- リナックスアカデミーでCCNA資格を取りたい!
今回の記事はそんな人向けになっています。おそらく多くの人が「本当に資格が取れるの?」「他のスクールと比べてどうなの?」といった疑問をもっている事と思いますが、今回はそんな疑問を解消していきます。
目次
リナックスアカデミーの概要
プログラミングの学習が通学でできるスクールとしては古株となる「リナックスアカデミー」の会社概要は以下の様になっています。
企業名 | 株式会社リカレント |
代表取締役名 | 松田 航 |
設立年月 | 1986年1月1日 |
資本金 | 50,000千円 |
所在地 | 〒160−0022東京都新宿区新宿3−1−13 京王新宿追分ビル 4F |
電話番号 | 03-3365-2083 |
事業概要 | ・IT人材育成事業・人材育成コンサルティング・研修プラットフォーム事業・企業内研修の提案、運営 |
従業員数 | 160名(非常勤講師を含む) |
会社の設立は1986年と30年以上の歴史がある会社です。リナックスアカデミーのスクールが開校したのは、2000年ですが、それでも長い歴史を持つスクールであることがわかります。
リナックスアカデミーのコースと料金

リナックスアカデミーは、大きく分けると、インフラ系、開発系の2つの分野でコースが開講されています。さらにその中でも学習したい範囲や予算、実現したいキャリアパス等々によって受講内容や受講期間を決めていく仕組みになっています。
自分がどこから学べば良いのかが分からない場合でも、スクールカウンセラーとの個別カウンセリングでしっかりとコース内容を確認して学習に取り組むことができます。
CCNA資格の学習が含まれているコースもいくつか準備されています。学習時間はコースごとに異なりますが、40時間から215時間まで幅が広いです。
- CCNA資格対策コース
- CCNA資格合格保証コース
- Linuxネットワークエンジニア+CCNA合格保証コース
- IT業界就転職総合コース
CCNA資格対策コース:CCNA資格の取得に集中したい人向け
CCNA資格に関連するカリキュラムに特化したコースです。試験やネットワークに関する疑問を講師に直接聞きながら学習できます。
学習時間も40時間と短めに設定されています。資格取得に特化している反面、基本的なネットワークの知識や用語は知っていることが前提での受講となります。
コース名 | CCNA資格対策コース |
学習時間 | 40時間(平日日中の受講:2週間、平日夜間か土日の受講:7週間) |
コース料金 | 175,000円(税抜) |
学べる内容 | OSI参照モデル/TCP/IP/Ciscoルータの設定と操作/スイッチとVLANなど |
CCNA資格合格保証コース:CCNA資格の取得をネットワークの基礎からしっかり学習したい人向け
CCNA資格取得に関連するカリキュラムに特化しているコースですが、こちらのコースは更にネットワークの基礎が学べるネットワーク入門のコースもセットになっています。
学習時間も60時間と、CCNA資格対策コースに20時間プラスとなっていますが、入門編となる知識をしっかり学んでから本格的な資格の勉強に進めるのがポイントです。
また、このコースには合格保証制度も付いています。万が一CCNA資格に合格できなかったという場合でも、再度カリキュラムを受講できるので、初心者には安心のコースです。
コース名 | CCNA資格合格保証コース |
学習時間 | 60時間(平日日中の受講:2週間、平日夜間か土日の受講:2ヶ月) |
コース料金 | 200,000円(税抜) |
学べる内容 | ネットワークシステム構成/ネットワーク機器の動作と役割/IPアドレスの役割と仕組み/OSI参照モデル/TCP/IP/Ciscoルータの設定と操作/スイッチとVLANなど |
Linuxネットワークエンジニア+CCNA合格保証コース:ネットワーク+サーバを学習したい人向け
ネットワークの資格だけではなく、サーバの知識も合わせて習得したい方にはこちらのコースです。
学習時間も165時間と長期間になりますが、CCNAの資格対策コースに加えてサーバ(Linux)の知識、資格(LinuC)、構築の体験までセットで提供されているインフラエンジニアを目指す方にとっては充実した内容のコースです。
学習する内容も多くなりますが、現役エンジニア講師の解説によるわかりやすい講義に加え、いつでもスクール内で自習ができるフリートレーニング制度も利用できるので、納得するまで学習できます。
コース名 | Linuxネットワークエンジニア+CCNA合格保証コース |
学習時間 | 165時間(平日日中の受講:7週間、平日夜間か土日の受講:7ヶ月) |
コース料金 | 690,000円(税抜) |
学べる内容 | OSI参照モデル/TCP/IP/Ciscoルータの設定と操作/スイッチとVLAN/Linuxの基本的な利用法/インストールとその後の設定/SSH/メールサーバ/ネットワーク侵入対するセキュリティなど |
IT業界就転職総合コース:ネットワーク+サーバの知識と更にプラスアルファで学びたい人向け
インフラの知識をもって、将来はスペシャリストになりたい。また、プログラミングも学んで幅広い分野で活躍するエンジニアになることを目指す方にはこちらのコースです。
ネットワークとサーバに加えて、応用知識やプログラミング言語(Java、PHP)のベーシック部分が学習できる本格的なカリキュラムになっています。
学習時間も215時間と長いですが、各分野に精通した講師から学べることができるうえに、資格も合格保証制度やフリートレーニング制度も利用できます。
コース名 | IT業界就転職総合コース |
学習時間 | 215時間(平日日中の受講:10週間、平日夜間か土日の受講:10ヶ月) |
コース料金 | 890,000円(税抜) |
学べる内容 | OSI参照モデル/TCP/IP/Ciscoルータの設定と操作/スイッチとVLAN/Linuxの基本的な利用法/インストールとその後の設定/SSH/メールサーバ/ネットワーク侵入対するセキュリティなど+選択コース |
CCNA資格とは

世界で通用するネットワーク資格
CCNA資格とは、ネットワークに関連する知識が問われる資格です。CCNAは「Cisco Certified Network Associate」の略称で、シスコシステムズ社が資格試験を主催しています。
シスコシステムズ社はネットワーク機器のメーカーの中でもトップクラスの地位にあり、日本だけではなく世界中で使用されている有名メーカーです。ネットワークを扱うエンジニアの中では知らない人はいないと言っても過言ではないと思います。
シスコ技術者資格の分野とレベル:ネットワークエンジニアの基本はCCNA Routing&Switchingから
シスコシステムズ社が主催するネットワーク関連の資格はCCNAだけではありません。実際にCCNAの学習を始めようと思ったときに、どの資格を取るのが良いのか分からない。調べてみたけど、何の情報なのか分からなくなってしまうこともあるかもしれないので以下にまとめました。
認定レベル / 認定分野 | NetworkDesign | Routing&Switching | Security | Wireless | Data Center | Collaboration | ServiceProvider | Cloud | Industrial |
アーキテクト | CiscoCertifiedArchitect | – | – | – | – | – | – | – | – |
エキスパート | CCDE | CCIERouting&Switching | CCIESecurity | CCIEWireless | CCIEDataCenter | CCIECollaboration | CCIEServiceProvider | – | – |
プロフェッショナル | CCDP | CCNPRouting&Switching | CCNPSecurity | CCNPWireless | CCNPDataCenter | CCNPCollaboration | CCNPServiceProvider | CCNPCloud | – |
アソシエイト | CCDA | CCNARouting&Switching | CCNASecurity | CCNAWireless | CCNADataCenter | CCNACollaboration | CCNAServiceProvider | CCNACloud | CCNAIndustrial |
エントリー | CCENT | – | – | – | – | – |
同じCCNAでも分野によって複数に分かれていることがわかります。ネットワークエンジニアを目指す場合は、Routing&SwitchingのCCNA取得が目標となります。
CCNA資格の取得方法は2種類:一度に取得するのがおすすめ
CCNA資格の取得方法は2種類あります。二段階に分けて取得する方法と、一度に取得してしまう方法です。
CCNAには受験科目が二段階にわけて設定されています。少しややこしいのですが、CCNAは以下のような科目に分けられています。
■100-105J ICND1:ネットワークの基礎/LANスイッチングテクノロジー/ルーティングテクノロジー/インフラストラクチャサービス/インフラストラクチャのメンテナンス
■200-105J ICND2:LANスイッチングテクノロジー/IPv4およびIPv6ルーティング/WANテクノロジー/インフラストラクチャのサービス/インフラストラクチャのメンテナンス
■200-125J CCNA:ネットワークの基礎/LANスイッチングテクノロジー/IPv4およびIPv6ルーティン/WANテクノロジー/インフラストラクチャサービス/インフラストラクチャセキュリティ/インフラストラクチャの管理
100-105J ICND1と200-105J ICND2の2科目合格でCCNA資格の認定が受けられます。別々で受験できるので、それぞれの範囲を絞り込むことはできそうですが、重複する内容も出題される可能性もあります。また、100-105J ICND1または、200-105J ICND2のどちらかを合格していてもCCNA資格としては認定されず、中途半端な状態になってしまうのです。
その反面、200-125J CCNAの場合、試験範囲は前者の2つになりますが重複する可能性は低く、また一度合格してしまえば次の科目の受験を考えなくて済みます。結果的に2科目合格が必須の資格なので、一度に受験してしまうのがおすすめです。
リナックスアカデミーの特徴・他社比較
CCNA資格を取得するためのスクールとして、リナックスアカデミーにはどのような特徴があるのかをまとめてみました。
- 講師の話が直接聞ける
- Ciscoのルーターとスイッチの実機を使った操作ができる
- 映像教材での補講ができる
講師の話が直接聞ける:現役エンジニア講師の生の声や実体験が聞ける
リナックスアカデミーは全課程、通学での受講となります。通学は大変かもしれないですが、現役エンジニアの講師から実体験に基づいた話も聞けるので、オンラインのスクールにはない貴重な経験になると思います。
Ciscoのルーターとスイッチの実機を使った操作ができる:試験問題のイメージができる
CCNAの試験ではシミュレーターという実機を想定したソフトウェアを使った問題も出題されます。実機を触ったことがないと、ネットワークや機材のイメージができずに問題を解くことができないといった落とし穴にはまってしまうのです。
リナックスアカデミーでは、受講者全員分の機材が貸与されるため、本物に触って試験問題のイメージができるというメリットがあります。また、機材に余裕があれば1人で複数の機材を使った複雑な構成にもチャレンジできるので、試験勉強以外でも思う存分ネットワーク環境を操作できるのが嬉しいところです。
そのため、過去問題をひたすら解いて学習をするというよりも、実機の仕組みをしっかりと理解して試験に望む学習方法となります。
映像教材での補講ができる
通学での学習となるリナックスアカデミーなので、当日都合が悪くなってしまい通えなくなってしまう可能性もあります。その場合でも動画での授業補講や、別の日程に振り替えるなどフォローもしてくれます。もちろん、補講教材なので、欠席のためだけでなく、予習や復習にも使えます。
他社との比較
リナックスアカデミー以外にもCCNA資格取得のコースを開講しているスクールは何校もあります。個々に合う合わないはあると思いますので、スクール選びの参考にしてみてください。
リナックスアカデミー | Winスクール | KENスクール | システムアーキテクチュアナレッジ | |
学習スタイル | 講義+実機操作 | 講義+実機操作 | 講義+実機操作 | 講義+実機操作 |
スクール所在地 | 新宿のみ(横浜校では実施されていない) | 北海道から鹿児島まで55校 | 関東を中心に北海道、愛知、大阪に合計7校 | 新宿、秋葉原に合計2校 |
最小学習時間 | 40時間 | 25時間 | 70時間 | 54時間 |
コース最小料金(税抜) | 175,000円 | 140,000円 | 217,000円 | 175,000円 |
比較をしてみるとリナックスアカデミーは他校に比べて学習時間もコース費用も中間にあたるのがわかります。ネックとしては新宿校でしか受講できないという部分がありますが、環境が集中されている分、講義のクオリティも担保されているのかもしれません。
実際に安ければ良いのか、学習時間が長い方が良いのかは、各スクールで無料の体験会やカウンセリングを行ってくれるので、自分自身の目で見て判断してみるのもありですね。
リナックスアカデミーに向いている人・向いていない人

リナックスアカデミーに向いている人
個人的に、リナックスアカデミーに向いている人は以下の様な方だと思います。
- 基礎からしっかりと学習していきたい人
- 資格取得だけではなくエンジニアとしての知識を習得したい人
- 自発的に学習をしていきたい人
リナックスアカデミーのテキストは基礎からしっかりと書かれていることから、未経験の方でも資格取得以上の知識を得ることができる可能性があります。そのため、学習のボリュームは多いですが、頑張る価値はある内容だと感じました。
また、エンジニア経験のある講師から色々なお話を聞くことができますし、教室が空いている時間は実機を好きなだけ操作することができます。
資格だけを取って終わりにしたくない方にはとてもおすすめできる環境です。
リナックスアカデミーに向いていない人
逆にリナックスアカデミーに向いていない人は以下の様な方だと思います。
- すでに基礎は知っている人
- 資格取得だけ集中して学習したい人
リナックスアカデミーでは全ての人をエンジニアの入り口に導くというスローガンを掲げています。これは言い方を変えれば未経験からでも学習しやすい講義で進めてくれるということでもあります。そのため、すでにある程度の知識を持っている方にとっては少々回りくどい時間があるかもしれないのでおすすめできません。
また、講義についても過去問をひたすら解いていく形式ではなく、知識の習得と実機操作が中心なので、手っ取り早く資格を取りたい方も同様です。
ある程度知識があってひたすら問題をやり込みたいという方は、書店で販売されている問題集や、オンラインで受講できる模試サービスなどを利用される方が良いでしょう。
リナックスアカデミー申し込み~受講の流れ
リナックスアカデミーに申し込むためにはまずスクールで対面のガイダンスを申し込みましょう。リナックスアカデミー公式ページから申し込みが可能です。
ガイダンスの前に下調べをしたいという方にも事前の資料請求や[無料セミナー]も開催されているのでそちらを参考にしてからでも良いでしょう。
ガイダンスについては90分程度行われます。最初はITに興味を持ったキッカケなど、簡単なヒアリングから入り、最終的にはIT業界へのキャリアパスまでしっかりと話を整理してもらえる様になっています。
ガイダンスは授業が行われる東京本校でのみの実施となっていますが、実際の授業風景や実機も目でみて確認できるので、一度足を運んでみる価値はあると思います。
なお、学習についてはすぐに受講開始できる場合とできない場合があります。リナックスアカデミーは全課程が通学での受講となるため、学校の時間割と同じ様に、いつどの授業を行うかというレジュメが決まっています。
受講日程についてもしっかりとガイダンスの際に確認しましょう。
リナックスアカデミーの講師・学習環境
リナックスアカデミーの講師はエンジニアの経験がある方たちばかりです。
講義の中で、必要な知識の他に現場での経験談や、現在のエンジニア事情などの話を聞くことができるので、ためになりますし、なぜこの知識が必要なのか?という納得感にもつながります。
学習環境については、教室内にパソコン(Windows)が1人に1台使用できるように配置されています。設定はどのパソコンも共通なので、いつでも好きな席で学習ができます。また、CCNA資格の学習に必要なルータやスイッチなどもパソコンと同様に1人に1台使える数が揃っているのでスクールに行けばいつでも学習できる設備が揃っています。
リナックスアカデミーの就職サポートについて
リナックスアカデミーの就職サポートは充実しています。
スクール内に就職部が併設されているので、就転職を目指す方は、学習修了後に専属のカウンセラーによる就職のサポートを受けることができます。また、求人票や、企業説明会など、大学の就職部のように日々たくさんの企業からの情報が公開されています。
ただし、CCNA資格のみのコースには就職サポートが付いていないので、事前に受講コースの内容を確認しておきましょう。
リナックスアカデミーに実際に通った印象・感想
では、実際にリナックスアカデミーに通ってみた印象と感想についてまとめてみました。私の意見も交えて詳しく解説しています。
これからCCNA資格の取得を目指してスクールを選ぶ際の参考にしてみてください。
リナックスアカデミーの雰囲気は良い
総じてリナックスアカデミーの雰囲気は良かったです。
JR新宿駅または地下鉄の新宿三丁目駅から徒歩数分の立地にあるスクールということもあり、スクール内はかなり落ち着いた雰囲気でした。
落ち着いた印象のスクール
教室外のラウンジスペースには落ち着いた雰囲気の音楽が流れており、ITスクールというよりはカフェのようなイメージを感じました。
講師は頼れる先輩エンジニア
私が受講したのは平日夜間のコースでした。たまに予定が合わなくなってしまい、日曜日のコースに振り替えて受講しました。
CCNA資格のコースでは2名の講師が担当をしていましたが、どちらも個性のある方で講義のスタイルが違うことに戸惑うこともありましたが、どちらも分からないことに対して親身になって教えてくれることは共通していたので未経験の私にとってはとてもありがたかったです。
休憩時間にも講義内容や、実際の現場の話など聞いてみましたが、嫌な顔を一切せず、色々な話をしてくれました。講師というよりも先輩エンジニアに教えてもらっている。そんな親近感がありました。
リナックスアカデミーの料金は妥当
リナックスアカデミーの料金は通学スタイルのスクールの中では妥当な金額だと思います。
クオリティの高い講師から教えてもらうには安い価格設定
講師のクオリティは良いですし、カリキュラムもオリジナルの教材を使っているのでわかりやすくまとまっています。また、実機も使えるので申し分のない価格設定だと思いました。
例えばCCNAの一番安いコースで175,000円で40時間の学習時間ですから、単純に1時間に直してみると4,375円です。あくまで単純計算ですが、この中にはもちろん教材費用も入っています。1時間約4,000円でプロの講義が聞けるというのはむしろ安いのではないでしょうか。
リナックスアカデミーの実際の受講者は社会人層
平日夜間だったからということもあってか、会社帰りの社会人が多かったように思えます。
クラス制のスクールにしては黙々と授業を受けていた
思えますというのも、実際に受講者同士が会話することはほとんどありませんでした。日曜日に振り替えた際も同様で、同じ教室内にいても個々人で受講している雰囲気が強かったです。
良い意味で捉えれば、皆集中して受講していたという捉え方もできますが、もう少し交流があっても良かったかなとも思いました。
なお、受講者数は平日夜間は平均で5、6名。日曜日は15、6名くらいの参加でした。やはり仕事帰りよりも休日に受講されることが多いようです。
リナックスアカデミーの対応は親切
リナックスアカデミーのスタッフの方は皆親切な方で、良い人でした。
受付の対応がとても良かった
未経験の私にとっては受付で挨拶をしてくれるだけも安心感がありました。時折声掛けもしてくれたり、世間話をしてくれたりと、心の支えになった気がしています。
少人数のため対応が待たされてしまうこともあるので早めに行動をしておく方が良さそう
スタッフの方が少ないので、授業終わりなどで立て込んでしまうとたまに待たされてしまうことがありました。特に平日夜間だと21時30分に授業が終わるので帰りの時間を考えると少し焦ってしまいます。また、担当外のことになると何人かスタッフが入れ替わりで話をされることもあり少し疲れてしまうこともあります。依頼事項などは余裕を持ってスクールに登校するか、メールで連絡しておくのが良さそうです。
リナックスアカデミーの就職サポートはとても充実している
リナックスアカデミーは、姉妹校のリカレントというカウンセラーを育成するスクールも運営していることもあってか、就職サポートをしてくれるカウンセラーも良い方ばかりです。
就転職者にとっては心強い就職サポート
カウンセラーの方は国家資格であるキャリアコンサルタントの資格保有者の方なのでしっかりとしたカウンセリングを受けることができます。また、求人票の数も多く、1,000社以上の企業から求人があるそうです。また、Web上でも求人票を見ることができるので、就職や転職を目指して受講される方にはおすすめできます。
私が学んだ講師はシスコシステムズの元エンジニアでした
私が受講したクラスの担当講師は、現役のエンジニアではない高齢の男性でした。ですがこの方実は元シスコシステムズのエンジニアの方で、講義内容もとても説得力があるものでした。
親切でいてとても説得力のある講義
最初は強面で少し近寄りがたい感じもありましたが、講義はとても親切で困っているときにはすぐに助けてくれました。また、授業運営もしっかりと考えていただいており、最初にホワイトボードに当日の講義内容を書いてくれたので、今日はネットワークのどのあたりをやるのかがイメージできたうえで講義を聞くことができました。
また、話をしてみるととても優しい雰囲気で、講義内容やそれ以外の話もしてくれたのでとても満足度が高かったです。
資格取得だけではなくネットワークエンジニアのキャリアも考えることができるスクール
リナックスアカデミーでCCNA資格を取得することは決して安い出費ではありませんが、資格取得だけではなく、エンジニアとしてのキャリア形成など、対価として得られるものはとても大きいと思います。
資格取得だけをメインに受講を考えている方にはおすすめできませんが、就転職や、エンジニアの実体験やキャリアパスなど、資格取得プラスアルファの有意義な時間でした。また、他校は各地にスクールを展開していますが、リナックスアカデミーの場合は1校しかありません。これは良い捉え方をすれば同じ環境で同じ講師のもとで受講できるチャンスでもあります。
ぶれない一本筋の通った学習、キャリア形成を望む方にとってはおすすめのスクールです。