この記事はこんな人向け
学校を卒業後はフリーターやニート生活を送り、気づけば26歳で職歴なし。周りが立派に社会人になっている姿をみると、「そろそろ就活しないと…!」と焦ってきますよね。職歴がない場合、やみくもに就職活動をしても、内定はなかなか獲得できません。
しかし、心配ありません。26歳で職歴なしでも、正しい就活の方法や職選びをすれば、内定を取ることは難しくありません。私もアラサーまで塾講師アルバイトの経験しかありませんでしたが、2社から内定を得ることができました。
今回は実際の体験談をベースに、26歳職歴なしから正社員になるための方法を紹介します。
目次
26歳職歴なしが就職すべき理由とは?フリーターじゃだめなの?
26歳で就活しないのは、非常に勿体無いことです。なぜなら、高い確率で就職することができるためですね。
フリーターやニート期間が長いと、自己評価が下がり、「自分には正社員は無理だ」と弱気になってしまう方も多いかもしれません。

同年代の既卒者の内定率は2017年度〜2019年度まで45%前後と高い数字を誇っています。
しかも、これは8月時点での数字のため、年間の数字はもっと高くなります。
ここでは、26歳職歴なしの需要が高い理由とフリーターでいることの危険性を解説していきます。
26歳は職歴なしでも企業側から需要のある年齢!早めの行動を!
社会的に26歳という年齢は若く、企業側はポテンシャルを評価して採用したいと考えていることが多いです。
なぜなら、高齢化により、日本の企業の多くは人材不足が深刻化しているため。
未経験者を雇っている企業は研修や教育体制が整っている場合が多く、即戦力ではなく、じっくり育てるつもりで採用しています。そのため、26歳なら職歴なしでも、市場価値は高いというわけです。
しかし、30代で職歴なしとなると、就職の難易度が上がってしまいます。30代は経験やスキルを求められるため、20代ほど未経験者を育てようとする企業も多くありません。
若い方が未経験者向けの求人が多いので、早めに行動することを検討してくださいね。
フリーターは老後も働き続けないといけない
今就職活動をせず、フリーターのままでいると、老後も働き続けないといけない可能性があります。
なぜなら、フリーターはもらえる年金額が少なく、老後に多額の貯金が必要になるため。
フリーターの場合、国民年金しか加入できないため、受給できる年金額は月5万です。一方、正社員は会社が厚生年金を負担しているため、国民年金+厚生年金で月15万円ほど受給できます。
参考: (総務省「家計調査報告(家計収支編)平成31年(2019年))
60代の無職単身世帯の実支出の平均は151,307円のため、国民年金しか受給できないフリーターは足りない分を補わなければなりません。
そのため、貯金がなければ、70代80代になっても生活のために働き続ける必要がでてきます。
既卒/フリーターの就活に強い!無料登録しておくべき神サイト
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私が就職しようと思い立って最初に始めたこと
私もアラサーまで塾講師アルバイトの経験しかなく、正社員や就活について知らないことだらけでした。しかし、無知な状態では絶対に就活は失敗すると考え、情報収集を始めました。
ここでは、以下の私が就職しようとして最初に始めたことを具体的に紹介します。
私が就職しようと決めて最初に始めたこと
周りの正社員仲間に話を聞いてみる
私は就活の前に、周りの正社員仲間に話を聞いてみることにしました。なぜなら、正社員のメリット・デメリットを知っておくべきだと思ったため。
当時の私は塾講師のアルバイトでも十分に生計を立てていくことができたため、正社員になる必要性を感じれずにいました。そこで正社員仲間に話を聞くことにしたのです。
もちろん、話の中では上司との関係性の難しさや時間の融通が効かなくなるデメリットもありました。しかし、友人たちは年功序列による昇給制度、保証の多さ、社会的信用の高さなどフリーターにはないメリットを詳しく教えてくれました。
そして、なによりも勤続年数が長い友人が「最近、仕事にやりがいが持てるようになった」という話を聞き、手に職をつけることへの意欲が湧いたことを覚えています。
派遣社員や契約社員は選択肢から外す

私は就活の前に、派遣社員や契約社員は選択肢から外すことを決めました。なぜなら、派遣社員や契約社員は正社員ほどの安定もなければ、正社員になれる保証もないため。
例えば、会社の経営が傾きかけた時、真っ先に解雇される可能性が高いのが、非正規雇用の派遣社員や契約社員です。
契約期間の決まっている派遣社員や契約社員は、必然的に誰でもできる仕事をすることが多く、代わりが効く存在になってしまうからです。
また、正社員登用制度のある会社で契約社員を続けたとしても、会社の状況によって正社員になれるかどうかが決まるため、正社員になれる保証はありません。
ここがポイント 正社員登用制度・・・契約社員やアルバイトなどの雇用形態で働く人を正社員雇用に転換する制度。
そのため、私は最初から正社員採用を狙った方が良いと考えました。
アルバイトのシフトを減らす
私が就職しようとして最初に始めたことは、アルバイトのシフトを減らすことです。なぜなら、通常通りのシフトでは、就職活動で急な休みを取ることが増えてしまうため。
私の場合、就活前にシフトを週5日→週3日に変更し、面接が増えて就活が忙しい時期は週2日にしていました。
収入が減るリスクはありますが、空いた時間を面接対策や履歴書作成に使うことができ、予想より早く内定を獲得することができました。
フジワラ
あらかじめ、アルバイト先に就活を始めることを相談しておいたので、休みも取りやすくやすくなりましたね。
転職エージェントに登録する

私が就職しようとして最初に始めたことは、転職エージェントに登録したことです。個人的にはこれがもっとも良い選択だったと思っています。
なぜなら、一人で右も左もわからないまま就活をするより、就活のプロのサポートがあった方が内定を獲得しやすいため。
転職エージェントでは主に以下のサポートを受けることができます。
担当のキャリアアドバイザーに就活について分からないことは何でも質問することができ、自分の希望条件にあった求人を紹介してくれます。
また、「体育会系」「優しめの人が多い」など企業の社風についても教えてくれるため、ミスマッチを減らすことが可能です。
正社員への就活は若い方がポテンシャルで採用してくれることもあるので、早めに行動を起こすことが大切です。
26歳職歴なしから就活を成功させた具体的な方法
職歴がない状態で内定を獲得するには、準備や戦略が必要になります。
フィーリングでなんとかなるとタカをくくり、対策もしないで面接に臨めば、ずっと不採用が続き、就活へのモチベーションが下がってしまいます。
ここでは、26歳職歴なしから就活を成功させた方法を具体的に紹介します。
26歳職歴なしから就活を成功させた方法
自己分析を徹底的に行う
26歳職歴なしから就活を成功させる方法は、自己分析を徹底的に行うことです。
なぜなら、自分の適性が分かれば、強みを面接でアピールでき、採用される可能性が上がるため。
自分が強みだと思っていることが間違っていると、企業側は本人のイメージと合致しないため、猫を被っていると判断され、不採用になってしまいます。
例えば、自分は「周りを引っ張っていくリーダーシップ」が強みだと思っていた人がいました。
しかし、実際は「可愛げによって、周りがアシストしたくなる」ところが強みであり、同じ上に立つタイプの人間でも種類が違いますよね。
間違った強みをアピールして、入社できても自分の強みではないことばかりが必要になるので、仕事が辛くなってしまいます。
企業研究を徹底的に行う
26歳職歴なしから就活を成功させる方法は、企業研究を徹底的に行うことです。
なぜなら、受ける企業の社風や仕事内容など情報を集めることで、自分の強みを生かして活躍できる会社か分かるため。
以下の質問に、同業他社と差別化できるような回答ができるようになるまで企業研究をしてみてください。
よくある質問
企業のことを調べ上げていれば、仕事に対して積極性をアピールできるため、入社後も活躍してくれると判断されやすいです。
履歴書にはアルバイト経験を記載する

26歳職歴なしから就活を成功させる方法は、履歴書にはアルバイト経験を記載することです。なぜなら、アルバイト経験も立派な職歴のため。
具体的には以下の内容を紹介してアピールしてください。
ポイントとしては、「自分の仕事に対して姿勢やどんな行動を取るに人間なのかを分かってもらうこと」を念頭に話すことです。 例文はこんな感じです。
「私は塾講師のアルバイトを2年ほど続けてきました。担当教科は英語で高校生のクラスを担当し、今も働いています。以前、試験前に印象に残りやすい雑学と絡めて授業を行なったところ、クラスの平均点を5点アップさせることに成功しました。」面接で聞かれる鉄板の質問には解答を用意しておく
26歳職歴なしから就活を成功させる方法は、面接で聞かれる鉄板の質問には解答を用意しておくことです。なぜなら、面接官が納得できる理由が話せれば、内定に近づくため。
以下の質問は咄嗟に答えを出すものではなく、じっくり回答を練っておくべきです。
職歴なしの人が必ず聞かれる質問
ポイントは「嘘はつかずに正直に答えること」と「今後の展望を伝えること」です。
面接官も今後の展望の回答次第では、この人は心を入れ替えたことが伝わる可能性があります。
フジワラ
反省→今後の展望の流れで話してみてくださいね。
若さと長期定着できることをアピールする
26歳職歴なしから就活を成功させる方法は、若さと長期定着できることをアピールすることです。なぜなら、企業側は長期的に働いてくれるかどうかを見ているため。
若い方が覚えが早く、長期的に戦力になってくれる可能性が高いため、内定率は高いです。しかし、すぐ辞めてしまうと採用コストが無駄になるため、企業も採用には慎重になります。
そのため、この会社で仕事を続けていく意思が強いことをアピールすることが大切です。
26歳職歴なしの仕事選びのポイント
就職できたとしても短期離職してしまっては意味がありません。
企業とのミスマッチを防ぐためには、転職エージェントに任せきりではなく、自分でも求人を吟味できるようになっておく必要があります。
自分の適性にあった仕事を選ぶことはもちろん、働きやすい会社を見つけることが大切です。ここでは、以下の仕事選びのポイントを紹介します。
26歳職歴なしの仕事選びのポイント
労働環境をきちんと確認する
上記の内容は転職エージェントのキャリアアドバイザーへの質問や口コミサイトで調べることができます。
ブラック企業でなくても、会社は1年に250日近く出勤する場所なので、ずっと働いていける環境かどうかを考えることが大切です。
「カイシャの評判」や「Open Work」といったサイトで、企業の詳細情報を調べることができます。
仕事内容や商材についてきちんと調べておく
仕事選びのポイントは、仕事内容や商材についてきちんと調べておくことです。なぜなら、厳しい状況に置かれている会社に入社しないため。
仕事内容は大半の人が調べていますが、詳しく商材について調べている人は少ないです。
例えば、競合他社だらけの商材と市場をほぼ独占している商材を扱う会社では、商材を売る難易度は全く違います。
商材が弱ければ、社員の営業スキルにかかってくるため、優秀な社員が抜けていけば、会社としての将来性も怪しいかもしれません。
会社を選ぶ際は業界での立ち位置や順位、競合他社に勝てる強みのある商材かどうかを考えた方が良いですね。
職歴なしからでも採用されやすい職種を選ぶ

仕事選びのポイントは、職歴なしからでも採用されやすい職種を選ぶことです。
私はITマーケの仕事で探していましたが、エージェントに話を聞いてみると、 以下のような仕事が比較的就きやすいと教えてもらいました。
営業職
営業職は特別な資格がいらないため、未経験者を募集しています。営業職の中では特にルートセールスがおすすめです。
ここがポイント
ルートセールス・・・決められた得意先を回る営業。
営業は新規開拓や飛び込み営業など度胸がいる仕事のイメージですが、ルートセールスにはコミュニケーション能力が重要視されています。
事務職
事務職は、「残業の少なさ」「ノルマなし」の条件から希望者が多く、倍率は高い職種です。
しかし、PCでも作業ができること以外の特別な資格もいらないため、未経験者から正社員を目指すことができます。
エンジニア
エンジニアはIT技術がどの業界にも浸透しているため、需要が増している職種です。
人手不足のため、未経験から募集している会社が多く、研修や教育体制の充実しており、入社した後からスキルを身につけることができます。
今後の市場拡大していく業界の職種なので、スキルさえあれば、転職先にも困りにくいのでおすすめです。
製造業作業員
製造業作業員の仕事は、ライン作業など単純作業メインが多いです。大手企業でも未経験から採用してくれることもあります。大手企業の場合、福利厚生が手厚く、労働環境が良い場合が多いです。
介護職員
介護職員は、超高齢化社会の日本で人手不足になっている職種です。未経験者でも働きながら、資格を取得できるようになっています。
まだまだ、低賃金の福祉業界ですが、今後は国によってどんどん待遇の改善されていきます。
まとめ:26歳職歴なしでも正社員になれる!早めに行動を起こすことが重要
この記事では、私の実際の体験談をベースに、26歳職歴なしから正社員になるための方法を紹介していきました。
では、記事のポイントをまとめます。
記事のポイントまとめ
高齢化による労働人口の減少により、日本の企業の多くは人材不足のため、26歳職歴なしでも正社員への就職は難しくありません。
しかし、年齢が上がるにつれて、企業側は求職者にスキルや実績が求めるようになるので、今すぐに就活を始めることが重要です。
手遅れにならないように、今回紹介した転職エージェントに無料相談をしてみてはいかがでしょうか。
監修者プロフィール
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これだけのチャンスがあるなら、正社員への就活にチャレンジした方が得ですね。