この記事はこんな人向け
- 25歳でフリーターってヤバい?
- 25歳から正社員に就職できるか?
- 正社員になるための方法を知りたい
25歳は就職の市場価値が高く、正社員の内定を獲得しやすいんです。とはいえ、自分は25歳でフリーターなのに、同世代は正社員として働いていると焦りますよね。
実際、私もフリーター時代は自分が就職が正社員として就職できるか不安でした。
ただですね。就職活動の準備と選考を効率良く突破する方法を知れば、25歳ならきっと内定を獲得できます。
そこで今回はフリーターから就職を成功させた私の実体験を基に、25歳フリーターの市場価値が高い理由やフリーターを続けていくリスク、就職活動をする際の準備、選考を突破するための方法を紹介します。
目次
25歳フリーターから就職できる!市場価値が高い理由3選
25歳で就職するのは遅くありません。しかし、年齢が高くなるほど、就活の難易度が上がってしまうんです。
事実、リクナビNEXTの調査によると、25歳までを正社員採用の対象に考えている企業は30%、27歳は5%と急落しています。
(参照:リクナビNEXT 人事が語るフリーター、派遣社員を正社員採用する理由)
そのため、若いうちに行動することが大切です。ここでは、25歳フリーターが就職しやすい理由を紹介します。
企業は第二新卒や既卒の人材を欲しているため
両者の違いは正社員雇用を経験しているかどうかです。25歳の市場価値が高い理由は、企業が第二新卒や既卒の人材を欲しているため。
事実、マイナビ転職の調査によると、「今後一年間で第二新卒者を採用するか?」という質問に対し、「本年よりも積極的」「本年と変わらず積極的」と回答した企業は約6割超えでした。
(参照:第二新卒とは? マイナビジョブ20’s)
若い人材は将来性の高さや柔軟性があるので、ポテンシャル採用される可能性が高いんです。
25歳は社会人としてはまだまだ若手だから
25歳の市場価値が高い理由は、社会人としてまだまだ若手のため。
企業が継続的に業績を伸ばしていくには、若手人材の雇用が必要不可欠です。中途採用で30代・40代の即戦力社員を採用しても、企業に貢献できる期間は10年前後です。
事実、厚生労働省の調査によると、新卒三年目までの離職率が約3割を超えており、企業の若手人材へのニーズが高いんです。そのため、社会人3・4年目にあたる25歳は企業から需要があります。
(参照:新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況 厚生労働省)
アルバイト経験を評価してくれる企業が多いため
25歳フリーターの市場価値が高い理由は、アルバイト経験を評価してくれる企業が多いため。
事実、リクナビNEXTの調査によると、アルバイト経験を評価対象する企業は5割近くありました。(参照:リクナビNEXT 人事が語るフリーター、派遣社員を正社員採用する理由)
特に応募職種と類似したアルバイト経験は評価されやすいですね。例えば、飲食店での接客経験やセレクトショップでの販売経験などが挙げられます。
また、応募職種や企業が求めている人物像に合っている経験なら良いアピールになります。そのため、アルバイト経験しかなくても安心してくださいね。
25歳でフリーターを続けていく5つのリスク
25歳ならフリーターでも同世代と収入も大差ありません。むしろ、人より余暇の時間が取れたり、好きな時間に働けたりする分、メリットを感じている人もいますよね。
しかし、このままフリーターを続けていると、自分の望む将来像を実現できないかもしれないんです。そこでここでは、25歳でフリーターを続けていくリスクを5つ紹介します。
25歳でフリーターを続けていく5つのリスク
- 収入が少ない
- 結婚するのが難しい
- いつ解雇されるか分からない
- 将来もらえる年金額が少ない
- 社会的信用が低い
収入が少ない
フリーターを続けていても収入は少ないままです。なぜなら、正社員と違って昇給しても微々たる額なため。
正社員の給与は年功序列型の会社なら役職や勤続年数に応じて、収入が増していきます。しかし、フリーターの場合は時給が上がっても100円程度ですよね。
また、正社員には成果によって変動する賞与がもらえたり、手当がついたりしますが、フリーターにはありません。
事実、厚生労働省の調査によると、正社員以外の25歳から29歳の平均月収は24万5,000円、25歳から29歳の正社員の平均月収は19万8,000円でした。
そのため、フリーターでいると正社員に収入面で大きく差をつけられてしまうんです。
結婚するのが難しい
フリーターを続けていると交際相手が躊躇してしまい、結婚するのが難しいんです。なぜなら、経済面で不安定なため。
フリーターは職を失いやすく、安定した収入源がないのでお金に困る可能性が高いんです。
一方、正社員の場合は安定した収入に加えて、家族手当や育児休暇など会社からのサポートも充実しています。
そのため、フリーターのままだと婚期が遠のきますね。
いつ解雇されるか分からない
フリーターはいつ解雇されるか分からないリスクに晒されています。なぜなら、正社員より企業からの優先順位が低いため。
例えば、会社の業績が悪化した場合、クビにするなら正社員より非正規雇用の可能性が圧倒的に高いんです。アルバイトは正社員より簡易的な仕事を任されいるので、代替できる存在なんです…。
そのため、フリーターは収入が途絶えるリスクと隣り合わせで生活しなければなりません。
将来もらえる年金額が少ない
フリーターは将来もらえる年金額が少ないです。なぜなら、正社員は厚生年金+国民年金に加入できますが、フリーターは国民年金にしか加入できないため。
事実、厚生労働省の調査によると、フリーターが受給できる年金額は月々約5万5,000円です。つまり、貯金額が足りない場合は生活できないので老後も働く必要があります。一方、正社員の年金受給額は月々約14万8,000円です。
(参照:平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概要 厚生労働省)
正社員なら貯金額も豊富なので、ゆとりをもってセカンドライフを満喫できますね。
そのため、フリーターを続けていると、老後の生活が困窮する可能性が高いんです。
社会的信用が低い
フリーターを続けるリスクは、社会的信用の低さにあります。社会的信用はお金を借りたり、融資してもらったりする際に重要な要素です。
社会的信用が低いと収入が途絶える可能性があるので「お金を返してもらえないかもしれない」と判断されてしまいます。
- 車や住宅ローンが組めない
- クレジットカードの審査に落ちる
- 入居審査に落ちる
そのため、フリーターを続けていると、住みたい場所や欲しいものが手に入りにくくなってしまいます。
既卒/フリーターの就活に強い!無料登録しておくべき神サイト
既卒で就職活動を頑張りたいけれど、「どんな就職サイト/サービスを使って就活すればいいの…?」と、悩んでいませんか?
そこで、私が既卒として就活した時に利用した、「既卒歓迎」のホワイト企業の求人を紹介してくれる就職サイトをご紹介します。無料なので登録しておいて損はないと思います!
25歳フリーターが就職活動をする際の3つの準備
25歳から正社員を目指すなら準備を整えてから就活に挑むべきです。興味がある求人に適当に応募してもきちんと対策をしなければ、内定は獲得できません。
内定を獲得できても、そこがブラック企業であるリスクもあるんです。そこでここでは、25歳フリーターが就職活動をする際の準備を3つ紹介します。
25歳フリーターが就職活動をする際の3つの準備
- フリーター特化型就職エージェントを利用する
- アルバイト先にシフトの融通を利かせてもらう
- 自己分析で自分に適性のある仕事を把握しておく
フリーター特化型就職エージェントを利用する
フリーター特化型就職エージェントを利用しましょう。なぜなら、転職のプロのサポートを無料で受けられるため。
就職エージェントでは以下のサポートが受けられます。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
フリーター特化型の場合は初就活の場合が多いので、分からないことを質問しやすい環境が整っています。
面接対策や応募書類の添削を受けていけば、着実に内定獲得へ近づけます。また、面接の日程調整や給与の交渉をキャリアアドバイザーが担当してくれるので、自分は就活に集中できるんです。
既卒サービス「ハタラクティブ」
私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」
私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」
マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
アルバイト先にシフトの融通を利かせてもらう
就職活動を始める前にアルバイト先の店長に就活をすることを伝え、シフトの融通を利かせてもらいましょう。なぜなら、面接や移動時間を合わせると1日が潰れたり、急に面接が入ったりするためです。
例えば、急に面接が入ると他のメンバーと交代してもらう必要があります。
毎回、シフトの交代する相手を探すのは骨が折れますよね?そのため、週5日勤務→週3日勤務に変更したり、朝晩から夕勤に変更してもらったりするのがおすすめです。
自己分析で自分に適性のある仕事を把握しておく
就職活動を始める前に、自己分析で自分に適性のある仕事を把握しておくべきです。なぜなら、興味のある仕事には就くより適性のある仕事に就く方が難易度が低めのため。
例えば、採用担当者は面接のプロなので営業職の求人にポテンシャルのある人がいれば、適性を見抜いてくれます。企業は自社の業績に貢献できる人を探しているので、興味があるだけでは採用に至りません。
なので、適性のある職種を受けた方が内定を獲得しやすいんです。そのために、自己分析では以下のことを書き出してみましょう。
- 得意なこと
- 苦手なこと
- 好きなこと
- 嫌いなこと
- やりたい仕事・やりたくない仕事
- 3・5・10年後にどんな生活をしたいか
これらを深掘りしてけば、自分に適性のある職種が分かります。
自分の強みも分かるので面接の自己PRの内容に納得感が増し、面接官へのウケも良くなりますよ。
25歳フリーターが選考を突破するための方法4選
25歳フリーターが就職するためには念入りな準備が必要なことがわかりました。
しかし、ここからが本番です。待遇の良い企業への内定獲得を目指すなた、選考を突破するために知っておくべき知識とコツがあるんです。
そこでここでは25歳フリーターが選考を突破するための方法を4つ紹介します。
25歳フリーターが選考を突破するための方法4選
- 就職しやすい職種に絞って応募する
- 面接でのビジネスマナーを身に付けておく
- フリーターになった理由を答えられるようにしておく
- 採用担当者が面接で注目しているポイントを把握する
就職しやすい職種に絞って応募する
選考を突破するためには就職しやすい職種に絞って応募するのがおすすめです。なぜなら、職歴や資格なしでも就職できるため。
- 営業職:成果に出せば給与も上乗せされるので、自分の実力で高収入を目指したい人におすすめ。
- 事務職:黙々と作業をしたい人におすすめ。日商簿記2級を持っていると採用率が高まる。
- 飲食業:体力勝負になるが、アルバイト経験を活かせるので接客経験者におすすめ。
- 介護職:将来性のある職種。実務経験を積み、資格を取得してキャリアアップしたい人におすすめ。
- 建設業:業界の高齢化しており、若手の需要が高い。体力やコミュニケーション力がある人におすすめ。
これらの職種は未経験者を歓迎していることが多いんです。未経験者を募集している企業は教育体制が整っているので、スキルよりポテンシャルを重視してくれますよ。
面接でのビジネスマナーを身に付けておく
面接でもビジネスマナーは身に付けておいてください。なぜなら、基本的なマナーが身に付いていないと、選考の対象外になってしまうため。
若手社員の就職活動では実績がないので、基本的なビジネスマナーや仕事への意欲、職種への適性で判断されます。そのため、基本的なマナーを身に付けておきましょう。
- 言葉遣い
- 入退室の仕方
- 面接中の立ち振る舞い
詳しいビジネスマナーについては以下の記事でしっかり抑えておくのがおすすめです。
フリーターになった理由を答えられるようにしておく
選考を突破するためには、フリーターになった理由を答えられるようにしておきましょう。なぜなら、学校卒業後にすぐに就職しなかったことは採用担当者が気になるポイントのため。
必ず聞かれるので、以下のように明確な回答を用意しておくべきですね。
- 俳優業など夢を追いかけていた
- 難関資格の勉強をしていた
とはいえ、なんとなくフリーターを続けていた人の方が多いですよね?その場合は「フリーター続けていた理由→反省→現在は働く意思があること」の流れで伝えるようにしてください。
採用担当者が面接で注目しているポイントを把握する
採用担当者は以下のポイントを面接で注目しているので、把握しておきましょう。なぜなら、面接で注意すべきポイントが分かるため。
- 性格:明るい・素直など応募職種に向いているかどうかをチェックするため。
- 責任感:フリーターから正社員に順応できるか。決まった時間に働けるかを確認するため。
- ストレス耐性:フリーターより正社員の方がノルマなどプレッシャーがかかるため。
- アルバイトの業務・経験値:応募職種と内容が近い場合は即戦力になる可能性もあるため。
- コミュニケーション能力:どんな職種でも社内や社外の人を会話する必要があるため。
そのため、これを踏まえた上で面接に臨みましょう。
25歳フリーターに関するQ&A
ここでは25歳フリーターの就職の選択肢や生活についての質問をまとめました。気になるところがあれば、チェックしてみてくださいね。
公務員になる方法はあるか?
フリーターの方でも条件を満たして試験を突破できれば、公務員になれます。25歳なら応募できる可能性が高いので、自治体の採用情報をチェックしてみましょう。
公務員の種類は地方公務員と国家公務員の2つです。
- 国家:一次試験はテスト→二次試験は面接。合否は一次と二次のトータルで決まる。
- 地方:一次試験はテスト→二次試験は面接。(自治体によって異なる)面接が重視されやすい。
どちらの総合職・一般職・専門職で募集しているので、規定の条件を満たしている人は挑戦してみるのもアリですね。
フリーターの状態で一人暮らしはできる?
フリーターでも節約すれば、一人暮らしはできます。なぜなら、フリーターの年収だと生活するのがギリギリなため。
時給1000円・週5日・8時間勤務のフリーターの年収は192万円程度です。手取り額は約2割引いたものが目安ので実質約154万円、月々13万円程度で生活しなければなりません。
住む地域にもよって異なりますが、一人暮らしには10万円以上かかるので節約は必須になりますね。
- 自炊をする
- 車は維持費がかかるので公共交通機関を利用する
- 格安SIMに変える
- 物価の安い地方に住む
- 都会なら駅から遠い場所に住む
そのため、節約する前提なら、フリータでも一人暮らしは可能です。
25歳フリーターの市場価値は高い!念入りな準備と早めのスタートが肝心!
今回は25歳フリーターの市場価値が高い理由やフリーターを続けていくリスク、就職活動をする際の準備、選考を突破するための方法を紹介しました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 25歳までを正社員採用の対象に考えている企業は30%
- フリーターを続けていく将来的なリスクが大きい
- 内定を獲得するためにはフリーター特化型就職エージェントを利用する
25歳は企業からの需要も高く、就職できるチャンスは高めです。しかし、この時期を逃すと市場価値がどんどん下がっていくので、正社員を目指すなら早めに行動を起こしましょう。
きちんと就活の準備をして、面接のコツをつかめば、待遇の良い企業へ就職だって十分可能な年齢なんです。
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監修者プロフィール
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