「まだ20代だし、辞めてから転職活動を始めたい!」と思う一方で、
疑問
- 若いうちなら退職後に転職活動をしても大丈夫?
- 退職後or在職中に転職活動をするならどちらが有利になる?
- 退職してからの転職活動を成功させることを知りたい
と悩んでいませんか?
実際、私の友人も20代の時は退職後or在職中に転職活動すべきか迷っていました。
結論から言うと在職中に転職活動を行った方がメリットが多いんです。一方で、退職後の転職活動にはリスクが伴うのでおすすめできません。
そこで今回は、退職後の転職活動と在職中に転職活動を経験している友人のインタビューを元に、在職中の転職活動をおすすめする理由、20代で辞めてから転職活動をするリスク、20代で辞めてから転職を成功させる際のポイントを紹介します。
目次
20代で辞めてから転職活動をすべきではない!在職中の転職活動がおすすめ!
20代なら辞めてから転職活動をするより、在職中の転職活動がおすすめです。ただですね。在職中の転職活動は難易度が高く、断念してしまう人が多いかもしれません。
- 面接の日程を合わせにくい:仕事が忙しかったり、シフト制だったりすると面接を入れにくい。有給が取れなかった場合は面接を断念するしかなくなる。
- 現職との仕事の両立が厳しい:仕事が終わってから、転職活動の準備をする生活は予想以上にハード。
- 仕事を辞めるタイミングを逃す:転職先が決まり退職の旨を伝えようと考えていたら、他の社員が先に辞めたり、繁忙期が始まったりと辞められない状況になってしまう場合もある。
一方で在職中ならブランク期間ができたり、金銭的・精神的に追い込まれやすくなったりなどリスクを負わずに転職活動を行えるんです。
そのため、挫けず在職中に転職先を決めるのをおすすめします。
20代で退職後に転職した人の割合は約3割
20代で退職後に転職した人の割合は約3割程度です。
事実、dodaを運営するパーソナルキャリア株式会社が20代の転職者に対して行ったアンケート結果は以下の通りでした。
(参照:doda 働きながら?辞めてから? 第二新卒・若手向け 転職活動の上手な進め方)
転職先が決まってから退職した人は66.0%、転職先が決まる前に退職した人は34.0%と、在職中に転職活動を行う方が多数派なんです。
しかしですね。内定獲得率は在職中に転職活動を行う人と退職後に転職活動を行う人で内定獲得率に大差はありません。
これだけ見ると、退職後に転職した方がメリットがあるように感じます。
実際、退職後の転職活動の方が時間に余裕があることから自己分析や企業研究に時間を割けたり、面接の日程調整が楽になるなど転職活動に集中しやすいかもしれません。
一方で在職中の転職活動と比較すると、背負うリスクも大きいんです。そこで次は退職後に転職活動をするリスクを紹介します。
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20代で辞めてから転職活動をする5つのリスク
前述した通り、退職後の転職活動にはメリットもあります。ただですね。今後の転職活動や社会人生活に響く影響もあり、リスクは大きいんです。
一方、在職中の転職活動なら上手くいかなかった時の保険もあり、メンタル的には少し楽かもしれません。
そこでここでは、20代で辞めてから転職活動をするリスクを5つ紹介します。
20代で辞めてから転職活動をする5つのリスク
- 経済的な焦りから希望条件を妥協してしまう
- 前職に出戻りできない
- 空白期間が伸びると市場価値が下がる
- ミスマッチを起こして短期離職してしまう
- 短期離職を繰り返して転職しにくくなる
経済的な焦りから希望条件を妥協してしまう
20代で辞めてから転職活動をする1つ目のリスクは、経済的な焦りから希望条件を妥協してしまうことです。
なぜなら、退職後の収入が途絶える+失業保険も自己都合退職の場合は待機期間7日間と2ヶ月後からの受給になるため。
(参照:doda 失業手当(失業給付金)の給付の手続きはどうすればいいですか?手当がもらえるのはいつから?)
選考落ちが続けば、転職期間が長引いてしまい、貯金を切り崩しながらの生活になります。それが焦りを生み、冷静な判断力を奪ってしまうかもしれません。
転職活動開始時の条件より妥協していき、入りやすい企業への転職にシフトチェンジしていきます。その結果、前職より待遇の悪い企業へ転職してしまう可能性もあるんです。
そのため、経済的な焦りがあると転職活動が失敗するリスクが高くなるかも知れません。
前職に出戻りできない
20代で辞めてから転職活動をする2つ目のリスクは、前職に出戻りできないことです。
多くの求人を見ていくと、今勤めている企業を客観視できるようになります。
実は今後のキャリアで必要になるスキルが身についたり、他の企業と比べて自分にとって条件が良かったりする場合もあるんです。
すると「今の会社で働き続けたい」と考えが変わるかもしれません。しかしですね。在職中なら単純に転職活動を辞めるだけですが、退職後の場合は出戻りを願い出る必要があり、難易度が高いんです。
近年、ジョブ・リターン制度を導入している企業もあり、再雇用してもらえる可能性があります。
事実、厚生労働省の調査によると、退職した社員を再び雇う制度がある企業は全体の約3割でした。
(参照:厚生労働省 平成29年度雇用均等基調査 事業所調査 結果概要)
ここがポイント
ジョブ・リターン制度とは、育児・介護・配偶者の転勤・就学・留学・転職などで退職した従業員を本人の希望により再雇用する制度のこと。企業によって名称は異なる。
しかしですね。まだまだ完全に浸透しきっている制度ではありません。そのため、基本的には出戻り転職は厳しいと考えておいた方が良いですね。
空白期間が伸びると市場価値が下がる
20代で辞めてから転職活動をする3つ目のリスクは、空白期間が伸びると市場価値が下がることです。
なぜなら「どこにも採用されないような問題のある人材なのか…?」と敬遠されやすいため。
採用担当者から就業意欲の低さを疑われたり、ブランクによって仕事の感が鈍っていると心配されたりする場合があるんです。
3ヶ月程度の空白期間なら市場価値はそこまで下がりません。
ただ、それ以上のブランク期間がある場合は病気や親の介護、難関資格の取得など採用担当者を納得させるような理由が必要になるかもしれません…。
ミスマッチを起こして短期離職してしまう
20代で辞めてから転職活動をする4つ目のリスクは、ミスマッチを起こして短期離職してしまうことです。
なぜなら、条件を妥協してしまうと、転職先と合わない部分も多いため。社風や企業の業務内容の調べが甘い状態で転職すると、自分が活躍できる環境ではないかもしれません。
例えば、体育会系の社風でノルマが厳しい企業やルーティン作業ばかりなど自分にとって合わない環境にいるのに苦痛を感じる人は一定数います。
そのため、ミスマッチを起こすと短期離職してしまう可能性があるんです。
短期離職を繰り返して転職しにくくなる
20代で辞めてから転職活動をする5つ目のリスクは、短期離職を繰り返して転職しにくくなることです。
なぜなら、企業側は複数の短期離職経験がある転職者の採用を避ける傾向があるため。
企業側としては短期離職されると、採用コストも時間も無駄になってしまいます。新たに人材を補充する手間もかかるので損失しかないんです。
そのため、あらかじめ長期的に定着できなさそうな人材は書類選考の段階で落とされてしまいかねませんね。
人気企業に転職成功した職務経歴書を参考にしよう
人気企業に転職成功した人は、どのような職務経歴書を作成したのでしょうか。
転職成功者の回答から、考え方、アピールポイントを学んでみましょう。
「職務経歴書完全攻略まとめ」では、なかなか見ることのできない職務経歴書を数多く掲載しています!
すでに退職してしまった…!20代で辞めてから転職を成功させる際の5つのポイント
ここまで退職後の転職活動のリスクや在職中に転職活動を行うメリットを紹介してきました。とはいえ、すでに退職してしまった方もいるかもしれません…。
ただですね。退職後の転職活動のリスクを知り、短期集中のスケジュールを立てる+自分と相性の合う企業へ応募していけば、納得のいく転職先への内定獲得率はグッと上がるんです。
そこでここでは、20代で辞めてから転職を成功させる際のポイントを5つ紹介します。
すでに退職してしまった...!20代で辞めてから転職を成功させる際の5つのポイント
- 転職エージェントを利用する
- 3ヶ月後の内定獲得をゴールにしてスケジュールを組む
- 自己分析で自分の強み・仕事の適性を把握する
- 口コミサイトを利用して企業研究を行う
- 企業が求める人材と自分の強みの合致する点をアピールする
転職エージェントを利用する
20代で辞めてから転職を成功させるには、転職エージェントを利用しましょう。なぜなら、転職のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを無料で受けられるため。
無料カウンセリングで条件や得意・苦手分野についてヒアリングしてくれます。
その後は条件に沿った求人の紹介+自分に適性のありそうな仕事を提案してくれるため、求人を探す手間が省けるんです。
加えて、面接対策では毎回フィードバックにより改善点が把握できるので、着実に内定獲得へ近づけるかもしれません。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
- 推薦状の記入
アドバイザーは求人掲載中の企業の採用担当者と密接な関係を築いています。
推薦状により「ブランク期間があるが職種への適性あり」など不利な経歴をリカバリーしてくれるかもしれません。
そのため、転職エージェントの利用をおすすめします。
既卒サービス「ハタラクティブ」
私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「えーかおキャリア」
おすすめなのが「えーかおキャリア」の転職エージェントです。とにかくサポートが充実しており、求人紹介、面接対策や内定後のキャリアプランを含めて、2人3脚であなたの就職・転職を徹底サポートしてくれます。
- 入社後の定着率97%(入社後のミスマッチをなくすため、休日・残業といった聞きづらい部分もすべて伝えてくれます)
- 1対1のサポート体制
- 内定率が他の転職エージェントの4倍!
事務職・広報・営業など、自分の希望を叶える仕事・職種を紹介してくれるため定着率は97%を誇ります!事務職で働きたい方や1日で内定の実績もあり、早く内定がほしい方にもおすすめです
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」
私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
3ヶ月後の内定獲得をゴールにしてスケジュールを組む
20代で辞めてから転職を成功させるには、3ヶ月後の内定獲得をゴールにしてスケジュールを組みましょう。
なぜなら、退職後の転職活動をダラダラ続けるのはNGなため。前述した通り、ブランク期間が伸びると転職がしにくくなってしまうんです。
転職活動にかける目安は3〜6ヶ月程度と言われています。
ただ、退職後の場合は転職の市場価値を下げないために3ヶ月間で転職準備から入社前までのスケジュールを立てましょう。
(参照:リクナビNEXT 転職活動にはどのくらいの期間がかかる?ケース別・転職活動スケジュール)
- 事前準備(自己分析・情報収集):2週間
- 書類作成・応募:2週間
- 面接:4〜8週間
- 内定・入社検討:1週間
3ヶ月後の内定獲得というゴールから逆算すれば、今やるべきことが明確化されます。そのため、スケジュールを決めて行動するのはおすすめですよ。
自己分析で自分の強み・仕事の適性を把握する
20代で辞めてから転職を成功させるには、自己分析で自分の強み・仕事の適性を把握しましょう。おすすめの自己分析方法は以下の通りです。
紙に3つの輪を書くだけでできるので試してみてくださいね。
- WILL:現在の自分がやりたいこと
- CAN:現在の自分ができること
- MUST:現在の自分がやらなければならないこと
例えば、CANとMUSTに共通する部分があれば「現在の自分ができること」「現在の自分がやらなければならないこと」が適性のある仕事かもしれません。
また、強みについては以下の自己分析ツールや書籍を使って調べてみましょう。
口コミサイトを利用して企業研究を行う
20代で辞めてから転職を成功させるには、口コミサイトを利用して企業研究を行ってみてください。
なぜなら、企業のHPや採用担当者への質問では企業の実態は掴めないため。企業側は入社してほしいので、悪い部分は伝えてくれない場合が多いんです。
そこで企業口コミサイトを利用しましょう。企業口コミサイトは現職の社員や退職した社員が本音を書き込んでおり、企業の実態が分かります。
社風や実際の待遇など入社してみないと分からない内容が知れるかもしれません。
また、活躍できる能力や人柄を分析して、企業が求める人物像を具体的に把握しておくのをおすすめします。
企業が求める人材と自分の強みの合致する点をアピールする
20代で辞めてから転職を成功させるには、企業が求める人材と自分の強みの合致する点をアピールしましょう。
なぜなら、企業側から求める能力と自分の強みで重なる部分があれば、効果的なアピールになるため。
例えば、会社が求める能力が「法人営業経験+メンタルの強さ」だった場合、「ノルマ達成に厳しい企業で営業成績を出してきた」をアピールすると企業のニーズにマッチします。
まずは自己分析で自分の強み、企業研究で企業が求める人材を把握しましょう。
20代で仕事を辞めてからの転職活動に関するQ&A
ここでは、20代で仕事を辞めてからの転職活動に関するQ&Aを紹介します。気になるところがあれば、チェックしてみてくださいね。
在職中に転職活動をすべき人の特徴は?
在職中に転職活動をすべき人の特徴は、以下の通りです。
- 金銭的に余裕がない人:退職後は無収入になる。失業保険の受給まで約2ヶ月かかるので、最低でも2〜3ヶ月分の生活費が必須。
- 社宅に住んでいる人:退職後に引っ越しが必要になる。引っ越しと転職活動を並行するのはストレスがかかる。
- 第二新卒の人:短期離職+転職活動慣れしていないので選考落ちしやすい。転職活動が長引く可能性が高い。
以上のような人は在職中に転職活動をするのをおすすめします。
退職後に転職活動をすべき人の特徴は?
退職後に転職活動をすべき人の特徴は、以下の通りです。
- 仕事により心身に影響が出ている人:冷静な判断ができない可能性が高く、まずは休職すべき。
- 現職が忙しすぎて転職活動の時間が取れない人:面接に行く時間がない場合は先に退職した方が良い。ただ、企業によっては平日の夜や土日に面接をしてくれる場合もあり、在職中でも転職活動を行えるかもしれない。
- 専門性のある資格・スキルが必要な人:会計士や社労士の資格取得やプログラミングスクールでスキル取得を目指す場合は退職して、転職活動に専念すべき。もちろん、経済的に余裕がある場合に限る。
以上のような人は退職後に転職活動をするのをおすすめします。
まとめ:20代で辞めてから転職するのは基本的にNG!在職中に転職すべき!
今回は、在職中の転職活動をおすすめする理由、20代で辞めてから転職活動をするリスク、20代で辞めてから転職を成功させる際のポイントを紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 在職中の転職活動がおすすめ
- 退職後の転職活動はリスクが多い
- 転職エージェントを利用する
退職後の転職活動が長引くと金銭的にも精神的にも焦りが生まれ、冷静な判断がつかなくなるかもしれません。
入社後にミスマッチを起こすと短期離職を繰り返しやすくなり、キャリア形成に失敗する可能性があるんです。そのため、できる限り、在職中に転職活動を行うのをおすすめします。
すでに退職してしまっている場合でも短期集中で転職活動を行えば、ブランク期間が伸びずに転職の市場価値が下がりにくいんです。
そこで転職活動を検討している方は、今回紹介した転職エージェントへ無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
監修者プロフィール
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