この記事はこんな人向け
- フリーターと正社員は具体的に何が違うのか?
- フリーターはどんな職種に就ける?
- フリーターから脱却する方法を知りたい
なんとなくフリーターを続けているが、将来に不安を感じていませんか?私も27歳までフリーターを続けていたので、不安な気持ちがよく分かります。
ただですね。就職活動は年齢や選ぶ職種によって、そんなに難しいものではないんです。今回は実体験を元に、フリーターと正社員の違いや正社員になるためのポイント、ブラック企業を避けるために注意すべき点などをお伝えしていきます。
目次
フリーター期間が短い人ほど正社員になれる可能性は高い!
フリーター期間が短い人ほど、就職できる可能性は高いです。
事実、2016年の独立行政法人労働研究・研修機構の調査によると、フリーター期間が半年以内の人の就職成功率は約60%に対し、1年〜2年間の人は約50%でした。
企業側も若い人材を積極的に採用したいため、20代は比較的就職しやすいことが結果に現れています。
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フリーターと正社員の異なる点
フリーターは自由で、正社員は拘束されることが多いというのが世間一般のイメージです。
しかし、本当にそうでしょうか?きちんと比較してみると、結果的にフリーターの方が制限されているかもしれません。
ここでは、フリーターと正社員を4つの側面から比較していきます。
収入面
正社員は年功序列制が残っている会社も多く、年齢が上がるにつれて、収入も上がっていく場合が多いです。
また、年に二回のボーナスもあり、貯金もしやすいのが特徴ですね。
しかし、フリーターにはまともな昇給がありません。
時給が上がっても50〜100円程度のため、簡単に生活の質は上がりにくいですね。
保証面
フリーターは正社員に比べると、保証の面で厳しいものがあります。
国民年金しかもらえない
会社員が加入する「厚生年金」と全ての人が加入する「国民年金」があります。
正社員は定年後に毎月約12万5000円入ってきますが、フリーターは国民年金の受給額のみの約6万5000円しかもらえません。
そのため、フリーターの老後の暮らしをかなり厳しいですね。
家賃補助がない
フリーターの支出の多くを占める家賃。しかし、正社員の場合は会社が何割か負担してくれることがあります。
特に都心に住んでいる場合、若手社員は生活費の支払いだけで手一杯なので、助かりますね。
そのため、正社員なら家賃分を貯金にまわすことが可能です。
休職手当がもらえない
アルバイトは病気や怪我をして、働けない期間に給料が出ることはありません。
さらに長期休みが必要な時は解雇されてしまうことが多いです。
一方、正社員は体調不良により、長期で休む場合でも、給与の3分の2程度額が支給される傷病手当金をもらうことができます。
仕事内容面
フリーターには責任の小さい仕事が振られることが多いです。
もちろん、フリーターにも店長レベルの働きぶりをしている人はいます。
しかし、「新規プロジェクトのリーダーを任される」「営業成績の達成目標がある」正社員に比べると、大きな責任ではありません。
そのため、世間から誰でも代替可能な仕事であるという認識をもたれてしまいます。
社会的信用面
フリーターは社会的な信用が低いのがデメリットです。
なぜなら、正社員と違い、フリーターの雇用は不安定であるため。
勤務先の経営が不安定になれば、解雇の対象になるのは正社員ではなく、アルバイトです。
そのため、以下のようなお金に関係する審査が通りにくいです。
- クレジットカード
- 自動車ローン
- 住宅ローン
- 部屋を借りる
私もフリーター時代は部屋を借りる際の審査に何度か落ちたこともあります…
未経験でも就けるおすすめ職種4選
フリーターから将来有望な職種に就くのは、難しいと感じているかもしれません。
しかし、世の中には受かりやすい職種でありながら、将来性の高い職種も存在します。
ここでは、フリーターにおすすめな未経験でも就けるおすすめ職種を紹介していきます。
営業職
未経験でも就きやすいおすすめ職種は、営業職です。
なぜなら、営業職は求人の募集が多いため。
営業職は、商品やサービスを紹介して、購入してもらえるように商談する仕事です。
売り上げに直結する職種のため、他の職種よりも募集人数は多く設定しているんですね。
しかし、こちらから購買意欲の低いお客さんにも売り込むため、向き不向きが分かれるかもしれません。
獲得契約数による歩合制の会社も多く、結果が出せれば、高収入も実現できるのも魅力。
学歴より実力が重視されやすく、必要な資格もないので、未経験でも挑戦しやすいです。
販売職
未経験でも就きやすいおすすめ職種は、販売職です。
なぜなら、入社前に専門的な知識が必要なないため。
業務内容は、店舗で食品・家電・衣服・携帯など商品やサービスを売ることです。
店舗に来るお客さんは購買意欲が高めなので、営業職ほど売り込みの難易度は高くありません。
その分、丁寧で分かりやすく説明する能力が求められますが、練習すれば身につきやすいスキルです。
営業職同様、未経験歓迎求人も多いので、興味のある分野の求人に応募してみるのがおすすめですね。
介護職
未経験でも就きやすいおすすめ職種は、介護職です。
なぜなら、慢性的に人手不足のため、未経験方もでも採用されやすいため。
人手不足から初心者への教育体制が整っていない場合も職場もあるので、確認が必要ですね。
業務内容は、高齢者や障害者など介護が必要な人のお世話を担当することです。
働きながら、介護福祉士の資格取得や上級職のケアマネージャーへのキャリアアップを目指せます。
ITエンジニア職
未経験でも就きやすいおすすめ職種は、ITエンジニア職です。
ITエンジニア職は専門的な知識やスキルが必要なため、未経験から就職できるイメージは強くありません。
しかし、どの業界にもIT技術が進出しているため、ITエンジニアの人手不足が深刻な状態です。
事実、2018年の経済産業省の「IT人材受給に関する調査」によると、2030年のIT人材の人手不足は約16万人〜約79万人にもなることが分かっています。
人手不足の背景から未経験からエンジニアを育成するプログラムが整っている企業が多いです。
実力主義の世界のため、学歴を気にする人はあまりいません。
就職後はスキルを磨くことに集中すれば、需要が右肩上がりの職種のため、より良い会社に転職も可能ですね。
フリーターから正社員になるためのポイント4選
フリーターから正社員になるためには、マイナスポイントをいかに減らすかが重要です。
フリーター期間が長いと、それだけでもあまり良い印象ではありません。
そこで自分は信頼でき、会社に貢献できる人間だと認識してもらう必要があります。
フリーター特化型エージェントに登録する
フリーターから正社員になるためのポイントは、フリーター特化型エージェントに登録することです。
なぜなら、就職について一から丁寧にサポートしてくれるため。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
専属のキャリアアドバイザーが求職者に一人一人につき、希望や適性に合った求人を紹介してくれます。
面接対策・フィードバックや書類の添削を受けたり、受ける企業の内部事情も教えてくれたりするので、就職活動では大きなアドバンテージですね。
既卒サービス「ハタラクティブ」
私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」
私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」
マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
自己分析により就活の軸を作る
フリーターから正社員になるためのポイントは、自己分析により就活の軸を作ることです。
なぜなら、自分のことを理解していると入社後のミスマッチを防ぐことができるため。
民間企業の求人は多数存在するため、手当たり次第受けていけば、内定を獲得することが難しくありません。
適当に決めると、「なんでこの会社で働いているのか?」と入社後にギャップを感じる場合が多く、結果的に短期離職につながります。
自分の得意なこと・苦手なこと、やりたいことを深堀し、働く上で重視する軸を考えてみるのがおすすめです。
その方が志望動機も精度も上がり、内定を獲得しやすいかもしれません。
あなたが選ぶ会社は、「年間200日以上働く場所」になります。
興味のある分野から自分に向いている職種を選び、同業他社と比較して福利厚生面や残業量などを比較して、入社を検討してみてください。
やりたいことや好きな分野がなくても、向いている仕事なら人から頼られることも増え、承認欲求も満たされやすいですよ。
フリーターになった原因を説明できるようにする
正社員に目指すなら、フリーターになった原因を説明できるようにしておく必要があります。
なぜなら、必ず聞かれる質問のため。
聞かれた場合は正直に話すことが一番です。
面接官の質問の意図は「この人は嘘をつかないか?」「誠実な人間か?」を知りたいと思っています。
面接官にとって、採用は同じ職場で働く仲間探しの場です。
だから、信用できる人を採用したいと思うのは当たり前ですよね?
しかし、「なんとなくフリーターを続けた」とだけ答えてしまうと、「入社しても、長続きしなそう…」という印象になってしまいます。
そのため、正直な理由→反省→今後の目標(会社に貢献したい)という流れで伝えると、今後に期待できる新人だと好印象に繋がる可能性が高いです。
面接の返答以外で減点されないようにする
フリーターから正社員になるためのポイントは、面接の返答以外で減点されないようにすることです。
なぜなら、面接は減点方式であり、良識のある人間だとアピールする必要があるため。
メラビアンの法則によると、第一印象は数秒で決まってしまいます。
第一印象が悪いと、十数分しかない面接で挽回することは簡単ではありません。
ここでは減点されないような面接のポイントを紹介します。
身だしなみ
清潔感があることが前提です。
明るい髪色や派手な髪型はNG。常識がない人と思われてしまうので、気をつけてください。
男性で社外の人に会うことが多い職種の場合、前髪を上げておくと印象が良い。
女性は髪が長い場合、結んでおく。化粧はファンデーションは濃すぎず、口紅は自然な色が好ましいです。
言葉遣い
敬語を使い、ですます調で話してください。
話が盛り上がった場合でも、くだけた表現は使わない方が無難です。
立場をわきまえているしっかりとした人という印象を持ってもらうためにも、丁寧な言葉遣いを心がけた方が良いですね。
立ち振る舞い
入室時のドアのノックは3回。→入室後に「よろしくお願いします」と言った後、お辞儀。→椅子に座ることを促されたら、「失礼します」を言って、着席。
面接中は相手の目を見て話すことをおすすめします。キョロキョロしていると、相手に集中力散漫な印象を与えてしまうかもしれません。
退出時は、感謝を気持ちを述べて、お辞儀。ドアを開けてくれた場合は「ありがとうございます。」とお礼をしてください。
ブラック企業を避けるために注意すべき点
一度、業務内容や社風に興味を持った会社は必要以上に魅力的に見えてしまうものです。
しかし、企業側に数回の面接で自分をアピールしきれないと同様に、会社の悪いところの数十分の面接では見抜くことはできません。
盲信せず、受ける会社におかしい点がないか、確認してみることをおすすめします。
口コミサイトの評判は悪くないか
ブラック企業を避けるために注意すべき点は、口コミサイトの評判です。
なぜなら、企業の口コミサイトは在職中の社員や退職した社員が本音を書いているため。
そのため、口コミサイトの評判が悪いと、問題のある会社の可能性が高いです。
例えば、「他部署はほとんど残業がないが、営業部だけは夜11時くらいまで残業がある」「転勤が毎年のようにあるのがキツい」など働いている人にしか分からない情報があります。
選考を受ける企業はチェックして、自分とってブラック企業かどうか確認しておくべきですね。
長期間求人の募集をかけている
ブラック企業を避けるために注意すべき点は、長期間求人の募集をかけているかです。
なぜなら、常に人が辞め続けている、離職率の高い会社の可能性があるため。
定着率が低い会社は何かしら問題がある場合が多いです。
求人サイトの平均勤続年数に記載がない時は、隠したいデータの可能性があるため、注意した方が良いですね。
固定残業制度かどうか
ブラック企業を避けるために注意すべき点は、固定残業制度かどうかです。
なぜなら、固定残業制度だと残業代はほとんど出ないor長時間労働がデフォルトのため。
月20時間の固定残業代を含む契約の場合、20時間以上残業してから、残業代が発生します。
そのため、月の残業が20時間以内の会社では残業代は出ず、長時間労働が当たり前の会社では残業代の削減につながります。
基本給が高めに設定されている会社は、固定残業代を含んでいることが多いので、確認を徹底しておくことをおすすめします。
フリーターの就職活動でよくある質問
始めての就職・転職活動で分からない人も分からないことだらけの人も多いですよね。
些細な悩みが就活への挑戦の妨げになってしまうこともあります。
ここでは具体的にフリーターの就職活動で困ることをQ&A形式で解決します。
面接にはどんなスーツを着ていくのが良いか?
スーツは自分の体型に合うものを選ぶことがおすすめです。
しかし、半年も経てば、体型が変わってしまうことが多いですよね?
そのため、大学時代のスーツではなく、新調した方が良いかもしれません。
色は黒、紺、グレーなど落ち着いたものをチョイスし、柄がある場合は控えめなストライプ程度のものが良いですね。
卒業3年以内は中途or新卒扱いどちらになる?
一度も就職していない場合、新卒と同じ扱い受けることもできます。
事実、厚生労働省「青少年雇用機会確保指針」によると、3年以内既卒者は新卒枠で応募できるようになっています。
しかし、新卒と同じ条件で面接を受けることはあまりおすすめできません。
なぜなら、企業側は同じ条件で雇うなら、若くて可能性のある新卒の方が優先したいため。
さらに既卒者は中途採用を受けることができますが、こちらも経験豊富な経験者と席を争うので分が悪いです。
そのため、経験者の少ない未経験者応募可能求人で応募した方が就職できる可能性は高いですね。
フリーターからの就職は難しくない!就職活動を開始のは早い方がお得
今回は正社員になるためのポイント、ブラック企業を避けるために注意すべき点を紹介してきました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- フリーター期間が短い人ほど正社員になれる可能性は高い
- 面接の返答以外で減点されないようにする
- ブラック企業は常に求人を募集している
フリーターでも選考で注意すべきポイントを押えれば、正社員になることは難しくありません。
しかし、ブラック企業や自分の適性に合わない会社に入社を避けるためには、自己分析と企業の目利きが必要です。
もし、正社員を目指すなら、早めに就職活動を始めた方が自分の納得する就職先への内定を獲得できる可能性が高まります。
就職志望で何から始めて良いかわからない人は、今回紹介した無料の転職エージェントに相談してみると良いかもしれません。
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監修者プロフィール
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