この記事はこんな人向け
- アルバイトと正社員の具体的な違いとは?
- フリーターから正社員になる方法は?
- どんな仕事に就けば良いか分からない
フリーターから正社員になることは難しくありません。どの会社も人手不足の状態なので、未経験者歓迎の求人はたくさんあります。
しかし、就職するメリットがいまいち分からない人もいますよね。私もフリーター期間が長かったので、正社員になる必要性を感じませんでした。
ただですね。若いうちはフリーターでもやっていけますが、30代になってくると同世代との格差が生まれてきます。今回は実体験をベースに、フリーターと正社員の差や正社員になるためのステップ5をお伝えします。
目次
フリーターは早いうちに正社員になるべき!年を重ねると厳しい現実が…
フリーターは20代のうちなら正社員になることが難しくありません。
なぜなら、会社によっては20代の若手を育成して、数年後に戦力することを計画しているため。
しかし、30代になると、一般的には新しいことの物覚えが悪くなることや先輩が年下になることも多く、企業としても扱いづらくなります。
そのため、正社員になるなら、20代のうちに就職活動をすることをおすすめします。
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フリーターと正社員の差
- 時間が自由に使える
- 人間関係が悪いと感じれば、簡単に職場を変えることができる
- 人の出入りが多いので、出会いも多い
- 時間が自由に使える
20代のフリーターにはたくさんのメリットがあるので、正社員になる必要性を感じるきっかけがあまりありません。
会社員の話を聞くと、上司の関係や残業が面倒くさそうなイメージがあり、就職したくない人も多いですよね。
しかし、その状況も30代になると、一変します。それに気づくのが20代か30代かで大きな差がつくんです。
30代の収入に差が開く
20代のうちは会社の初任給が20万程度なので、週5日8時間働けば、同程度の収入を得ることが可能です。
しかし、正社員には昇給・昇進制度があるので、30代になると収入面の差が出てきます。
事実、dodaの調査によると、30代の会社の平均年収は452万円と、時給1,000円でフルタイム働いているフリーター(年収192万円)より倍額近いです。
会社員は10年ごとに100万円近く昇給していきますが、フリーターは時給が上がっても10〜100円程度ですよね。
そのため、収入面では大きな差が生まれていきます。
定期的な休暇がある
定期的な休暇があることも正社員のメリットです。有給の場合、働いていない状態でも給与が発生します。
フリーターの場合、働いていない時間に給与が発生することはありません。
また、正社員は年間休日は保証されているので、休日出勤をしても、振り返りで休暇を取ることができます。
社会的信用によりローンが組める
正社員は安定して、収入を得ることができるので、社会的信用も高いです。
フリーターはシフトを減らされることや会社の経営が傾くと解雇される可能性もあります。
そのため、急に収入が激減するかもしれないので、金融関係の社会的信用が低いんです。
- 賃貸の契約
- クレジットカードの作成
- 車や家のローン
お金に関しての不自由が多いのもフリーターと正社員の差です。
選べる仕事の幅が広い
正社員になると、専門的なスキルを身につけることができるので、結果的に職業選択の幅が広くなります。
フリーターの仕事は、専門性のあるスキルが身につきにくいです。
一方、正社員は営業職からマーケティング職への異動になれば、営業とマーケティングの両方のスキルを得ることができます。
汎用性のある専門スキルなら、別業界に転職することも可能です。
フリーターが専門職に就職しようとしても、選べる職種が少ないです。未経験者歓迎求人でも経験者に椅子を奪われてしまうかもしれません。
自分なりの就職方法を試す
フリーターから正社員に就職するにも様々な方法があるので、試してみてください。
正直、あまりおすすめできない方法もあるので、メリットとデメリットをしっかりお伝えしていきます。
◆自分で企業のホームページから応募する
自分で企業のホームページから応募することは、あまりおすすめできません。
なぜなら、企業は個人で応募してくるフリーターを相手にしないため。
企業側としてはハローワークや転職サイトなどで紹介された人材の方が採用する方が安心感があります。
求職者側も企業の中身も面接やホームページだけでは分かりません。
面接は数分間で採用担当者としか会わないため、いくらでも猫を被ることができます。
良い会社だと思って入ったら、とんでもないブラック企業である可能性も…
入社後のミスマッチを引き起こす可能性が高いので、個人での転職活動はおすすめしません。
転職サイトを利用する
転職サイトは求職者が掲載されている企業を選び、マッチングしたら、紹介先の企業から転職サイトへ報酬を支払うシステムです。
おすすめポイントは紹介先の企業の情報は細かく記載されているので、面接前の企業研究に役立てることができる点ですね。
- 掲載料をもらっているため、ブラック企業も掲載されていることがあります。
そのため、会社評判口コミサイトの『Lighthouse』などを利用して、ブラック企業かどうか吟味することをおすすめします。
ハローワークを利用する
ハローワークは転職サイトよりフリーター歓迎求人が多いです。
なぜなら、企業はとりあえず紹介料のかからないハローワークに求人を送るため。
- 送られてきた求人は必ず掲載するため、ブラック企業も含まれています。
そのため、企業説明を念入りに聞いてから紹介してもらった方がいいですね。
フリーター向き就職エージェントを利用する
フリーター向き就職エージェントは企業への紹介だけなく、以下のサービスも充実しています。
- 無料カウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 内定後の収入交渉
- 面接日の日程調整
既卒サービス「ハタラクティブ」
私が実際に使った中でおすすめしたいのは「ハタラクティブ」です。利用者のほとんどが既卒・フリーターで、社会人経験ゼロの人を対象に色々な就活支援をしてくれます。
- 求人の質が高く、既卒から上場企業の正社員になれる!
- 一人で就職活動をするより、圧倒的に内定しやすい
- 他社の3倍時間をかける、圧倒的に親身な就活サポート
求人の紹介だけでなく、既卒の就活を知り尽くしたキャリアコンサルタントによる、「自己分析サポート」「履歴書・エントリーシートの添削」「模擬面接」のサービスを提供していて、既卒の就職を徹底サポートしてくれます。興味がある人は以下をチェックしてみてください。
既卒サービス「第二新卒エージェントneo」
私も利用しましたが、特におすすめなのが「第二新卒エージェントneo」です。その名の通り、既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスです。就職/転職満足度No.1の実績を誇り、全てのサービスを無料で使うことができます。
- 担当コンサルタントが内定獲得まで完全フォロー
- 厳選した企業の未経験OK求人を紹介してもらえる
- サービスの満足度が高く過去実績も確か
過去に22,500人以上の支援実績があり、そのうち10,000人以上は職務経験無しの人達です。
未経験で活動の方法が分からないからこそ、イチから丁寧に教えてもらいたい。既卒という立場での活動だからこそ、きちんと準備して優良企業に入りたい。そんな人に向けたサービスとして、業界で確かな実績を残しています。
既卒サービス「マイナビジョブ20’sアドバンス」
マイナビジョブ20’sアドバンスは、大学・大学院を卒業した人で、未就業の方向けの就職支援サービスです。利用者の対象を絞っているため、普通の就活サイトよりもライバルが少ないのも特徴です。
- 既卒を積極的に採用している企業に多数出会える「特別選考会」へ案内してくれる
- 仕事擬似体験型研修があるから、就職後のミスマッチが少ない
- 最短2週間で内定をもらうことが可能
本来持っている、一人ひとりのパーソナリティを評価する選考会になるから、既卒で未就業という経歴がハンデになることもありません。
登録すると、個人の適性・志向性に合わせた職種別研修を行い、その中で仕事を疑似体験できるため、就職後とのイメージのギャップをおさえることができます。「せっかく就職したのに、嫌な仕事内容だった」なんてこともないでしょう。
実績として、最短2週間で内定を獲得できるため、スピーディーに就職したい人におすすめです。
※新宿・大阪オフィスに来社できる方のみを対象としたサービスになりますので、来社が難しい方はサポート対象外になります
紹介企業を調査してから掲載するため、ブラック企業を排除しているエージェントもあります。
専属のキャリアアドバイザーがつき、就活をサポートしてくれるので、初めての就活でも困ることがありません。
そのため、ストレスなく就職活動を進められ、働きやすい会社への内定も獲得しやすいです。
フリーターが正社員へ就職を成功させるステップ5
フリーターから正社員への就職の難易度は高くないですが、闇雲に就活して働きやすい会社に受かるほど甘くはありません。
しかし、今から紹介する効率良いステップで就活をすれば、納得のいく内定を早く獲得できます。
就職活動の稼働期間を決める
フリーターが正社員へ就職を成功させるステップ1は、就職活動の稼働期間を決めることです。
なぜなら、就活中にお金が入るわけではないので、選考が上手くいかないと就活自体をあきらめてしまう人も多いため。
事実、厚生労働省の調査によると、フリーター期間が6ヶ月未満の人の就職率は64.0%に対して、3年以上の人は48.9%と、10%近く就職率が落ちています。
(参照:厚生労働省 若者雇用の現状と対策)
毎日働いているフリーターが就職活動の時間を捻出するのは大変です。
そこで一般的な就職活動期間の2〜3ヶ月程度は、バイトを辞めるか、シフトを減らしてみてください。
タイムリミットが合った方が日程を逆算できるので、就活は上手くいきやすいです。
バイトや選考のない日は面接練習や履歴書作成に使えるので、短期集中の方が質の高い就職活動になりますね。
自己分析で自分の適性や価値観を把握する
フリーターが正社員へ就職を成功させるステップ2は、自己分析で自分の適性や価値観を把握することです。
なぜなら、自己分析を行うことで客観視でき、自分でも気づかなかった一面を発見できるため。
例えば、Aさんは話すことが苦手だから、営業職は向いていないと決めつけていました。
しかし、自己分析すれば、傾聴力や論理的思考力に長けていることが分かり、営業職タイプだったことに気づけるんです。
- 強み・弱み
- 仕事の適性
- 性格や価値観
自己分析をする上でおすすめ自己分析ツールは『グッドポイント診断』です。
自分に向いている企業を探す
フリーターが正社員へ就職を成功させるステップ3は、自分に向いている企業を探すことです。
なぜなら、やりたいことで仕事を選ぶと、入社後のギャップに苦しむことが多いため。
自分の得意分野、苦手分野を把握しておき、企業選びに活かします。
得意分野を活かせる業務が多く、苦手分野を別部署に任せやすい職場がベストですね。
適性のある仕事の方は人に頼られることも増えるので、自己肯定感も上がり、仕事自体も好きになっていく可能性があるのでおすすめです。
履歴書と職務経歴書を書く
フリーターが正社員へ就職を成功させるステップ4は、履歴書と職務経歴書は書くことです。
履歴書と職務経歴書は、企業があなたを知る初めての機会なのでかなり重要です。
誤字脱字に気をつけることはもちろん、面接当日に話す自己PRと志望動機も書いて提出してください。
自己PRはフリーターの経験から得たことをどう会社の業務で活かせるかをアピール。
志望動機では、自分の強みと会社の同業他社にはない強みの一致している部分を探し、具体的な例を挙げて説明してみてください。
面接対策でよく聞かれる質問に答えられるようにする
フリーターが正社員へ就職を成功させるステップ5は、面接対策でよく聞かれる質問に答えられるようにすることです。
なぜなら、以下の質問にしっかり答えられれば、面接官からの信用を得ることができ、内定獲得に近づくため。
- フリーターをしていたのはなぜか?
- 正社員になろうとしたのはなぜか?
- なぜ、弊社を希望しているのか?
- どんなアルバイトをしていたか?
- アルバイトを得たものは何か?
- 数年後の目標は何か?
特に『フリーターをしていた理由』はしっかり答えられるようにしてください。
『フリーターをしていた理由』の質問の意図は、求職者が嘘をつかない信用できる人かどうかです。
フリーターを続けるほとんどの理由は、面倒な仕事をしたくないなどネガティブな理由ですよね。面接官はそれを知っていて、求職者を試しています。
そのため、『理由を正直に答える→反省→会心して正社員を目指している』という流れで話すことをおすすめします。
面接官は面接のプロなので、嘘は大体バレます。面接は信用できる仕事仲間を探す行為でもあるので、正直に話した方が採用される可能性は高いです。
フリーターが仕事選びで気をつけるべきポイント3つ
初めての就活だと知っている企業にとりあえず、エントリーしがちですね。
しかし、有名な企業が良い企業とは限りません。
ここではフリーターが働きやすい会社に就職するために、仕事選びで気をつけるべきポイント3つお伝えします。
未経験者歓迎求人に絞って受ける
フリーターが仕事選びで気をつけるべきポイント1つ目は、未経験歓迎求人に絞って受けることです。
なぜなら、フリーターで経験者と席を競っても勝ち目がないため。
例えば、商品企画職の求人で『経験者歓迎』の場合、経験者が応募してきた瞬間にフリーターは選考外になってしまいます。
以下が未経験から受かりやすいおすすめの業種です。
- 営業職
- 販売職
- 事務職
- 介護職
自分に合った未経験者歓迎求人に応募してみてくださいね。
ブラック企業の見極め方を身につける
フリーターが仕事選びで気をつけるべきポイント2つ目は、ブラック企業の見極め方を身につけることです。
- 長期間求人を募集している
- 業界の平均以上に基本給が高い
- 会社の口コミサイトでの評判が低い
長期間求人を募集している
長期間求人を募集している会社は、常に人が辞め続けている証拠です。
大量採用、大量離職が当たり前になっている会社です。
- 離職率が調べても表記されていない会社はブラック企業の可能性大!
業界の平均以上に基本給が高い
業界の平均給与を調べてみてください。フリーターを業界平均より高い給与で雇う会社はほとんどありません。
例えば、求人票通りに給与が支払われない場合やみなし残業で残業代が出ない場合もあります。
みなし残業とは、あらかじめ月給に残業代を固定で含んでいることです。『みなし残業35時間含む』という表記がある場合は、月に35時間残業しても残業代は支払われません。
会社の口コミサイトでの評判が低い
前述した企業の口コミサイトは、在職中の社員や退職者のリアルな口コミが書いてあり、信憑性が高いです。
あまりにも評判が悪い場合は、ブラック企業を疑った方がですね。
以上のポイントに気をつければ、ブラック企業を避けることは難しくありません。選考前や入社する前に必ず確認していてくださいね。
譲れない条件を持って企業を選ぶ
譲れない条件を3つ程度に絞って企業を選びことです。
なぜなら、条件がたくさんあり過ぎると、応募できる求人を狭めてしまうため。
以下から譲れない条件を選ぶことをおすすめします。
- 勤務地
- 給与
- 仕事内容
- 会社規模
- 社風
- 労働環境
例えば、恋人や家族と離れたくない場合は勤務地を優先、人間関係を大事にしたい場合は社風を優先するなど選択は人それぞれです。
自分のとって、理想の働き方をするのに必要な条件を見つけてから企業を選ぶことをおすすめします。
まとめ:フリーターから正社員になることは難しくない!働きやすい会社を選ぼう!
今回はフリーターと正社員の差や正社員になるためのステップ5をお伝えしました。
では、記事の内容はまとめます。
記事の内容まとめ
- 正社員とフリーターは30代の収入に差が開く
- フリーターをしていた理由には正直に答える
- ブラック企業の見極め方を身につける
正直、20代であれば、フリーターから正社員になることの難易度は低いです。
しかし、30代になれば、状況は悪化してしまうので今すぐにでも就職活動を始めることをおすすめします。
焦ってブラック企業に入り、短期離職することが一番最悪なパターンなので、企業選びは慎重にしてくださいね。
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監修者プロフィール
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