20代中心・未経験歓迎の求人情報をメインに取り扱っている、ご存知「Re就活」ですが、ネット上には良い評判もあれば悪い評判もあります。
実際にこれから使う人は、「 学歴・職歴・社会人経験が不安だけど、ちゃんと就職できるのか」という点が気になることでしょう。
そこで今回は、みなさまの疑問を解消するために、Re就活を運営している株式会社学情の本社へ行って、Re就活の担当者に疑問をぶつけてきました!
目次
Re就活担当の渡邉さん・宮本さんにお話を聞きました

新卒2年目(職歴1年半)で転職。前職ではWeb広告代理店で働き、寝袋でオフィスに泊り込む生活を送る。Re就活を利用して転職活動→株式会社学情に入社。
現在は、自分自身もお世話になったこの「Re就活」のサイト運営、機能改善、コンテンツ拡充に携わっています。
Re就活を利用して2018年入社。前職は旅行サイトの運営に携わっていました。
現在は「Re就活」サイトを運営。日々求職者様に使いやすいサイトになりように奮闘中です!
Re就活のサービス内容をおさらい
約93%が20代という若者向けのサービス
若者の就活と言えばRe就活!というくらいに知名度は高いと言えます。実際、約93%が20代ということで、20代の就職・転職サイトの中では一定以上の地位を確立していると言って良いでしょう。
未経験者歓迎の求人案件が多数
求人情報を探す時に「未経験者歓迎」という文字が魅力的に映る人も多いかと思います。職種未経験OK・業界未経験OK・社会人未経験OKなど、ポテンシャル採用重視の企業からの求人案件が多数あります 。
転職イベントの集客力が圧倒的
Re就活の大きな特徴の1つが、「転職博」をはじめとするイベントを多く開催していること。全国さまざまな場所で開催していて、直近のイベントでは動員数3000人・参加企業は200社以上だったそうです。
キヨちゃん
「20代中心・未経験者歓迎・イベントも強い」の3つがポイントなんですね!
Re就活の疑問点を直接聞きに行ってきました

ここから先がこの記事の本題。世の中には就職/転職サイトは数多くあり、その中からRe就活を選ぶには、それなりの「理由」が必要ですよね。実際、私がサービスを使う前には、必ずと言っていいほどネットで口コミ情報を見漁ります。
そんな中で湧いてくる「これ本当なの?」「実際は違うんじゃない?」という疑問。さらには「どんな人が使っているの?」や「運営はどんな感じなの?」という疑問も出てきます。実際、悪評もかなり見かけますからね。
そんな、ちょっと聞きにくい質問やぶっちゃけトークを今回のインタビューでは沢山してきました。
このインタビューは2019年10月におこなっています。東銀座にある株式会社学情さんに、私が直接お邪魔してきました!
ビルの外観もエントランスもとにかく綺麗でした。働いている方々とも何人かすれ違いましたが、気持ちよく挨拶してくれたのがすごく印象的でした。
気になる疑問と回答をザザっと紹介します!
まず最初に、どのへんが20代専門転職サイトNo.1なんですか?
調査会社に依頼したデータとして、20代の人が使っている転職サイトとしての認知度1位という結果を得ることができました。おかげさまで20代を中心とした転職サイトとして15年になります。まだまだこれからですけどね。

求人案件のほとんどが「未経験・キャリアチェンジ歓迎」は本当なんですか?
職種未経験OK・業界未経験OK・社会人未経験OKのいずれかに該当する求人案件の割合で言ったら、99%は超えると思います。Re就活では、新しい業種・業界に飛び込みたい人や、社会人デビューをこれからしたいという人を、本気で応援したいと思っています。や、これ冗談じゃなくかなり本気で(笑)

だけど、学歴も資格もない人でも正社員になれるんですか?
これはハッキリ言って「なれます」。実際にフリーターから正社員になった方の転職体験談もサイト内で取り上げているので、ぜひ読んで勇気をもらってほしいです!ただ、いざ入社してみて「思ってたのと違う」とか「やりたい仕事じゃない」ってなってしまうかどうかは、その方々によってやはり差があると思いますね。
いわゆる「就職失敗」パターンですね。どういう人がそうなりやすいんですか?
「意思を持っていない人」「やりたいことが分からないまま入社を決める人」はコレに陥りやすい傾向にあります。確かに「やりたいこと」を見つけるの難しいんですが、かといって休日数とか年収ばかり見て、なんとなくの雰囲気で入社先を決めてしまったら、やっぱりミスマッチを避けられないんですよね。
ボンヤリでも良いので「こんな知識がついたら面白そう」「こんな仕事が出来たら将来活かせそう」みたいな気持ちを持っていると、企業選びの精度が少し上がると思います。
なるほど。でも、未経験歓迎だと給与水準は…?
前職の給与が基準の1つになるので「入社時の給与水準」という観点だと、正直そこに左右されるとは思いますね…。求人情報では最低限もらえる下限の金額を書くように決められているので、条件交渉で年収アップできる求人だとしても、未経験を歓迎対象としていると、給与水準を低く記載せざるを得ないこともありますし。
なのでRe就活では、「年収例」という実際の社員の給与モデルが分かる項目を設けたり、前職の給与以上の給与を保証してくれる場合には企業がスカウトメールで「前給保証」特典を送れるようにしたり、少しでも入社後を見越した企業選びをしてもらえるような工夫をしてます。

ちなみに求人の数だと大手さんと比べて少ないですよね?
数だけで見ると、確かに大手の転職サイトと比べるとまだまだと言えるレベルですね。ただその分、1件1件の求人の質にはトコトンこだわってます。数を増やす事よりも、求めている案件とマッチするかが重要なので。質の面でも厳しくチェックしています。
質というと…ブラック企業対策など?
そうです。紹介する会社は担当が直接訪問~ヒアリングをして問題ないと判断した所だけです。また、Re就活を運営する『学情』という会社は、全国求人情報協会という、求人広告の適正化を図る団体に加盟しているので、Re就活に掲載している求人もすべて、この協会の求人チェック項目に沿って求人制作をしています。
だから、福利厚生が整っていない会社や、過剰な残業がある会社、年間休日の少ない会社などの「ブラック企業」を回避できるような情報をしっかりキャッチしてもらえるはずです。
へぇ~そうなんですね。ちなみにどういう業界・業種が多いんですか?
ちょうど今日のデータなんですけど、営業職と事務職の割合はほぼ同じか少し営業が多いくらいです。あとはIT系の専門職なんかも最近は増えてきています。
未経験歓迎だから営業が多いんじゃないかって人もいますが、実際は事務職で内定が出る人の割合はかなり多いです。事務職志望の人って意外と多いんですよね!
Re就活で掲載している求人の比率【職種】※2019年10月

Re就活で掲載している求人の比率【業界】※2019年10月

そういえばRe就活を使っている人の属性ってどんな感じですか
年齢層は23~26歳がボリュームとしては多いです。居住地域は関東・関西を中心に、東海や九州など他地方の方にも幅広くご利用頂いています。また、現時点で何らかの仕事に在職している人の割合が6割くらいです。いわゆる転職層ですね。

そういえば転職イベントも凄いみたいですね?
そうなんです。おかげさまで年間に4回~5回くらいは開催できていて、先日のイベントにも3,000人以上の方が来場されました。1日で多くの採用担当者の方と会えて、色々と話せてさらに選考まで進めるので、かなり効率的じゃないかと思います。実際にそこで結果出してる人もたくさんいますしね。

いわゆる大手と呼ばれる会社さんも多いんですか?
具体的な会社さんを挙げると、JR東日本、アミューズ、ブシロード、AGC、早稲田大学、伊藤ハム、ブルボン、ヤフー、ワコール、日本銀行、サンリオピューロランド、アマゾン、NEC、オリエンタルランド、クラシエ製薬などです。
参加企業数でいうと200社以上なので、とにかく色々な企業さんとコンタクトを取ることができます。私が既卒で職探しをしている立場だったら、迷わずに参戦してますね(笑)
イベントだけじゃなくエージェントサービスもやってました…よね?
そうですね。Re就活は検索型のサービスですが、エージェントサービスでヒアリングをして紹介をして…といったサービスもやってます。自分のやりたい事が分からない人や、そもそも活動の仕方が分からない人はエージェントの方が良いかもしれませんね。
この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします

最後になりましたが、就職/転職業界の最前線にいるお二人から、既卒成功ナビを読んでいただいている読者の方に向けた熱いメッセージをお願いします!
私も新卒入社して数年後にRe就活を使って、今の仕事に就きました。既卒の人には特に「自分にできること・やりたいことは何だろう」って考えて、それに対して諦めずに行動してほしいなって思います。
最初は難しいかもしれないし、分からないことも多いかと思います。でも、書類作成から適性診断までRe就活でできる事は何でもサポートしますので、最初の1歩を踏み出してみてください!
Re就活は「就活が上手く行かなかった人にリベンジの機会を」というコンセプトで始まったサービスです。それは昔も今も変わっていません。既卒やニートの就活はネガティブなイメージがありますが、その反面で実は市場は明るいんです。既卒・第二新卒を求めている企業は山ほどあります。
ちなみに、私たちと同じRe就活の運営スタッフとして働いているメンバーもほとんどが転職経験者です。もちろん既卒から正社員になっている人もいます。だから、同じ境遇の人の気持ちが分かるようなサイト設計・サービスにしたいと思っています!
直接行って感じたRe就活の良い点と悪い点
ここからは、実際にRe就活のサービスを運営している方々にお会いして話を聞いてきたからこそ分かった、良い点と今イチだった点をお伝えします。
オフィスも働いている人の雰囲気も明るい
インタビューに対応してもらったお二人の印象はもちろん、社内ですれ違った人達も明るく挨拶してくれました。ちょうどエントランスで待っている時に、面談を受けに来た人らしき女性の姿を見かけました。その方にもエージェントさんが明るく対応してました。
インタビューで話を聞いている時も、お世辞じゃなく「良いもの・良いサービスを提供しよう」という気持ちが伝わってきました。私はこれまでに色々な会社を見てきましたが、正直「売上・数字が第一主義!」みたいな会社も多かったので、この点はすごく好印象でした。
求人数は多くないが魂がこもってる
インタビューをした日のRe就活上での求人掲載数は959件でした。これは正直、リクナビやdodaといったサービスに比べると、単純な件数の面では劣っています。
ただ、1つの求人情報に懸ける情熱のようなものは凄いなと感じました。「この企業はココがこうでこうだから…」といった点を語っている姿が印象的で、きちんと調査して自信を持って掲載できる企業しか出さないという姿勢は素晴らしかったですね。これは「利用者の立場になっていること」の表れではないでしょうか。
ポテンシャル採用が多い分スタート年収の水準は低め
求人情報である以上、最低の年収額を書かなければいけないというルールはあるにせよ、どちらかというとスタート年収の提示額は低めかなと思います。将来的な昇給モデルは普通にあるものの、初年度の年収からガッツリ上げたいという転職層には物足りないかもしれません。
未経験歓迎のポテンシャル採用であることを考えたら当然かもしれませんが、その辺りを踏まえると長期で働ける会社を探している人向けと言えるでしょう。
【結論】使ってみる価値は充分にあり

利用者が本当に気になる「少し聞きにくい質問」も突っ込んでみましたが、全て正面から回答していただいたことに正直驚きでした。総じて利用者目線での私の結論は、普通に使ってみる価値アリかなと思います。
転職サイトは量と質と使いやすさのバランスが重要なので、総合力ではかなり高いですし、業界で15年やってるというのも多くの利用者や企業に評価されているからでしょう。
新たな1歩を踏み出したいという人は、無料登録から始めてみてはいかがでしょうか。
転職サイトは基本的に無料で使えるという点も含め、使ってみる価値は充分にアリだと思います。掲載の求人数が少ない点は紹介しましたが、最終的に自分とマッチングする企業は1つあれば良いので、あまり気にせずでも良いかと思います!
実際に私もRe就活を使ったことはありますが、それでも見えない部分は多かったんですよね。今回は担当者の方に許可をいただいたうえで、それらを全て解消するために直撃インタビューをおこないました!