既卒になると「新卒用サイトであるリクナビを今までどおり使ってもいいのだろうか?」と不安になりますよね。確かに、リクナビ・マイナビは新卒用のサイトなので、既卒で使っても門前払いされそうな気がしてしまいますよね。
実際のところはどうなのでしょうか?既卒で就活をして内定をとった私が、既卒のためのリクナビの使い方をご紹介します。
1.既卒でもリクナビ・マイナビを使ってOK
厚生労働省の通達によって、「既卒3年間以内は新卒と同じように扱うこと」とされています。そのため、多くの企業が既卒を新卒枠で選考してくれます。
たとえば、マイナビの「既卒者の就職状況調査」によれば、2015年度では67%の企業が既卒者を受け付けています。

このグラフかわわかるように、7割近い企業が既卒を受けてつけています。「既卒だから無理…」と諦めずに積極的にアタックしていきましょう。
「既卒可」で求人を検索してみよう
リクナビ・マイナビともに「既卒可」の条件で絞り込み検索をすることができます。一度検索してみればわかりますが、トヨタ・ソニー・いすず自動車・ホンダなどの大企業でも、既卒を受け付けています。
もちろん、これらの企業では優秀な新卒との戦いとなりますから、内定は楽ではありません。ただ、既卒なら授業に時間を割かなくても良い分、多くの企業を受けられるはず。職歴がないのに大企業の選考を受けられるのは新卒・既卒3年以内だけです。この機会を積極的に利用しましょう。
大企業も積極的に受けていこう
実は、大企業の方が既卒に寛容です。というのも、大企業は採用人数の枠が多いため、既卒も含めて幅広い人材を採用する余裕があるからです。一方で、中小企業は採用枠が少ないので、新卒で枠が埋まってしまいます。
結果「大企業の方が既卒が内定しやすい」という逆転現象が起きるのです。
大企業の方が既卒に内定を出しているという調査結果
これはHRプロという人材コンサルティング会社が行った既卒の受入状況についてのアンケート結果です。
10001名以上の大企業では、既卒を「新卒枠で選考し内定を出した」割合が36%もあります。一方で、301名〜1000名の企業では22%、300名以下では10%です。
このように、大企業の方が既卒に内定を出している傾向が見て取れるのです。むしろ既卒だからこそ大企業に積極的にアプローチしていくべきなのですね。
既卒可になっていない企業についてはどうすればよいか?
基本的に、既卒可になっていないサイトは勝率が薄いため、時間を割くべきではありません。既卒を受けていれている企業を受けていくだけでも、かなりの数の会社にエントリーできるので、そちらを優先に受けてみましょう。
もちろん、エントリーシートを出すのが禁じられているわけではありませんから、どうしても受けたい会社がある場合は、ダメ元でエントリーシートを出しても良いと思います。
既卒で受けられる大企業については、以下の記事でまとめています。非常に多くの有名企業が既卒を受け付けているので、チェックしてみてください。
既卒/フリーターの就活に強い!無料登録しておくべき神サイト
既卒で就職活動を頑張りたいけれど、「どんな就職サイト/サービスを使って就活すればいいの…?」と、悩んでいませんか?
そこで、私が既卒として就活した時に利用した、「既卒歓迎」のホワイト企業の求人を紹介してくれる就職サイトをご紹介します。無料なので登録しておいて損はないと思います!
2.内定率が高いリクナビダイレクトも利用しよう
既卒を受け付けているとはいっても、既卒は「就職活動に失敗した人」という色眼鏡で見らてしまうため、新卒に比べて不利です。上の調査でも、70%近い企業が既卒を受け付けていますが、内定を出した企業は全体の15%程度に過ぎません。
有名企業を受けることは大事ですが、高望みして正社員になるチャンスを逃してはいけません。堅実に内定を勝ち取るには「既卒採用意欲が高い企業」の求人も受けることが大事です。
既卒の内定率が高いリクナビダイレクト(既卒版)
だから、保険のために既卒限定のナビサイトであるリクナビダイレクトを利用しましょう。
リクナビダイレクトは既卒専門のナビサイトです。既卒採用意欲の高い企業の求人ばかりなので、利用者の内定率が非常に高い傾向があります。サイトによれば、利用者は4社受けて1社から内定が出ています。
紹介される企業は中小企業が多いですが、マザーズ上場や二部上場の企業もあります。リクナビで有名企業にチャレンジして上手くいかない時は、リクナビダイレクトを利用して、正社員の内定を勝ち取りましょう。
3.リクナビ・リクナビダイレクトの二刀流で行こう
リクナビは求人の質が高い一方で、新卒がライバルになるため、既卒には不利になります。リクナビダイレクトは、リクナビに求人の質で劣りますが、内定のでやすさは破格です。
だから、「リクナビで第一志望群を受けていく」⇒8月あたりで芳しい結果が出ないなら、リクナビダイレクト中心にシフトして、堅実に正社員の内定をとりにいく、という作戦が良いでしょう。
職歴関係なく大企業の選考が受けられるのは、若い今だけなので、リクナビで「高望み」をしていくべきです。
また、既卒向けの求人を探す方法は、この他にも色々あるので、チェックしておきましょう。
さらに効率を高めるならエージェントも併用
リクナビは言わずとしれた転職サイトの大手ですが、あくまでも「自己検索型」なので、世の中に出回っている求人情報の中から探すしかありません。
「求人数が多くて探し方が分からない」や「そもそも自分に向いている仕事が分からない」という人もいるでしょうから、そうした人には既卒向けのエージェントの方がおすすめです。
転職のプロであるエージェントと面談をして、給与・勤務地・仕事内容などをきちんとヒアリングしてから、その人に合った求人案件を紹介してもらえるので、ミスマッチが少ないのが特徴。
すぐに始めるのが不安な人は、まずは既卒向けの就職サービスに無料登録だけしておきましょう。
既卒サービス「ハタラクティブ」
私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」
私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」
マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
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本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
監修者プロフィール
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