ニートは就職できない？就活成功のポイントやおすすめの転職エージェント3選！

今はニートだけれども、そろそろニートを脱却したい！ しかし「ニートを長年続けている自分が就職なんてできるの？」「脱ニートのために何をどうすればいいかわからない」と悩むニートは多いのではないでしょうか。

年齢を重ねることに焦るばかりでニートの自分に自信を持てず、なかなか行動に移せないケースもあるでしょう。

この記事では、ニートを取り巻く就職活動の現状やニートの就職ステップ、心強いサポートサービスなどを紹介します。就職に向けた第一歩を踏み出すために、ぜひ参考にしてください。

そもそもニートでも就職できるの？ ニートの就活の現状を見てみよう

就職を考えるニートが抱える大きな不安といえば「そもそもニートは就職できるのか？」ということではないでしょうか。「ニートは就職が難しそう」という漠然とした不安を感じたままでは、前向きに就職活動に取り組むことも難しいはずです。

そこでここでは具体的なデータや体験談もふまえつつ、ニートの就活事情について客観的に確認していきましょう。

Twitterで見るニートの就職活動の様子

まずは、実際にニートから就職活動をおこなった先輩たちの声を紹介します。

就活って難しいね

— 国立卒のニート (@31g8V0pyV6BeBO7) June 23, 2023

30手前ニートの就活方法ぜんぜんわからん

— 限界ニート歴3年目アラサー(内定なしを) (@naitei_zero20) November 8, 2022

やはり、ニートの就職活動の進め方に悩む人もいるようです。

Fラン職歴無し2年空白の引きニートだけど最近就活らしいことを再開。
年休110日以上時間外月平均10〜15時間以内とか地域や8:30〜とかいろんなの見て、いい所あっても社員2人とか職務経歴書やら、結局いい所であればあるほど入れる訳がないしどの仕事内容もできる気がしない。

— つまみ (@nanimonai_0) March 8, 2018

ニートの自分が条件のよい企業に採用され、仕事をこなせる自信が持てないという声もありました。

僕自身既卒→ニートしながら就活→スクールでプログラミング学んで今はエンジニアなので挑戦したいなら始めるべきって思う#駆け出しエンジニアとつながりたい

— 汀良 (@maou09hotoke) June 22, 2023

実は色々あってしばらくニートやってたんですけどやっと重い腰をあげて就活を始めて内定貰えました….。就職先は東京なので正直不安しかないですが頑張ります。💪

— ゆーな🐹 (@89yuna05) June 26, 2023

ニートからの就職を実現した人は、事情を抱えつつも就職に向けて前向きに何かしらの行動をとった、という共通点がありそうですね。

ニートの就職率はどのくらい？

ニートのリアルな就職率は、就職を考えるニートにとって特に気になるポイントではないでしょうか。残念ながら完全なるニートからの就職率を示す公的なデータはないため、参考としてフリーターに関するデータを紹介します。

独立行政法人労働政策研究・研修機構の労働政策研究報告書によると、フリーターから正社員になろうとした人の割合と、実際になれた人の割合は次のとおりです。

年齢	正社員になろうとした フリーターの割合	左記の中で正社員に なれた人の割合
25～29歳	64.6％	63.6％
30～34歳	70.5％	68.5％

次に、フリーター継続期間と、正社員になろうとした者のうち正社員になれた割合との関係性を示すデータを紹介します。基本的にフリーター期間が長引くほど、正社員になりづらくなっていくことがわかります。

フリーター継続期間	正社員になれた割合
1年以内	68.8％
1～2年	61.2％
2～3年	56.6％
3～4年	61.1％
4～5年	37.9％
5年以上	32.3％

続いて、総務省の発表した「就業構造基本調査」から、過去1年の間に非典型雇用（パート・アルバイト・派遣社員・契約社員・嘱託・その他）を辞めた 15,705 人を対象とした年齢別の正社員移行率を紹介します。

こちらのデータからも、年齢が上がるほど正社員就職が厳しくなっていく傾向があることがわかりますね。

年齢	正社員移行率
15～19歳	29.9％
20～24歳	32.7％
25～29歳	25.5％
30～34歳	18.1％
35～39歳	15.5％
40～44歳	15.6％

近年企業は人手不足が続いている　

企業から見た採用事情も確認してみましょう。厚生労働省が発表した一般職業紹介状況によると、平成26年度を境に、月間の求人数が求職者数を上回り続けています。つまり10年近くもの間、企業は常に働き手を求めている状況といえるでしょう。

また、帝国データバンクの「人手不足に対する企業の動向調査（2023年4月）」によると、正社員の人手不足企業の割合は51.4％にものぼります。これらのデータから、たとえニートであっても正社員として就職できる可能性はある、といえるでしょう。

ニートでも就職しやすい職業はある！

「ニートでも就職しやすい職業」を選ぶことも、ニートの就職活動を成功に導くポイントのひとつです。ただでさえ厳しい状況にあるニートですから、ニートでなくとも難易度の高い職業へ果敢に挑んでは、正社員就職の道が遠のいてしまいます。

人手不足の業界や未経験者でもチャレンジできる仕事は、ニートでも就職しやすい職業といえるでしょう。そこでここではニートでも就職しやすい仕事を、ニートにおすすめの理由や向いている人の特徴と合わせて紹介します。

営業職

選考の際に人柄やポテンシャルが重視されやすい営業職は、職歴や資格を持っていないニートにおすすめです。営業方法や営業相手はさまざまで、業界を問わず幅広い求人があります。その中には、いわゆるテレアポや飛び込み営業ではなく、ルート営業という常連の顧客を相手にした営業職もあります。

「営業職はきつそう」というイメージを持つ人も多いと思いますが、イメージだけで敬遠することは避け、求人内容をしっかりチェックしてみましょう。営業職に向いている人の特徴としては、

などが挙げられます。

介護職

高齢化が進む日本の介護業界では、慢性的な人手不足に陥っています。資格がない人や未経験者の採用にも積極的な業界なので、ニートでもチャレンジしやすいでしょう。

もちろん働きながら介護に関する資格取得を目指すこともできます。むしろそのようなチャレンジングな人を介護業界は求めています。主な業務内容は利用者の食事・入浴・排泄介助など。社会貢献性が高く、多くの人からの「ありがとう」が聞ける業界です。

これらに当てはまる人はは、大きなやりがいを感じながら働くことができるでしょう。

エンジニア

IT業界も、人手不足が叫ばれる職種のひとつです。経験者採用だけではその需要に追いつかず、未経験まで門戸を広げている企業が増えてきています。

このように職歴が重視されにくいので、職歴に不安のあるニートでも採用のチャンスを見込める仕事といえます。今知識や技術がないという人でも大丈夫。そういった未経験を受け入れる姿勢に変わってきていることで、就職後の研修がかなり手厚い企業ばかりです。必要な知識や技術は入社してから身に付けていきましょう。

一旦就職してスキルを身に付ければ、キャリアアップも期待できます。仕事柄、リモートや在宅勤務がしやすいというメリットもあります。

などがエンジニアに向いているでしょう。

工場作業員

工場作業員の仕事は、学歴不問のケースが多くあります。比較的人と接する機会が少ないため、人とのコミュニケーションに自信のないニートでも挑戦しやすい職業です。経験を積めば、現場で手を動かすだけでなく、アルバイトやパートの方々を取りまとめ、仕事の指揮を執るマネジメント職にキャリアアップすることも。

仕事内容はライン作業から体力仕事まで多岐にわたるため、自分に合う求人を探してみましょう。

などが特におすすめです。

警備員

年齢を重ねた人が数多く活躍している警備員の仕事は、空白期間の長いニートにおすすめです。未経験でもチャレンジしやすい点も、おすすめポイントに挙げられます。警備員の仕事には、

などが向いています。仕事内容や勤務時間、収入などは求人によって大きく異なるため、募集内容をしっかり確認するようにしましょう。

販売職

店舗などで商品を売る販売職には、学歴不問で中卒・高卒でも採用されやすい仕事が多くあります。頑張り次第で店長やエリアマネージャーなどにステップアップできる可能性もあります。人とのかかわりの中で、やりがいを感じながら働くことができるでしょう。

また販売といってもさまざまな業種があります。ドラッグストアなどで勤務する際は、場合によっては「登録販売者」などの資格が必要になります。就職までにワンステップが必要になりますが、その分有資格者しか従事できない仕事に就けたりするため、その分給料も高くなりやすいでしょう。さまざまな求人を探してみてくださいね。

などが販売職に向いています。

ニートの就職活動は早めの行動がカギ！ 今すぐ行動するべき理由

就職したいニートは、できる限り早めに行動に移すことがとても大切です。その主な理由は、次の3つ。

うかうかしていると、どんなに就職したくてもそのタイミングのせいで就職できないこともあり得てきます。順を追って詳しく見ていきましょう。

①ニート期間が長引くと就職活動への意欲が下がる

「就職活動しなければという気持ちはあるけど、腰が重いな」と感じる人は少なくないでしょう。しかしニート生活が長引けば長引くほど、人と接することや外に出ることは、より一層億劫になっていくものです。

その結果、就職活動へのモチベーションはどんどん下がってしまいます。反対に、不安や焦りは募る一方でしょう。「実際に行動してみたら、思っていたより大したことはなかった」というケースも多くあります。身動きが取れなくなってしまう前に、まずはこの就職に向けて一歩踏み出してみましょう。

②空白期間が長いほど企業から不安に思われる

ニートの場合、採用側から「仕事に対するやる気はあるだろうか？」「採用しても、すぐに辞めてしまったらどうしよう」といった不安を抱かれやすくなります。ニートとは「働く」から離れている状態ですから、会社や働くことにすぐなじめるのかと不安に思われるのも無理はありません。

そして、ニート歴が延びるほどその懸念も大きくなってしまいます。空白期間が少しでも短いうちに行動に移すことが非常に大切です。

③年齢制限のある求人もある

ニートの社会復帰に年齢制限はありません。しかし、年齢を重ねるほど選択肢は狭まってしまうという現実もあります。長期間勤続して勤務することでその企業でのキャリアを形成することを理由に、年齢制限を設けている求人もあるためです。

努力すれば改善が見込めるコミュニケーション能力などとは異なり、年齢は変えることができません。せっかく気になる求人を見つけても、年齢の条件を満たせず応募できない、という悔しいケースもあるのです。将来から見れば一番若いときといえる「今」だからこそあるチャンスを、決して逃さないようにしましょう。

ニートの就職ステップ①今すぐ取り組むべきことから始めよう

ニートが就職するためには早めの行動が大切とはいえ、「具体的に何から始めればいいのかわからない」「ニートに馴染み過ぎてしまっていて、いきなり応募や面接と言われてもハードルが高い」という人も多いのではないでしょうか。

就職したいニートは、すぐに着手できることから始めてみることが成功のコツです。ここでは就職したいニートが今すぐ取り組むべきファーストステップとして、具体的な行動を4つ紹介します。

規則正しい生活を心がける

社会人にとって重要な仕事のひとつが、体調管理です。そのため就職したいニートは、生活習慣を整えることから始めましょう。就職の面接などは、昼間におこなわれることが一般的です。また働きはじめれば、基本的に毎日決まった時間に起きて出社することになります。

ニート生活の中で夜型になってしまっている場合は、まずは「昼間に起きていること」を目標に生活してみてください。起床時間を少しずつ早め、徐々に朝型へと切り替えていく方法が有効です。食事は栄養バランスを意識し、毎日同じ時間に食べることを心がけましょう。

内勤であっても一定の体力は必要になるため、ウォーキングや軽いジョギングなどの運動習慣をつけることもおすすめです。普段あまり外に出ないという人は、気分転換を兼ねた短時間の散歩などで毎日の外出習慣をつけるようにしましょう。

身だしなみを整える

ニート生活を続けているうちに周りの目が気にならなくなり、髪型や服装に気を遣わなくなった、という人も多いのではないでしょうか。就職活動では、応募書類に貼付する写真や面接での第一印象は非常に重視されます。

また、身だしなみがおろそかになると、メンタルにも悪影響を及ぼしかねません。

ニート生活で外出の機会が減ったことでお風呂にあまり入らなくなってしまったという人は、まず毎日シャワーを浴びる習慣をつけましょう。髪や髭、爪が伸びてしまっている場合はきちんと手入れし、清潔感あふれる外見を意識することが大切です。

スーツはサイズの合うものを選び、長く自宅保管している場合はクリーニングに出しておきましょう。

就活のプロのサポートに登録する

ニートの就職活動をスムーズに進めるためには、プロのサポートを受けることがおすすめです。「自分に合う仕事がわからない」「提出書類の書き方がわからない」「面接に不安がある」など、ニートの就職活動にはつまづきがちなポイントが数多くあります。

しかし、たくさんの疑問や不安を一人で抱えて頑張る必要はありません。就職のプロである「就職エージェント」を活用して、適宜アドバイスをもらいましょう。就職エージェントは無料で利用できるため、気軽に登録できます。

ただし、ひとくちに就職エージェントといってもサービスごとに強みは異なります。詳しくは後ほど紹介しますが「ニートが登録すべきおすすめの就職支援サービス」を、ぜひ参考にしてください。

ビジネスマナーの復習をする

ほとんどの企業の選考フローには、面接が含まれます。職歴がなかったり空白期間が長かったりすると、採用側から「基本的なビジネスマナーや常識が身についていないのでは？」という先入観を持たれてしまう恐れもあります。

面接官に悪い印象を残してしまわないよう、初めて就職活動をする人はもちろん、過去に就職活動の経験がある人も、

など、基本的なビジネスマナーの復習をしておきましょう。ビジネスマナーを身につけておけば、就職活動に対する自信にもつながります。

ニートの就職ステップ②年齢別の就活方法の違いを知ろう

ひとくちに「ニートの就職活動」といっても、全員が同じ方法で取り組めばよい、というわけではありません。たとえば20代前半のニートと30代後半のニートでは、効率的な就職活動の進め方は異なります。ここでは、

• 20代ニートの就職活動の進め方
• 30代ニートの就職活動の進め方

について解説します。年齢に合わせた就職活動の方法を知り、スムーズな脱ニートを目指しましょう。

20代ニートの就職活動の進め方

20代ニートの場合、未経験でもポテンシャルを期待されて採用される可能性があります。ニートの中でも就職のハードルは比較的低い分、企業選びが重要です。自分のやりたいこととマッチした、長く働ける就職先を選びましょう。

就職や就活経験のない20代ニートは特に、ニートの就活支援に手厚い就職エージェントの利用がおすすめです。就職エージェントを活用すれば、提出資料の作成方法や面接の対応方法、社会人として身につけておくべきマナーなども教えてもらえます。

20代後半で空白期間が長い、もしくは一度も就職したことがないという人は、就職活動と並行してアルバイトをしてみることもおすすめです。空白期間を減らせるだけでなく、働く意欲をアピールできるというメリットもあります。

30代ニートの就職活動の進め方

30代ニートの場合、20代と比べると就職の難易度は上がります。先にお伝えした通り、企業としては社会人歴・業界経験がない人材を採るのであれば若い人を求めるからです。

とはいえ、30代だからといって求人がなくなってしまうわけではありません。希望条件を絞り過ぎず、人手不足が深刻化している業界など、未経験もしくは経験が浅くても採用されやすい仕事に視野を広げてチャレンジする姿勢も大切です。

効率的に就職活動を進めるためにも、30代ニートはまずニートの就職に強い就職エージェントに登録し、アドバイザーにこれまでの経歴や得意分野、今後の方針などを相談してみましょう。必要に応じて、ハローワークの就職支援サービスなどを併用することもひとつの手段です。

ニートの就職ステップ③就職活動を進めよう

就職に向けた土台を固めたら、次はいよいよ就職活動を進めていきます。基本的な就職活動の進め方としては、

1. 自己分析
2. 職種研究
3. エントリー
4. 書類選考
5. 面接

という順番となります。ここでは各ステップについて、ニートが押さえておきたいポイントをふまえて紹介します。

自己分析：ニートだからこそ適性のある仕事に就くべき！

自分をよく知ることは、自分の特性に合う仕事の発見につながります。自己分析をおろそかにして「採用してもらえるならどこでもいい」という気持ちで就職した場合、実はそこが自分に合っていない環境であることも考えられます。働きづらさを感じてしまい、短期に会社を辞めニートへ逆戻りしてしまうリスクもあるため注意が必要です。

ニートだからこそ、続けられる仕事をしっかり見極めることが大切といえます。自己分析にあたっては、これまでの人生を振り返り、自分の性格や頑張ったこと、苦手なことや挫折経験などを書き出した「自分史」を作成する方法がおすすめです。

そこから「自分が就くと良い仕事」「就かないほうが良い仕事」などを見つけ出していきましょう。

職種研究：募集の特性上仕事内容をよく知ることが合格につながる！

自己分析で自分のやりたいことや強みが見つかったら、次はそれを活かせる職種の研究をおこないます。中途採用に似た採用方法となるニートの場合、総合職ではなく職種別の採用となるケースが多いことが特徴です。

特定の職種への適性よりも企業風土に沿っているかが重視されがちな新卒採用とは異なり、応募にあたっては職種への適性を示す必要があります。

応募する企業のサービス内容や業界内での立ち位置などもしっかり調べたうえで、自分をアピールすることが重要です。入念な職種研究は、仕事に対する熱意を伝えることにも役立ちます。

エントリー：できる限り多くの企業にエントリーしよう！

条件に合う企業が見つかったら、積極的にエントリーしていきましょう。

選考に進むために必要となる個人情報を提供することがエントリーの主な目的となります。

入社できる企業は一社に限られますが、エントリーは何社でも可能です。まずはエントリーしないことには、選考は始まりません。「ニートの自分がエントリーしてもいいのかな？」と心配する前に、どんどんチャレンジしてみましょう。

書類選考：応募書類は就活のプロに添削してもらおう！

多くの企業の選考フローにおいて、履歴書・職務経歴書などによる書類選考があります。ニートが応募書類を作成する場合、職歴の空白期間が生まれることは避けられません。書類選考を突破するためのポイントとしては以下のようなものが挙げられます。

このような点を意識して書類を作成しましょう。書き方に悩む人は、応募書類を作成する段階から就職エージェントをはじめとするプロに添削してもらうようにしましょう。就活のプロ目線からのアドバイスを取り入れることで、より選考に通りやすい応募書類へとブラッシュアップできます。

面接：面談練習で自信をつけよう！

他人とかかわる機会が少ないニートは、コミュニケーション能力に不安を感じているケースもあるでしょう。

就職エージェントなど就職のプロによる面談練習に取り組みフィードバックを受けることで、緊張しても相手に伝わる話し方ができるようになります。またニートの面接対策では、

といった、ニートならではの質問への回答準備が必須となります。それはつまり、質問されやすい内容がわかっているため、対策の余地がじゅうぶんにあるともいえます。嘘はつかず誠実に、前向きな将来像をふまえて説明できるよう、プロを頼りながらしっかりと対策を練っておきましょう。

ニートが登録すべきおすすめの就職支援サービス

就職活動を始めるためにいざ就職支援サービスを利用しようと思っても、たくさんあるサービスの中からどれを選ぶべきか迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。ニートの場合、「ニートの就職活動に強いサービスかどうか」も就職支援サービスを選ぶ際の大切なポイントとなります。

ここでは、ニートが登録すべきおすすめの就職支援サービスを3つピックアップして紹介します。どのサービスも無料で利用できるため、ぜひ登録してみてください。

既卒サービス「ハタラクティブ」

私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。

求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。

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既卒サービス「第二新卒エージェントneo」

私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。

過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。

第二新卒エージェントneoの詳細を見てみる

既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」

マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。

本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。

登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。

実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。

マイナビジョブ20’sアドバンスの無料登録はこちら

※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります

自信をもって就活するために！ ニートの就職でよくある不安を解決！

ニートの就職活動には、さまざまな悩みがつきものです。ここでは、ニートからの就職を決意した人が少しでも自信をもって就活に取り組めるよう、ニートの就職に関するよくある不安や疑問に回答します。

いきなり正社員として働ける気がしない…

ニートからいきなり正社員としてフルタイムで働く自信がないときは、まずは短時間のアルバイトをして働くこと自体に慣れる方法がおすすめです。ただし、最終目標は正社員としてどこかに就職し働くことで、アルバイトをすることは就職までのステップの一段目ということは認識しておきましょう。

先ほどもお伝えした通り、ニートの就職は時間（年齢）との戦いとなります。アルバイトをしながらもこのような対策をやっておくことが大切です。

あくまでもアルバイトは就職の前段階だと理解して臨むようにしてくださいね。

資格は取得した方がいい？

資格を取得してマイナスに働くことはありませんが、「応募条件として必須」または「資格保有者優遇」と記載のあるケースを除き、資格の有無が採用にかかわることはあまりありません。企業は資格そのものよりも現場で培った経験を重視するからです。だから、資格だけを持っていることはそれほど採用に影響を与えないのです。

とはいえ、「資格を取得するほどその仕事に興味関心、意欲がある」ともとらえられるかもしれません。何であれ、興味があればそれについて積極的に学んだり情報を収集しようとするからです。そういう意味では意欲ややる気の評価においては資格の取得がプラスに働く可能性もあるでしょう。

ただ、就職活動はスタートが遅れるほど不利になります。資格取得を目指すのであれば、取得してから就職活動を始めるのではなく、できる限り就職活動と並行して資格の勉強に取り組むようにしましょう。先にお伝えした通り、資格はなくても問題ないものです。第一にやるべきは就職活動、資格の取得はおまけ程度にとらえて取り組んでください。

就職することが怖い

就職すること自体が怖いという感情は、ニートであれば誰もが持ち得るものでしょう。とはいえ、実際に働き始める前に過剰に恐れる必要はありません。就職してからの悩みは、発生した後に一つひとつ解決していけばよいのです。

難しく考え過ぎてしまうときは、社会人として楽しく働いている理想の自分を思い描いてみましょう。就職後の不安は一旦横に置いておいて、まずは一歩踏み出す勇気をもって就職活動に取り組むことが大切です。

ニートの就職活動は思い立った今その瞬間に！

年齢や職歴などに不安のあるニートであっても、就職できる可能性はあります。今あるチャンスを逃さないためにも、まずは行動してみることがとても大切です。

また、わからないことだらけのニートの就職活動をスムーズに進めるためには、ニートが抱えるさまざまな悩みに寄り添いながらサポートしてくれるニート向けの就職エージェントを活用することがおすすめです。心強い就職のプロを味方につけ、自分に合った就職活動で脱ニートを目指しましょう。