この記事はこんな人向け
- 初就活で何から初めていいか分からない
- ニートからちゃんと就職できるのか?
- 内定獲得のための方法を知りたい
同年代が社会で活躍しているのに、自分はニート。私も27歳までほぼニート同然の生活をしていたので、その状況の辛さがよくわかります。
「経済的に厳しくなってきた」「親のスネをかじる罪悪感に耐えられない」「自由に使えるお金が欲しい」など不満が出てきたけど、社会に出るのは不安ですよね。
ただですね。準備をきちんとすれば、ニートから正社員になることは難しくありません。今回はニートが就活を始められない原因と対処法や就職準備、正社員になるためのポイントをお伝えしていきます。
目次
ニートは就職できない?早めの就活開始が成功の肝
ニートでも早めの就職活動を行うことで、内定を獲得しやすくなります。

事実、2016年の独立行政法人労働研究・研修機構の調査によると、フリーター期間が半年以内の人の就職成功率は約60%に対し、1年〜2年間の人は約50%でした。
もちろん、フリーターとニートの違いはあります。
しかし、定職についてない期間が長い人は、「すぐに辞めてしまいそう」「忍耐力がない」など悪い印象をもたれがちです。
企業側は長期的に働ける+企業の社風や業務内容の適性に合った人材を欲しています。いくら社風に合っていても、すぐに辞めそうな人材は雇ってもらえません。
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ニートの人口は約71万人!2013年から減少傾向にある

ニート人口は全国で約71万人ほどおり、意外と多い印象ですよね。
しかし、2013年から徐々に減少傾向にあり、正社員への就職を成功させている人もたくさんいます。
(参照:内閣府 令和元年版 子供・若者白書)
現在、コロナウイルスの影響で、働かなくてはならない経済状況の方もいるかもしれません。
業界によってはニート期間が長くても就職できる可能性は十分にあるので、人生の転機だと思い、前向きに取り組むことをおすすめします。
ニートが就活を始められない原因と対処法
世間の目や家庭の経済状況の変化から、「そろそろ働かないとヤバい」と焦りを感じている人もいますよね。
しかし、ニートの生活が染み付いてしまい、不安だけど動き出せないジレンマを抱えているはず。
そこで、ここではニートが就活を始められない原因と対処法を紹介していきます。
職場での対人関係や仕事をこなせるかが不安
ニートが就活を始められない原因は、職場での対人関係や仕事をこなせるか不安なため。
内定を獲得できたとしても、ミスをして怒られることや会社で浮いてしまうことを被害妄想してしまいます。
対処法は、簡単なアルバイトを始めることと未経験歓迎求人を受けることです。
ニート期間があると、仕事をすることのハードルが上がってしまうんですよね。
そこで一度短期バイトをして、「働いてお金をもらうことは難しくないかも…!」という成功体験を得ることをおすすめします。
未経験歓迎求人であれば、比較的に教育体制の整った会社へ入社できます。
企業は即戦力を求めているわけではありません。
そのため、最初は失敗して当たり前なので、先輩が実務形式で仕事を教えてくれるOJTを行ってくれます。
企業の研修内容の情報は会社のホームページで確認するor転職エージェントのキャリアアドバイザーに話を聞いてみてくださいね。
プライドが邪魔をしている
ニートが就活を始められない原因は、プライドが邪魔をしているため。
例えば、大卒の同期は大手企業に就職している中で、自分だけ小さい会社に入ることが許せない人もいます。
対処法は、自分の置かれている状況を理解することです。
難関大卒でもニート期間が長いと、就活の難易度は高いです。
しかし、学歴が重視される新卒採用と違い、中途採用は仕事での実績やスキルが評価されます。
そのため、現状選べる会社に入ってから結果を出せば、数年後に大手企業への転職も夢ではありません。
忍耐力に自信がなく、すぐに辞めてしまうかもしれない
ニートが就活を始められない原因は、忍耐力に自信がなく、すぐに辞めてしまうかもしれないから。
アルバイトや部活動を辞めてしまった経験があると、仕事でも同じことが起こりそうで怖いですよね。
対処法としては、できるだけ労働環境の良い会社を選ぶことと「辞める」選択も考えておくことです。
「正社員は絶対に辞めてはいけない」と固定概念に縛られていると、逃げ場がなくなってしまいます。
仕事の適性がない場合や社風が合わない場合は、辞めてもいいくらいの気持ちで臨んだ方が長続きするかもしれません。
我慢をしすぎると、心身に影響が出てしまい、復帰に時間がかかってしまいます。
会社は数多く存在するので、辞めるという選択肢もあることを覚えておくと良いですね。
ニート期間が後ろめたく、面接で詰められるのが恐い
ニートが就活を始められない原因は、ニート期間が後ろめたく、面接で詰められるのが恐いため。
面接で人格否定されたなどの体験談をネットで見ると、不安を煽られますよね。
しかし、説教や圧迫面接をしてくる面接官はほとんどいません。
面接は本来、会社の社風と求職者の相性を見極めるためのものです。
「なぜ、ニートをしていたのか?」などの質問は問い詰めているのでなく、あなたのことを知り、判断材料にしたいだけ。
あからさまな圧迫面接は、求職者のストレス耐性を見るために演技している場合が多いです。
そのため、相手も自分の意思で詰めているわけでないことを念頭に置いておくと、恐くありません。
ニートが就職するための準備
早めの就職活動が内定獲得の肝ですが、ノープランでは上手くいかないものです。
コンディションや身だしなみに問題があれば、重要な期間を捨てることになり兼ねません。
就活のスタートラインに立つための準備を具体的に紹介します。
昼夜逆転やネット依存から脱却する
ニートは就職する前に、昼夜逆転やネット依存から脱却することが大切です。
なぜなら、会社員として働くためには朝型の生活を身に着ける必要があるため。
やることがないと、スマホ依存になり、昼夜逆転してしまいますよね…
私も経験がありますが、Youtubeやゲームにハマると、あっという間に1日が消費されます。
脳は命の危険がないこと=安全。命の危険がないことを辞める方が危険だと判断します。
だから、だらだらネットを見てしまうんです。
(参照:日経doors)
ネット依存を断ち切るためには、スマホの電源を切って、就活の準備に集中する時間を作ってみてください。
昼夜逆転を治すなら、1時間ずつ起床時間を早めていくことをおすすめします。
また、外出して日光を浴びると、体の疲労から夜眠れるようになっていく好循環が生まれ、体内時計が正常に戻っていきます。
就活グッズを一通り揃えておく
ニートは就職する前に、以下の就活グッズを一通り揃えておくことをおすすめします。
- スーツ
- 革靴
- ビジネスバッグ
- ベルト
特にスーツが自分の体にフィットしたものを身につける必要があります。
なぜなら、サイズの合っていないスーツはだらしない印象につながるため。
高価なものは必要ないので、新しいスーツをお店で店員さんと相談して、決めてみてくださいね。
職業訓練校に通う
職業訓練は、就職に必要な知識やスキルを無料で身に付けることができる制度です。
国や都道府県が行う公共職業訓練、民間が行う求職者支援訓練の2種類あり、公共職業訓練は失業保険の受給対象者のみ受けることができます。
以下ようなコースが実施中です。
職業訓練校のコース
- パソコン(Word、Excel)
- 簿記・経理
- 介護職員初任者研修
- プログラミング
- 機械・電気
「ニート期間に努力したこと」として、話のネタにもなるので、受講を検討してみるのがおすすめです。
ニートの就職活動で押さえておくべきポイント5選
職歴のないニートはアピールポイントが少なく、内定を獲得しにくい印象です。
しかし、選考で減点されない行動を取れば、就活は難しくありません。
具体的なニートの就職活動のノウハウを紹介していきます。
空白期間の説明をできるように面接対策を行う
ニートの就職活動で押さえておくべきポイントは、空白期間の説明をできるようにしておくことです。
なぜなら、ニートをしていた人には必ず聞かれる質問のため。
「悪い印象を付けたくない」という理由で、嘘をつくことは絶対にしてはいけません。
その後の話で嘘がバレる可能性や経歴詐称の場合は内定取り消しや解雇される可能性があります。
ここでは、理由を正直に答え、ニートだった経験を今後どう活かすかを話すべきです。
反省していることが伝れば、会社に貢献できる誠実な人材である印象づけることができますね。
ビジネスマナーで減点されないようにする
ニートの就職活動で押さえておくべきポイントは、ビジネスマナーで減点されないようにすることです。
もちろん、面接の話の内容が、評価のウエイトを大きく占めています。
しかし、社会人としてビジネスマナーは身についていて当然です。
そのため、マナーが悪いと印象も悪く、評価の対象から外れてしまいます。
自己分析と企業研究を徹底的に行う
ニートの就職活動で押さえておくべきポイントは、自己分析と企業研究を徹底的に行うことです。
なぜなら、やりたい仕事や適職が知ることができるため。
自己分析により、自分の過去の記憶から以下の内容を深堀してみてください。
- 好きなこと・嫌いなこと
- 長所・短所
- 成功体験・挫折経験
自己分析で重要なのは、向いていないことを知ることです。
例えば、話すことが苦手な人が営業職を避ける、活動的な人が事務職を退屈することが防ぐことができます。
そして、企業研究により、社風や仕事内容を知り、自分に合った企業を見つけてください。
- 自己分析の精度が低いと、入社後のミスマッチを引き起こすことになります。
総合転職エージェントには登録しない方が良い
ニートの就職活動で押さえておくべきポイントとして、総合転職エージェントには登録しない方が良いことです。
なぜなら、総合転職エージェントは正社員として就業経験や実績のある人がターゲットのため。
そのため、ニート向けの求人はほとんど掲載されていません。
また、転職エージェントのビジネスモデルは、成功報酬型です。
転職が成功した際に、紹介した企業から求職者の年収の30%前後をもらう形。
- 就職できる可能性の低いニートは、後回しにされてしまいます。
エージェントは複数登録して受ける企業を比較する
ニートの就職活動で押さえておくべきポイントは、エージェントを複数登録して受ける企業を比較することです。
ニート特化型の転職エージェントは3分ほどで無料登録でき、面接対策や履歴書添削など就活初心者の内定獲得を支援するサービスです。
複数登録することで、受ける企業の比較対象が増え、選択肢も倍になります。
また、専属のキャリアアドバイザーに、他の転職エージェントの登録している旨を伝えてみてください。
前述した通り、転職エージェントは自社を経由してもらわないとお金が発生しません。
そのため、自社で転職してほしいので、待遇の良い求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
ニートが登録すべき転職エージェント3選
ニート特化型の転職エージェントは、職歴・学歴不問、未経験歓迎などの求人が多いです。
そのため、教育体制の整っている会社が多く、入社後の心配もありません。
総合転職エージェントより就活初心者に対しての支援も手厚いですよ。
既卒サービス「ハタラクティブ」

私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」

私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」

マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
ニートの就活は準備が重要!ニート特化型エージェントに登録を!
今回はニートが就活を始められない原因と対処法や就職準備、正社員になるためのポイントを紹介してきました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- ニート期間が短い人ほど正社員になれる可能性は高い
- 説教や圧迫面接をしてくる面接官はほとんどいない
- ニート特化型エージェントを複数登録しておく
ニートでの就職活動の前の準備をして、きちんと対策を立てれば、内定獲得は難しくありません。
しかし、空白期間が長いと面接官の信用を得ることが難しくなるため、なるべく早く準備をすませて、就活をスタートした方が良いですね。
就活を初めていいか分からない人は、今回紹介した「ハタラクティブ」「DYM就職」「ウズキャリ」に無料相談してみてはいかがでしょうか。
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監修者プロフィール
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