社風についても教えてくれるため、ミスマッチを減らすことが可能です。
面接対策や履歴書添削までサポートがあり、心が折れそうになっても、キャリアアドバイザーと二人三脚で、内定獲得まで挑戦し続けることができます。
フジワラ
私も転職エージェントのサポートがあったから内定を獲得できたと言っても過言ではありません…!
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まとめ:フリーターが正社員になれる年齢制限は20代まで!早く就活を始めることが大切
この記事では、フリーターから正社員になれる年齢制限とフリーターを続けることで起こる弊害を紹介しました。
では、この記事のポイントをまとめます。
記事のポイントまとめ
- フリーターが正社員になれる年齢制限は20代まで
- フリーターを続けると将来的なデメリットが大きい
- 何はともあれまずは転職エージェントに無料相談
フリーターが正社員になることは、20代ならスキルや経験がなくても難しくありません。しかし、30代になると、就職の難易度は上がるので、早めに就職活動を始めることが大切です。
フリーターは自由な働き方ができますが、収入の低さから貯蓄がしにくく、保証が少ないため、ある意味制限は多いです。
そろそろ就職を考えているけど、何から始めて良いか解らない人は、とりあえず無料の転職エージェントに相談してみると良いかもしれません。
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フジワラ
就活に苦い思い出しかない場合、フリーターを続けた方が楽だと錯覚してしまいます。