「第二新卒だけど新卒採用に応募したい!」と思う一方で、
疑問
- 第二新卒は新卒枠に応募できるのか?その場合は新卒より不利になるのか?
- 中途採用とどちらに応募すべき?
- 第二新卒の転職を成功させるコツを知りたい
と悩んでいませんか?
実際、私の友人も第二新卒時は第一志望の会社が新卒しか募集しておらず、悔しい思いをしていました。
結論から言うと、第二新卒が新卒採用枠へ応募できるかは企業によって異なります。
特に採用条件に関する記載がない場合はメールや電話などで採用担当者へ問い合わせてみれば、新卒採用へ参加できるかもしれません。
そこで今回は、第二新卒で優良企業への内定を獲得した友人へのインタビューを元に、第二新卒が新卒採用枠に応募する際に知っておくべきポイントや企業が第二新卒を求める理由、第二新卒の転職を成功させるポイント、第二新卒が新卒採用枠で応募するリスクを紹介します。
目次
第二新卒が新卒採用枠に応募できるかは企業次第!直接確認を取るべき!
ここがポイント
第二新卒とは、学校卒業後1〜3年以内で転職を志す25歳前後の若手社会人のこと。
第二新卒は基本的に中途採用枠で応募することになります。しかしですね。企業によっては第二新卒でも新卒採用枠で募集している場合もあるんです。
そのため、求人票や企業の採用ページに「第二新卒も応募可能」と記載されていない場合は、メールや電話などで採用担当者へ確認を取ってから応募するのがベターかもしれません。
就業期間が短い方が新卒扱いされやすい
第二新卒は就業期間が短い方が新卒扱いされやすいんです。なぜなら、企業は新卒採用枠の場合、より若い人材を確保したいため。
例えば、22歳で新卒入社して3ヶ月で退職している場合は年齢的に新卒と変わりません。そこで「新卒枠で応募してもいい」と考える可能性があります。
一方、新卒入社3年目の25歳では年齢的や経験的に新卒者とは大きな差があり、新卒枠で応募を許さない企業も多いかもしれません。
そのため、就業期間が短い方が新卒扱いされやすいんです。
既卒の場合は3年未満は新卒枠で応募できる
ここがポイント 既卒とは、学校卒業後に正社員として勤務したことがない人のこと。就業経験の有無が第二新卒と既卒の異なる点になる。
第二新卒とは違い、既卒の場合は3年未満は新卒枠で応募できるんです。
事実、厚生労働省は「青少年雇用機会確保指針」により、卒業3年以内の既卒生を新卒枠で応募できるようにすることを定めています。
(参照:厚生労働省 3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!)
卒業3年以内の既卒と第二新卒は年齢が近いんです。そのため、既卒者が新卒枠で応募できる企業なら第二新卒も新卒枠で受けられるかもしれませんね。
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新卒採用より中途採用で応募すべき?企業が第二新卒を求める3つの理由
第二新卒は転職の市場価値が高く、新卒採用より中途採用で応募すべきかもしれません。なぜなら、すでに厳しい入社試験に合格して、他社が内定を出したというお墨付きを得ているため。
事実、マイナビの調査によると、今後の1年間で第二新卒の採用に対して「本年より積極的」「本年と変わらず積極的」と答えた企業は約6割でした。

また、3月〜6月頃に選考が集中する新卒採用とスケジュールとは違い、中途採用は通年で選考を行っています。
そのため、自分の始めたい時期に転職活動に望めるなど応募者側にもメリットがあるんです。
そこでここでは、企業が第二新卒を求める理由を3つ紹介します。
新卒採用より中途採用で応募すべき?企業が第二新卒を求める3つの理由
- 柔軟性に優れており企業の風土に馴染みやすいため
- ビジネススキルを備えており教育コストを削減できる
- 新卒同様の若さがあり企業へ長期的に貢献できる
柔軟性に優れており企業の風土に馴染みやすいため
企業が第二新卒を求める1つ目の理由は、柔軟性に優れており企業の風土に馴染みやすいため。
キャリアのある即戦力の転職者は、自身の知識やスキル、プライドから前職のやり方に固執してしまうなどデメリットもあるんです。
しかしですね。第二新卒は社会経験の短さから柔軟性に優れています。前職に在籍していた年数も短いので、企業の風土にも馴染みやすかったり、企業の独自のルールも覚えてくれるかもしれません。
そのため、企業は第二新卒を重宝しています。
即戦力の転職者の場合は転職先の先輩の方が年下の場合も多く、指示が出しにくい場合もありますね…。
ビジネススキルを備えており教育コストを削減できるため
企業が第二新卒を求める2つ目の理由は、ビジネススキルを備えており教育コストを削減できるため。
新卒社員の場合はビジネスマナー研修など社会人の基礎から教え込まなければならず、教育コストも時間もかかります。
その点、第二新卒は前職で基礎的な新人教育を受けています。その分、研修をカットでき、すぐに実務へ入れる場合もあるのでメリットが多いんです。
そのため、企業は第二新卒を求める傾向があります。
新卒同様の若さがあり企業へ長期的に貢献できるため
企業が第二新卒を求める3つ目の理由は、新卒同様の若さがあり企業へ長期的に貢献できるため。企業が継続的に業績を上げていくには若手人材の補充が必要不可欠になります。
近年は新卒の採用予定人数を満たせなかったり、新卒社員が数年で会社を辞めてしまったりと若手人材の確保が難航している企業が多いんです。
事実、厚生労働省の調査によると、新卒3年目までの離職率は32.8%でした。つまり、入社した新卒の3人に1人が辞めているんです。

そのため、新卒と歳が近い第二新卒を採用して、若手人材を補充したい企業が多い傾向があります。
新卒採用枠は必要ない!第二新卒の転職を成功させる6つのポイント
「中小企業から大企業へ転職したい」「新卒時に第一志望だった企業へ就職したい」など新卒採用に固執する理由は様々あると思います。
ただですね。前述した通り、第二新卒は企業から重宝されており、大手企業や優良企業へ転職できる可能性が高いんです。
事実、広告業界大手の博報堂は第二新卒の採用数を2倍にしています。
(参照:日本経済新聞 第二新卒、大手各社が熱い視線 博報堂は採用数2倍に)
そのため、新卒採用でなくても中途採用枠での転職のコツを掴めば、自分が納得のいく企業への内定獲得率がグッと上がるかもしれません。
そこでここでは、第二新卒の転職を成功させるポイントを6つ紹介します。
新卒採用枠は必要ない!第二新卒の転職を成功させる6つのポイント
- 第二新卒特化型転職エージェントを利用する
- 在職中に転職活動を行う
- 4月入社or10月入社を狙う
- 第二新卒or未経験者歓迎求人を狙う
- 自己分析により適性のある職種を知っておく
- 口コミサイトで企業の評判を見ておく
第二新卒特化型転職エージェントを利用する
第二新卒の転職を成功させるには、第二新卒特化型転職エージェントを利用しましょう。
- 第二新卒に特化した求人を多数保有している
- 転職のプロであるキャリアアドバイザーのサポートが無料で受けられる
- 推薦状により短期離職などデメリットをリカバリーしてくれる
第二新卒特化型転職エージェントでは多数の第二新卒に特化した求人を保有しています。求人を出している企業も第二新卒を欲しているので、経験の無さなどで落ちることはほぼありません。
むしろ、若手を教育して戦力にしたい企業が多いので、第二新卒とのニーズが合致しているんです。
第二新卒特化型転職エージェントでは他にも以下のようなサポートが受けられます。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
- 推薦状の記入
アドバイザーは求人掲載中の企業の採用担当者と密接な関係を築いています。
推薦状により「短期離職しているが職種への適性あり」など不利な経歴をリカバリーしてくれるかもしれません。
そのため、第二新卒特化型転職エージェントの利用をおすすめします。
既卒サービス「ハタラクティブ」

私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」

私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」

マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
在職中に転職活動を行う
第二新卒の転職を成功させるには、在職中に転職活動を行いましょう。なぜなら、退職後に転職活動を行うと金銭的にも精神的にも追い込まれやすいため。
退職後の収入は0になる+失業保険も自己都合退職の場合は待機期間7日間と2ヶ月後からと受給に時間がかかるんです。
(参照:doda 失業手当(失業給付金)の給付の手続きはどうすればいいですか?手当がもらえるのはいつから?)
転職期間が長引けば、貯金を切り崩しながらの生活になります。それが焦りを生み、冷静な判断がつかなくなるかもしれません。
転職活動開始時の条件より妥協していき、入りやすい企業への転職にシフトチェンジしていきます。その結果、前職より待遇の悪い企業へ転職してしまう可能性もあるんです。
そのため、金銭的にも精神的にも余裕がある在職中に転職活動を行いましょう。
4月入社or10月入社を狙う
第二新卒の転職を成功させるには、4月入社or10月入社を狙いましょう。なぜなら、第二新卒の求人が増えやすい募集時期なため。
- 4月入社(転職活動時期は1〜3月):1年以内に辞めた新卒の補充や定年退職を迎える社員がいるので欠員が出やすいため。新卒者と同じ社内研修にも参加できる。
- 10月入社(転職活動時期は7〜9月):異動や転勤で欠員が出るので求人募集が増える時期なため。求職者側も6月の賞与を受け取って退職する場合が多く、企業側も第二新卒を獲得しやすい。
以上が第二新卒が転職しやすい時期になります。
ただ、市場規模が拡大している業界の企業では人員不足が常態化しており、通年で求人を募集中です。
そのため、気になる求人があるかどうかを常にチェックしておきましょう。
第二新卒or未経験者歓迎求人を狙う
第二新卒の転職を成功させるには、第二新卒or未経験者歓迎求人を狙いましょう。なぜなら、第二新卒はポテンシャルのみで採用してもらえる可能性があるため。
通常の中途採用求人は即戦力を求めている場合が多く、実績に乏しい第二新卒には分が悪いんです。
ただですね。第二新卒歓迎求人なら企業側も第二新卒を求めており、内定を獲得しやすいかもしれません。
また、未経験の職種へ挑戦できるラストチャンスでもあるんです。特に今の仕事が向いていないと感じる人におすすめですね。
第二新卒求人と未経験者歓迎求人は人手不足の企業が多いため、短期離職を防ぐために教育体制が整っている企業が多い傾向があります。
そのため、第二新卒or未経験者歓迎求人を狙ってみましょう。
自己分析により適性のある職種を知っておく
第二新卒の転職を成功させるには、自己分析により適性のある職種を知っておいてください。なぜなら、適正のある職種へ転職した方がメリットが大きいため。
例えば、 A君は前職と同業という理由で営業職を選んだとします。
しかし、A君が口下手だったり、人と関わるのが好きではなかったりする場合は思うような結果がついてこないかもしれません。
そこで自己分析をして強みを見つけましょう。
A君の強みが「コツコツ作業がこなせる」「知識欲がある」ならエンジニアへ転職すれば、仕事を覚えるのが早かったり、成果が出やすかったりする可能性があるんです。
適性のある仕事の場合は人から頼られることが多く、自己肯定感も増していき、徐々にやりがいを感じていく場合もあります。
そのため、自己分析により適性のある職種を探してみてくださいね。
適正のある職種や強みは以下の自己分析ツールや書籍を使って調べてみましょう。
口コミサイトで企業の評判を見ておく
第二新卒の転職を成功させるには、口コミサイトで企業の評判を見ておくことです。なぜなら、企業の実態を知ることで入社後のミスマッチを防げる可能性が上がるため。
実際、企業のHPや採用担当者への質問では企業の実態は掴めません。企業側は入社してほしいので、悪い部分は伝えてくれない場合が多い傾向があります。
そこで企業口コミサイトを利用しましょう。企業口コミサイトは現職の社員や退職した社員が本音を書き込んでおり、企業の実態が分かるんです。
社風や実際の待遇など入社してみないと分からない内容が知れるかもしれません。
自分と相性が悪そうな企業と分かれば、応募する前に避けられたり、選考の途中で辞退したりとミスマッチを防げます。
そのため、口コミサイトで企業の評判を見ておきましょう。
第二新卒が新卒採用枠で応募するリスクとは?
第二新卒が新卒採用枠で応募するリスクは以下の通りです。
- 新卒者と同一の選考となるため競争率が高くなる
- 入社後は新卒と同じ扱いとなり、給与水準が現在の会社よりも低くなる
- 新卒採用の場合は中途採用よりもステップが多いので内定までに時間がかかる
在職中に新卒就活を行うのは時間的にも難易度が高めです。しかしですね、前述した通り、退職後の転職活動にはリスクがつきまといます。
そのため、第二新卒は新卒採用より中途採用を選んだ方が良いかもしれません。
まとめ:第二新卒は新卒採用より中途採用で応募すべき!転職エージェントで求人を紹介してもらおう!
今回は、第二新卒が新卒採用枠に応募する際に知っておくべきポイントや企業が第二新卒を求める理由、第二新卒の転職を成功させるポイント、第二新卒が新卒採用枠で応募するリスクを紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 第二新卒が新卒採用枠に応募できるかは企業次第
- 第二新卒は転職の市場価値が高く中途採用で応募すべき
- 第二新卒特化型転職エージェントを利用する
第二新卒は基本的には新卒採用枠には応募できません。しかしですね。問い合わせてみると、新卒採用へ参加できる企業もあります。
どうしても新卒採用枠しか応募できない企業へ入りたい場合はメールや電話で採用担当者へ連絡してみましょう。
ただですね。第二新卒は転職の市場価値が高く、企業から重宝される存在なんです。
無理して新卒採用で応募しても、競争率が高かったり、給与が下がったりとメリットはそこまでありません。
そのため、中途採用で応募した方が待遇の良い企業へ転職できる可能性が高いんです。
第二新卒は1〜3年目と非常に短い期間になります。第二新卒で転職を検討している方は、今回紹介した第二新卒特化型転職エージェントへ無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
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監修者プロフィール
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自分が既卒生or第二新卒なのか定義をきちんと確認しておきましょう。