既卒の就職活動は、新卒の時とは違い、大学卒業後に行いますから、「学歴は関係なくなるのでは?」と考える人も多いでしょう。
さて、実際には、既卒の就職活動に学歴は関係があるのでしょうか?早稲田大学卒で既卒として就職活動をした私が、実際のところをお話します。
既卒でも旧帝大・早稲田・慶応・MARCHは有利になる
私がお世話になっていた既卒向け就職エージェントのコンサルタントによれば、既卒でも高学歴は有利になります。
実際に、私は27歳の既卒だったのですが、年齢制限25歳の求人を、早稲田大学だからという理由で受けさせてもらったことが何度もあります。
職歴なしの就活の場合、ほとんどが応募者の「ポテンシャル」に期待した採用になります。高学歴の学生は、受験を突破した「努力する能力・地頭の良さ」があるとみなされ、既卒の採用市場でも有利になるのですね。
エージェントによれば、優遇のラインは「MARCH・国公立」以上の学歴で優遇措置を受けられる場合があるそうです。
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高学歴の既卒は選考ルートでも優遇される
既卒を対象にして就職活動をしている企業は、トヨタのような有名な企業ではありません。これらの企業は、新卒で学生を集められないため、新卒の有名大卒を揃えることができません。
ですが、既卒なら、有名大卒を集めることもできるので「就職活動に運悪く失敗してしまった有名大卒」を積極的に採用しているのです。
実際、ある企業を受けていた時に(マザーズ上場企業)既卒の方と集団面接をすることがあったのですが、立教・青山・早稲田・神戸大学という具合でした。あとで、お世話になっていたコンサルタントに話を聞くと、その会社は高学歴用の選考ルートがあり、通常よりも内定が出やすくなっているそうです。
ここがポイント
学歴は高い方が有利になる可能性が高い。しかし、学歴が全てではなくあくまでも基準の1つ。
正社員になるために、できるだけ早く行動をしよう
このように既卒とはいえ高学歴(MARCH以上)は、ある程度優遇してもらえます。とはいえ、一つ注意しておくべきことがあります。
それは「年齢」です。いくら高学歴とはいっても、お世話になっていた就職エージェントによれば、28歳を超えると、条件の良い求人にはほとんど応募できなくなってしまうそうです。
28歳以上になると、現場で新人指導をする社員との年齢の兼ね合いもあり、なかなか教育が難しいと判断されるのです。だから、28歳を超えると「業界経験」を前提にした求人がメインになり、未経験の既卒は、いかに高学歴でも応募できなくなってしまいます。
だから、「既卒だから仕事なんて見つからない」と諦めずに、できるだけ早く就職活動をはじめ、内定を獲得しましょう。
既卒が応募できる求人の見つけ方については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ、チェックしてみてください。
監修者プロフィール
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キヨちゃん
学歴に自信があってもなくても「早く始めれば始めるほど有利」という状況に変わりはないので、1日でも早く始めた方が良いですね。企業は若い人材を求めているのですから。