「既卒だけど大学の就職課を利用してみたい…!」と思う一方で、 疑問
と悩んでいませんか?
実際、私も既卒生の頃に大学の就職課を利用した際は満足点と不満点がありました。
ただですね。キャリアセンターには得する使い方と損する使い方があり、見極めが肝心なんです。また、既卒就活のコツさえ掴めば、内定を獲得するのは難しくありません。
そこで今回は、既卒生時代にキャリアセンターを利用していた私の実体験を元に、既卒生が就職課を利用できるかは大学によって異なることや既卒生が大学の就職課を利用するメリット・デメリット、既卒生が就活を成功させるためのコツ、大学の就職課を利用する際の注意点を紹介します。
目次
既卒生が就職課を利用できるかは大学によって異なる!
ここがポイント 就職課(キャリアセンター)とは大学に設置されている就職支援を行う窓口のこと。
既卒生が就職課を利用できるかどうかは大学によって異なるんです。
そこで「大学名 キャリアセンター」で検索して、既卒でも対応可能かどうかを確認しましょう。
最近は既卒生でも利用できる就職課が増えているんです。もちろん、新卒就活を支援する部署なので受けられるサポートは限られてしまいます。
卒業後3年以内ならサポートを受けられたり、既卒者向けの求人情報を閲覧できたりする大学もありますね。
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そこで、私が既卒として就活した時に利用した、「既卒歓迎」のホワイト企業の求人を紹介してくれる就職サイトをご紹介します。無料なので登録しておいて損はないと思います!
既卒生が大学の就職課を利用する3つのメリット
既卒生なのにキャリアセンターを利用するのはハードルが高いと考えている人も一定数いるかもしれません。
ただですね。最近は新卒生だけでなく、卒業生も対象とした就活イベントを行っている大学もあるんです。
「就職浪人の状態で後輩と鉢合わせたくない」という感情も理解できますが、良い情報や求人を手に入れられる可能性もあるので、試しに出向いてみましょう。
そこで、ここでは既卒生が大学の就職課を利用するメリットを3つ紹介します。 既卒生が大学の就職課を利用する3つのメリット
求人サイトには掲載していない求人がある
既卒生が大学の就職課を利用する1つ目のメリットは、求人サイトには掲載していない求人があることです。
なぜなら、特定の大学の学生・卒業生を求めて求人を出している企業が多いため。
つまり、企業と既卒生のニーズが合致する場合が多く、採用される可能性が高まります。ハローワークや求人サイトでは特定の大学名で優遇されることはあまりないので、大きなメリットですね。
大学の教授が企業の担当者や役員とのコネクションを持っている場合もあります。キャリアセンターは教授と連携を取っている場合が多いので、他にはない求人が出ているかもしれませんよ!
求人企業へ就職した先輩の情報を得られる
既卒生が大学の就職課を利用する2つ目のメリットは、求人企業へ就職した先輩の情報を得られることです。
企業についての詳しい情報が得られたり、様々なアドバイスをもらえたりするかもしれません。
同じ大学の後輩には多くの情報を与えたくなる人もいるので、会社の良いところだけでなく、悪いところも教えてくれる可能性もあります。
そのため、キャリアセンターでOB・OGを積極的に紹介してもらいましょう。
OB・OGからもらった情報を活かせれば、受けるべき会社か判断できますよ!
既卒者向けのセミナーや合同企業説明会を開いている学校もある
既卒生が大学の就職課を利用する3つ目のメリットは、既卒者向けのセミナーや合同企業説明会を開いている学校もあることです。
キャリアセンターへ訪問する前に「既卒就活系のイベントがあるのか?」を学校側に確認して、開催日に訪問するのもありですね。大学内のイベントは見つけるのが難しいので、参加するのをおすすめします。
最近では大学の就職課に民間企業のキャリアアドバイザーが入って、就職活動を支援しているケースもありますよ!
既卒生が大学の就職課を利用する3つのデメリット
卒業して間もない既卒生は慣れ親しんだ大学のキャリアセンターを利用する人が多い傾向があります。
しかしですね。既卒生は中途採用枠での就職活動となるので、新卒就活とは別物になってしまうんです。 既卒生が大学の就職課を利用する3つのデメリット
昔からお世話になっているキャリアセンターの職員さんも中途採用についての知識が豊富なわけではありません。そのため、職員のアドバイスを鵜呑みにしない方が良いかもしれません。
そこでここでは、既卒生が大学の就職課を利用するデメリットを3つ紹介します。
既卒向けの求人は新卒に比べるとかなり少ない
既卒生が大学の就職課を利用する1つ目のデメリットは、既卒向けの求人は新卒に比べるとかなり少ないことです。
なぜなら、キャリアセンターでは主に新卒向けの求人を取り扱っているため。
求人を出す企業側も新卒が欲しい場合が多く、条件を新卒者限定にしている場合もあります。そのため、中途採用の求人はあまりないかもしれません。
既卒就活についての適切なアドバイスがもらえるわけではない
既卒生が大学の就職課を利用する2つ目のデメリットは、既卒就活についての適切なアドバイスがもらえるわけではないことです。なぜなら、キャリアセンターは新卒者をメインにサポートを行っているため。
基本的に既卒生の場合は中途採用枠で選考を受けることになります。もちろん、履歴書の書き方や面接でのマナーなど新卒と大差ない部分はしっかりとしたアドバイスをもらえます。
ただですね。以下のような中途採用ならではの質問に答えられる職員は少ないんです。
そのため、キャリアセンターでは中途採用の選考についての的確なアドバイスを期待できないかもしれません。
職員の就活ノウハウがあまり信用できない
既卒生が大学の就職課を利用する3つ目のデメリットは、職員の就活ノウハウがあまり信用できないことです。なぜなら、キャリアセンターの職員は民間就職の経験がほとんどないため。
キャリアセンターに勤めている方は大学の職員になります。ほとんどの職員は民間企業へ就職した経験がなく、そのまま職員になっている場合が多いんです。
キャリアセンターの職員は客観的なアドバイスをくれます。しかしですね。実体験に乏しいので、説得力にかけるかもしれません。
現場を知っている人事経験者や転職エージェントの就職のプロであるキャリアアドバイザーを頼った方が得るものは多いですね。
既卒生が就職活動を成功させるための5つのポイント
既卒生が効率良く内定を獲得するにはキャリアセンターの利用はあまりおすすめできないかもしれません。ただですね。メリットの部分だけを活用するのはアリですね。 既卒生が就職活動を成功させるための5つのポイント
既卒就活は闇雲に行って、納得いく企業へ内定を獲得できるほど甘くありません。他の求職者と差別化できるように、工夫する必要があるんです。
そこでここでは、既卒生が就職活動を成功させるためのポイントを5つ紹介します。
既卒特化型就職エージェントを利用する
既卒生が就職活動を成功させるための1つ目のポイントは、既卒特化型就職エージェントを利用することです。
なぜなら、エージェントのキャリアアドバイザーは既卒就職のプロなので的確なアドバイスができるため。
大学の就職課では対応できない職務経歴書の添削や中途採用の面接のポイントなどについて教えてくれます。
特に面接対策では質問の回答についてフィードバックをもらえるため、改善すべき点と良かった点が分かり、着実に内定獲得へ近づけるんです。
また、キャリアアドバイザーは推薦状により、企業へ求職者をプッシュしてくれます。
アドバイザーと企業の採用担当者は密接な関係を築いている場合が多く「〇〇さんの推薦なら面接だけでもしてみるか!」と選考突破率がグッと上がるんです。
人気企業に転職成功した職務経歴書を参考にしよう
人気企業に転職成功した人は、どのような職務経歴書を作成したのでしょうか。
転職成功者の回答から、考え方、アピールポイントを学んでみましょう。
「職務経歴書完全攻略まとめ」では、なかなか見ることのできない職務経歴書を数多く掲載しています!
就職活動は期間を決めて逆算した上で進める
既卒生が就職活動を成功させるための2つ目のポイントは、就職活動は期間を決めて逆算した上で進めることです。
なぜなら、期間を決めることで今やるべきことが明確化されるため。
内定までの期間を逆算することで「最初の1.5週間は自己分析と情報取集に使う期間にする」と迷いがなくなります。
行き当たりばったりで就活を行うと「早く準備を終わらせて、選考を受けなければ」という焦りにつながるんです。
自己分析で適性のある職種を明確化する
既卒生が就職活動を成功させるための3つ目のポイントは、自己分析で適性のある職種を明確化することです。
仕事を選ぶ際はやりたい仕事より適性のある職種を探すことをおすすめします。
なぜなら、仕事を覚えるスピードが早かったり、人から評価されたりする場面が多かったりするため。
例えば、テレビ好きのAさんがテレビ制作スタッフになったとします。しかし、ミスばかり叱られることが多いと、好きな仕事が嫌になってしまうことがあるんです。
もし、Aさんの適正が事務職にあった場合、最初こそ業務が退屈に感じるかもしれません。
ただですね。どんどん人から頼られることが増えていくと、やりがいを感じられる場面が訪れる可能性があるんです!
適性のある仕事を選ぶために、以下の自己分析ツール・書籍を利用しましょう。
求人へ応募する前に企業口コミサイトを利用する
既卒生が就職活動を成功させるための4つ目のポイントは、求人へ応募する前に企業口コミサイトを利用することです。なぜなら、入社後のミスマッチを防ぐため。
企業のHPや採用担当者への質問では企業の実態を知ることはできません。企業側は入社してほしいので、悪い部分を隠す傾向があります。
そこで企業口コミサイトを利用しましょう。企業口コミサイトでは現職の社員や退職した社員が本音で書き込んでおり、企業の実態が分かるんです。
複数の企業口コミサイトで重複しているコメントは信憑性が高いので、以下のサイトに2つ以上登録してみるのをおすすめします。
既卒歓迎求人に絞って応募する
既卒生が就職活動を成功させるための5つ目のポイントは、既卒歓迎求人に絞って応募することです。
厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」によると、既卒者は卒業後3年以内は新卒枠で応募できるんです。
ただですね。新卒採用を行っている企業では新卒者を求めており、既卒者は採用されにくい傾向があります…。
(参照:厚生労働省 3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!)
事実、厚生労働省の調査によると、新卒枠での既卒者の応募を受けいれていた企業は全体の43%と半分以下でした。
(参照:厚生労働省 労働経済動向調査(平成30年8月)の概要)
実際、新卒採用で同程度の能力の既卒生と新卒生が残った場合、「何か問題があった関係で卒業後も就活をしている既卒生」と「経歴がまっさらな新卒生」では新卒生が選ばれる可能性が高いんです。
既卒生は既卒歓迎求人へ応募するのをおすすめします。
既卒者が大学の就職課を利用する際の注意点は?
既卒者が大学の就職課を利用する際の注意点は以下の通りです。
以上のことを守り、キャリアセンターを利用しましょう!
まとめ:既卒でも大学によっては就職課を利用できる!得する使い方をしよう!
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今回は既卒生が就職課を利用できるかは大学によって異なることや既卒生が大学の就職課を利用するメリット・デメリット、既卒生が就活を成功させるためのコツ、大学の就職課を利用する際の注意点を紹介しました。 記事の内容まとめ
では、記事の内容をまとめます。
ただですね。キャリアセンターは新卒就活メインの部署なので、中途採用枠で就活する既卒生には有益な情報は少ないかもしれません。
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既卒生は若さやポテンシャルが評価につながります。そのため、早めに行動することが大切です。
就職で悩んでいる方は、今回紹介した既卒特化型就職エージェントへ無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
監修者プロフィール
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