この記事はこんな人向け
- ニートを脱却する方法を知りたい
- まずはアルバイトから始めるべき?
- 大学中退→ニートでもまともな仕事に就職できる?
結論から言えば、大学中退でひきこもりでも正社員になれます。とはいえ、なかなかひきこもりから抜け出せず、社会復帰するのが難しい人もいますよね。
実際、大学中退→ニートになった私の知人も正社員への就職より社会復帰する方が難しいと語っていました。
ただですね。社会復帰の明確なステップを踏めば、誰でもきっとひきこもりを脱却できます。社会復帰さえできれば、大学中退の印象をリカバリーして正社員へ就職することは難しくありません。
そこで今回は、大学中退→ニートから正社員への就職を成功させた知人へのインタビューをもとに、や大学中退者がひきこもりになる原因やひきこもりの社会復帰に時間がかかる理由、ひきこもりから脱出するステップ、大学中退者が正社員に就職するためのポイントを紹介します。
目次
【結論】大学中退→ひきこもりでも正社員になれる!
ここがポイント
ひきこもりとは、通学や仕事を行わずに家または自室にこもっている状態のこと。原則的には6ヶ月以上外出していない状態を指す。
大学中退後にひきこもりになっても就職エージェントの活用や就職活動を始める年齢次第で正社員になれます。ただですね。ひきこもりの多くは社会復帰するまでに時間がかかるかもしれません…。
ひきこもりの度合いは「ふだんどのくらい外出するか」という質問の回答によって、測れるんです。
- 趣味の用事のときだけ外出する
- 近所のコンビニなどには出かける
- 自室からは出るが、家からは出ない
- 自室からほとんど出ない
1の回答が「準ひきこもり」、2〜4の回答は「狭義のひきこもり」と定義付けられます。1〜4のどれかに当てはまる場合は「広義のひきこもり」ですね。
内閣府の調査によると、広義のひきこもりは61.3万人、狭義のひきこもりが36.5万人でした。広義のひきこもりでひきこもり期間が7年以上の人は約5割となっており、社会復帰まで時間がかかるんです。
(参照:内閣府 生活状況に関する調査 概要(2018年度))
空白期間が長引くと就職にどんどん不利になる
空白期間が長引くと就職にどんどん不利になってしまいます。
事実、厚生労働省の調査によると、フリーター期間が6ヶ月以内の場合の正社員への就職率は64.0%、1年から2年の場合は52.2%と下がっているんです。つまり、空白期間が伸びるほど正社員になりにくくなります。
(参照:厚生労働省 若年者雇用を取り巻く現状)
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大学中退者がひきこもりになる原因5選
大学中退後、なんとなくひきこもりになる人は少数派です。必ずと良いほど、ひきこもりになってしまったきっかけが存在します。
ひきこもりになってしまった原因を明確化することで、各々が社会復帰を目指すために解決すべき問題が浮かび上がってくるかもしれません。
そこでここでは、大学中退者がひきこもりになる主な原因を5つ紹介します。
大学中退者がひきこもりになる原因5選
- 親や学校からの過度なプレッシャーがあったため
- 真面目な性格なため
- 新卒就活に挫折したため
- 学校でいじめにあっていたため
- 趣味に没頭しているため
親や学校からの過度なプレッシャーがあったため
大学中退者がひきこもりになる原因の1つ目は、親や学校からの過度なプレッシャーがあったため。
受験に合格したものの大学の勉強についていくのが精一杯だったり、「大手企業へ入ってほしい」など親の過度な期待がひきこもりにつながる場合もあります。
その理想が崩れてしまうと、自信を失ってしまい、引きこもってしまうかもしれません。
真面目な性格なため
大学中退者がひきこもりになる原因の2つ目は、真面目な性格なため。
ひきこもりになりやすい人は真面目すぎるあまりに自分を抑え込んでしまったり、人の言うことを素直に聞きすぎて、自分を追い込んでしまったりするんです。
そのため、自分のキャパシティを超えてしまった場合、外出できなくなり、ひきこもりになることがありますね。
新卒就活に挫折したため
大学中退者がひきこもりになる原因の3つ目は、新卒就活に挫折したため。
就活では100社近くにエントリーする学生も多いんです。なかなか内定がもらえずに不採用が続くと、「自分には価値がないんじゃないか?」と自信を失ってしまいます。
最近は就活うつなども問題視されており、ひきこもりになる可能性は十分にあり得ます。
学校でいじめにあっていたため
大学中退者がひきこもりになる原因の4つ目は、学校でいじめにあっていたため。
いじめがトラウマになり、人とのコミュニケーションに苦手意識を持ってしまう場合があります。周囲との関係性をうまく築けないことにストレスを感じているかもしれません。
趣味に没頭しているため
大学中退者がひきこもりになる原因の5つ目は、趣味に没頭しているため。
例えば、ゲームやアニメなどインドアな趣味にどっぷり浸かってしまうと、なかなか抜け出せなくなってしまいます。もちろん、時間を決めて楽しめば、良い娯楽です。
しかしですね。依存してしまうと全ての時間を趣味に投資する場合もあり、外出や登校が出来なくなってしまいます…。
最近はSNSで知らない人とも知り合えるので、孤独を感じにくくなっています。そのため、外出せずに趣味に没頭できるんです。
フジワラ
私の知人もネットでゲームをダウンロードorECサイトで購入していたので、外出していませんでしたね。
大学中退者がひきこもりから脱出するステップ4
ひきこもりから社会復帰するのは簡単ではありません。ただですね。ひきこもりを脱出さえしてしまえば、大学へ合格できた学力もあるため、すんなり就職できる場合もあります。
最初は高いハードルに感じるので、段階を踏んで前進していきましょう。
そこでここでは、大学中退者がひきこもりから脱出するステップを4つ紹介します。
大学中退者がひきこもりから脱出するステップ4
- 無気力状態を脱出する
- とにかく行動してみる
- アルバイトから始めてみる
- 職業訓練校を受講してみる
無気力状態を脱出する
大学中退者がひきこもりから脱出する1つ目のステップは、無気力状態を脱出することです。なぜなら、ニートの人は無気力症候群の場合が多いため。
ここがポイント
無気力症候群とは、意欲や自発性が低下したり、周囲に無関心になったりする状態のこと。これらの反応は強いストレスから心を守るための逃避行動だとされている。
無気力状態を脱する手順は以下の通りです。
- 抱えている悩みを紙に書き出してみる
- 5W1Hを使い原因を深堀する
- 悩みが解決するまで繰り返し行う
原因を深堀してみると、大した悩みではないということに気づけるんです。そのため、まずは気持ちをすっきりさせるためにも試してみてくださいね。
とにかく行動してみる
大学中退者がひきこもりから脱出する2つ目のステップは、とにかく行動してみることです。なぜなら、些細な行動がきっかけになり、次のステップへ進める場合があるため。
事実、内閣府の調査によると「ひきこもりを脱したきっかけは?」という問いへの答えは以下の通りでした。
- 自分と向き合う
- 読書やブログを読む
- コンビニやスーパーの方にひと声かける
これらの身近な行動により、社会復帰へ近づいていくんです。そのため、無理のない範囲でできる行動を起こしてみましょう。
アルバイトから始めてみる
大学中退者がひきこもりから脱出する3つ目のステップは、アルバイトから始めてみることです。なぜなら、正社員への就活は時間がかかるため。社会復帰をするなら、アルバイトの方がハードルは低めです。
- 警備などの単発バイト
- 工場のライン作業
- コンビニバイト
コミュニケーションを取る機会が少ないバイトや1日〜2週間程度の単発・短期バイトも存在します。そのため、まずはアルバイトから始めてみましょう。
職業訓練校を受講してみる
大学中退者がひきこもりから脱出する4つ目のステップは、職業訓練校を受講してみることです。なぜなら、就活で役立つスキルを身につけられるため。
ここがポイント
職業訓練校とは、失業中の人が再就職するために公共職業訓練を行う施設のこと。
以下の受講要件を満たしていれば、誰でも受講できますよ!
- 受講開始日からさかのぼって1年以内に公共職業訓練を受講していない
- ハローワークに求職の申し込みをしている(離職者訓練のみ)
- ハローワーク所長の受講推薦または受講指示が受けられる(離職者訓練のみ)
- Web制作
- 簿記
- 事務職
- 介護職
- OA事務
就職したい職種があれば、その職種で役立つ職業訓練を受けることをおすすめします。
【ひきこもり脱却後】大学中退者が正社員に就職するための5つのポイント
ひきこもりを脱却した後はいよいよ正社員への就職活動を始めてみましょう。ただですね。ひきこもりによる空白期間+中退理由の説明により、挫折してしまう場合もあるんです…。
そこでここでは、そんな挫折を防ぐために大学中退者が正社員に就職するためのポイントを5つを紹介します。
大学中退者が正社員に就職するための5つのポイント
- ニート特化型の就職エージェントを利用する
- 自己分析で自分の仕事の適性を知る
- 口コミサイトを利用して企業研究を行う
- 中退理由はマイナスな印象にならないようにする
- 空白期間の伝え方を工夫する
ニート特化型の就職エージェントを利用する
大学中退者が正社員に就職するためには、ニート特化型の就職エージェントを利用しましょう。なぜなら、就活のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを無料で受けられるため。
面談で自分の適性や強みを教えてもらえる+求人紹介により入社後に活躍できる企業へ効率良く就職できるんです。履歴書添削や面接対策ではフィードバックがもらえるので、受ける度に内定へ近づいていきます。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
- 推薦状の記入
他にも公共職業安定所(ハローワーク)や地域若者サポートステーション(サポステ)が利用できます。しかしですね。この2つは以下のとおり大きなデメリットを抱えているんです。
- ハローワーク:広告掲載費用がかからないので、ブラック企業が求人に混ざっている。
- サポステ:就職支援センターで高額のお金を取られた・心ない言葉を言われたなど口コミがあった。
そのため、総合的に評価しても就職エージェントを利用するのがおすすめですね。
自己分析で自分の仕事の適性を知る
大学中退者が正社員に就職するためには、自己分析で自分の仕事の適性を知ることが重要です。なぜなら、適性のある仕事なら内定獲得がしやすく、入社後も活躍しやすいため。
例えば、提案力やコミュニケーション能力に長けている人は営業職、黙々作業をこなせるなら工場勤務などどんな人にも適性のある職種は存在します。
自分の強み・弱みを知ることで、仕事の適性が見えてきます。そこで、以下の自己分析ツール・書籍を使用してみてください。
口コミサイトを利用して企業研究を行う
大学中退者が正社員に就職するためには、口コミサイトを利用して企業研究を行いましょう。なぜなら、面接官への質問では本音で話してくれる企業が少ないため。
採用担当者としては会社に入社してほしいので、ネガティブな内容は話せません。
一方、口コミサイトなら現職の社員が匿名で本音を書き込んでいるので、企業の実態が分かるんです。具体的には以下の情報が手に入ります。
- 仕事のやりがい
- 社風
- 福利厚生
- 会社への不満
中退理由はマイナスな印象にならないようにする
大学中退者が正社員に就職するためには、中退理由はマイナスな印象にならないようにしてください。なぜなら、中退者に怠惰な印象を抱いている採用担当者もいるため。
例えば、「単位が取得できなかった」などの理由の場合、マイナスな印象がついてしまいます。
しかしですね。経済的な事情や親の介護などやむを得ない理由の場合、正直に事実だけを答えても、減点されることがありません。
ユウキ君
そこで自分自身に中退理由がある場合は「事実+今は何を頑張っているのかor将来のビジョン」を伝えましょう。
中退に対する採用担当者のネガティブな印象が緩和される可能性がありますよ!
空白期間の伝え方を工夫する
大学中退者が正社員に就職するためには、空白期間の伝え方を工夫しましょう。なぜなら、空白期間があると「すぐに会社を辞めるのではないか…?」と面接官が不安になり、採用を見送られる場合もあるため。
空白期間を問う質問では「就労意欲の高さ」と「長期定着できるか」を確認しています。前向きに仕事をしてくれる人材を求めているのは当然ですよね。また、短期離職されると、採用コストが無駄になってしまいます。
そこで面接官の不安を取り除くためにも以下のポイントを意識して、空白期間について伝えてみましょう。
- 資格取得など前向きな理由がある場合はアピールする:就労意欲が伝わりやすいため。仕事に関連する資格だと印象が尚良くなる。
- 特別な理由がない場合は素直に伝える:無理に嘘をつく必要はない。「スキルアップしていきたいこと」と「長期定着したいこと」など前向きな内容を加えた方が良い。
以上を意識して、質問に答えられれば、内定獲得率がきっとアップしますよ。
まとめ:大学中退後にひきこもりになっても社会復帰できる!ニート特化型就職エージェントの利用が鍵!
今回はひきこもりの社会復帰に時間がかかる理由や大学中退者がひきこもりになる原因、ひきこもりから脱出するステップ、大学中退者が正社員に就職するためのポイントを紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 無気力状態を脱出する
- 中退理由はマイナスな印象にならないようにする
- ニート特化型の就職エージェントを利用する
ひきこもりからの脱却には無気力状態を脱出することから始まります。アルバイトまでできるようになれば、社会復帰できたと言っても過言ではないですね。
しかしですね。フリーター期間が伸びてしまうと、正社員就職率が下がったり、空白期間を伝えるのが難しくなったりします。そのため、早めに就職活動を始めた方が良いですね。
大学の中退理由はやむを得ない場合は正直に伝えることがベターです。一方、自分自身に問題がある場合は「事実+今は何を頑張っているのかor将来のビジョン」を伝えることで、ネガティブな印象を緩和できますよ。
正社員への就職を考え始めている人は、まず今回紹介したニート特化型就職エージェントに無料相談してみてはいかがでしょうか。
監修者プロフィール
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ユウキ君
就業中のフリーターでこの数値ですから、ひきこもりの場合はもっと厳しい状況が予想されますね…。