30代の転職は可能?資格がなくても成功させる方法とは?

フジワラ

既卒成功ナビでは、仕事・キャリア・働き方についての専門家の方に寄稿してもらう「有識者コラム」を連載しています!今回は社労士の山口善広先生に「30代転職のリアル戦略」について執筆していただきました。

山口善広さん

兵庫県在住、社会保険労務士。「はたらく人を元気に、これからはたらく人に希望を」をモットーに活躍。公式ブログ「よしブログ」を運営

山口善広さん

「働く」を真剣に考えたい30代の方へ

今の会社をやめて転職をしてみようと気になっているけれど、はたして自分を雇ってくれるところがあるのだろうか、と不安になっているあなた。

30代といえば、ビジネスキャリアの青年期。新卒から勤めはじめて、仕事にも慣れたし、会社の中堅として責任のある仕事も任されるようになってきています。

働く30代の抱えがちな疑問

  • 今の会社で定年まで働けるのか
  • ただ、今から転職なんてできるのか
  • 転職には資格やスキルが必要なのでは?

わたしは、45歳のときに、長く勤めた会社を辞めて転職をしました。40代なかばでの転職、という圧倒的に不利な条件でも転職を成功させました。

方法を間違わなければ、年齢に関係なく、転職をすることは十分に可能です。今回は、具体的にどうすれば転職を成功させることができるのかお話しましょう。

既卒の就活に強い!既卒で就活するなら登録すべき神サイト

既卒で就職活動を頑張りたいけれど、「既卒者は、どんな就職サイトを使って就活すればいいの…?」と、悩んでいませんか?

そこで、私が既卒として就活した時に利用した、「既卒歓迎」のホワイト企業の求人を紹介してくれる就職サイトをご紹介します!

転職に資格は必要ない。なぜ転職したいのかを明確にして棚卸しすれば大丈夫

転職に資格は必要なのか?

答えは「NO」です。たしかに、資格はあった方が、有利にはたらくことはありますが、必須ではありません。それを裏付けるのが有効求人倍率です。

令和元年8月の有効求人倍率は、1.59倍で、1人に対しておよそ1個半の仕事が用意されているということです。

ちなみに、10年前(平成21年8月)の有効求人倍率は0.42倍ですから、現在は完全に人手不足である、と言えます。

ためしに、スマホで「〇〇(業種) 未経験」と検索してみてください。未経験であっても、山のように求人情報が出てきます。それほど現代の会社は、人手不足に悩んでいるのです。働きざかりの30代に求人がない、ということはありえません

大事なのは「なぜ転職したいのか」

そもそも、なぜあなたは、キャリアを積んだ今の会社を辞めてまで転職したいのでしょう。

勤めている会社が、赤字経営で「いつ倒産するか分からない」状態であれば、すぐに転職活動をするべきですが、そうでないのであれば、転職する理由をはっきりしておきましょう。

給料に不満がある、他にやりたいことがある、残業を減らしてプライベートを充実させたい、など自分自身の気持ちを明確にしておくことが、転職を成功させる第一ステップです。

転職の動機をはっきりさせておくと、次の会社ではどのように働きたいのかが見えてくるので、転職活動にブレが生じません。

ここがポイント!

  • 転職したい理由をノートに書き出す
  • その指針がぶれていないかを定期的に確認する

自分の棚卸しをしよう

転職したい理由を書き出したら、次は「自分の棚卸し」です。職務経歴書を書くにしても、実際に面接を受けるにしても、「自分は何ができるのか」をアウトプットする必要があります。

「自分には他人に抜きんでたスキルなんてない」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、新卒の就職活動でも、サークルやクラブでの活動をアピールした方も多いと思います。「全国大会で優勝しました!」なんて方は一握りのはずですから、そこはあまり謙虚になる必要はありません。

入社時から今までで、自分がやってきたことを思い出してみましょう。どうしても、自分がやってきた仕事を引っ張り出せない時のために、ひとつコツをお教えします。

「会社の人やお客さまから感謝された場面を思い出す」です。

たとえば、お客さまから素早い対応について感謝された、上司から資料作りをほめられた、など、なんでもかまいません。自分が嬉しかったことを思いだすと、それがきっかけで次々とエピソードを 思い出すことはよくあることです。

転職活動はこうして進める!

自分の棚卸しができたら、いよいよ転職活動に入っていきます。ここで大切なポイントをご紹介します。

転職のポイント

  • 在職中に転職活動をする
  • 現職の引き継ぎにどれだけ時間がかかるのかを知っておく
  • 少しずつでも引き継ぎの準備を進めておく
  • 使えるものは使う

在職中に転職活動をする

もっとも避けたいのは、勢いに任せて退職してしまい、失業者の状態で転職活動を進めることです。

職場のパワハラに悩んでいる、など深刻な悩みがある場合でも退職はせず、求職にするなどして最後の手段にとっておいてください。

理由は、収入が途絶えてしまうと、失業保険があるとはいえ、心理的な余裕が失われてしまう可能性が高くなり、自分が望まない会社への転職を決めてしまう可能性が高くなります。

また、転職活動にも支障をきたします。在職者と失業者では、先方の会社からのイメージが全然違います。

在職者の方が、失業者よりも「即戦力」のイメージが高いため、転職活動を有利に進めることができます。

現職の引き継ぎにどれだけ時間がかかるのかを知っておく

転職先が決まったものの、いまの会社が退職を認めてくれない、引き継ぎに時間がかかる、など思わぬところで、足元をすくわれることがあります。

過去の事例や、上司の性格などから、自分が退職を申し出た時に、退職までどれくらいの期間が必要なのかを押さえておきましょう。就業規則がある場合は、必ずそちらもチェックするようにしましょう。

注意する点は、就業規則に、「退職する場合は1ヶ月前までに申し出ること」と記載されていても、実際には、それ以上の引き継ぎ期間を要求されることがありますので、注意するようにしましょう。

少しずつでも引き継ぎの準備を進めておく

退職願が受理されると、通常業務をしながら引き継ぎをすることになります。その時に助けとなるのが、「マニュアル(引継書)」です。転職を決めた時点で、少しずつマニュアルの作成を進めておくのです。

引き継ぎの段階に入ると、マニュアルがある方が、ムダも省けて、引き継ぎをされる人も安心しますので、引き継ぎがスムーズに進みます。

また、転職を決めた時点でマニュアル作成すると、前述した「自分の仕事の棚卸し」にもなりますので、まさに一石二鳥です。転職をすみやかに進めるためにも、マニュアル作りは必ずするようにしましょう

使えるものは使う

転職エージェントのサポート

具体的にいうと、転職エージェントやハローワークなどの転職支援組織です。

転職エージェントに登録すると、職務経歴書の書き方を教えてくれたり、希望する仕事の紹介をしてくれるなど、メリットはたくさんあるのですが、最大の利点は、「自分の市場価値」を知れることです。

自分を欲しがってくれる会社がどれだけあるのかが分かれば、今後の転職活動の方針も決めやすくなります。転職エージェントへの登録は、在職中でもできますので、ぜひ登録するようにしましょう

また、ハローワークについては、「失業者が行くところ」というイメージがありますが、在職者も登録することができます。

ハローワークのメリットは、たまに「模擬面接会」を開催していて、面接の予行演習ができる点にあります。「いきなり本番の面接を受けるのが不安だ」という方は、申し込んでみてはいかがでしょうか。興味のある方は、自分の住所地を管轄しているハローワークに問い合わせてみましょう。

転職活動を行う時の注意点

はじめから年収にこだわらない

自分がやりたい仕事で転職活動を進める場合、これまでと業界が異なる可能性もあります。業界未経験の求人はありますが、いまの自分の年収以上の求人を探すのは難しいことが多いです。

まずは、いまの収入がダウンしてでも、入りたい会社を探すことが大切です。収入は、転職してから実力でアップさせましょう。いまの収入にこだわり続ける限り、転職が成功する可能性は低いままです。妥協すべきところは折れる勇気を持つことも大切です。

謙虚さをもつ

新しい会社に入ると、サラリーマンの経験は長くても、入った会社のルールは、はじめから覚える必要があります。転職を決意したならば、「年下から教わる」ことも大いにありえる、ということを覚悟しておきましょう。

そこで、謙虚さをもって接しないと、いくら自分に能力があっても職場になじむことはできません。ヘタをすると年下の上司のもとではたらくこともあります。

転職をする場合には必要になる心構えですので、頭の片隅に置いておくようにしましょう

面接前には、先方のホームページを確認しておく

志望動機

「そんなの当たり前だ」と言われそうですが、忙しいと意外とできていないことがあります。わたしが、総務部門で仕事をしていた時、一次面接を担当したことがありますが、

「当社は何をしている会社なのか答えてください」という質問に答えれられない方が、10人中数名はいらっしゃいました。

いくら人手不足とはいえ、自分が応募した会社が、何をしている会社なのかを分からずに面接に来る人を、採用する気になるでしょうか。ここでマイナスポイントを食らってしまうのは、非常にもったいないです。面接先の会社のホームページは、事前に必ずチェックするようにしましょう。

まと

いかがだったでしょうか。30代でも、十分に転職が可能であることが分かっていただけたでしょうか。

大切なのは、資格でも若さでもありません。自分の意思と、当たり前のことができるスキルがあれば、チャンスはいくらでも転がっています。

すでに、終身雇用や年功序列といったシステムは、すでに崩壊しています。また、社会保障の一つである年金も不安視されている現在、政府はすでに「生涯現役社会」の方針を打ち出しはじめています。

「将来が不安だ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、裏を返せば、一つの会社にしがみつく必要もないということです。

自分がやってみたい仕事にチャレンジできる社会だと思えば、それはそれで楽しみではありませんか?あなたが、転職して心から仕事を楽しむことができるよう応援しています。

既卒の就活に強い!既卒向けの就職サイトBEST5

imasia_13676025_S 1
DYM就職(既卒からでも優良企業の正社員を目指せる!利用者の就職率は驚異の96%)

履歴書を提出しても、既卒というだけで落とされることが多いですが、書類選考なしで面接に進めるので心配いりません。さらに、優良企業を紹介してくれる上に寄り添って就活サポートしてくれるから、相談からの就職率は驚異の96%という実績が出ています!

imasia_9065120_S2
ウズキャリ既卒(既卒の内定実績86%!他社の10倍時間をかけて、就活をサポート)

既卒になると、新卒の時のようにナビサイトが使えなくなり、既卒歓迎の求人を探すのに苦労すると思います。既卒求人の見つけ方を知らないと、「どうしよう」と途方に暮れてしまいますよね。そこで、既卒採用の求人を見つける効率的な方法をご紹介します!

imasia_14141661_S-2 3
第二新卒エージェント neo(利用満足度No.1!既卒/フリーター向け未経験OK求人5,000件以上)

大手人材会社であるネオキャリアが運営する、既卒/第二新卒/フリーター向けの就職支援サービスです。相談しやすさ・面接対策満足度・転職就職満足度においてNo.1の実績あり、業界に詳しいアドバイザーが無料で全てをフォローしてくれます。

imasia_14141661_S-2 4
マイナビジョブ20'sアドバンス(既卒に特化したマイナビ。豊富な実績で内定も可能)

大手マイナビが、既卒者を積極採用したい優良企業を一気にご紹介。既卒の就活ノウハウも専任のアドバイザーが丁寧に教えてくれ、内定獲得までしっかりバックアップしてくれます。

5
パーソルテクノロジースタッフ「U_29」(未経験からIT業界の安定・優良企業を目指せる)

IT業界の専門職を目指すならオススメのパーソルテクノロジースタッフ!無料プログラムでフリーター、既卒からステップアップできます。