「新卒1年目だけど、会社を退職したい…。」という一方で、
疑問
- 退職の旨はどんな風に切り出せば良いのか?
- 退職の旨はいつ・誰に・どこで伝えるべき?
- 円満退社するための退職の切り出し方のポイントを知りたい
と悩んでいませんか?
実際、私の友人も新卒時は退職の旨の切り出し方が分からず、数ヶ月間ずっと悩んでいました。
ただですね。退職する際の切り出し方の注意点や円満退社のコツを把握しておけば、新卒でも引き止められずに会社を退職できるんです。
そこでここでは、新卒1年目で会社を退職した友人へのインタビューを元に、新卒が退職する際の切り出し方のステップや退職を切り出す際の注意点、円満退職するためのポイントを紹介します。
目次
新卒が退職する際の切り出し方ステップ3
新卒1年目の場合は初めて会社を退職するため、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。ただですね。退職の旨を切り出す際のステップは明確に決まっています。
そのため、ステップに沿って進めていけば、簡単に退職できるんです。そこでここでは、新卒が退職する際の切り出し方ステップ3を紹介します。
新卒が退職する際の切り出し方ステップ3
- 直属の上司にメールor口頭でアポイントを取る
- 退職したい旨を伝える
- 退職日を決める
1.直属の上司にメールor口頭でアポイントを取る
ここがポイント
直属の上司とは、普段から仕事の相談や有給取得の連絡を行っている上司のこと。
退職する際の切り出し方ステップ1は、直属の上司にメールor口頭でアポイントを取りましょう。
- 個別で時間をとってもらう:退職の意思を伝えるにはまとまった時間が必要なため。上司が忙しい時間帯を避けるには「業務時間外」がおすすめ。
- いきなり退職の意思は伝えない:内容は後で伝えるため。
「ご相談があるのですが、少々お時間よろしいでしょうか?」
件名「ミーティングのお願い」
本文「お世話になっております。少しご相談したいことがあるため、明日の〇時から10〜15分ほど、個別にお時間をいただけないでしょうか?お忙しい中申し訳ございませんが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。」
口頭でもメールでもアポイントを取るだけなので簡単な内容で構いません。
- 「今後についてお話があります」など退職を匂わせるようなアポの取り方はやめた方が良いですね。上司に警戒心を持たれてしまい、相手のペースで話が進んでしまうかもしれないため。
2.退職したい旨を伝える
退職する際の切り出し方ステップ2は、退職したい旨を伝えることです。
- 相談ベースではなく、退職の意思をきちんと示す:曖昧な伝え方をすると、引き止められる可能性があるため。退職の意思が揺るがないことを示す。
- 退職したい時期について話す:引き継ぎの期間を考えると、1〜2ヶ月後がベター。一方的ではなく、相談ベースで話す。
- お礼を伝える:退職の旨を伝える前に時間を頂いたことに対してお礼をする。
PREP法を利用すると、退職したい旨が相手に伝わりやすくなりますね。
ここがポイント
PREP法とは、Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)の順番で論理的に話を展開するフレームワークのこと。
お時間をいただきありがとうございます。
突然でもう訳ないのですが、退職させていただきたいと考えております。(結論)
理由は〇〇のためです。(理由)
現状の会社には不満はありませんが、今後のキャリアを考えた時、〇〇の経験を積みたいと思っています。(具体例)
できれば〇〇月末までには退職したいのですが、具体的な日程は相談させてください。(結論)
3.退職日を決める
退職する際の切り出し方ステップ3は、退職の承諾が取れた後に退職日を決めましょう。加えて、有給や社宅についても確認しておくべきですね。
- 有給について:最後にまとめて消化する場合は最終出社日と退職日がズレてしまう。退職届など書類の日付が異なるので、どちらの日付も確認しておく。
- 社宅について:退職したら引き払う必要がある。引き払い日を確認して、新しい引っ越し先を決めておく。
そのため、退職日の直前になってバタつかないよう、計画的に退職の準備を進めてくださいね。
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新卒が退職を切り出す際の5つの注意点
悪気がないのに、非常識と取られてしまうマナーやルールが社会にはあります。それは退職の切り出し方でも同様です。
上司や同僚に迷惑をかけないよう、退職の際のマナーやルールを把握しておきましょう。そこでここでは、新卒が退職を切り出す際の注意点を5つ紹介します。
新卒が退職を切り出す際の5つの注意点
- 退職の意思は最初に直属の上司へ伝える
- 退職の意思は個室で上司と1対1で伝える
- 退職理由は引き止められにくい理由を伝える
- 退職を切り出すタイミングは退職希望日の1〜2ヶ月前
- 退職する時期は繁忙期を避ける
退職の意思は最初に直属の上司へ伝える
新卒が退職を切り出す際の注意点は、退職の意思を最初に直属の上司へ伝えることです。
なぜなら、順番を飛ばしてさらに上の役職の人へ伝えてしまうと、上司の「マネジメント能力がない」と判断されてしまうため。
直属の上司が人づてに退職について聞いた場合、話がスムーズに進まないかもしれません。そのため、退職の意思は最初に直属の上司へ伝えてくださいね。
退職の意思は個室で上司と1対1で伝える
新卒が退職を切り出す際の注意点は、退職の意思を個室で上司と1対1で伝えることです。なぜなら、周りに退職の話が漏れないようにするため。
上司から退職の紹介をされるまで職場の人には黙っておきましょう。変な噂が立つと、退職まで仕事がしにくくなってしまいます。
そのため、上司に退職の旨を伝える際は人に聞かれない会議室や個室を押さえるのがおすすめですね。
退職理由は引き止められにくい理由を伝える
新卒が退職を切り出す際の注意点は、退職理由は引き止められにくい理由を伝えることです。
基本的には退職理由を「一身上の都合」と伝えます。しかしですね。上司に本当の退職理由を聞かれる場合が多いんです。
そこで会社の不満を言うのはやめておきましょう。なぜなら「別の部署へ異動させる」など引き止めの材料を与えてしまうため。そこで、引き止められにくい理由を伝えた方が良いですね。
- 新しい業種に挑戦してみたい:ポジティブな内容の理由は応援されやすいため。
- 家族の介護をする必要がある:やむを得ない理由は納得されやすいため。
会社とトラブルを起こさないように、上司が納得できる退職理由を用意しておいてくださいね。
退職を切り出すタイミングは退職希望日の1〜2ヶ月前
新卒が退職を切り出す際の注意点は、退職希望日の1〜2ヶ月前に退職を切り出すことです。なぜなら、退職する際には引き継ぎなど時間がかかるため。
ただですね。就業規則で退職の旨を伝える正式な時期が定まっている企業もあります。その場合は就業規則に則って、設定された時期よりも前に上司へ退職の旨を伝えましょう。
退職する時期は繁忙期を避ける
新卒が退職を切り出す際の注意点は、退職する時期は繁忙期を避けることです。なぜなら、忙しい時期は退職を引き止められたり、断られたりする可能性があるため。
新人のうちは繁忙期の忙しさが分からないかも知れません。そこで先輩に繁忙期の忙しさの度合いを聞いていておきましょう。
かなり忙しい場合は退職時期を前倒しor後ろ倒しにした方が良いかも知れません。
新卒が円満退職するための5つのポイント
社会人はできるだけ円満退社した方が得なんです。なぜなら、今後も同業他社で働いたり、現職が取引先になったりなど今後の仕事で関わる可能性が0ではないため。
円満退社をするには双方の合意が欠かせません。退職の際にトラブルを起こすような行動は絶対に避けましょう。
そこでここでは、新卒が円満退職するためのポイントを5つ紹介します。
新卒が円満退職するための5つのポイント
- 第二新卒特化型転職エージェントを利用する
- 次の転職先を決めておく
- お世話になった人へ退職の挨拶をする
- 引き継ぎの期間をきちんと設ける
- 家族に退職の旨を伝えるタイミングを把握しておく
第二新卒特化型転職エージェントを利用する
新卒が円満退職するには第二新卒特化型エージェントを利用しましょう。なぜなら、転職のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを無料で受けられるため。
キャリアアドバイザーは内定獲得後も入社日の調整や転職先へ収入交渉を行ってくれるため、自分は退職交渉に集中できます。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
- 推薦状の記入
第二新卒は短期離職者でもあるため、書類選考で落とされやすいんです…。
しかしですね。アドバイザーが推薦状に「経験こそ少ないけど優秀な人材です」など記載して、企業側にアピールしてくれる可能性があります。
そのため、選考突破率がグッと上がりますよ!
既卒サービス「ハタラクティブ」
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- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」
私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
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- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
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既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」
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※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
次の転職先を決めておく
新卒が円満退職するには、次の転職先を決めておきましょう。なぜなら、転職先に迷惑がかかるので上司も退職を承諾するしかなくなるため。
常識のある上司なら無理に引き止められることはほぼありません。
転職先を決めているという事実は本当に退職したいという覚悟を見せる上でも効果的です。そのため、在職中に転職活動をして、次の転職先を決めておくのをおすすめします。
- 具体的な社名は伏せましょう。理由は転職先への悪評を防止するため。上司と転職先の社員がつながっており、転職を防止された事例もあるそうです…。
お世話になった人へ退職の挨拶をする
新卒が円満退職するにはお世話になった人へ社内社外問わず、退職の挨拶をしましょう。
退職の挨拶は「この度、一身上の都合で退職いたします。大変お世話になりました。」で構いません。加えて、取引先の担当者には、後任の紹介も忘れずに行ってくださいね。
引き継ぎの期間をきちんと設ける
新卒が円満退職するには、退職日から逆算して引き継ぎの期間をきちんと設けましょう。なぜなら、残された同僚が業務で困ってしまうため。
転職活動中から引き継ぎのマニュアルを作成しておくと、スムーズに退職できます。
マニュアルで伝わりにくい複雑な業務は口頭で分かりやすく説明してあげると、円満退社に近づけるかも知れません。
家族に退職の旨を伝えるタイミングを把握しておく
新卒が円満退職するには、家族に退職の旨を伝えるタイミングを把握しておきましょう。
家族には「退職の旨を上司に伝える前」に相談してください。なぜなら、新卒1年目は貯金がない場合も多く、金銭的なサポートが必要になる可能性もあるため。
そのため、できるだけ納得させた上で退職した方が良いかもしれません。
新卒の退職の切り出し方に関するQ&A
ここでは新卒の退職の切り出し方に関するQ&Aをまとめました。気になるところがあれば、チェックしてみてくださいね。
退職の引き止めに合った場合はどう対処すべき?
新卒が退職する場合、なかなか退職届を受理してもらえない場合があります。なぜなら、人手が足りなかったり、退職すると上司や人事部のマイナス評価につながったりするため。
しかしですね。優先すべきは会社の都合より自分の将来です。そこで退職の引き止めに合った場合は以下のように対処しましょう。
- 昇給や異動を提案された場合:基本的に昇給や異動などは上司に決定権がない。その場しのぎで提案している可能性があるので、間に受けない方が良い。
- 「後任がいないから困る」と言われた場合:退職によって従業員が不足するのは会社側の問題。そのため、常識的な範囲で退職の意思を伝えていれば、気にする必要はない。
- 情に訴えかけられた場合:「人手不足で仕事が増える」など自分の都合で、辞めないように情に訴えかけている場合もある。退職を撤回する必要はない。
- モラハラやパワハラを受けた場合:あまりに酷い場合は会社の人事部やハラスメント相談窓口へ相談する。解決しない場合は弁護士に相談することも検討する。
退職する際のNG行動とは?
退職を切り出す時に失礼な行動を取るのはやめましょう。前述した通り、今後も同業他社で働いたり、取引先になったりと何かしら仕事で関わる可能性があるため。
そこで退職する際のNG行動を把握しておき、円満退社を目指してくださいね。
- メールやLINEで退職を伝えて音信不通になる:退職の意思をLINEやメールで伝えるのは社会人の常識がないと思われてしまうため。
- 引き継ぎ期間を設けずに退職する:法律上は退職希望日の2週間前までに退職の意思を伝えれば良い。しかし、残された同僚に業務を引き継きついで退職するのがマナー。1ヶ月以上前には意思表示すべき。
- 勝手なタイミングで退職する:特に繁忙期は避ける。引き継ぎの時間が取りにくい時期に退職すると、会社に迷惑をかけてしまう。
新卒1年目で退職した場合に失業手当はもらえる?
残念ながら、新卒1年目で退職した場合に失業手当はもらえません…。なぜなら、失業手当の受給資格を満たせてないため。
- 失業状態である
- 退職日の直近の2年間で通算12ヶ月以上雇用保険に加入している
- ハローワークで求職申し込みをしている
つまり、現職で1年以上働いていることが条件になります。
- 失業保険をもらえたとしても、受給開始まで時間がかかります。失業手当が決定した日(離職日の翌日)から待機期間(7日間)+2ヶ月後に支給されるんです。
そのため、金銭的に余裕を持った状態を維持するには在職中に転職活動をするのがベターですね。
まとめ:新卒で円満退職を狙うなら正しい退職の切り出し方を把握しておく!
今回は、新卒が退職する際の切り出し方のステップや退職を切り出す際の注意点、円満退職するためのポイントを紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 退職の意思は個室で直属の上司へ伝える
- 次の転職先を決めておくと引き止められにくい
- 第二新卒特化型転職エージェントを利用する
退職の意思を伝える際には直属の上司へ伝えることが最低条件です。なぜなら、上司以外の人へ先に伝えてしまうと、上司のメンツが潰れてしまうため。
アポイントを取っておき、話が漏れないような個室で退職の意思を伝えましょう。理由は様々ですが、退職を引き止められる場合があります。
ただですね。次の転職先を決めておくと引き止められる可能性はグッと下がるので、在職中に転職活動を行いましょう。
待遇の良い求人はすぐに応募できなくなるかもしれません。
転職に少しでも興味がある方は、今回紹介した第二新卒特化型転職エージェントへ相談してみてはいかがでしょうか。
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