この記事はこんな人向け
- 新卒のボーナスの平均相場を知りたい
- 夏のボーナスってもらえる?
- ボーナスの査定方法や査定期間を知りたい
新卒入社して早数ヶ月、待ちに待ったボーナス支給がされたのの、想像以上にもらえる額が少なくて落胆していませんか?
私の友人も新卒入社した会社のボーナスが雀の涙程度で、将来が不安になったと語っていました。
ただですね。初めての夏季ボーナスが小額なのはどの会社も同じです。本番は冬のボーナスからと考えていいでしょう。今回は新卒入社した会社で賞与額を大幅アップさせた友人へのインタビュー形式で、新卒の夏季ボーナスの平均や知っておくべきボーナスの注意点、ボーナスを増やす方法を詳しくお伝えしていきます。
目次
そもそも新卒のボーナスはあるのか?夏は支給がない会社もある
新卒の夏のボーナスは、ほとんどの会社で支給されています。
事実、産労総合研究所の調査によると、夏季賞与を支給する企業は85.6%、支給しない企業は7.9%でした。
夏季賞与を支給する企業の支給方法は、一定額支給が64.5%、在籍期間の日割り計算で支給が19.7%、日割以外の一定割合で支給が9.9%となっています。
4月〜6月の期間はまだ試用期間や仮配属の期間であることが多いため、企業側もどのようにボーナスを支給するかが難しいですね。
夏のボーナスは6月下旬から7月上旬の間に支払れていることが多いです。
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意外と少ない?新卒の夏季ボーナスは高卒・大卒ともに5〜10万円程度
新卒の夏季ボーナスは高卒・大卒ともに5〜10万円程度と高くありません。
なぜなら、入社して間もなく、査定期間が足りないため。
ここがポイント
高卒:平均74,307円
大卒:平均96,735円
(参照:産労総合研究所 2020年度決定初任給調査)
想像より少ないと落胆した人も多いですよね?しかし、ボーナスの査定期間は基本的に半年間です。
しかし、4月入社の新入社員は夏ボーナス支給時点の6月時点で、入社してからまだ2ヶ月しか経過していません。そのため、規定通りの額をもらうことはできないんです。
新卒の本格的なボーナス支給は冬から
入社した年は夏のボーナスには期待せず、本格的に支給されるのは冬からだと思っていた方が良いです。
冬のボーナスは12月上旬に支給されるのが一般的です。
ボーナスは企業や業界、会社の業績や個人成績に影響を受けるので、一概にいくらもらえるとは言えません。
一般的にボーナスが年2回、通常社員が月給4ヶ月分であれば、給与の2ヶ月分が目安とされています。
例えば、経営や業績が順調な会社の新卒社員の場合は、大卒の平均基本給が20万円なので、単純計算で40万円が支給されます。
試用期間を経て、本採用になって問題なく働いていれば、満額支給してもらうことができます。
後悔しないために!入社前に知っておくべきボーナスの注意点
ボーナスはどの会社でももらえるわけではありません。
給与と違い、法律で支払いが義務づけられているわけでもないので、未払いでも問題はないんです。
そのため、会社によって、ボーナスの位置付けは異なります。
ここでは、入社前に知っておくべきボーナスの注意点を紹介していきます。
入社前に知っておくべきボーナスの注意点
- 会社の事業の業績や将来性を確認しておく
- そもそもボーナス支給があるか確認する
- ボーナスの手取りは2割減額される
会社の事業の業績や将来性を確認しておく
入社前に知っておくべきボーナスの注意点は、会社の業績が悪化すると、ボーナスがもらえない可能性があることです。
なぜなら、ボーナスの支給額は個人成績だけでなく、会社の業績や景気の影響を受けるため。
法律上、賞与を支払うかどうかは、会社側に一任されています。つまり、業績悪化によって、ボーナスが未支給でも違法性はありません。
就業規則で賞与について保証がついている会社もあるので、人事や経理部の人に確認してみるのがおすすめです。
会社の将来性は下記の項目を見て、確認してみてください。
- 現在の会社の業績
- 扱っている商材
- 同業他社にない強み
- 業界での立ち位置
- 業界規模は拡大中or縮小中か
景気の変動は予測できないものもありますから、普段からボーナスをあまり当てにせず、もらえたらラッキーくらいに思っていた方が良いですね。
そもそもボーナス支給があるか確認する
入社前に知っておくべきボーナスの注意点は、そもそもボーナス支給があるかどうかです。
なぜなら、賞与がない会社もたくさんあるため。
前述した通り、ボーナスを支給しないといけない法律はないので、中小企業では支給しない会社も少なくありません。
年俸制の給与体系をとっている会社は、元からボーナスを支給しないことが多いです。
元からボーナスがない会社の特徴は以下の通りです。
- 実力主義の傾向がある
- 結果を出せばインセンティブが発生する
- 退職金制度がない
元からボーナスがない会社は、ボーナス分を基本給に含んでいる場合も多いですね。
ボーナスの手取りは2割減額される
入社前に知っておくべきボーナスの注意点として、ボーナスの手取りは8割程度です。
なぜなら、ボーナスも社会保険や税金などで2割程度が引かれるため。
例えば、経営や業績が順調な会社の新卒社員として、40万円のボーナスを受け取った場合の手取り額は32万円程度です。
仕方ないことですが、新入社員にとって8万円はかなり大きな痛手ですよね。
- ボーナスを支給月の前に全額使い切るようなリスクは絶対犯さないでくださいね。
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【会社の賞与額に不満を感じた人必見】ボーナスを増やす方法4選
前のボーナスの支給額に不満を感じてしまった人もいますよね?
私の友人も大学の同期との飲み会で、自分と同期の会社の賞与額を比較して、劣等感を抱いたことがあると言っていました。
では、どうすれば、今後のボーナスを上げることができるのでしょうか。
ボーナス支給額の高い業界の会社に転職
ボーナスを増やす方法1つ目は、ボーナス支給額の高い業界の会社に転職することです。
なぜなら、業界によってボーナス額が大きな差があるため。
厚生労働省の調査によると、ボーナスの支給額が多い業界と平均額は以下の通りです。
- 電気・ガス:73万4,210円
- 情報通信業:69万1,269円
- 学術研究等:63万2,595円
- 金融・保険:55万312円
- 建設業:52万341円
業界の市場規模や給与水準は異なります。そのため、より高給な業界に転職することは賢い選択ですね。
決算賞与が賃金規定に組み込まれていない会社に転職する
ボーナスを増やす方法2つ目は、決算賞与が賃金規定に組み込まれていない会社に転職することです。
なぜなら、業績好調の場合、賞与支給額が増加するため。
ここがポイント
決算賞与とは、会社の業績から支払われる黒字が発生した際に、社員へ直接的に還元する節税対策。業績が好調な場合に社員がもらえる臨時収入。会社の法人税を節税、社員の所得税の対象になる。
例えば、社員還元額が2ヶ月分から3ヶ月分に増額される場合もあります。
そのため、業績が好調の場合は会社からの恩恵を受けることが可能です。
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査定期間を把握し、個人の実績を残す
ボーナスを増やす方法3つ目は、査定期間を把握し、個人の実績を残すことです。
なぜなら、会社の業績を抜けば、ボーナスは個人の成績によって決まる部分が多いため。
夏は10〜3月、冬は4〜9月の勤務に対して査定されます。
ここがポイント
一般的なボーナス額の決め方
基本給×月数×評価係数
月数は査定期間のことなので、休まず勤務すれば、ボーナスは上がっていきます。
しかし、最もボーナスの金額に直結するのは評価係数です。評価係数は、個人の会社での評価や業務の成績に左右されます。
つまり、会社の業績に貢献している人、好成績を残している人ほどボーナスの額は高くなります。日々の努力がお金として還元されるため、働くモチベーションが向上する人も多いです。
- 逆に日々の結果が伴わないと、同僚よりもボーナスの額が低くなってしまいます。
会社の業績がボーナスに影響することを理解しておく
ボーナスを増やす方法4つ目は、会社の業績がボーナスに影響することを理解しておくことです。
ボーナスを上げるためには自分の成績を伸ばすことも大切です。
自分の利益ばかりに気を取られていては、会社の業績は上がっていきません。
つまり、会社自体の底上げをしていかないと、会社と共倒れになってしまうんです。
自分の業務に余裕がある場合は、上司や同僚のサポートなどできることをしてみてくださいね。
新入社員の初ボーナスの使い道で一番多いのは貯蓄
新入社員は初のボーナスを慎ましく貯蓄に回す人が多いです。
なぜなら、まだ生活に余裕がない人もいるため。
特に入社と同時に、一人暮らしを始めた人は私生活でかかる出費も多く、ボーナスをパーっと使うことは難しいかもしれませんね。
他にも以下のような使い方があるので、気になったものを試してみてください。
- 両親へのプレゼント
- 趣味
- 自己投資
- 奨学金の返済
新卒のボーナスは冬からが本番!夏のボーナスが少なくてもへこまないで!
今回は新卒の夏季ボーナスの平均や知っておくべきボーナスの注意点、ボーナスを増やす方法を詳しくお伝えしていきました。
では、記事の内容をまとめます。
記事の内容まとめ
- 新卒の本格的なボーナス支給は冬から
- ボーナスの支給額は個人成績だけでなく、会社の業績や景気の影響を受ける
- ボーナスの手取りは8割程度
初めてボーナス額が少ないのは当たり前なので、気にする必要はありません。
しかし、ボーナスが出ない場合や冬のボーナスが著しく少ない場合は賞与額の高い業界に転職を検討することをおすすめします。
第二新卒のうちなら、異業種や他の業界への転職もしやすいです。
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監修者プロフィール
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