既卒で就職活動をすると、新卒の時と違い、なかなか就職が決まらず、不安な思いをすることがあります。
実際、私も内定が決まらず大学を卒業したのですが、その後、リクナビで求人を受けても全く引っかからず、とても悩みました。
けれど、最終的には、そんな私でも正社員としての内定を決めることができました。同じ悩みを抱える方のために、既卒で就職が決まらない時の3つのリカバリー法を教えます!
就職が決まらない5つの原因
リカバリー方法の前に、就職先がなかなか決まらない理由をしっかりと考えましょう。原因を突き止めた上で、自分にあった改善方法を見つけていくことが大事です。
まずは、就職先が決まらないない場合のありがちな原因を5つほど確認してみましょう。
応募書類に不備がある
履歴書や職務経歴書に不備があったり、印象の悪い部分があると選考は通りません。趣味の欄にパチンコや競馬などギャンブル要素を持つ趣味は採用担当者がお金の使い方などに疑問を持つ可能性があります。
政治・宗教色が強い内容も、採用担当者により受け取り方が違うので、できれば記載しないほうが無難といえます。
また、空欄があったり、誤字脱字・誤変換があると印象が悪くなるので、応募書類を提出する前にしっかりと確認するくせをつけましょう。
- 空欄がないか・枠からはみ出ていないか
- 誤字脱字・誤変換はないか
- 字が汚くないか(手書きの場合)
- 志望動機、自己PRの記載が短すぎないか
- 読みづらくて分かりにくないか
- 写真の服装や髪型はしっかりとしているか
仕事選びの視野が狭くなっている
自分のやりたい仕事と自分に合ってる仕事は必ずしも一致しません。
やりたい仕事を探すのもいいですが、視野を広げて自分に適正がありそうな仕事の情報を集めることも必要になります。
自分のやりたいこと以外にも、何が向いているのか広い視野で仕事を探すことが大切です。
就活に割く時間が足りていない
転職活動中の方やフリーターの方など、就職活動にかける時間が限られる人が多いです。その場合は、履歴書や企業とのやりとりや企業選びなど代行してくれる就職エージェントも多くいるので就職エージェントを利用してみるのもひとつです。
使い回しはよくないですが、履歴書のテンプレートのPDFを用意して学歴や趣味の部分など変わらない部分はすでに用意しておくことで効率化にも繋がります。
フリーターや既卒の方は月のスケジュールを立て、シフトを減らすなど就職活動に力を入れる月を作るのもひとつの方法としてありだと思います。
企業選びの軸がぶれている
企業選びの軸がぶれていると、履歴書や面接などで一貫性のある回答が出来なかったり、志望動機など意欲を採用担当者に伝えてることができません。
就職サイトの自己分析ツールを使用したり、紙にやりたいこと書き出してみたり、将来のビジョンをしっかり描き、とキャリアプランを作成してみてください。
志望動機が弱い
志望動機がやりたいことや企業の特徴を言うだけになっていると、なかなか選考を通過することができません。
他社と比較してどこがいいのか、どこが自分に合っているのかなど、自分と企業との接点を深く考える必要があります。
また、企業のことをしっかりと調べてない場合も志望動機が弱くなります。
最低でも企業のHPや、事業内容やサービス内容、上場企業であればIRなど企業のこと詳細に調べることで、志望動機に説得力が増してきます。
既卒/フリーターの就活に強い!無料登録しておくべき神サイト
既卒で就職活動を頑張りたいけれど、「どんな就職サイト/サービスを使って就活すればいいの…?」と、悩んでいませんか?
そこで、私が既卒として就活した時に利用した、「既卒歓迎」のホワイト企業の求人を紹介してくれる就職サイトをご紹介します。無料なので登録しておいて損はないと思います!
就職が決まらないときの対策方法
就職先が決まらない時は、選考前の準備ができていなかったり、選考を振り返って改善点を見つけることができていない場合があります。
ここで選考前の準備の仕方や振り返り方法を含めて、対策方法を教えていきます。
- 面接での想定Q&Aを作っておく
- 企業のHPを確認する。
- 就職サイトなどの企業の募集内容をチェックする
- 上場企業ならIRを確認する
- 自分の履歴書や職務経歴書を再確認する
受ける企業の情報を確認しておくことは、必須です。
しっかりとした準備をすることで、面接での不安もやわらぎ自信を持って選考に挑むことができます。
自分が履歴書と面接での回答に一貫性がある必要があるので履歴書を確しておくとよいでしょう。企業のIRにはこれからの企業の方向性などが記載されているのでチェックすることをおすすめします!
- 面接が終わったあと、質問された内容をメモする。
- 聞かれたら質問に自分がどう答えたかメモする。
- 上手く答えれなかった部分を振り返る
- 上手く答えられた部分も振り返る。
- 二次選考であれば、一次選考の内容を見返す。
時間があれば、面接が終わったあとにカフェなどで振り返る時間を持つと改善点が詳細にななります。たとえ、その面接が上手く行かなくても面接のログが溜まっていき、次の面接にも活きてきます。
面接で悪かったことは改善し、良かったことはそのまま意識して継続していくことで面接内容がブラッシュアップされ、良いものなっていきます。
せひ、選考の振り返りをしてみてください。
1.既卒特化型の就職サービスを利用する

リクナビ・マイナビ経由で、新卒枠の求人に応募している場合、新卒の学生と比べられ、就活に苦戦することがあります。既卒で就職が決まらない時は、まず「既卒特化型の就職サイト」を利用してみましょう
既卒向けの就職サイトは、圧倒的に内定しやすい
「既卒特化型の就職サイト」は、登録すると「既卒歓迎」の求人を多数紹介してくれます。代表的な既卒向けの就職サイトとしては「ウズキャリ既卒」や「ハタラクティブ」があります。
既卒特化型のサービスに求人を出すのは、既卒者の採用意欲が高い企業ばかりです。だから、既卒歓迎の求人を受けていけば、内定の確率を飛躍的に高められるのです。
たとえば、ウズキャリ既卒は内定率が86%、ハタラクティブの内定率は80.4%となっています。
マイナビの既卒者調査(2015)によれば、既卒者の内定率は30.4%です。ウズキャリ既卒やハタラクティブの内定率がいかに高いかがわかると思います。
なかなか内定が出ない場合は、これらの既卒向けサービスを利用しましょう。実際、私もウズキャリ既卒を使って2社内定をしています。(残業代が出て、土日休みで、2ヶ月の研修があり、30代で年600万を超えられる『ちゃんとした』企業です)
既卒サービス「ハタラクティブ」

私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」

私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」

マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
新卒向けサイト(リクナビ等)は、どうしても不利になってしまう
リクナビや新卒応援ハローワークは、既卒でも使えるサービスですが、「メインターゲットは新卒」です。そのため、既卒の方が受けにいくと、「なんで去年、就職しなかったの?」など、厳しい質問をされ、落とされてしまうことが多々あります。
また、新卒採用第一主義の日本においては、既卒で応募すると、新卒の学生と比べ、どうしても不利になってしまいます。
もちろん、リクナビで紹介されている企業は大企業が多く、魅力的なのはわかります。だから、まずはリクナビで受けてみる。それでもなかなか就職が決まらない時には、既卒就職サイトを利用して内定を得るのがオススメです。
2.模擬面接で弱点を指摘してもらう

「書類は通るけど、面接で落ちてしまう」と悩みを抱えている場合は、模擬面接を受けてみましょう。
模擬面接をすると「どこを治せばいいか?」がわかる
模擬面接をすると、自分の弱点が客観的に理解でき、方向修正して、面接の結果を改善することができるからです。
たとえば、私も面接が苦手だったので、模擬面接を受けたところ、「内容は悪くないが、早口すぎてコミュ力がない人に見える。今の3倍ゆっくり話そう」と指摘を受けました。それを修正できるように何度も模擬面接を重ねた結果、面接にもだんだん受かるようになったのです。
模擬面接を受けるには?
前述の「ハタラクティブ」や「UZUZ」では、キャリアコンサルタントがマンツーマンになって、模擬面接トレーニングをしてくれます。受けているのといないのでは、かなり変わってくるので、面接が苦手なら一度は受けてみることをオススメします。
民間のサービスが嫌なら、新卒応援ハローワークやジョブカフェでも同様のサービスを受けられます。
ただ、私の場合、ハローワークの模擬面接は、「もっと元気よく、好感が持たれるように」とやや抽象的なアドバイスであまり役に立ちませんでした。(もちろん、良い相談員もいると思いますが)
3.会社に落とされても、絶対に自己否定をしない

面接に何度も落ちると「自分は社会に不適合な人間なんだ…」と、自己否定をしてしまうものです。しかし、自信がなく「私は駄目です‥」という調子で面接を受けていては、余計に結果が悪くなってしまうでしょう。
ある会社に落とされたとしても、それは「日本に数百万社ある会社の1つに落とされた」だけに過ぎません。その会社の面接に落とされたからといって、あなたの価値が否定されたわけではないのです。
面接に受かるかどうかと、仕事ができるかどうかは関係がない
実際、僕も何度も面接を落とされました。合計でいえば、50社以上だと思います。けれど、今勤めている会社では、新卒で内定した誰よりも成果をあげられています。
会社に落とされて自己否定をしては、受かるものも受からなくなってしまう。だから、落ちても「縁がなかった。はい、この話はこれで終了!」と割りきって、次にいきましょう。
この記事のまとめ
- リクナビだけでなく、内定率の高い既卒就職サイトを利用する(特におすすめは「ウズキャリ既卒」)
- 面接が苦手なら、必ず模擬面接を受けて、弱点を把握する
- 会社に落ちても「縁がなかった」と割り切る。自己否定はやめ
これらのポイントを意識していけば、現在就職が決まらないとしても、リカバリーが可能です。
- 「ハタラクティブ」:【内定率86%】既卒フリーターの内定実績No1!
- 「第二新卒エージェントneo」:【就職/転職満足度No.1!】過去の就職成功者は15,000人以上!
- 「マイナビジョブ20’sアドバンス」:就職/転職満足度No.1!既卒・フリーターなら活用必須!
監修者プロフィール
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