「第二新卒の転職で年収アップを狙いたい!」と思う一方で、
疑問
- 転職の面接で希望年収を聞かれた際の答え方を知りたい
- 前職の年収よりかなり高い額を希望しても良いのか?
- 他の第二新卒はどのくらいの年収で転職しているのか?
と悩んでいませんか?
実際、私の友人も第二新卒時代は希望の年収額を正直に伝えるor謙虚な低い額を伝えるかで悩んでいました。第二新卒は実績やスキルがあまりないので、どの程度の額を希望して良いのか迷うかもしれません。
ただですね。企業は採用の判断基準として希望年収を聞いているので、あまり高い額を希望すると採用を見送られる可能性があります….。そのため、希望年収交渉の伝え方にもポイントがあるんです。
そこで今回は第二新卒で希望年収通りの企業へ転職を成功させた友人へのインタビューを元に、企業が希望年収を聞く理由や第二新卒が希望年収を聞かれた場合の回答のポイント、第二新卒が希望年収を交渉する場合の注意点を紹介します。
目次
企業が希望年収を聞く理由は答えた給与額を採用する際の判断基準にするため
企業が希望年収を聞く理由は答えた給与額を採用する際の判断基準にするため。
企業によっては事前に人材採用の予算が決まっている場合もあります。採用の基準になるのはスキルや企業が求める人物像とのマッチ度合いだけではありません。
例えば、企業の予算が300万円の場合に400万円という的外れな高い額を提示してしまうと、採用を見送られてしまうかもしれません…。
一方、遠慮して希望年収より低い額の給与を提示してしまうと入社後のモチベーションダウンにつながる可能性もあります。
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第二新卒が希望年収を聞かれた場合の回答のポイント4選
もちろん、第二新卒は新卒ではありません。しかしですね。異業種へ転職する場合は新卒レベルの給与で採用したいと考えている企業が多いんです…。
前述した通り、企業の予算より高い的外れな希望年収を提示してしまうと採用を見送られるかもしれません…。
しかしですね。希望年収を聞かれた際の回答によっては年収アップや内定獲得に近づくチャンスでもあるんです。
そこでここでは、第二新卒が希望年収を聞かれた場合の回答のポイントを4つ紹介します。
第二新卒が希望年収を聞かれた場合の回答のポイント4選
- 基本的には「前職と同程度」と答えておくのがベター
- 給与水準が低い業界・企業へ移る場合は「応募先企業の平均年収+基本的に御社の規定に従う」と伝える
- 前職の年収を出して交渉してみる
- 転職エージェントに聞かれた場合は「できれば欲しい額」と「最低でも欲しい額」の両方を伝えておく
希望年収の答え方は経験の浅さを自覚した第二新卒としての謙虚さが鍵になりますよ。
基本的には「前職と同程度」と答えておくのがベター
第二新卒が希望年収を聞かれた場合の回答のポイントは、基本的に「前職と同程度」と答えておくことです。
なぜなら、即戦力となる中途採用枠での採用ではないため。
例えば、異業種の場合は新卒ベースの給与で採用される場合が多いんです。社会人としての経験が年収に加算されないかもしれません。
そのため、「前職と同程度」という回答なら謙虚な印象を持たれやすく、採用される可能性が高まりますね。
給与水準が低い業界・企業へ移る場合は「応募先企業の平均年収+基本的に御社の規定に従う」と伝える
第二新卒が希望年収を聞かれた場合の回答のポイントは、給与水準が低い業界・企業へ移る場合は「応募先企業の平均年収+基本的に御社の規定に従う」と伝えることです。
なぜなら、給与の上乗せ交渉は下手に行うべきではないため。
前職の給与水準が高い業界の感覚で希望の年収を伝えてしまうと、給与水準が低い業界では実現するのが難しい成果を求められることになり、追い込まれてしまうかもしれません。
例えば、インフラなど給与水準が高い業界での通常レベルの給与を提示しても、給与水準の低い小売業界では売上成績トップレベルの成果を求められる可能性もあるんです。
そこで給与水準が低い業界・企業へ移る場合は「応募先企業の平均年収+基本的に御社の規定に従う」と伝えてみてください。
企業側の判断に任せた方が適切な給与で雇ってもらえる可能性が高いので安心ですね。
最近は成果主義の会社が増えています。
そのため、入社時の給与にこだわりすぎず、入社後の結果で評価してもらった方が精神的に楽な状態で働けるかもしれませんよ。
前職の年収を出して交渉してみる
第二新卒が希望年収を聞かれた場合の回答のポイントは、前職の年収を出して交渉してみることです。
前職の企業を伝えた上で、それ以上の年収を希望してみましょう。
例えば、「前職の年収は〇〇〇万円でした。御社の規定に従いながら、できれば、同等以上の年収を希望しています。」といった感じで、応募企業の規定に従うとへりくだった状態で希望を伝えるのが良いかもしれません。
この場合なら採用担当者的にも謙虚な姿勢が好印象につながる可能性が高いですね。
転職エージェントに聞かれた場合は「できれば欲しい額」と「最低でも欲しい額」の両方を伝えておく
転職エージェントが企業へ年収交渉してくれる場合はキャリアアドバイザーに「できれば欲しい額」と「最低でも欲しい額」の両方を伝えておきましょう。
キャリアアドバイザーは企業の採用背景などを考慮した上で年収交渉を行います。
「そもそも年収交渉すべきか?」「交渉のベストなタイミング」など交渉が成功するように入念なプランを練ってくれるんです。
そのため、キャリアアドバイザーには最低額と最高額の両方を伝えることで、自分の希望年収に近い額がもらえるかもしれませんよ!
第二新卒が希望年収を交渉する場合の2つの注意点
第二新卒が希望年収を交渉することで不採用になるリスクも少なからずあるんです。そのため、交渉するタイミングと事前準備が重要になります。
- 間違っても企業研究もせずに、自分の欲しい額を正直に伝えるのはNGですよ!
前述した通り、企業には人材採用の予算が決まっている場合が多く、的外れな年収を希望すれば内定が遠ざかってしまうかもしれません。
そこでここでは、第二新卒が希望年収を交渉する場合の注意点を2つ紹介します。
第二新卒が希望年収を交渉する場合の2つの注意点
- 応募先企業の平均年収をリサーチしておく
- 交渉するタイミングは1次面接の終盤がベター
応募先企業の平均年収をリサーチしておく
第二新卒が希望年収を交渉する場合の1つ目の注意点は、応募先企業の平均年収をリサーチしておくことです。
なぜなら、前述した通り、希望年収と応募先企業との実態の乖離があると不採用になるかもしれないため。
例えば、企業の平均年収より50〜100万円以上高い年収を提示したとします。すると、採用担当者によっては応募者を非常識だと判断する場合もあります。
そのため、応募企業の平均年収をリサーチした上で希望年収を伝えましょう。
第二新卒では余程の逸材でない限り、本人が提示した額の±10〜15万円ほどに落ち着く可能性が高いですよ。
交渉するタイミングは1次面接の終盤がベター
第二新卒が希望年収を交渉する場合の2つ目の注意点は、1次面接終盤に交渉することです。なぜなら、内定後では既に年収が出ているため。
例えば、最終面接後に年収交渉をしたとします。しかしですね。企業側として応募者の年収の目安をほぼ決定している状態かもしれません…。
年収が原因で内定辞退をすれば、企業側がかけた採用コストや時間が無駄になってしまい、迷惑がかかります。
そこで1次面接の逆質問の際に年収について、以下のような質問をするのがおすすめですね。
- 自分の実績やスキルでは給与のモデルケースはどのくらいになりますか?
- 同年代の社員(応募職種)の平均給与をざっくりとでも教えていただければ幸いです。
逆質問の回答が返ってきた後に給与の話をすると、流れ的にもスムーズな交渉ができますよ!
自分で希望年収を交渉したくない場合は第二新卒特化型転職エージェントに頼るべき
自分で希望年収を交渉したくない場合は第二新卒特化型転職エージェントに頼りましょう。
- 転職のプロであるキャリアアドバイザーが内定が出る前に年収交渉をしてくれる
- 第二新卒に特化した求人を豊富に保有している
- 転職のプロであるキャリアアドバイザーからのサポートを受けられる
第二新卒の多くは実績やスキルを持っていない場合が多く、年収を交渉する材料に乏しいんです。個人で年収交渉しても断られるor微々たる額しか上がらないかもしれません。
キャリアアドバイザーは応募企業の内部事情に詳しく、企業の採用背景などを考慮した上で交渉が成功するように入念なプランを練ってくれます。そのため、個人より年収交渉が成功する可能性がかなり高いんです。
また、転職エージェントは多くの第二新卒に特化した求人を保有しています。求人を出している企業も第二新卒を欲しているので、経験の無さなどで落ちることはほぼありません。
むしろ、若手を教育して戦力にしたい企業が多いので、第二新卒とのニーズが合致しています。
第二新卒特化型転職エージェントでは他にも以下のようなサポートが受けられます。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
- 推薦状の記入
アドバイザーは求人掲載中の企業の採用担当者と密接な関係を築いています。
推薦状により「短期離職しているが職種への適性あり」など不利な経歴をリカバリーできるかもしれません。
そのため、第二新卒特化型転職エージェントの利用をおすすめします。
人気企業に転職成功した職務経歴書を参考にしよう
人気企業に転職成功した人は、どのような職務経歴書を作成したのでしょうか。
転職成功者の回答から、考え方、アピールポイントを学んでみましょう。
「職務経歴書完全攻略まとめ」では、なかなか見ることのできない職務経歴書を数多く掲載しています!
第二新卒の転職の希望年収に関するQ&A
ここでは第二新卒の転職の希望年収に関するQ&Aをまとめました。気になるところがあれば、チェックしてみてくださいね。
第二新卒の平均年収は?
ここがポイント
第二新卒とは、学校卒業後1〜3年で転職を志す25歳前後の若手社会人のこと。
(参照:マイナビジョブ20’s 第二新卒とは?)
第二新卒の平均年収は約312万円でした。事実、dodaの調査によると、第二新卒に当たる年齢(22歳〜25歳)の平均年収は以下の通りでした。
年齢 | 全体 | 男性 | 女性 |
22歳 | 283万円 | 295万円 | 272万円 |
23歳 | 294万円 | 309万円 | 281万円 |
24歳 | 324万円 | 340万円 | 306万円 |
25歳 | 346万円 | 365万円 | 326万円 |
もちろん、専門職(コンサルファーム/専門事務所/監査法人)など飛び抜けて年収の高い職種もあります。
ただですね。上記は20代全体のデータということもあり、第二新卒世代に絞ると妥当な平均年収かもしれません。
(参照:doda 平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報)【最新版】)
企業の財政状況によっては同世代の平均年収を年収交渉の材料にしてみるのもおすすめですね。
履歴書での希望年収の記載方法は?
履歴書での希望年収の欄には〇〇〇万円と具体的な額を書くのはおすすめできません。
なぜなら、前述した通り、人材採用の予算が決まっている企業では明らかに高い年収を提示していると採用を見送られる可能性があるため。
そこで具体的な金額を記入するより、以下のように記載しましょう。
- 貴社の規定に沿って相談させて頂きたい
- 貴社の規定に沿った年収を希望します
本当に欲しい人材には予算より高い金額を提示する場合もあるので、履歴書の時点で具体的な金額を記載しない方が得をするかもしれませんよ!
第二新卒で転職すると年収が下がりやすい?
第二新卒で転職すると年収が下がる可能性があります。なぜなら、第二新卒は異業種へ転職する場合が多く、新卒同様の扱いになってしまうため。
事実、第二新卒に限った話ではありませんが、1年以内に転職して年収が下がったと答えた人は全体の38.7%でした。
(参照:リクルートワークス研究所 2019データ集〔全国版〕年収の増減情報)
基本的には短期離職経験者であり、目立ったスキルや実績のない第二新卒は転職で年収が下がりやすいんです…。
しかしですね。以下のように第二新卒でも年収が上がる場合もありますよ!
- 前職と同業種へ転職した場合:前職のスキルや経験が評価されて給与が上がる可能性が高い。
- 成長中の企業へ転職した場合:知名度のないベンチャー企業は優秀な人材獲得のために基本給を高めに設定している。将来的に大企業へ成長して、給与が高くなる可能性もある。
- 転職前の給与水準が低い企業から転職した場合:待遇や給与は企業によって異なるので上がる可能性アリ。今後も右肩上がりとは限らないので給与水準や社員の年収の推移をチェックすべき。
- 実力主義の企業へ転職した場合:特に営業系はインセンティブが付くので成果次第では大幅に年収アップする可能性がある。年功序列ではないので、経験が浅くてもスキル次第で高い年収で雇ってもらえる。
- 給与水準が高い業種へ転職した場合:金融系・不動産・機会メーカー・コンサルタント・IT・インフラ・商社などは給与水準が高い傾向がある。
- 大手企業へ転職した場合:中小企業より給与や賞与の水準が高い+福利厚生も手厚い。
- キャリア採用枠で採用された場合:現職の年収ベースが保証されている。経験や実績を加味した年収になる。企業からの評価が高いため、年収交渉もしやすい。
そのため、年収アップを狙っている第二新卒の方は上記のような企業へ転職するのをおすすめします。
まとめ:第二新卒の転職の年収交渉は第二新卒特化型転職エージェントに任せよう!
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今回は企業が希望年収を聞く理由や第二新卒が希望年収を聞かれた場合の回答のポイント、第二新卒が希望年収を交渉する場合の注意点を紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 第二新卒は希望年収の額によっては不採用になる可能性もある
- 希望年収の交渉はタイミングと事前準備が重要
- 年収交渉は第二新卒特化型転職エージェントを頼るべき
企業によっては事前に人材採用の予算が決まっている場合もあります。的外れな高い年収を希望してしまうと、採用を見送られてしまうかもしれません。
そのため、希望年収を交渉する際は応募先企業の平均年収をリサーチしておきましょう。また、応募者の年収を決めかねている1次面接の逆質問のタイミングで交渉を切り出すのがベターですね。
第二新卒は1〜3年目までと非常に短い期間です。若い分、実績やスキルなど年収を交渉する材料に乏しいのがネックになるかもしれません。
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監修者プロフィール
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