第二新卒の転職はこう進める! 成功に導く5つのメソッドを紹介

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第二新卒で転職活動を考えている人は、おそらく転職活動自体が初めての人ばかりではないでしょうか。また、そもそも第二新卒での転職活動をして良いかどうかも判断がつかない人もいると思います。

この記事では、第二新卒の転職を迷っている人に向けての情報や、第二新卒の転職ノウハウをまとめて紹介します。

第二新卒の転職活動は、新卒の就職活動とはまったく違うものです。第二新卒の転職活動の状況や、事前に知っておくべき情報がたくさんあります。第二新卒での転職をする・しないのどちらの選択でも後悔することのないよう、しっかりと確認をしていきましょう。

そもそも第二新卒って?定義を確認しよう

若手の就活のキーワードには「第二新卒」「新卒」「既卒」などのたくさんの言葉が出てきます。これらはすべて若手の就活の情報では頻繁に出会う言葉であり表現も似ているので、実は区別がついていない人もいると思います。

まずは今自分が位置している「第二新卒」の定義をあらためて確認しましょう。また意味を混同しがちな「新卒」「既卒」との違いも紹介していきます。

第二新卒とは新卒入社後3年目以内の人のこと

実は、「第二新卒」という言葉にハッキリとした法的な定義が存在するわけではありません。一般的には、「第二新卒」の定義は以下のようにいわれています。

ここがポイント

学校卒業後に新卒で入社した会社での正社員社会人経験があり、主に3年以内に退職した人

四年制大学を卒業した場合、年齢でいうと24〜26歳までの人をイメージします。しかし、企業によっては23歳や27歳の人も含めて第二新卒ととらえることもあり、年齢で判断するものではなく、一概にはいえないようです

中途や既卒との違いも把握しよう

第二新卒によく似た言葉に「新卒」と「既卒」があります。「新卒」は学校を卒業したあとに社会人として初めて働く人を指し、「既卒」は、学校を卒業した後に一度も就職をしたことがない状態で、主にその状態が3年間以内の人のことを指します。

「新卒」と「既卒」と、「第二新卒」との大きな違いは、「新卒」「既卒」は就業経験が一度もないのに対し、「第二新卒」には社会人としての就業経験があることです

こういった定義を確認し、自分が第二新卒のカテゴリーで就職活動を進めて問題ないかも合わせて確認しましょう。

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第二新卒の転職市場は今こうなっている! 転職前に知っておこう

次に、第二新卒の転職市場の現状を紹介します。

第二新卒の転職市場は時代の流れや情勢により流動するもの。事前に知っておくことで、安易に退職をして後悔をすることや、第二新卒の転職活動の失敗を防ぐことができます。転職活動をするか、しないかの判断にもかかわる内容になるので、しっかりと知っておくと良いでしょう。

概況:しばらく活況が続く見込み

第二新卒の転職市場は、この先しばらく活況が続く見込みとなっています。この大きな理由の一つとして、新型コロナウィルス関連情勢の影響により、新卒採用時に必要人材を確保できなかった企業が多くあるためです。

当時の情勢下では内定の取り消しや採用活動の取りやめがありましたが、情勢の回復に伴い状況が大きく変わってきたことが背景としてあります。

現在、多くの企業が退職者や社内異動の補充などに伴う採用活動に加え、事業継承に必要な若年層の人材の確保を積極的におこなっている現状です。事業の発展や、会社の長期的な継続には必ず若手社員に力が必要になるからです。こういった理由から、第二新卒の転職市場についてもしばらくは活況といえるでしょう。

第二新卒となる人の割合:全体の3割

第二新卒としての就活に迷う人の中には、「本当にこんな早くに辞めちゃっていいのかな」と悩む人もいることでしょう。しかし新卒で就職をしたのち、結果的に第二新卒となる人の割合を知っていますか。

実は、第二新卒となる人の割合は、大卒者の約3割を占めています。厚生労働省発表の「新規学校卒業就職者の在籍期間別離職状況」によると、平成31年3月卒業者の3年目までの離職率(令和4年10月発表)は、全体の31.5%となっています。

大学卒業後に新卒で入社した人のうち、3人に一人が会社を3年以内に退職して第二新卒となっていることがわかります。また、前年が31.2%に対し0.3%増加していることから、今後も増える傾向にあるといわれています。新卒で入った会社を早期に離職するのは自分だけではないということがわかるでしょうか。

転職を検討した理由:大きく2分割される

新卒で入社した企業を転職したいと思うようになった理由は大きく2つにわかれているようです。

1つ目の理由は「環境や待遇への不満」です。主に職場の人間関係や給与、福利厚生、職場の環境などに対する不満が挙げられます。こういった内容は、会社内部のことであるため就活時にはどれだけ調べてもよくわからないことが多いです。そしてそのまま新卒で入社して、入社後に不満が生まれてしまうというケースが考えられます。

2つ目の理由は「自分の希望と実際の業務内容とのミスマッチ」です。自分の希望と実際の業務内容にミスマッチが生じた場合、もっと自分のしたい仕事ができるところに転職したいと考えることがあります。

新卒でこういった経験をした人は、第二新卒の転職活動では後悔することがないように、より自分にマッチした仕事や企業を見つけようと行動することが多いようです。

企業の採用見通し:積極的な企業が多い

第二新卒の採用に関して、基本的には積極的な企業が多いといえます。

理由としては、企業によっては新卒の採用が計画通りにいかず、人材不足に陥っている企業が多くあるからです。新卒の就活では、どうしても有名企業や大手企業に人気が集まってしまい、特に中小企業や一般的に知られていないBtoB(法人を対象に事業をする)企業は採用に苦戦するようです

また、新卒者の3人に1人が3年以内に退職します。そういった人材の補填のために第二新卒を募集することもあります。加えて常に人材が不足している業界や職種では、1年を通して継続して求人が出ていることもあります。

こういった内容から第二新卒の採用に積極的な企業が多く、第二新卒のタイミングで転職活動をしても問題ないと考えられます。

第二新卒が転職しやすいタイミング:4月や10月

盛り上がっている第二新卒の転職市場ですが、実はその中でも第二新卒の転職活動に最適なのは4月入社と10月入社のタイミングに向けた時期といわれています。

4月は新卒が入社するタイミングです。同じタイミングに第二新卒の入社を合わせることで、研修などを一緒におこなえるため、教育的コストや人員の負担を抑えられるということが大きな理由となっています

10月は多くの企業で人事異動や転勤などで人の流動性が高まります。その欠員に合わせて、中途採用などの転職市場全体が活発化します。転職市場全体の活発化とともに第二新卒の転職市場もおのずと活発化するため、10月も第二新卒が転職しやすい時期といえるのです。

第二新卒としての就活が不安な人は、このどちらかの時期に転職活動をスタートすれば転職を成功させられる可能性が高まるでしょう。

企業はなぜ第二新卒を求めるのか?

転職市場において、第二新卒の転職市場は活況であることがわかりました。しかし企業はなぜ第二新卒の人材を求めるのでしょうか?

ここからはその理由を詳しく紹介します。この内容を知っておくことで、第二新卒の時期だからこそ活かせる転職活動のポイントも見えてくるかもしれません。

①教育コストを削減できる

まず、ある程度の社会人経験の期間がある第二新卒の場合、社会人としての基礎やマナーに関する経験や知識はあるとみなす企業が多いです。またこういった場合、導入研修自体をする必要性を感じないと判断する企業もあります。

つまり研修期間も新卒採用よりも短期間で済むということ。そこにかかるコストを削減することができます。また、研修がない分いち早く配属先での活躍を期待しやすい点も企業にとっては大きな第二新卒の魅力です。

②成長の余地が大きい

第二新卒の年齢層は多くが20代前半です。20代前半の人材は、多くの企業にとって新卒同様に会社の階層では若年層なので、長期的な活躍や成長を期待する企業が多いようです。

また第二新卒は、新卒で入社した会社を辞め転職活動をしているので、その経験での反省や後悔を活かして働こうとしている人が多く見られます。そのため、新卒同様のポテンシャルに加え、熱意や目標を持っている第二新卒は成長の余地が大きく、企業にとって必要な人材であるといえるでしょう。

どんどん成長していきたい意向を持っていることを示すことや、知識や技術の習得に前向きだという姿勢をアピールすると、第二新卒ならではの魅力をより伝えることができるでしょう。

③企業風土になじみやすい

第二新卒は、前職の経験が短い人がほとんどです。そのため、転職先の企業の風土になじみやすいと考える企業も多いようです。

第二新卒は年齢が若い分、経験豊富な中途採用と比べると即戦力としての経験やスキルは期待できません。ただ、その代わりにこれまでの経験にとらわれることがなく新しい環境に対しての柔軟な対応が可能で、また凝り固まった考えを持っていない人がほとんどです

こうした特徴から、企業にとっては、第二新卒は自社の理念や事業の継承がしやすいととらえることもあるようです。特に、会社を担う人材をこれから育成しようと考える企業にとっては魅力に感じるポイントとされています。

第二新卒での転職をするメリット

第二新卒で転職活動をするメリットを紹介します。転職活動そのものにたくさんのメリットがありますが、ここでは特に第二新卒のタイミングだからこそ転職することのメリットをお伝えしていきます。迷っている人は是非参考にしてみてください。

①社会人経験があることが評価される

「新卒」「既卒」とは違い、社会人経験が一度でもある第二新卒の場合、社会人経験があること自体を評価してくれる場合があります。ある程度のビジネスマナーや社会人としての常識が備わっていると判断してもらえるので、新卒や既卒よりも評価が高くなりやすいです

加えてある程度のパソコンスキルがあることや、会社員としてのルールに則して行動ができる点、社会人としての基本的なコミュニケーション能力があることなど、新卒や既卒よりも早期に活躍してくれそうだと期待してもらいやすいことが理由です。

第二新卒にとって一度社会人経験をしたことは、たとえ短くても新卒と既卒との差別化になる武器になります。大いに活かしましょう。

②キャリアチェンジが可能

第二新卒の場合、未経験でも挑戦できる求人が多いことが特徴です。こういったことから、新卒での仕事とは別の職種を希望した場合でも、未経験歓迎の求人であればチャレンジできるのも第二新卒ならではのメリットといえます。

理由としては、第二新卒のような若手を育成したいという企業が増えてきているからです。第二新卒は良くも悪くも経験が豊富ではない分、未経験の職種にもチャレンジができます。キャリアチェンジも受け入れてもらいやすい環境であることが多いです。

重要ポイントとして、前職の経験から、なぜキャリアチェンジを希望するかの理由付けが大切となってきます。そういった内容も確認しておきましょう。

③未経験と同様の研修が期待できる

第二新卒は正社員としての就業経験があるとはいえ、新卒や既卒同様に若年層であることに変わりはありません。そのため、導入研修や基礎研修の機会を用意してくれる企業がほとんどです。

また、未経験の職種で転職した場合は、配属先でのOJT(オンザジョブトレーニング:先輩社員から業務上必要なスキルや知識を、実際に業務をしながら教えてもらえる研修のこと)の機会もあります。入社したからと言ってすぐに現場に放り出されることはなく、新卒時のように充実した研修からスタートできるため、安心して就業することができます

一方、多くの中途採用の場合はこういった研修の機会が用意されることなく、即戦力としてすぐに現場での活躍が期待されることも多いので、研修を経て配属となり、配属後のサポートがある点は第二新卒ならではの大きなメリットといえます。

第二新卒での転職をするデメリット

第二新卒での転職はメリットが多くある一方、ある程度デメリットも存在します。転職活動を考えている人は、デメリットについてもしっかりと認識しておきましょう。メリットだけを見て行動して、後悔してはもったいないですよね。

また、デメリットで紹介する内容は、第二新卒の転職では必ずといって目の当たりにする現実でもあります。実際に転職活動を始めるべきかどうかということも含めて慎重に検討しましょう。

①すぐに辞めてしまうかもしれないと思われる

第二新卒は新卒入社後3年以内に退職している人を指します。裏を返せば、3年という短い期間で会社を辞めてしまっているということ。この特徴から、企業側からは新しく入社してくれたとしてもまた3年たたずに辞めてしまうのではないかと思われてしまう可能性があります。

企業側としても、新卒採用にしろ第二新卒採用にしろほとんどの場合が長く腰を据えて働いてくれる人材を採用したいと考えています。若手人材の採用で企業側が期待することとしては、即戦力としてではなく、これからスキルを得て成長していき、長期的に活躍してくれることだからです。

そのため、3年以内に退職をした第二新卒が転職活動をする場合は「すぐに辞めてしまうかもしれない」という不安を払拭できるようなアピールが必要になってきます。

②即戦力を求める求人では中途が優先される

中途採用向けの求人の場合、仮に第二新卒でも可という表記があったとしても、即戦力となる人が応募してきた場合は、その人を選ぶ傾向が高いです。第二新卒で経験が多少なりともあった場合でも、やはり中途採用枠の求職者の方が経験した期間が長く、スキルや経験した業務の幅や知識量が優れていることがほとんどだからです

そのため、第二新卒が中途採用枠の求職者と競うとどうしても不利になってしまうので、第二新卒が応募しやすい「第二新卒歓迎」や「未経験歓迎」の記載のあるものに応募した方が良いでしょう。

第二新卒として転職を決めたなら絶対にやっておくべきこと

第二新卒で転職しようと決めた場合、すぐに「第二新卒歓迎」の求人情報を見て応募したいという気持ちになるかもしれませんが、それはまだ早いです。

勢いだけで求人に応募をしてしまうと、転職活動が間違った方向に進んで後悔してしまうこともあるかもしれません。第二新卒の転職活動の準備段階として、絶対にやっておくべき内容をまとめて紹介します。

前職の不満点とこれまでの経験を棚卸しする

まず、応募をする求人を見る前に、自分自身がどういった経験をしたのか、なぜ退職に至ってしまったのかなど、しっかり振り返る時間を作る必要があります。

なぜならこの棚卸しをおこなうことで、新卒の就活での失敗を振り返るとともに次の仕事でどういった事をしたいか、どんな企業で活躍したいか、長期的にはどうなりたいかなど、転職活動の軸を決めて取り組むことができるからです。またこの軸がぶれないことで、新卒の就活での失敗を繰り返さずに第二新卒の転職活動をスムーズにおこなうことができるでしょう

また、第二新卒の転職活動の時期にこういった棚卸しの習慣をつけておくことで、今後のキャリアアップやキャリアチェンジに役立つこともあります。

志望する業界や企業を見極める

やりたいことがはっきりしている人はそう多くないでしょう。前職の経験を活かせる業界を志望するのか、まったく違う業界に挑戦するのかなど第二新卒の転職活動ではいくつもの選択肢があります。しっかり考えましょう。

ここでは、新卒の就活では見えていなかった点を徹底的に見直してみましょう。新卒の就活では、有名企業や人気業界に偏って応募していなかったでしょうか。日本には一般的に知られていなくても優良な企業や成長中の企業が数多くあります。

そういった企業の情報を幅広く得るために、たとえば会社の理念や規模、社会貢献性や将来性、福利厚生や働いている人の雰囲気、会社のホームページや採用ホームページの社員インタビュー、また求人情報などを隅々まで見て研究をして見極めましょう。

また、第二新卒だからこそ挑戦がしやすい業界や職種があります。そういった業界や職種に絞って効率的に活動することもおすすめです。ここからは第二新卒の時期だからこそ特におすすめの業界や職種を紹介します。

第二新卒におすすめの業界:IT業界

IT業界は、システムやソフト、ネットワークなどに関連する事業をおこなう業界のことです。

IT技術の成長は凄まじい勢いがあり、またその範囲も広い分野にわたっています。また、さまざまな企業や官公庁、自治体などにおいてもDX化を推進し始めていることもあり、将来的にもIT業界は需要があるとされています。

しかし、その凄まじい勢いに反してIT業界は全体的に慢性的な人手不足とされています。それもあって、IT業界では基本的に即戦力採用だけでは人材採用が追いつかず、人材育成が主流になってきています。未経験からでもエンジニアとして活躍できるよう育成する体制が整ってきており、それに伴って第二新卒の枠も多くある状況です。

ここがポイント

DXとは・・・デジタルトランスフォーメーションの略称。
デジタル技術を社会に浸透させることで、よりよい社会や仕組みを便利にすること。企業においてはビッグデータやAIなどの活用で業務変革をすることを指す

第二新卒におすすめの業界:不動産業界

不動産業界は、戸建て・マンションの売買や賃貸借契約などの事業をおこなう業界です。第二新卒歓迎の求人が多くある理由は、不動産業界全体の特徴として、これまでの経歴やスキルよりも、入社してからの成長を期待する傾向が強くあるからです。

不動産業界の求人を見ると、「第二新卒歓迎」以外にも、「未経験可」「学歴不問」「経験不問」などの記載がみられます。こう聞くと、敷居がそれほど高くないように感じませんか。

不動産業界、特に不動産営業の場合は実力主義であることがほとんど。高いモチベーションや勉強する意欲さえあれば、若くても昇進などのステップアップの機会が多いことから、成長したい志向を持つ第二新卒にとっておすすめといえます

第二新卒におすすめの業界:人材業界

人材業界は、人材の紹介や派遣、人材の募集にかかわる広告などの事業をおこなう業界です。第二新卒におすすめする理由としては、通年を通して募集がある場合が多い点と、次のキャリアが期待できる点です。

人材業界では、未経験から挑戦しやすい取引先の新規開拓をする営業職のほかにも、RA(リクルーティングアドバイザー:求人募集をおこなう企業の対応をする営業)やCA(キャリアアドバイザー:求職者のケアをおこなう営業)など専門性のある営業、人材コーディネーターなどの職種があります。

営業スキルだけでなく、労務スキルや採用スキルなどの獲得も期待できます。すべて人材に関する業務のため、契約業務などでは労務スキルが身に付き、人材の選定や紹介などの業務に携わることで採用スキルが身に付きます。

こういった経験を経ることで、ゆくゆくは人事や労務などの間接部門へチャレンジできる可能性もあります。また、人事や採用担当の求人の中には、人材業界の営業の経験があれば挑戦できるものが増えてきているので、マルチにスキルを獲得したい人には特におすすめです

第二新卒におすすめの業界:広告業界

広告業界は、商品やサービスを多くの人に伝えるための広告を扱う業界です。意外かもしれませんが広告業界も実は第二新卒におすすめの業界のひとつです。

広告業界といえば、テレビCMや街頭でよく見る大規模な広告を想像し、第二新卒にとっては難易度が高く思うかもしれません。確かに、大手有名企業では第二新卒の募集は多くないことがほとんどです。

しかし、大手有名企業の子会社の求人や、Web広告関連、求人広告関連の企業に目を向けてみてください。インターネットメディアの普及やSNSの発展など、広告業界も大きく変革しています。

時代に合ったマーケティングなどの必要性が高まり、若い力を求める求人も増えてきています。広告業界を広くとらえ、第二新卒でもチャレンジできる未経験歓迎の求人を見つけることは十分に可能な点でおすすめです。

第二新卒におすすめの職種:営業職

第二新卒にもっともおすすめの職種として、どの業界であっても営業職が挙げられます。営業職は、自社の商品やサービスを拡販することを目的とする仕事です。

営業は経営活動の入り口です。営業がいなければ企業は成り立ちません。また、顧客対応や折衝力など、ビジネスパーソンとして基礎的かつ必須のスキルが身につきます。将来的なキャリアの選択肢を広げることができるのが営業職の魅力です。

また営業としてのスキルだけでないスキルの獲得が期待できる点もおすすめポイントの1つ。業界や企業によっては、拡販だけではなく導入後の顧客のフォローやメンテナンス、契約や事務作業なども営業職が対応する場合もあります。「売る」以外のスキルが期待できそうな企業選びをすると尚良いでしょう。

第二新卒におすすめの職種:エンジニア

エンジニアは、システム開発などに携わる専門的な技術者です。システムエンジニア、プログラマー、インフラエンジニア、Webエンジニアなど、エンジニアと一口にいっても多種多様な仕事があります。

エンジニアと聞くと敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、実は第二新卒におすすめの職種の一つです。

IT業界に代表される職種であるエンジニアもまた慢性的に人不足です。だからこそ未経験の第二新卒であっても間口が広いといえます。エンジニアを抱える企業の多くは研修が充実しており、若年層への育成を強化している企業は多く、第二新卒の時期だからこそ挑戦しやすい環境です

また、エンジニアといっても、実際の仕事内容は顧客と会話してシステムの調整を検討したり、関連ドキュメントの作成をするなど、専門的な技術を要しない業務から始めることが多いです。技術は業務をしながら徐々に習得できるので、文系の第二新卒であっても十分挑戦が可能なのです。

フジワラ

最近では未経験の若手向けのITスクールも沢山あります。
授業をオンラインで受けられるものや、講座の受講や資格取得、就職支援まで無料で受けられるサービスもあるので、そういったサービスに頼ればエンジニアとしての正社員就職も難しくありません!

第二新卒向けの就職支援サービスを活用する

第二新卒で転職活動を始めようと思ったらまずは、就職支援サービスに登録をすべきです。そしてそのうち就職支援サービスの中でも、第二新卒の就活に特化したサービスを選ぶようにしましょう。

独りよがりな自己分析や偏った企業選びなどの状況に陥ることなく、第二新卒にとって必要で的確なサポートを受けることができることも、就職支援サービスを活用するメリットといえます

第二新卒の転職活動は、一人でおこなうよりも就職支援サービスを活用することでぐっと効率的に進められます。第二新卒の転職活動は孤独な戦いだと思いがちですが、相談できる人がいるだけで心強いものになると思います。

ここからは、第二新卒の転職活動に特におすすめの就職支援サービスを紹介します。

既卒サービス「ハタラクティブ」

ハタラクティブ
ハタラクティブ

私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。

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既卒サービス「第二新卒エージェントneo」

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私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。

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転職時ならではの書類・職務経歴書を作る

第二新卒で転職活動を進めていくには、新卒の就職活動で使用した履歴書をそのまま使用することはできません。第二新卒で転職活動をする場合は、履歴書には「学歴」に加えて「職歴」を追加する必要があります。

さらに、履歴書のほかに新たに「職務経歴書」を用意する必要があります。

ここがポイント

職務経歴書・・・自分自身の仕事に関する経験や新たに取得した資格などを詳細に記載したもの。基本的に履歴書に添えて提出する

この書類は、転職活動の第一関門といえる重要なものです。また、自分の経験や学んだこと、次の仕事に活かしたいポイントなどを、企業に詳細に伝えられる便利なツールです。経験の少ない第二新卒の場合、熱意やポテンシャルなどをしっかりアピールできるようなものを作りましょう。

第二新卒ならではの選考対策をする

第二新卒の転職活動では、新卒の就職活動とは進め方や対策しておいた方が良い内容がまったく違うということを認識しておきましょう。

新卒の就職活動では、とりあえず希望する会社に手当たり次第にエントリーし、相性が良かった企業は何となく選考がうまく進んでいった、という人もいるのではないでしょうか。

第二新卒の転職活動ではこういった進め方では、成功することは難しいかもしれません。第二新卒だからこそ気を付けておきたい選考対策のポイントがいくつかあります。

このポイントを対策するのとしないのとでは、これからの第二新卒の転職活動の成功率に大きくかかわってくるので、第二新卒に合った対策を取って転職活動を進めていきましょう。

やる気やポテンシャルを強くアピールする

第二新卒の転職活動では、その社会人歴の短さから、多くの場合経験やスキルよりもやる気やポテンシャルを重視されています。

第二新卒は新卒で入社した会社を一度辞めてしまっている以上、企業側にはまたすぐに辞めてしまうのではないかという不安をどうしても持たれてしまうという覚悟はしておいた方がいいでしょう。その分、やる気をしっかりアピールすることが重要です。

また、現時点でスキルがない分「これからスキルを習得して成長していきますよ!」というポテンシャルを持っているとアピールすることも大切です。ベンチャー企業ではチャレンジングな姿勢を持っていることを、老舗企業では腰を据えて会社の根幹を担う意向があることなどをアピールすると良いでしょう。

辞めた理由をポジティブにまとめる

第二新卒の転職活動を進めていく中で、新卒で入社した会社をなぜ辞めたのか必ずといっていいほどたずねられます。

ほとんどの場合、前職の職場に不満や合わない点があって退職することになったと思いますが、不満や合わなかった内容をそのまま面接で伝えてしまうのは避けましょう。

ネガティブな事象ばかりを口にする人は、仕事であれプライベートであれ印象はあまりよくないですし、また同じようなことがあると辞めてしまうのではと思われてしまいます

対策として、不満や合わなかった点(ネガティブ)をポジティブに言い換えましょう。

例)
  • ノルマがきつかった
     →数字を追うだけでなく、丁寧に顧客フォローをしたい
  • 年功序列で給料が上がりにくい
     →実力主義に魅力を感じ、成果にこだわって頑張りたい

ネガティブとポジティブは表裏一体です。言い換えて伝えるようにしましょう。

第二新卒の転職は熱い! 市場と自分を見極めて転職活動を進めよう!

第二新卒の転職市場は実は非常に活発に動いています。企業にとっても第二新卒者にとっても良いことが多いので、今転職に悩む人はぜひ積極的に行動に移しても良いでしょう。

そして第二新卒の転職活動は、ほとんどの人にとって初めての転職活動となるはずです。新卒の就職活動とは違った第二新卒の転職活動ならではの対策をしっかり取って、転職活動を成功に導きましょう。

監修者プロフィール

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