「第二新卒のうちに転職したい!」と思う一方で、
疑問
- 第二新卒はブラック企業にしか転職できないんじゃ…?
- ブラック企業の見極め方を教えてほしい
- ホワイト企業へ転職するにはどうすれば良いのか?
と悩んでいませんか?
実際、私の友人も第二新卒の転職活動中は「まともな企業から内定をもらえるのか?」と不安視していました。
ただですね。第二新卒の転職の市場価値は高く、転職は難しくありません。求人で見るべきポイントを知れば、簡単にブラック企業を回避することもできるんです。
そこで今回は、第二新卒で優良企業への転職を成功させた友人へのインタビューを元に、第二新卒の転職の満足度が高い理由や第二新卒がブラック企業に入社してしまう理由、第二新卒の転職活動でブラック企業を避ける方法、第二新卒がホワイト企業へ転職するためのポイントを紹介します。
目次
第二新卒がブラック企業にしか転職できないのは嘘!約7割が転職に満足している!
第二新卒だからブラック企業以外に入社できないワケではありません。なぜなら、第二新卒でもホワイト企業や優良企業へ転職している人はたくさんいるため。
事実、全国求人情報協会の調査によると、第二新卒で転職した人のうち、転職に満足している人は全体の約7割でした。前の会社より良い会社へ入社できたと感じている人が多くの割合を占めているんです。
(参照:若者の就職・転職の在り方に関する研究会 若者にとって望ましい初期キャリアとは)
この結果から第二新卒がまともな会社に転職できないということはありません。
第二新卒がブラック企業にしか転職できないのは嘘!
- 第二新卒は企業から求められている
- 大手企業へ入社できる可能性もある
第二新卒は企業から求められている
第二新卒は企業から求められているんです。
- 既に社会人としての基礎スキルが身についている:新卒と比較して教育コストがかからない+早めに業務へ移れるため。
- 前職の社歴が短いので職場に馴染みやすい:前職の会社の仕事方法や考え方に染まっていないと考えられているため。中途採用の社員の場合は前職のやり方に固執する場合があり、職場に馴染めないこともある。
- 新卒同様の若さがある:会社は若手人材を必要としているため。育成に時間がかかっても成長性を重視して、新卒同様のポテンシャルを評価してもらいやすい。
以上のような採用するメリットがあるため、第二新卒の転職の市場価値は高いとされています。
- 新卒1年目の転職の場合は社会人としての基礎スキルが身についていないと判断する採用担当者もいます…。
そのため、転職を有利に進めたい場合は2〜3年目に転職した方が良いかもしれません。
大手企業へ入社できる可能性もある
第二新卒は大手企業へ入社できる可能性もあるんです。
事実、広告業界大手の博報堂は第二新卒の採用数を2倍に増やしています。
(参照:日本経済新聞 第二新卒、大手各社が熱い視線 博報堂は採用数2倍に)
ここ数年は売り手市場なので、大手企業でも新卒の採用目標人数が満たせない会社も多いんです。そこで企業は将来を担ってくれる若手を採用するため、第二新卒の採用に力をいれています。
また、新卒採用しても約3割が3年以内に退職してしまうんです。事実、厚生労働省の調査によると、大卒社員の3年目までの離職率は32.8%でした。
(参照:新規大卒就職者の事業所規模別の離職状況)
第二新卒は慎重に企業を選んでいる場合が多く、新卒のように短期離職する可能性が下がります。加えて、採用後にすぐに入社してもらえるので、早く戦力になってもらえるかもしれません。
そのため、大手企業も効率の良い採用ができる第二新卒を欲しているんです。
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第二新卒がブラック企業に入社してしまう理由3選
とはいえ、第二新卒がブラック企業へ入社してしまう可能性が高いのも事実なんです。社会人経験が浅く、実績がない第二新卒は自分の需要の高さを理解していない場合もあります。
そこにつけ込んで、第二新卒をメインターゲットに求人を出しているブラック企業も存在するんです。そこでここでは、第二新卒がブラック企業に入社してしまう理由を3つ紹介します。
第二新卒がブラック企業に入社してしまう理由3選
- 採用の基準を緩めに設定している
- 最初から第二新卒をターゲットにしている
- 求人情報からブラック企業を見極められない
採用の基準を緩めに設定している
第二新卒がブラック企業に入社してしまう理由は、採用の基準が緩めに設定してあるため。
ホワイト企業の場合は会社の業務ヘの適性や他の社員との相性を考えて、慎重に選考を行います。書類選考の後、複数回の面接が設けられている場合が多いんです。
一方、ブラック企業の場合は「書類選考なし」や「1回面接してその場で採用」など採用の基準が非常に緩い傾向があります。なぜなら、離職率が高く、人手不足なのでいち早く人員を補充したいため。
企業の情報をよく調べずに転職して、入社後に後悔する第二新卒もいますね。
最初から第二新卒をターゲットにしている
第二新卒がブラック企業に入社してしまう理由は、最初から第二新卒をターゲットにしているため。
新卒就活では大企業や有名企業など知名度のある企業に応募が集中します。無名の企業の選考を受ける機会はあまりありません。
一方、第二新卒になると応募できる求人が少なくなるので、無名の企業でも応募が集まりやすいんです。そのため、ブラック企業は最初から新卒より第二新卒をメインターゲットに採用を行っている場合があります。
求人情報からブラック企業を見極められない
第二新卒がブラック企業に入社してしまう理由は、求人情報からブラック企業を見極められないため。
第二新卒は社会人経験が浅く、企業を判断する能力があまりありません。そのため、求人情報に書いてあることを鵜呑みにしてしまい、ブラック企業へ入社してしまう可能性が高いんです。
また、第二新卒を採用しようとしている会社は中小企業が多い傾向にあります。中小企業は情報が少ないので、ブラック企業かどうかの判断がつきにくいんです。
中小企業は金銭的な問題で広報部がない場合があり、知名度を上げるような広告を打てなかったり、企業HPが充実してなかったりするので、何をやっている会社か分かりにくい場合が多いですね。
- 情報不足のまま転職活動をするのは入社後のミスマッチにつながるのでやめましょう。
第二新卒の転職活動でブラック企業を避ける方法5選!
第二新卒はブラック企業を避けるには、正しい情報を集める+ブラック企業を見極められるようになるしかありません。ブラック企業の求人の特徴を知ったり、情報を見るべき部分を把握したりしておくことが重要です。
ブラック企業へ入社しないようにするには、ここで紹介する5つの方法を試してみてくださいね。
第二新卒の転職活動でブラック企業を避ける方法5選!
- 業界自体がブラックな業界を避ける
- ブラックな求人の特徴を頭に入れておく
- ハローワークを利用しない
- 応募する前に企業口コミサイトを見ておく
- 福利厚生の充実度をチェックする
業界自体がブラックな業界を避ける
第二新卒の転職活動でブラック企業を避ける1つ目の方法は、業界自体がブラックな業界を避けることです。
- 飲食業界
- 配送業界
- マスコミ業界
- 介護業界
離職率が高く、人の入れ替わりが激しい業界が多いですね。ホワイト企業への就職を狙うなら避けた方が良いかもしれません。
ただですね。上記の業界の中にもホワイト企業は存在するので、本当にやりたいことがある場合はしっかり情報収集をして、見極めてから応募しましょう。
ブラックな求人の特徴を頭に入れておく
第二新卒の転職活動でブラック企業を避ける2つ目の方法は、ブラックな求人の特徴を頭に入れておくことです。
- 常に求人を募集している:ノルマの厳しさや残業時間の長さにより、人の入れ替わりが激しい。
- 基本給が安い:賞与・残業代・退職金のベースとなる基本給を安くすると、人件費を抑えることができる。
- 固定残業代を採用している:給与の中にあらかじめ一定時間分の残業代が含まれている。「月20時間の残業代を含む」と記載されている場合は月20時間まで残業代は出ない。
- 離職率が高い:離職率を掲載していない企業は特に要注意。入社を躊躇するレベルの離職率の可能性がある。人手不足により、業務量がかなり多い場合がある。
- 抽象的な言葉が多い:アットホーム・やりがい・勢いがある・若手にもチャンスがあるなど抽象的な言葉で誤魔化している場合は要注意。若手社員にチャンスがある理由は、中堅社員が辞めているため。
そのため、以上のような特徴のある会社はブラック企業の可能性があるので避けた方が良いかもしれません。
ハローワークを利用しない
第二新卒の転職活動でブラック企業を避ける3つ目の方法は、ハローワークを利用しないことです。
なぜなら、ハローワークは求人を無料で掲載できるので、財政基盤の整っていないブラック企業が紛れているかもしれないため。
キヨちゃん
そもそも、ハローワークの職員は求人募集している企業のことを詳しく知らないんです。営利目的の期間ではないため、企業を紹介して入社してもインセンティブなど追加報酬もありません。
そのため、職員は与えられた仕事をするだけの場合が多く、求人紹介の質はあまり高くないんです。
応募する前に企業口コミサイトを見ておく
第二新卒の転職活動でブラック企業を避ける4つ目の方法は、応募する前に企業口コミサイトを見ておくことです。なぜなら、会社の体質など入社後にしか分からない情報を得られるため。
企業口コミサイトは在職の社員や退職した社員の本音が掲載してあります。「体育会系の社風でノルマを達成できないと形見が狭い」「中途採用だと馴染みにくい」など会社の悪い部分もきちんと分かります。
基本的に企業のHPや採用担当者は入社してもらうことが目的なので、会社の悪い内容は話せません。そのため、企業口コミサイトを利用して会社の実情を知っておきましょう。
ユウキ君
特に複数の企業口コミサイトで重複しているコメントは信憑性が高いですね。
福利厚生の充実度をチェックする
第二新卒の転職活動でブラック企業を避ける5つ目の方法は、福利厚生の充実度をチェックすることです。なぜなら、福利厚生が充実している会社は社員の働きやすさを重視しているため。
- 長期的なリフレッシュ休暇が取れる
- 社員持ち株制度が導入されている
- 住宅手当で家賃がほぼタダになる
福利厚生の充実している場合はホワイト企業、福利厚生がほとんどないような場合はブラック企業の可能性が高いですね。
第二新卒がホワイト企業へ転職するための4つのポイント!
ブラック企業を避けられれば、働きやすい会社も自ずと見えてきます。ホワイト企業の定義は人によって異なります。
しかしですね。自分の希望に沿った企業へ入社できれば、満足度の高い転職になりやすいんです。そこでここでは、自分なりのホワイト企業へ転職するためのポイントを4つ紹介します。
第二新卒がホワイト企業へ転職するための4つのポイント!
- 第二新卒特化型転職エージェントを利用する
- 在職中に転職活動を行う
- 譲れない条件を明確化する
- 譲れない条件を明確化する
第二新卒特化型転職エージェントを利用する
第二新卒がホワイト企業へ転職するためには、第二新卒特化型転職エージェントを利用しましょう。なぜなら、転職のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを受けられるため。
第二新卒特化型転職エージェントでは求人企業も第二新卒を求めています。ライバルも第二新卒なので優良企業からも採用されやすいのがメリットですね。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
応募書類の添削や面接対策で、アドバイザーからフィードバックが受けられます。直すべきポイントが明確化されるので、選考に受かりやすくなっていくんです。
- ちなみに転職エージェントが第二新卒へブラック企業の求人ばかり紹介することはありません。
仮に第二新卒にブラック企業ばかり紹介していたら、転職エージェントの悪評が広まり、利用者が減ってしまいます。転職エージェントも売上が必要なので、メリットが全くないんです。
そのため、安心して利用してくださいね。
既卒サービス「ハタラクティブ」
私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」
私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」
マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
在職中に転職活動を行う
第二新卒がホワイト企業へ転職するためには、在職中に転職活動を行いましょう。なぜなら、退職後に転職活動を行うと、金銭的にも精神的にも負担がかかるため。
第二新卒の転職期間は3〜6ヶ月程度かかるとされています。転職活動が長期化してしまうと、金銭的な余裕がなくなってしまう場合が多く、精神的にも「早めに転職先を決めないといけない」と焦ってしまいます。
冷静な判断ができない状態だと、とりあえず内定をもらえた企業へ入社してしまうかもしれません。入社後にブラック企業だと気づくこともあるので、金銭的にも精神的にも余裕がある在職中に転職した方が良いですね。
譲れない条件を明確化する
第二新卒がホワイト企業へ転職するためには、譲れない条件を明確化してみましょう。なぜなら、自分の希望する条件を完全に満たす企業はほとんど存在しないため。
そこで譲れない条件と妥協できる条件に区別してみましょう。
例えば「給与は安くてもいいから残業は月20時間未満が良い」「やりがいのある仕事ができれば、労働時間や勤務地は気にしない」など自分なりの条件の基準を見つけてください。
フジワラ
価値観に沿った企業選びをすれば、自分なりのホワイト企業へ就職できますよ。
BtoBの業種を狙う
第二新卒がホワイト企業へ転職するためには、BtoBの業種を狙いましょう。
ここがポイント
BtoBとは、取引先の相手は企業であるビジネス形態。一方、BtoCは消費者に対するビジネス形態。
なぜなら、小売業などBtoCビジネスは労力に見合わない利益しか出せないことが多く、その分人件費がカットされるため。人手不足になりやすいので、サービス残業や休日出勤が増えてしまいます。
一方、BtoBビジネスは一度の取引額が大きいので少ない労力で大きな利益を出せるんです。社員に利益を還元できるため、給与が高い傾向がありますね。
- 素材・部品メーカー
- コンサルティング
- デベロッパー
まとめ:第二新卒はブラック企業以外に転職できる!ブラック企業を判別できるようになろう!
今回は第二新卒の転職の満足度が高い理由や第二新卒がブラック企業に入社してしまう理由、第二新卒の転職活動でブラック企業を避ける方法、第二新卒がホワイト企業へ転職するためのポイントを紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 第二新卒は企業から求められている
- ブラック企業を避ける方法を試す
- 第二新卒転職エージェントを利用する
第二新卒は企業からの需要が高く、大手企業や優良企業へ転職できる可能性もあります。しかしですね。ブラック企業は採用基準を緩めて、第二新卒を獲得しようとしているんです。
ブラック企業を避けるには、口コミサイトの評判など情報を集めて、ブラック企業の特徴を元に見極められるようになりましょう。
第二新卒は転職にはもってこいの時期ですが、新卒1〜3年目までと短い期間しかありません。そこで転職するか悩んでいる方は、今回紹介した第二新卒特化型エージェントに無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
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監修者プロフィール
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