履歴書にアルバイト歴は書くべき?記載すべきケースとアピールするポイント

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この記事はこんな人におすすめ

  • 正社員の就職活動で履歴書にアルバイト歴を書くべきか迷っている
  • 正しい職歴欄の書き方を知りたい
  • アルバイトしか経験がないけど、就職活動で不利になる?

履歴書にアルバイト歴を書くべきかは、状況によって異なります。その人の経歴次第で書いた方が有利に働くこともあります。とはいえ、「アルバイト歴なんてアピールになるのか」と思っている人もいますよね。

私もフリーターから就職活動を始めたので、アルバイト歴を書くことにはためらいがありました。

ただですね。履歴書にアルバイト歴を書くべき基準はハッキリしており、記入方法も簡単です。

そこで今回はアルバイト歴のみから就職活動を内定を獲得した私が、履歴書の職歴欄の基本的な書き方や履歴書にアルバイト歴を書いた方が良いケース・書かない方が良いケース、アルバイト歴を書く際に抑えたいポイント、アルバイト歴を記載した際に面接の注意点をお伝えしていきます。

【アルバイト歴を含む】履歴書の職歴欄の基本的な書き方

職歴の基本的な書き方は以下の通りです。

職歴の基本的な書き方

  1. 職歴は学歴を記載した後に一行空けて、中央に「職歴」と記載。
  2. 職歴欄には今まで働いた会社を正式名称で、入社・退職年月と共に記載する。
  3. 最後に「以上」を右端に記載する

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履歴書にアルバイト歴を書いた方が良いケース5選

正社員の面接を受ける際、アルバイト歴しかないと不利になりやすいです。しかし、アルバイト歴を記載しないと、職歴欄がまっさらになってしまう人もいますよね。

空白期間があると、怠惰なイメージがつき、採用担当者からの短期離職する可能性を疑われてしまいます。そのため、空白期間を作るよりアルバイト歴を記載した方が書類選考突破率が上がるんです。

ここでは以下の履歴書にアルバイト歴を書いた方が良いケース5選を紹介します。

履歴書にアルバイト歴を書いた方が良いケース5選

  • アルバイト経験が応募先の企業で役立つ場合
  • アルバイトしか経験がない場合
  • 雇用保険に加入していた場合
  • 職歴に空白期間がある場合
  • 正社員登用されたことがある場合

アルバイト経験が応募先の企業で役立つ場合

アルバイト経験が応募先の企業で役立つ場合は、履歴書にアルバイト歴を書いた方が良いです。なぜなら、採用担当者は基本的に即戦力が欲しいと考えているので、アルバイトでも経験者は優遇されるため。

フジワラ

企業は利益に貢献できるなら、特に前職の雇用形態は気にしません。

例えば、チェーンレストランの正社員募集の場合、居酒屋やレストランなど飲食店のホールスタッフ経験者は重宝される傾向がありますね。

正社員のシフト作成業務や事務作業は未経験だとしても、後輩スタッフの指導やホールでの注文や動きが分かっていれば、仕事を覚えるスピードが早いと見込まれるからですね。

未経験者にはその会社のルール・業務内容を教える時間がかかりますが、経験者ならその時間をカットできます。

ここがポイント


応募職種と同職のアルバイトなら場合、応募要項に「実務経験3年以上」と記載されている正社員求人にも「1日8時間・週5・3年以上勤務」していれば、採用される可能性があります。

そのため、仕事内容が過去のアルバイト経験と一致する場合は必ず記載してみてください。

アルバイトしか経験がない場合

アルバイトしか経験がない場合は履歴書にアルバイト歴を書くことをおすすめします。なぜなら、アルバイト経験も立派な職歴であるため。

例えば、スーパーに勤務していた場合は職歴欄に「スーパーに勤務」だけでは印象に残りにくいです。しかし、業務内容を表記すれば、「正社員レベルに信頼されていたのかも」と採用担当者の興味を誘うことができます。

以下のような具体的な業務内容を表記していると、アピールポイントになりやすいです。

雇用保険に加入していた場合

雇用保険に加入していると、入社時の雇用保険手続きで前の勤務先が分かってしまいます。なので、当たり前ですが正しい勤務先を書いてください。

例えば、マスコミ業界希望者が選考突破したい人が「TV制作会社のアルバイト経験」があると嘘を記載したとします。

しかし、前のアルバイト先で雇用保険に加入していると、雇用保険の加入時期で嘘がバレやすいんです。

職歴に空白期間がある場合

職歴に空白期間がある場合は短期バイトでも記載することをおすすめします。なぜなら、空白期間があると、「入社してもすぐに辞めてしまうんじゃないか?」と採用担当者から悪い印象を持たれてしまうため。

自己PR欄や志望動機欄に資格取得の勉強期間や複数の短期アルバイトをこなしていたなど記載しておくことをおすすめします。

もしも、空白期間に無職だった場合も心配ありません。自己PRや志望動機で補足説明するチャンスがあります。その際は空白期間に何をして、どんな学びがあったかを記載すると良いですね。

正社員登用されたことがある場合

アルバイトとして採用された年月と正社員登用された年月を記載してください。

ここに注意!


  • 仕事内容をと企業名を正式名称で書くことを忘れずに!

アルバイト経験を書かない方が良いケース

以下の場合はアルバイト経験を書かない方が良いですね。

アルバイト経験を書かない方が良いケース

  1. 正社員から正社員への転職を目指している場合
  2. 新卒の就職活動の場合

なぜなら、正社員の転職活動の場合は正社員経験と比較して、アルバイト経験のアピール力は弱いため。新卒就活も基本的に学歴+ポテンシャル採用なので、あまり記載しても良いアピールにはなりません。

しかし、例外もあり、アルバイト経験が応募企業へアピールできる可能性が高い場合は記入した方が良いですね。

例えば、ゲーム会社を目指す際にデバッカーのアルバイトをしていると、業界経験者として採用に有利になりやすいです。

ここがポイント

デバッカーとは、ゲームのプログラムのバグを発見する仕事。ゲームがプレイできれば、どんな人でもできる仕事なのでアルバイトを雇っている会社もある。

そのため、アルバイト経験が応募企業へのアピールになる場合のみ記載してくださいね。

履歴書にアルバイト歴を書く際に抑えたい3つのポイント

未経験歓迎求人でも正社員経験者が選考を受ける場合もあり、圧倒的に不利な状況になる可能性があります。

しかし、アルバイト歴しかなくても、履歴書の書き方次第で正社員経験という強みがあるライバルよりアピールすることが可能です。

そこでここでは、魅力的な履歴書を書くためにアルバイト歴を書く際に抑えたい3つのポイントを紹介します。

履歴書にアルバイト歴を書く際に抑えたい3つのポイント

  • 正社員として仕事する意欲や責任があることを示す
  • 応募先で求められる経験やスキルを強調して書く
  • 不足しているスキルは補うための勉強をしていることを書く

正社員として仕事する意欲や責任があることを示す

履歴書にアルバイト歴を書く際に抑えたい1つ目のポイントは、正社員として仕事する意欲や責任があることを示すことです。

なぜなら、採用担当者は指示待ちでもできるアルバイトと積極性が必要な正社員との違いを理解している人材が欲しいと考えているため。

正社員としての働く意欲を示すには、自分なりに工夫して仕事を進めた経験を話すことをおすすめします。

例えば、CDショップのアルバイト経験者が自己PRするならこんな感じです。

私の強みは行動力です。以前、あるバンドのCDの問い合わせを複数人から受けた日があり、気になってネットで情報収集しました。すると、次にブレイクする噂のバンドを知りました。

その後、このバンドは必ず売れると思い、店長に入荷数を増やすように交渉しました。

その翌週、全シングル・アルバムを取り扱った売り場を作ったところ、インディーズバンドとしては異例の即日完売。SNSでの反響もあり、店のSNSのフォロワーと売上を増加させることに成功しました。

この行動力を活かし、御社でも営業職として売り上げに貢献していきます。

キヨちゃん

自主性に溢れたエピソードは仕事の意欲をアピールするにはもってこいですね。

応募先で求められる経験やスキルを強調して書く

履歴書にアルバイト歴を書く際に抑えたい2つ目のポイントは、応募先で求められる経験やスキルを強調して書くことです。

なぜなら、企業側は「自社が求めている人材にマッチしているか」「自社の仕事内容に活かせるスキルや経験があるか」を知りたいため。

履歴書を書く前にアルバイト歴の棚卸しをすることをおすすめします。企業のHPに記載されている求める人物像や仕事内容と自分の経験やスキルからアピールできる内容を見つけてください。

同じ業界でなくても、職務経験が活かせる場合もあります。

汎用性のある職務経験・スキル

  1. コミュニケーション能力
  2. 接客力
  3. 営業力
  4. PCスキル
ユウキ君

以上のスキルは汎用性が高く、応募先の企業でも役立てられる可能性が高いですね。

不足しているスキルは補うための勉強をしていることを書く

履歴書にアルバイト歴を書く際に抑えたい3つ目のポイントは、正直に不足しているスキルを補うための勉強をしていることを書くことです。

なぜなら、現状のスキル以上の求人に応募する場合は、謙虚さ+意欲でアピールするのが一番だから。

採用担当者側も全ての条件に合う即戦力だけを求めているわけありません。特に未経験歓迎求人では何より今後の伸び代やアンテナの高さ、継続力を買ってくれる場合も多いんです。

そのため、意識の高さをアピールすることで、「この人は入社後も戦力になるための努力してくれそうだな」と印象を良くすることができます。

就活エージェントに相談してみる

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アルバイト歴を記載した際に面接の注意点3選

フリーターならアルバイト歴を書くことで面接を有利に進めることが分かりました。しかし、アルバイト歴を書くことで不利になることもあるんです。

また、空白期間がある場合は面接時に理由を説明できるかが選考突破の鍵を握ります。

そこでここでは、アルバイト歴を記載した際に面接の注意点3選を紹介します。

アルバイト歴を記載した際に面接の注意点3選

  1. 志望動機では同業他社にはない会社の強みを話す
  2. 正社員よりアルバイトをしていた理由を説明する
  3. 空白期間がある場合はその説明もできるようにしておく

志望動機では同業他社にはない会社の強みを話す

面接を突破するには志望動機で同業他社にはない会社の強みを話すことです。なぜなら、どの会社でも通用するようなありきたり志望動機では「うちの会社じゃなくもいいな」を入社意欲を疑われてしまうため。

同業他社にはない強みを見つけるためには以下の内容を調べておいてください。

企業のHPをチェックできる内容

  1. 事業内容
  2. 業態:BtoBかBtoC
  3. 事業規模:売上高・営業利益・従業員数・資本金
  4. 主力の商材:サービス・製品

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  1. 会社の業績や将来性:IR情報
  2. 会社の動向:業界のニュースや企業発表のプレリリース
  3. 会社のトップの考え:SNS・メディア・著書
  4. 社風:口コミサイト(転職会議OpenWork(旧VORKERS)Lighthouse(旧カイシャの評判)

以上の情報を調べ、応募企業と同業他社と比較すれば、同業他社にない魅力的な強みを発見できる可能性は高いです。

正社員よりアルバイトをしていた理由を説明する

アルバイト歴を記載した際に面接の注意点は、正社員よりアルバイトをしていた理由を説明することです。なぜなら、採用担当者の中には「なぜ正社員ではなく、非正規雇用を選んだのか」を疑問視する人もいるため。

フジワラ

採用担当者も純粋に興味があって聞いているので、詰問されるわけではないので安心してくださいね。

正社員雇用ではなく、非正規雇用を選んだ理由の例は以下の通りです。

正社員ではなくアルバイトをしていた理由の例

  1. あらかじめ年数を決めて、公務員浪人をしていた
  2. プログラミングスキル取得のためにスクールに通う金額を稼いでいた
  3. 俳優を目指しており、急なオーディションにも対応できるよう、時間的融通の効くアルバイトをしていた

採用担当者がきちんと納得できる内容なら問題ありません。そのため、何か理由がある場合は前向きな伝え方をすることをおすすめします。

空白期間がある場合はその説明もできるようにしておく

面接突破を目指すなら空白期間がある場合はその説明もできるようにしておくことが重要です。なぜなら、空白期間がある人には必ずされる質問のため。

短期のアルバイト経験や資格の勉強など大義名分がある人は問題ありません。しかし、ニート期間がある人は返答に注意します。

やはり、ニート=怠惰なイメージがつきものです。そのため、反省+今後自社に貢献したい旨を誠心誠意
伝えるしかありません。

ここに注意!

  • ニート期間が後ろめたくても、嘘の回答をするのはやめてください!経歴詐称は軽犯罪にあたり、解雇や懲戒処分になるケースがあります。

嘘がバレると、自分の信用が落ちてしまいます。企業側は面接で自社の利益に貢献できる+一緒に働きたい人を探しています。

キヨちゃん

大事な場面で嘘をつく人には信用して仕事を任せられませんよね。

そのため、空白期間は正直に答えられるようにあらかじめ模範解答を用意しておくことをおすすめします。

履歴書のアルバイト歴は書き方次第で選考突破の鍵を握る!

今回は履歴書の職歴欄の基本的な書き方や履歴書にアルバイト歴を書いた方が良いケース・書かない方が良いケース、アルバイト歴を書く際に抑えたいポイント、アルバイト歴を記載した際に面接の注意点をお伝えしていました。

では、この記事の内容をまとめます。

記事の内容まとめ

  • 応募先の企業でアルバイト経験が役立つ場合は記載する
  • 雇用保険の加入時期で前職が分かるので経歴詐称はNG
  • 正社員よりアルバイトをしていた理由を説明できるようにしておく

アルバイト経験しかなくても、正社員になることを諦める必要はありません。アルバイト歴も応募する企業や履歴書の記載の仕方次第で有利に就活を進めることができます。

しかし、アルバイト歴は正社員歴に比べれば、アピールポイントとして弱いのも事実。そのため、記載する際には工夫した方が良いですね。

企業の応募書類の締め切りは意外と短いので、就活のモチベーションが高いうちに履歴書を書き上げて応募しましょう。

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