疑問
- 新卒3年目の自分の年収が周りと比べて高いor低いのか気になっている
- 新卒3年目の平均年収は?
- 年収を上げるにはどうすれば良いのか知りたい
と悩んでいませんか?実際、私の友人も新卒3年目の頃は自分の年収の低さに悩んでいました。
ただですね。年収は企業規模や業界・職種によって決まる場合があるんです。つまり、現職で成果を出していけば、理想の年収に近づけるとは限りません。
そこでここでは、新卒3年目で年収をアップさせた経験のある友人へのインタビューを元に、社会人3年目の平均年収や年収を上げる方法、新卒3年目で年収アップを狙う転職が成功しやすい理由を紹介します。
目次
社会人3年目の平均年収は約346万円!
大手転職サイト・エージェントのdodaの調査によると、社会人3年目にあたる25歳の平均年収は約346万円でした。
(参照:doda 平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報)【最新版】)
また、dodaの別の調査によると、25歳の年収の中央値は約300万円でした。平均年収は高年収の人の影響を受けやすく、実態より高い値が出る傾向があります。
(参照:doda 平均年収ランキング2012年 年齢別)
一方、中央値はひとり一人の年収を並べてちょうど真ん中の人の数値を取るため、より実態に近いんです。
そのため、社会人3年目で一般的な年収は300万円程度かもしれません。
勤務先の規模で差が出る場合もある
社会人3年目の年収は勤務先の規模で差が出る場合もあります。厚生労働省の調査によると、企業の規模別の平均年収は以下の通りでした。
- 大企業(約350万円):平均年収が1,000万円を超えている企業や高額なインセンティブがある企業なら25歳でも年収500万円に到達する可能性もある。
- 中企業(約315万円):大企業を100とした場合、中企業の年収はその約90%にあたる。大企業とは35万円の差がある。
- 小企業(約300万円):大企業を100とした場合、中企業の年収はその約86%にあたる。大企業とは50万円の差がある。
(参照:厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査)
以上のように企業規模は平均年収に大きく影響を及ぼしています。
やはり、大企業の場合は財政基盤がしっかりしており、社員に利益を還元しやすいかもしれません。そのため、中小企業より年収が高い傾向がありますね。
男性と女性が差が出る場合もある
男性と女性が差が出る場合があります。事実、dodaの調査によると、25歳の男性の平均年収は365万円に対して、女性の平均年収は326万円でした。
(参照:doda 平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報)【最新版】)
つまり、男女で39万円程度の差が生まれています。男女で年収の差が開く理由は以下の通りです。
- コースの傾向:男性は総合職、女性は一般職が多い傾向があるため。ほとんどの企業では一般職より総合職の方が給与が高い。
- 職種の違い:男性はインセンティブがつくなど年収が高い傾向がある営業職が多く、女性は年収が低い傾向がある事務職が多いため。
- 学歴の違い:男性は大卒が多く、女性は短大卒や専門学校卒が多い傾向があるため。
企業側が男性と女性で給与を区別しているのではなく、上記のように学歴や職種の違いで給与に差が出ているんです。
もちろん、平均年収の話なので男性以上に年収が高い+優秀な女性もたくさんいますね。
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社会人3年目で年収に不満がある…!年収を上げる3つの方法
社会人3年目で年収を上げるには現職の昇給ペースを確認したり、給与水準を把握したりして現職に留まるべきかor他の方法で年収を上げるかの判断が必要になります。
ここでは社会人3年目で年収を上げる方法を3つ紹介します。
社会人3年目で年収に不満がある...!年収を上げる3つの方法
- 成果を上げて給与or賞与アップを狙う
- 副業を始める
- 平均年収が高い業界へ転職する
成果を上げて給与or賞与アップを狙う
社会人3年目で年収を上げる1つ目の方法は、成果を上げて給与or賞与アップを狙うことです。なぜなら、昇給や賞与の判断材料になるため。
仕事ができる人を参考にしたり、素直に人の意見を取り入れたりして、今の職場で成果を上げるにはどうすれば良いか考えてみましょう。
自分に合った仕事の方法が見つかれば、成果が上がり、給与や賞与がアップするかもしれません。
- 法律上、昇給をさせたり、賞与を与えたりする義務はありません。企業によって異なるため、就業規則を確認しておきましょう。
副業を始める
社会人3年目で年収を上げる2つ目の方法は、副業を始めることです。なぜなら、副業で数万円を稼ぐことはそこまで難易度が高くないため。
今はクラウドソーシングサイトで、誰でも未経験から仕事を獲得することができるんです。
- Webライティング:即金性が高い。専門分野があれば、高単価の案件を受注しやすい。
- アフィリエイトブログ:記事からサービスの申込が発生すれば、一度書いた記事に報酬が発生する。広告の審査に通ることが必須になり、報酬発生までに時間がかかるのがネック。
- Webサイト制作:一つ一つの案件の報酬が高い。他の副業より仕事を受注できるようになるまでに、勉強期間がかかる傾向がある。
上記の副業から自分に合っているものを選び、スキルを身に付けていけば、月5万円程度なら一定期間で稼げるようになるかもしれません。
平均年収が高い業界へ転職する
社会人3年目で年収を上げる3つ目の方法は、平均年収が高い業界へ転職することです。事実、国税庁の調査によると、25〜29歳までの業界別の平均年収は以下の通りでした。
- インフラ業界(約507万円):インフラ業界とは水道・電気・ガスなどのこと。生活を営む上で必ず必要になるため、他の業界より年収が高い傾向がある。
- 金融保険業界(約452万円):特に高年収の傾向がある証券会社が含まれており、平均年収もグッと高くなっている。
- 情報通信業界(約413万円):市場拡大中のIT・Web業界が含まれている。年功序列の慣習が薄いベンチャー企業が多いので、若手でも成果を出せば給与に反映されやすい。
- 建設業界(約410万円):東日本大震災の復興需要や東京五輪のための首都圏再開発などの背景があり、好景気が続いていた。近年は人手不足の問題を抱えており、転職しやすいかもしれない。
- 製造業界(約399万円):電気・電子・機械系、素材・医療品系など製造するものは幅広く、労働者数も他の業界より多い。
(参照:国税庁 民間給与実態統計調査 業種及び年齢階層別の給与所得者数・給与額)
上記のように給与水準が高い業界は存在します。
もし、働いている業界の給与水準が低いor現職の先輩の年収が思っていたより低い場合は他の業界の企業へ転職を検討した方が良いかもしれません。
新卒3年目で年収アップを狙う転職が成功しやすい3つの理由
新卒3年目は第二新卒にあたり、転職の市場価値が高いんです。
ここがポイント
第二新卒とは、学校を卒業後1〜3年で転職活動を行う25歳前後の若手社会人のこと。
企業的に第二新卒を採用するメリットが多く、転職しやすいかもしれません。
事実、マイナビの実施した調査によると、6割以上の企業が「積極的に第二新卒を採用したい」と回答しています。
(参照:マイナビジョブ20’s 第二新卒とは?)
そこでここでは、新卒3年目で年収アップを狙う転職が成功しやすい理由を3つ紹介します。
新卒3年目で年収アップを狙う転職が成功しやすい3つの理由
- ビジネスの基礎が身に付いているため
- 即戦力社員と比べて柔軟性があるため
- 退職した新卒同様の若さがあるため
ビジネスの基礎が身に付いているため
新卒3年目で年収アップを狙う転職が成功しやすい1つ目の理由は、ビジネスの基礎が身に付いているため。
第二新卒はビジネスマナーなど社会人としての基礎スキルが身についており、研修など教育コストを削減できる+すぐに実務へ移れるメリットがあります。
即戦力社員と比べて柔軟性があるため
新卒3年目で年収アップを狙う転職が成功しやすい2つ目の理由は、即戦力社員と比べて柔軟性があるため。
即戦力社員の場合は実績があるため、前職のやり方に固執する場合も多いんです。一方、第二新卒なら前職の経験が浅く、新しいことを素直に吸収できる傾向があります。
また、転職先の風土や独自のルールへの順応するのが早いのも第二新卒の強みですね。
退職した新卒同様の若さがあるため
新卒3年目で年収アップを狙う転職が成功しやすい3つ目の理由は、退職した新卒同様の若さがあるため。
事実、新卒3年目以内の離職率は32.8%でした。
企業が継続的に業績を伸ばしていくには若手人材が必要不可欠になります。そのため、長期的に企業へ貢献できる新卒同様の若さのある第二新卒を重宝しているんです。
社会人3年目で年収アップの転職を検討するなら第二新卒特化型転職エージェントの利用がおすすめ!
社会人3年目で年収アップの転職を検討している場合は、第二新卒特化型転職エージェントの利用がおすすめです。
- 第二新卒向け求人を豊富に保有しているため
- 転職のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを無料で受けられるため
- アドバイザーが年収アップの交渉をしてくれるため
転職エージェントでは、第二新卒に特化した求人を多数保有しています。求人掲載中の企業も第二新卒を欲しているので、経験の無さなどで落ちることはほぼありません。
むしろ、若手を教育して戦力にしたい企業が多いので、第二新卒とのニーズが合致しているんです。
第二新卒特化型転職エージェントでは他にも以下のようなサポートが受けられます。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
- 推薦状の記入
キャリアアドバイザーは推薦状により、企業へ求職者をプッシュしてくれます。
アドバイザーと企業の採用担当者は密接な関係を築いている場合が多く「〇〇さんの推薦なら面接だけでもしてみるか!」と選考突破率がグッと上がるんです。
内定後の収入交渉はキャリアアドバイザーが担当してくれます。
企業との関わりが深いので自分で交渉するより年収がアップする可能性が高いかもしれませんよ!
そのため、第二新卒特化型転職エージェントの利用をおすすめします。
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社会人3年目の年収に関するQ&A
ここでは、社会人3年目の年収に関するQ&Aを紹介します。気になるところがあれば、チェックしてみてくださいね。
正規雇用と非正規雇用の年収の差はどれくらい?
正規雇用と非正規雇用の平均年収は、以下の通りです。
- 正規雇用の平均年収:約319万円
- 非正規雇用の平均年収:約246万円
(参照:リクナビNEXT 25歳から差が開き始める?25歳のビジネスパーソンの平均年収はどのくらい?)
正規雇用と非正規雇用の年収の差は約73万円程度ですね。
非正規雇用の場合はボーナスが出ることがほぼありません。正社員では夏・冬に合計2回賞与が支給される会社が多いので、その分年収に差が生まれています。
社会人3年目なら貯金額はどの程度が妥当?
社会人3年目の平均貯金額は100万円程度だと言われています。しかしですね。中央値は30万円程度です。
貯金額が30万円以下でも、年功序列型の企業に勤めていれば、徐々に収入が上がり貯金に回せる金額も増えていくかもしれません。
現時点では焦る必要はありませんが、今から計画的に貯金したい場合は浪費を減らしましょう。
- 浪費:必ずしも生活に必要のないものを指す。例えば、趣味に必要以上にお金を使ったり、コンビニで食事以外の軽食消費:生活する上で最低限必要なお金の使い方を指す。例えば、食事・家賃・光熱費など。
- 投資:将来のために使うお金をさす。例えば、資格の勉強するための書籍を買ったり、スキルを身につけるためにオンラインサロンに入ったりするなど。
消費を削ると生活の質を下げることになるのでおすすめできません。
ただですね。浪費を投資に回せれば、将来的に収入アップにつながり、貯金額が増える可能性があります。
まずは支出を把握して、自分がどんなことにお金を使っているのかを知っておくべきですね。
社会人3年目で年収500万円に到達することは可能?
社会人3年目で年収500万円に到達することは不可能ではありません。例えば、大手企業など平均年収が高い企業なら可能性があります。
ただですね。日本では年功序列型の企業が多く、昇給ペースは緩やかな場合があるんです。自分より成果を出していない先輩社員の方が給与が高いかもしれません。
そのため、3年目で年収500万円を狙うなら数字が給与に反映されやすい成果主義の会社をおすすめします。高額なインセンティブがある営業職や外資系企業などですね。
まとめ:社会人3年目で年収をアップさせるには転職も視野に入れるべき!
今回は、社会人3年目の平均年収や年収を上げる方法、新卒3年目で年収アップを狙う転職が成功しやすい理由を紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 社会人3年目の年収は企業規模や職種によって異なる
- 現職に留まって成果を上げるor他の方法で年収を上げるかを判断する
- 第二新卒特化型転職エージェントを利用する
社会人3年目の平均年収は約346万円でした。
年功序列型の企業の場合は20代後半で一気に昇給したり、成果主義の会社では実績次第で若手社員でもすぐに年収が上がったりするんです。
上記のような企業の場合は、現職に留まっても将来的に理想の年収へ辿り着ける可能性があります。
一方、働いている業界の給与水準が低いor現職の先輩の年収が思っていたより低い場合は、他の業界の企業へ転職を検討した方が良いかもしれません。
第二新卒は企業から重宝されやすく、異業種への転職成功率は高めです。ただですね、新卒1〜3年目まで短い期間なので、早めに転職を検討しましょう。
転職を検討している方は、今回紹介した第二新卒特化型転職エージェントに無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
監修者プロフィール
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